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    パク・チャヌク監督&イ・ビョンホン来日!『JSA』以来25年ぶりのタッグに感慨! 映画『しあわせな選択』ジャパンプレミア

    第82回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション正式出品 / 第50回トロント国際映画祭 国際観客賞受賞
    第63回ニューヨーク映画祭オフィシャルセレクション / 第30回釜山国際映画祭 オープニング作品
    第83回ゴールデングローブ賞 〈ミュージカル&コメディ部門〉作品賞&主演男優賞、非英語作品賞ノミネート
    『オールド・ボーイ』『別れる決心』パク・チャヌク監督最新作

    パク・チャヌク監督&イ・ビョンホンが来日
    今年のカンヌ審査員長就任後初の登壇
    元祖・韓流四天王、世界の“ビョン様”が自信作をアピール!
    ゲスト河合優実は“年寄りジョーク”に応酬!!

    第50回トロント国際映画祭国際観客賞受賞、第83回ゴールデングローブ賞3部門ノミネートを果たした韓国の巨匠パク・チャヌク監督の最新作『しあわせな選択』が3月6日(金)より日本公開する。

    『オールド・ボーイ』(04)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(22)で同映画祭監督賞を受賞、常にタブーを打ち破り、緻密さと完璧な美学で観客を魅了してきた巨匠パク・チャヌク監督。新たな地平を切り拓く衝撃作を発表し続けてきた巨匠が放つ最新作は、現代社会に生きる誰もが直面し得る“突然の解雇”という現実を独自の視点で描き出し、人間ドラマ、スリラー、そしてパク・チャヌク作品としては異例の弾けるユーモアが交錯し、映画のあらゆるジャンルが鮮やかに響き合う最高傑作となっている。世界で高い評価を受けた本作の主演に迎えたのは『JSA』以来長編映画では25年ぶりのタッグとなるイ・ビョンホン。本作での名演が評価され、韓国人として初のゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートを果たした。

    2月27日(金)、鬱屈とした現代社会に一石を投じる快作『しあわせな選択』の来日ジャパンプレミアイベントが、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、パク・チャヌク監督、主演のイ・ビョンホン、そしてゲストとして俳優の河合優実が登壇した。

    <イベントレポート>
    満員御礼で開催されたこの日、映画のプロモーションとしての来日は2022年12月以来約 3年ぶりとなるパク監督は「日本は一番近い国ですが、公開は一番遅くなりました。色々な国で上映していただき、その最後に日本でこうして挨拶する事が出来るのは嬉しい事です」と念願の来日にニッコリ。しかもパク監督は韓国人として初となるカンヌ国際映画祭の審査員長を務めることが発表されたばかりで「どんな審査員で構成され、どのような作品がコンペに出品されるのか。そしてどのような刺激を私に与えてくれるのか。今からワクワクしています」と心境を述べた。

    2017年の『MASTER/マスター』以来9年ぶりの来日となったビョンホンは「すでに韓国でご覧になっているファンの方もちらほらといらっしゃるようですが、改めて今日このように皆様とお会いする事が出来て嬉しいです」とビョン様スマイル。「皆さんと本当にお会いしたかったです。本作を通して各国の観客に会いましたが、ついに日本の皆さんに観ていただくことが出来るようになりました。どのような事を感じてもらえるのか、映画を通して僕らが見せようとしたものを受け取っていただけたら幸いです」と会場を魅了していた。

    今から20年程前に原作小説「斧」に出会ったというパク監督。当初は米国映画としての制作を模索していたそうだが、紆余曲折あって韓国映画として手掛ける事になったという。これにパク監督は「映画化するのには長い歳月がかかりましたが、ある意味それは一つの運命だったと思います。何故ならば韓国映画になったことによってイ・ビョンホンと再会できたわけですからね!」と長編映画としては『JSA』以来25年ぶりのタッグに胸を張った。

