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菅生新樹「役を純粋に生きた感覚」主演を演じ、改めて痛感したチーム力! 「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」第2話「芥のごとく」インタビュー!

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「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」で感動を呼んだ池井⼾潤の珠⽟の⼈間ドラマ「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」が、WOWOWにて12⽉27⽇(⼟)、28⽇(⽇)の2夜連続で放送・配信される。

本作は、池井戸潤が2005年から2008年にかけて発表した6つの短編からの4篇をドラマ化。主人公はいずれも働く男たちであり、この社会で懸命に⽣きる⼈々すべてが抱える“苦悩と葛藤”、“ささやかな希望”をリアルに描く、1話完結のオムニバスドラマ。主演は町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎の4人。

今回、アステージでは第2話「芥のごとく」で主演を務める菅生新樹さんにインタビューを敢行。初めて担当となった資金繰りに苦戦する土屋鉄商の女性社長・土屋年子(黒木瞳)を支えようと奔走する新人の行員・山田一を熱演。等身大の山田を演じるにあたり、役になり切り“難しさ”を感じる余裕がなかったと笑う彼に、本作の魅力と俳優としての意気込みを聞いた。

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― 池井戸潤作品に錚々(そうそう)たる方々が主演を飾ります。オファーを受けたときのお気持ちはいかがでしたか?

いや、すごいな!と思って。 映画ができる顔ぶれですよね。出演のお話をいただいて嬉しかったし、とても緊張しました。

― 現場の様子はいかがでしたか? 他のドラマの現場と違う点などはありましたか?

現場の雰囲気は他のドラマ撮影と特に変わっている感じはありませんが、WOWOWさんの作品は撮り方なのか、映像の質感なのか・・・それとも編集の雰囲気なのか、出来上がった作品が映画っぽい印象があります。

― わかります。とてもクオリティが高い感じがする?

そうです。この作品だけではなく、ほかの作品でも、いち視聴者として感じていました。

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― それでは、改めて原作もしくは台本を読まれた時の感想をお聞かせいただけますか?

僕が驚いたのは、原作も台本もほぼ内容が変わらないところです。もちろん、現場で多少変わることはあります。原作を基にした作品はほかでも何度かやらせていただいていますが、セリフの雰囲気など、これほど変わらない作品も珍しいなと思いました。なので、池井戸さんの小説を読んだときから、脚本のようにも、台本のようにも感じていました。小説を読んでいると自然に情景が頭に映像として浮かんできて、その世界観が見えてくる。原作を読んで、その後台本を読んで、ほぼ一緒の感想でした。なので、内容もすんなりと入ってきました。「芥のごとく」が特にそういう作品なのかもしれませんが。

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― 今回演じられた山田という青年は、菅生さんと同じぐらいの年齢です。役のイメージもぴったりだと感じますが、役をどのように捉えて演じられましたか?

山田は真っ直ぐで猪突猛進なところがあって、自分と歳も近いですし、共感できる点も多かったです。銀行という世界のなかで、劇中では土屋鉄商の社長・土屋年子に振り回されますが、自分が感じたままに、(演じるうえで)余計なことはしたくないと思いました。そのうえで、作品として視聴者の皆さんにお届けするにあたって、どうしたら興味深く、面白く観ていただけるかを監督と一緒に考えました。また、黒木さんから動線や演技プランなどのアイディアをいただいたりしながら、あまり考えすぎないということを意識して演じました。演じていきながら山田という人間が作られていった感じです。純粋に山田を生きたという感覚です。

― 撮影は順撮りだったのでしょうか?

ほぼ順撮りでやらせていただきました。 なので、感情の変化や成長していく姿は自然に演じられたと思います。最初の頃は距離感を保つために、あまり(黒木さんと)お話しもしなかったです。

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―大先輩の俳優である黒木さんと共演された感想は?

正直、最初はちょっとビビッていました・・・。僕、「あ!黒木瞳さんだ!」ってなっちゃって(笑)。昔から映像作品やテレビで黒木さんを拝見していて、自分の中で勝手に「黒木さんは(テレビや映画の)中の人」というイメージを強く持っていたので。目の前にいらっしゃった黒木さんは、本当に雰囲気がある方でオーラがすごかったです。

― 黒木さんとどんなお話をされたのですか?

二人の掛け合いが多かったので、台本にはない動きを監督も交えてよく話しました。黒木さんが「ここはこう思うんだけど、どう?」というように提示してくれたので、僕も「じゃあ、僕はこうしますね」というように、よくディスカッションしていました。

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― 山田にとって年子社長はどういう存在だったと考えますか?

