Prime Videoドラマシリーズ『人間標本』市川染五郎ほか、標本となった美少年たちの特別インタビュー映像解禁!
“イヤミスの女王”湊かなえ原作、禁断の衝撃作が実写映像化
ドラマシリーズ『人間標本』
12月19日(金)より、Prime Videoにて独占配信開始!
「グロテスクだけど美しく」
市川染五郎が“人間標本”に込めた想いとは
才能が交錯する6人の美少年たちが撮影秘話を語る、特別映像が解禁!
Prime Videoは、12月19日(金)よりプライム会員向けに世界配信するAmazon MGMスタジオ製作の新ドラマシリーズ『人間標本』におきまして、本作に出演する市川染五郎、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫ら6名のインタビューを収めた特別映像を解禁いたします。本ドラマは全5話を一挙配信いたします。
『人間標本』はAmazonプライム特典対象作品の最新作です。プライム会員の皆様は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できる他、その他さまざまなショッピング特典やエンターテインメントをお楽しみいただけます。
『人間標本』は、「告白」「Nのために」「母性」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえ氏が、デビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説を原作とする実写ドラマです。“イヤミスの女王”と呼ばれる湊氏が、10年来温めてきた【親の子殺し】というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗(さかき・しろう)教授が、息子・榊至(さかき・いたる)を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。西島秀俊氏が主演を務め、本作が現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎氏との初の親子共演が実現。『余命1ヶ月の花嫁』(09)や『月の満ち欠け』(22)を手掛けた名匠・廣木隆一監督が、湊氏とは『母性』(22)以来2度目のタッグを組む本作は、ドラマ化発表当初から大きな話題を呼んでいます。
いよいよ来週19日(金)より配信開始!
「人間標本」となった美しき少年たちを演じた6名の俳優が“禁断の世界”の魅力を語る、
特別インタビュー映像<第二弾>が解禁!!
◆『人間標本』特別インタビュー映像<第二弾>
解禁された映像では、本作で現代劇ドラマ初出演を果たした市川染五郎氏をはじめ、荒木飛羽氏、山中柔太朗氏、黒崎煌代氏、松本怜生氏、秋谷郁甫氏ら若手俳優6 …
吉沢亮「『国宝』は自分にとって特別な作品」北川景子「トロフィーの重みを感じています」話題賞は『国宝』に決定!『ELLE CINEMA AWARDS 2025』授賞式
<ハースト婦人画報社 主催>
「ELLE CINEMA AWARDS 2025」受賞者が決定!
北川景子、吉沢 亮ほか、
出口夏希・木戸大聖・塚原あゆ子が登壇!
そして話題賞は『国宝』に決定!
「エル シネマアワード」作品賞は『ANORA アノーラ』に決定!
北川景子・吉沢 亮が2025年を振り返る!
(左から、塚原あゆ子、出口夏希、北川景子、吉沢 亮、木戸大聖、村田千恵子プロデューサー)
2025年12月10日(水)にヒューリックホール東京にて「ELLE CINEMA AWARDS 2025(以下、エル シネマアワード)」の授賞式が開催された。本アワードは、当社が展開するファッション・メディア「ELLE(エル)」がその年の映画界を振り返り、優れた作品や才能を選出する独自の映画賞。2015年よりスタートし、今回で11回目となる。
2025年公開映画の中からベスト映画を決定する「作品賞」のほか、日本の映画界で輝いた俳優に贈る「エル ベストアクトレス賞」、今年⽬覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、新世代を牽引する映画人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」、優れた監督に贈る「エル ベストディレクター賞」、映像作品で旋風を巻き起こした方・作品に贈る「話題賞」が発表された。
《今年、映画界を席巻した『ANORA アノーラ』が「エル シネマアワード」作品賞第1位!》