    ビョンホンは本作について「この映画はとても面白いです。何故ならば笑った次の瞬間にふと寂しく憂鬱な気持ちになって、また爆笑するという非常に不思議な、パク監督作の中でも極めてユニークな映画だからです。演じる上では観客を笑わせようという意識はありませんでした。それは笑わせようとする意図が見えすぎると観客に引かれるからで、キャラクターの感情に忠実に演じる事を心がけました」と紹介。パク監督も「悲劇と喜劇は切り離せない一つの塊です。人生においてもただ悲しい、ただ面白いという瞬間はなくて、その両者は共存しているはずです。この映画も同様で、様々な感情が一気に押し寄せて来て、それが一つに混ざる形を狙いました」などと打ち明けた。

    そしてイベント中盤で河合優実がゲストとして登壇。河合がパク監督とビョンホンに花束を贈呈し「お二人の新作を待ち望んでいる日本の映画ファンは沢山います。私がイチ映画ファンを代表としてお礼を伝えに来ました」と日本公開を祝福。河合は先んじて本作を鑑賞しており「私の世代にとってはレジェンドのようなお二人がこんなにも挑戦的に楽しませてくれて、映画の世界に迷い込ませてくれたことがとても嬉しかった」と絶賛した。

    これにパク監督は「レジェンド…?年寄りとしては面白い映画を撮った、という意味なのかな?」とジョークを飛ばして河合を笑わせながら「本当に嬉しい感想です」と喜んだ。河合の出演作をチェック済のビョンホンは「河合さんは年齢に比べて力のある方だと思っていて、映画に対する真摯な姿勢を持つ素晴らしい日本人俳優のお一人です。とにかくお会いしたかった。それがこのような形でお会いする事が出来て光栄です」と初対面に喜色満面。レジェンドからのお褒めの言葉に河合は「ちょっと信じられないです」と恐縮しきりだった。

    そんな河合は「本作を通して学んだ事や吸収した事は何ですか?」と質問した。パク監督は「いまだに学ぶことは多いです。何故ならば新作を撮るたびに新しい俳優に出会うからです。その俳優がこれまでに見せたことのない姿や一面を探して観客に届けたいと思うからで、そのために様々にコミュニケーションを取ったり研究をしたり、それが学びの過程になるのです」と常に貪欲。ビョンホンは「パク監督とは『JSA』以来緊密な関係を維持してきたわけですが、本作でご一緒したことで改めて学ぶ点は多かったです。自分が望むものを得ることが出来るまで試行錯誤する。その姿を見た時に、私自身の映画に対する姿勢について反省する事しきりでしたから」とパク監督をリスペクトしていた。

    またアジアの映画人としての今後の抱負を聞かれたパク監督は「映画館を守りたいです。映画は映画館で観るものだ、という常識が崩れつつある今だからこそ、映画館を守ることが至急の命題だと感じます。そのために映画館で観るべき映画、映画館で最上の状態で観るべき映画を作り続けていきたいです」と映画愛炸裂。目標を設定しない主義というビョンホンだが「人間が表現できる新たな感情のスタイルは一体何か?それを探し続けて経験し、俳優として表してみたい」とストイックビョンホン節を炸裂させた。一方、パク監督の抱負に共鳴した様子の河合は「若輩者の私にも映画が危機に瀕している感覚はあるので、これからどういう形で映画を残していくのかに取り組んでいく事なると思います」と話した。

    最後にパク監督は「私がかつて作った映画を知っている方は先入観で観てしまうかと思うのですが、とても笑える面白い映画になりました。面白いと思ったら首をかしげることなく大いに笑って楽しんでいただきたいです」とPR。ビョンホンは「本作の持っているテーマは重いかもしれませんが、笑える場面は沢山あります。本作が語りかけるブラックな笑いや切なさ、憂鬱な現実などを一つ一つ感じて楽しんでいただきたいです」と日本公開後の反響を楽しみにしていた。

    ◆予告

    https://youtu …

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    成田凌「この映画は“拡散”して初めて完成」映画『#拡散』初日舞台挨拶