これは結果論かもしれませんが、山田の人生が変わるきっかけになった人だと思います。年子社長に出会わなければ、銀行の仕事の魅力も感じなかったかもしれないし、自分の目標、自分が融資課に来た目的も分からず、ずっと迷いながら行員を続けていたんだろうと思います。年子社長との出会いは、彼にとって人生のターニングポイントになったと思うし、大きな影響を与えたずっと忘れられない存在ではないでしょうか。そして、年子社長の人生も山田と出会ったことで変わったと思います。

― 演じていて、特に難しいところはありましたか?

あえて、“難しい”と意識しないようにしていました。演じているときに、山田は上司や先輩からいろいろ言われますが、彼はそれどころじゃないんです。僕自身も年子社長のことで頭がいっぱいで、上司の言葉に「もう、わかってるって!」という気持ちになっていましたから(笑)。聞いてないわけじゃないのですが、聞き入れている余裕がない。山田に成り切ってやっていました。

― やはり、ご自身と感情が重なる部分が多かった?

そうですね。僕と似ている部分があるので。僕も周りの方々に知らないうちに迷惑かけていることが多いと思いますし・・・。でも目的に対して必死というのは、一緒かなと思います。

― スピード感あるストーリー展開ですが、菅生さんが特に注目してほしいシーンはありますか?

最初の山田と最後の山田をよく観ていただきたいです。彼がどう変化したかを確認してみてください。その過程を観ながらどう成長したか、注目していただきたいです。

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― それでは、この撮影を通じて、菅生さんご自身が俳優として糧になったことはありましたか?

今回は自分が主演をさせていただきましたが、大先輩の方々に囲まれて、クランクイン前に「頑張らないといけない」と自分にプレッシャーをかけていました。勝手に自分で追い込んで一杯一杯になってしまって。でも、それは違うと気付かせてくれたのがこの作品でした。主演ではあるけれど、自分1人では何も作れないし、キャストやスタッフの皆さんが一丸とならないとダメなんだということを痛感しました。
自分はまだまだ経験も少ないし、皆さんと肩を並べられるように頑張ろう!と思うことは無駄ではないけれど、力みすぎて空回りするよりも、皆さんのお力を借りて主演にさせていただいているんだということを学びました。本当にチーム力だなと。

― そういう意味でも、菅生さんご自身がご家族やお友達、周りの方に助けられていると感じることはありますか?

友だちと久しぶりに会うと、本当に応援してくれていると感じるのですごく嬉しいですし、家族も含めてみんなが期待して、応援もしてくれているので、自分のペースになりますが頑張りたいと思います。

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― 周りの方々も温かく見守ってくださっているのは菅生さんのお人柄だと思います。ところで、今回は銀行員を演じられましたが、 もし菅生さんが俳優をしていなかったら、何の仕事をされていたと思いますか?

僕は学生時代に、アパレルで店員のアルバイトをやっていたので、たぶんそのままアパレル関係の仕事をしていたと思います。好きなことをそのまま続けていたんじゃないかな。

― それでは、最後に本作を楽しみにされている皆さんにメッセージをお願いします。

この「芥のごとく」という作品は、人間関係を深く掘り下げたヒューマンストーリーなので、感情移入しやすく見やすいドラマだと思います。ぜひ『かばん屋の相続』全4篇をご覧いただいて、「芥のごとく」の魅力も感じていただけたら嬉しいです。

【菅生新樹(Araki Sugou)】
1999年8月26日生まれ、大阪府出身。
2022年、本格的に俳優業をスタートし、日本テレビ系「初恋の悪魔」でドラマ初出演。2023年にTBS系「下剋上球児」の野球部主将役で好評を博し、NHK連続テレビ小説「おむすび」やテレビ朝日系「伝説の頭 翔」、テレビ東京系「失踪人捜索班 消えた真実」に 出演するなど注目を集める。また2026 年1月8日(木)テレビ東京深夜24時30分〜放送スタートの木ドラ24「人は見た目じゃないと思ってた。」での主演も決定している。

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連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』
出演:町田啓太 菅生新樹 伊藤淳史 藤原丈一郎 ほか
原作:池井戸潤「かばん屋の相続」(文春文庫刊)
脚本:前川洋一
音楽:池田善哉
監督:西浦正記
企画・プロデュース:青木泰憲
プロデューサー:松本太一 廣瀬雄 神田万理
制作協力:東北新社
製作著作:WOWOW
https://www.wowow.co.jp/drama/original/kabanyano-souzoku/

「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」
WOWOWにて12月27日、28日 午後10時~放送・配信(全4話)〔第1話無料放送〕

◆スタッフクレジット
ヘアメイク: 永瀬多壱(VANITÉS)
スタイリスト:小林洋治郎

◆共通衣装クレジット
シャツ ¥30800 CULLNI(CULLNI FLAGSHIP STORE 03-6416-1056)
ニット ¥5500 Casper John、スラックス ¥7920 Casper John (いずれもSian PR 03-6662-5525)
ほか全てスタイリスト私物

◆撮影:ナカムラヨシノーブ

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