    第41回サンタバーバラ国際映画祭 コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門正式出品
    映画『#拡散』
    成田凌「この映画は”拡散”して初めて完成」

    映画『ゴールド・ボーイ』(2024年)で製作総指揮をとった白金(KING BAI)が自ら企画し監督も務めた映画『#拡散』が、2026年2月27日(金)より全国公開した。
    また『僕がこの町で死んだことなんかあの人は知らない』(1998)でシナリオ作家協会主催・大伴昌司賞を受賞し脚光を集め、その後も『あゝ、荒野』(2017)、『正欲』(2023)、『アナログ』(2023)、NHKプレミアムドラマ『仮想儀礼』(2023)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024)など数々の作品を手掛けている港岳彦が脚本を担当。ワクチン接種をした翌朝に妻を亡くした介護士・浅岡信治(成田凌)。妻・明希(山谷花純)の遺影を掲げ病院の前で抗議を続ける姿に興味を持つ新聞記者・福島美波(沢尻エリカ)。取材中、美波が撮った奇跡の1枚の写真によって、信治は“反ワクチンの象徴”に祭り上げられていく。謎の婦人に赤間麻里子、SNSの情報を妄信して暴走する葉山役に船ヶ山哲、元看護師・井口役に鈴木志音、個性豊かなキャストが作品を彩る。コロナ禍を乗り越えてもなお、真偽不明な怪情報やフェイクニュースが世に溢れ、ネット上で拡散され、真実が覆い隠される時代。現代社会のカオスな実像を空恐ろしくなるほどのリアリティと圧巻のエネルギーで痛烈に描き切った、衝撃の社会派ドラマ。

    <イベントレポート>
    映画『#拡散』の初日舞台挨拶が2月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷にて実施され、主演の成田凌さん、共演の沢尻エリカさん、山谷花純さん、赤間麻里子さん、船ヶ山哲さん、鈴木志音さん、メガホンを取った白金(バイ・ジン)監督が登壇しました。

    本作は、コロナ禍を乗り越えてもなお真偽不明な怪情報やフェイクニュースが溢れ、ネット上で瞬く間に拡散される現代社会のカオスな実像を、空恐ろしくなるほどのリアリティと圧巻のエネルギーで描ききった社会派ドラマです。ワクチンを接種した翌日に妻・明希が亡くなったことで、死因はワクチンにあると考えた浅岡信治が担当医師を糾弾。この出来事が、地方紙記者・福島美波の取材によりネット上に拡散され、次第に世間の渦に飲み込まれていく姿を描いています。

    主人公の浅岡を演じた成田さんは、冒頭の挨拶で「初日に見ていただけて本当にうれしいです。感謝しています」と観客にメッセージを送り、「そして、ステージが涼しくてエリカ様が上機嫌です。よろしくお願いします」と会場を和ませました。沢尻さんも「初日を迎えられてうれしく思っています」と感謝を伝えつつ、成田さんの発言の背景を「裏がめちゃくちゃ暑くて!」と説明。成田さんは「『暑ってやばい!涼しくして!』って(笑)」と舞台裏のやり取りを明かし、笑わせました。

    話題は1月にロケ地の富山県で行われた感謝上映会のことに。成田さんは「めちゃくちゃ雪の日でしたが、人も拍手も温かくて、すごくいい反応をいただけました」としみじみと話し、さらに「自信をもってここに立たせていただけているのは、そのとき見に来てくださった方たちのおかげです」と感謝しました。

    成田さんと沢尻さんが共演するのは、本作で2度目。成田さんは「初めて共演したのは『人間失格』で6年前くらい。こんなにがっつりお芝居するのは初めてだったので、毎日わくわくしていました」と語り、沢尻さんも「楽しかったです。付いていこうと思っていました」と応じました。また、久しぶりに共演して変わったと思うことについて、成田さんは「常に勢いがある方なので、現場にいるとすごく力を感じます」と切り出し、「沢尻さんは早めに東京に帰られたので、現場の士気はだいぶ下がりました。(笑)」と冗談交じりに明かしました。沢尻さんが映画に出演するのは、約7年半ぶり。久しぶりの撮影に「ちょっと緊張していた」と告白するも、「成田さんがすごく現場を引っ張ってくれていたので、頼もしいなって思いながらやっていました」と信頼を滲ませました。

    沢尻さんと同じ事務所の後輩である山谷さんは、憧れの沢尻さんとの共演を「夢のような時間でした」と胸いっぱいの様子を見せ、「いつか同じ舞台挨拶に立ちたいと思っていました。その夢がきょう叶ってすごくうれしいです」と涙ながらに喜びを表現。続けて「この場所でこの言葉を言うのは間違っているかもしれないですが『おかえり』って伝えたいです」とメッセージを送りました。これを受け、沢尻さんは「めっちゃうれしいです!」と声を弾ませ、撮影前に山谷さんとワークショップで会っていたことや、富山県の居酒屋でも偶然出会ったことから距離が縮まったエピソードを明かし「それから毎日ご飯やスナック、ジャズバーに行ったりするようになったんです。最後は肩を組んでホテルまで帰ったりしていました」と振り返りました。

    沢尻さんの話題は尽きず、撮影中の印象に残っていることでも成田さんは「やっぱり沢尻さんの話になってしまう」と前置きをし、「車内の撮影があると、スタッフさんやカメラマンさんとも距離が近くなるから、ミントタブレットを渡したんです。それが走る演技のときにずっとシャカシャカ鳴っていて、でも芝居を続けられるので『この人は集中力がすごいんだ』って思いました」と語ると、沢尻さんは「ポッケにそのまま入れっぱなしだったから…(笑)」と照れ笑いを浮かべていました。

    また、劇中で主人公がSNSにハマっていく展開にちなみ、「思いのほかハマってしまったこと」についてもトーク。沢尻さんは「1つのことをやり始めるとハマっちゃう性格で、小学生ぶりに『桃鉄』をやったらあまりにもハマってしまって、永遠にやり続けてしまった」と打ち明け、「コンピューターとずっと対戦したんですが、物件を全部買い占めると、電車がゴールドになるんです。これ本当なんです。ただの暇人なんですけどね(笑)」と笑いました。これに、成田さんは「ゲームってハマっちゃいますよね。広告で出てきて、ちょっとやらないと進まないみたいなゲームにハマってしまう」と共感し、「銃を横に移動しながらゾンビをバンバン打って、アイテム取ったらまたバンバン打つというやつをずっとやって、『楽しかった』みたいな(笑)」とプレイしてしまうゲームの様子を身ぶり手ぶりで紹介しました。

    こうして、舞台挨拶は盛況のうちに終演を迎えました。最後に一言求められた白金監督は「この映画は、私の中では皆さんが見て、感想を語り合うことで始まります。だから、映画としてはまだ未完成」と述べ、「ちょっと難しいテーマかもしれないですが、今やるべき作品だと確信しています。この映画をぜひ友だちや家族に拡散していただけたらなと思います」と呼びかけました。成田さんは「とてもチャレンジングな企画だったので心が踊ったんですが、同時に少し迷う自分もいました」とオファーを受けたときの心境を吐露しつつ、「これは映画人としてこの時代にやらなければいけない作品だと思って脚本を読み進め、一目惚れをして、この作品をここにいる皆さんと作ることができた。見ていただいて、人に話していただいて、拡散していただいて、初めてこの映画は完成します」と本作への覚悟を示し、締めくくりました。
    (オフィシャルレポートより)

    <Story>
    富山県の小さな町で介護士として働く浅岡信治(成田凌)。ソロキャンプが趣味で寡黙な性格の彼は、派手好きでSNSでの動画配信やアイドルの推し活に夢中な妻・明希(山谷花純)との間に温度差を感じながらも、それなりに幸せな日々を送っていた。だが、2人のささやかな生活は、ある日を境に一変する。地域のクリニックでワクチンを接種した翌日、明希が自宅で帰らぬ人となってしまったのだ。失意に暮れるなか、愛する妻が亡くなった原因はワクチンにあると考えた浅岡は、妻の遺影を抱えて担当医師・高野(淵上泰史)を激しく糾弾する。対する高野は「僕にできることがあったら遠慮なく仰ってください」と言うものの、自らの非を認めようとはしない。やりきれない思いは怒りへと変わり、浅岡は雨の日も風の日もクリニックの前に立ち、無言の抗議を続ける。
    そんな彼に目を付けたのは、とある事情で地方紙に異動となった記者・福島美波(沢尻エリカ)。
    上昇志向の強い彼女が「反ワクチンとかどうでもいい。泣ける記事になります」と上司の反対を押し切って世に出したその記事はネットを中心に大バズし、拡散に次ぐ拡散で彼は一躍時の人に。同僚の勧めでSNSのアカウントを開設した浅岡はあっという間に万超えのフォロワー数を誇るインフルエンサーとなり、“反ワクチンの象徴”として祭り上げられていく。“民意”を得たことでSNS …

  • ショーン、堺、サイモン_撮影:細野晋司☆00219

    堺雅人が17年ぶりの舞台!新作『スリーゴースト』製作発表会見【動画】

    ショーン・ホームズ  堺雅人  サイモン・スティーヴンス
    堺雅人が17年ぶりに舞台出演する。2026年10月にPARCO劇場を皮切りに行われる公演の製作発表会見が2月27日に行われた。動画でお届けする。

    トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞など多数受賞している英国演劇界を牽引する劇作家、サイモン・スティーヴンスの書き下ろし新作『スリーゴースト』を、ローレンス・オリヴィエ賞受賞の演出家で日本でもこれまでに『FORTUNE』(20~21年)『セールスマンの死』(22年)『桜の園』(23年)『リア王』(24年)を演出してきたショーン・ホームズが演出する。

    この新作のためサイモンは22年秋に来日し、各地を取材。書き下ろした台本に推敲を重ね、24年10月にはロンドンでイギリス人俳優と英語台本でのワークショップを行い、さらにバージョンアップ。
    この会見の前には数日にわたってワークショップを行い、堺雅人も参加。大いに刺激を受けたようだ。そんな思いもたっぷり語ってくれている。また題名の『スリーゴースト』について、サイモンとショーンの堺への印象なども、興味深いトークが繰り広げられた。

    PARCO PRODUCE 2026 WORLD PREMIERE in JAPAN『スリーゴースト Three Ghosts』
    【東京公演】2026年10月 PARCO劇場
    【全国ツアー】2026年11月~12 …

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    柄本佑「新しい時代劇!」と自信! 長尾謙杜は赤い振袖姿絶賛の声に「作品の中ではヒロインの気持ち」映画『木挽町のあだ討ち』初日舞舞台挨拶

    映画『木挽町のあだ討ち』の公開初日舞台挨拶が2月27日、東京・TOHOシネマズ日本橋にて行われ、主演の柄本佑をはじめ、共演の渡辺謙、長尾謙杜、北村一輝、瀬戸康史、滝藤賢一、高橋和也、正名僕蔵、イモトアヤコと、源孝志監督が登壇した。

    直木賞・山本周五郎賞をダブル受賞した、永井紗耶子の傑作時代小説『木挽町のあだ討ち』を実写映画化した本作は、江戸・木挽町のある夜起きた大事件として、語り草となった見事な仇討ちの誰も知る事のない、もう1つの物語を描き出す、エンタメミステリー。
    仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を柄本佑、芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を渡辺謙が演じ、仇討ちを遂げた若者・菊之助を長尾謙杜、主人を殺した男・作兵衛を北村一輝が扮する。そして、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、石橋蓮司、沢口靖子ら豪華キャストが顔を揃え、監督・脚本は源孝志が務めた。

    公開を迎え、早くも多くの反響を受けている本作。柄本は「『心が温かくなった』とか、『時代劇と思って緊張して観に行ったけど、普通の映画と同じく楽しめた』という声があっていて、時代劇のハードルが下がった・・・そんなきっかけになれたのかなと感じて、とても嬉しいです。新しい時代劇です」と笑顔を見せる。

    渡辺は「最近の映画は重厚感というか、重たい映画が評価される時代だと思うのですが、これはスカッと劇場を出られる、そういうタイプの映画は本当に久しぶりだなという気がします。それはSNSの感想などを見ていても非常に感じますね」としみじみ。

    長尾は、少し緊張した面持ちで、「こんなにも素敵なキャストの皆さんと、監督と並ばせていただいて、凄く嬉しい気持ちです。今日は僕にとって人生の中でキーとなる日なのかなと思っています」と挨拶し、「時代劇というとご年配の方が観るというイメージが強いですが、僕のファンの方々もたくさん観ていただいているみたいで、時代劇の沼にハマっていただけたら嬉しいなと思います」とコメントした。

    そして、赤い振袖姿の長尾に「綺麗だった」という声もたくさん上がっており、「綺麗にしてよかったなと。僕はこの作品の中でヒロインだと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!」と伝えると、会場からも大きな拍手が送られる。すると、唯一女性として登壇しているイモトが「嫉妬です。ジェラシーだよ」と声を上げて会場を沸かすも、長尾に「綺麗だったよ」と優しく言葉を送り称えていた。

    劇中の芝居小屋「森田座」に集っている人々は非常に魅力的で、圧倒的なチームワークを醸し出しているが、座長としての柄本は「謙さんがまさに『森田座アベンジャーズ』のまとめ役をしてらっしゃるのですが、撮影中に謙さんがたまにアベンジャーズの誰かのところへ行って、耳打ちをされている姿を何度か見ました」と、さりげなくアドバイスをしていた渡辺の姿を見ていたそう。続けて、「僕はアベンジャーズの中に入ってはいけない人間だったので(笑)、それを端から見ていて“いいなあ”と思っていました。あの最後のバトルシーンでは、周りのどこを見てもクセ強だらけで、すごく疲れました(笑)」と、現場の雰囲気を伝えた。

    本作冒頭で長尾と北村が見せる仇討ちの素晴らしい映像美と手に汗握るシーンは圧巻。「ここだけは見逃さないでほしい」というこだわりポイントについて、長尾が「やはり仇討ちのシーンに注目して見ていただけたら嬉しいです」とし、「北村さんと監督とたくさん話しながら、練習して挑みました。初めて刀を持ったのですが、今回は少し刃が短いものだったので、刃と刃を合わせるのも難しくてたくさん練習しました」と自信をのぞかせると、北村も「アクションもそうですが、セリフの奥にある感情を、それぞれの方がしっかり持っていて、それがこの映画に厚みを加えていると思います。そういう部分を感じながら観ていただければ」と力を込めた。

    また、個性的で魅力的なキャラクターを演じたキャストたち。瀬戸は「一八は調子のいい人間ですが、それだけにならないように、彼が抱えているものや過去に何があったのかというところを大事に演じました。冒頭の長い口上はすごく大変でした。でも楽しくやらせていただきました」と充実感を滲ませる。

    滝藤は「僕とはかけ離れた役なので、現場で皆さまに余三郎にしてもらったという感じです」と共演者たちに感謝。芳澤ほたるを演じた高橋は、「内面が女性の役なので、撮影中はずっと女性として振る舞っていました。着物の着こなしもあって肩がすごく凝りました。女優さんは大変だなと思いました」と述懐した。

    夫婦役を演じた正名とイモトは、この日も絶妙なやり取りで会場に和やかな空気を起こし、正名が「初めての時代劇だったそうですが、普段のイモトさんの人柄の良さが出ていて、それにすごく救われました」と言うと、イモトも「(正名さんは)劇中ではほとんど喋らない役なんですが、プライベートではめちゃくちゃ喋るんです。そのおかげで、何十年も連れ添った夫婦感が自然に出ていた気がします」と吐露し、互いを称えていた。

    監督は「東映は時代劇というコンテンツで黄金時代を築いた会社。その東映の時代劇の復権を果たすような作品にしたいと思って作りました。東映らしい華のある、見ていてスカッとする、気分良く劇場を後にできる時代劇になっていると思います」と自信たっぷりに話す。

    また、イベント終盤には本作の公開を祝い晴れやかな鏡開きも実施。笑顔で舞台挨拶を締めくくった。

    映画『木挽町のあだ討ち』
    <ストーリー>
    ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れるが…。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた――。

    【作品情報】
    ■タイトル:木挽町のあだ討ち
    ■原作:永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(新潮文庫刊)
    ■監督・脚本:源孝志
    ■出演:柄本佑
    長尾謙杜 瀬戸康史 滝藤賢一
    山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 冨家ノリマサ 野村周平
    高橋和也 正名僕蔵 本田博太郎 石橋蓮司
    沢口靖子 北村一輝
    渡辺謙
    ■主題歌:「人生は夢だらけ」椎名林檎 (EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
    ■公開表記:2026年2月27日(金)全国公開
    ■企画協力:新潮社
    ■配給:東映
    ■コピーライト:Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社
    ■映画公式ホームページ:https://kobikicho-movie.jp
    ■映画公式X:https://x.com/kobikicho_movie
    ■映画公式Instagram:https://www.instagram.com/kobikicho_movie/

    全国公開中!

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    「まだ誰も見たことのない景色」を目指しウォーリー木下と和田俊輔が創作ユニット「Studio W(スタジオダブル)」を結成!

    ウォーリー木下と和田俊輔が創作ユニット「Studio W(スタジオダブル)」を結成!第一弾はリーディングミュージカル『時計のこどもChild of Time』を5月にCBGKシブゲキ!!にて上演する。

    大劇場でのミュージカルやコンサート、ノンバーバルパフォーマンスの演出、さらにはフェスティバルディレクターとして国内外で活躍するウォーリー木下。舞台音楽やミュージカルを軸に、テレビドラマや映像作品、アーティストへの楽曲提供など数多くのプロジェクトを手がけ、近年は後進の育成にも力を注ぐ和田俊輔。ともに関西の小劇場からキャリアをスタートさせた二人は、これまで幾度もタッグを組み、既成概念にとらわれない革新的な作品を生み出してきた。
    常に挑戦を続ける両者が、さらなる飛躍を目指し、“実験的にミュージカルを創る場”として創作ユニットを結成。ウォーリー(Worry)と和田(Wada)が、二人で“M”usicalをひっくり返して再定義する実験の場の意味を込め「Studio W(スタジオダブル)」と名付けた。「まだ誰も見たことのない景色」を目指し、ジャンルや形式に縛られない新たな創作をスタートさせる。

    国内での活動に留まらず、将来の海外展開を目指すStudio Wの第一弾公演は、2026年5月15日(金)から17日(日)までCBGKシブゲキ!!にて、Studio W vol.1 リーディングミュージカル『時計のこども Child of Time』。二人が「音楽について考える時に、時間のことを考えないことはできない」と話す「時間」と「音楽」の物語をウォーリー木下が書き下ろし、和田俊輔生演奏のリーディング形式でお届けする。

    出演には、ミュージカル『SIX』日本キャスト版への出演や、ディズニー・アニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』でヒロイン・ミラベルの声を演じるなど目覚ましい活躍を見せるミュージカル界の新星・斎藤瑠希。ボーカリスト・役者としてのみならず、乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』などでは歌唱指導・作詞としても二人と共に作品を創り上げてきた新良エツ子。 高い身体能力と豊かな表現力で数多くの作品に出演し、二人とはハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』や『バクマン。』THE …

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