はじめに、ELLE編集局長・坂井佳奈子と映画ライター・よしひろまさみちが登壇し、「エル シネマアワード」ノミネート作品をご紹介。数々の候補作品から選ばれ第1位の栄光に輝いたのは『ANORA アノーラ』。よしひろが監督、脚本、製作を一人で手がけたショーン・ベイカーを取り上げ、「インディペンデント精神溢れる作品」と分析すると、坂井編集局長もアカデミー賞でのオスカーという点や主演の体当たりの演技を高く評価。いまの世界の世相にマッチする本作独自の視点を絶賛した。
映画界でもっとも活躍した俳優に贈る「エル ベストアクトレス賞」を北川景子、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」を吉沢 亮が受賞したほか、「エル・ガール ライジングスター賞」を出口夏希、木戸大聖の2名、「エル ベストディレクター賞」を塚原あゆ子が受賞した。また、「話題賞」は『国宝』が受賞。作品を代表して企画・プロデュースを担った村田千恵子が登壇し、今年の日本映画界を彩った6名の受賞者がきらびやかな姿でステージを飾った。
今年、主演映画『か「」く「」し「」ご「」と「』で日本映画界に唯一無二の輝きを放った出口夏希に贈られたのは「エル・ガール ライジングスター賞」。出口は「私にとっても思い入れのある作品だったので、携わってくれた方全員に感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、受賞の喜びに想いを馳せる。坂井編集局長からの「2026年はどんな年にしたいですか?」という問いには、「新しいものをいっぱい見て吸収できる年にしたいなと思います」と笑顔でコメントした。
「エル・ガール ライジングスター賞」の二人目は、『ゆきてかへらぬ』にて力強さの奥に危うさと儚さを秘めた佇まいで熱演し、観客を強く惹きつけた木戸大聖。よしひろから受賞作『ゆきてかへらぬ』についての想いを聞かれると木戸は、「俳優を続けてこういった賞を頂けたのが今回が初めてです。あと、私事ですが今日が誕生日でして、最高のスタートをこの賞で切ることができたなと思います」と応じ、ストイックな芝居に対する向き合い方をコメントした。
「エル ベストディレクター賞」は、受賞作『ファーストキス 1ST KISS』にて独創的な世界観のなか、人や社会を見つめる新たなまなざしに、あらためて比類ない才能を感じさせてくれた塚原あゆ子が受賞。塚原は、「脚本を書いてくださった坂元裕二さんはじめ、キャストさん・スタッフさんにお礼を申し上げたいです。映画はやっぱり監督一人で作れるものではないので、この作品をやろうって言ってくださったプロデューサーはじめ、東宝のスタッフの方々に感謝しています」と作品への想いを語った。
《吉沢 亮「『国宝』は自分にとって特別な作品」 北川景子「トロフィーの重みを感じています」》
「エル メン賞」は、日本中を熱狂させた『国宝』に主演した吉沢 亮が受賞。坂井編集局長からトロフィーを受け取り、「非常に嬉しいです。このような煌びやかな賞を頂けて誠に光栄です」と喜びを語った。さらに「1年半の歌舞伎の稽古があったり、かけてきた想いや情熱が段違いな作品だったので、たくさんの方に見て、愛して頂いて自分の中で特別な作品になりました」と話し、『国宝』という作品が自身にとって大切なものとなったことが言葉から溢れていた。また「来年はミュージカルがあったり、新たなチャレンジが色々ありそうな年だなと思うので、変わらず挑戦の年にしていきたいと思います」と2026年の抱負を明かし、今後も映画業界、エンターテインメントの世界に貢献していく覚悟を語り、会場からは温かい拍手が送られた。
『国宝』は話題賞も受賞し、企画・プロデュースの村田千恵子が代表して登壇。「本当にこんな素敵な賞をいただけて、とてもありがたいと思います。撮影中にも手応えはありましたが、反響を考える間もないくらい夢中で大変な制作をしていたなと思います」と興行収入173億円を突破し、歴代1位を記録した日本を代表する映画となった本作への想いを改めて語り、主演の吉沢も「現場ではとにかく良いと思えるものを作りたいって思いだけで、走り抜けていたので、まさかこれほどたくさんの人に広がっていく作品になるとは思っていなかったです」とコメントし、喜びを分かち合った。
賞の最後を飾る「エル ベストアクトレス賞」を受賞したのは『ナイトフラワー』。現代のシングルマザーが置かれた過酷な状況を映した難しい役に挑戦し、これまでに見たことのない姿で演技派としてのさらなる新境地を見せてくれた北川景子。赤のドレスで登場した北川は「デビューして22年になりますが、主演で映画賞を頂くのが今日が初めてでして、本当に本当に嬉しいですし、このトロフィーの重みを感じています」と心からの喜びと共に受賞のお気持ちを話したのち、「この作品のオファーを頂いた時、相当な覚悟を持って挑まないといけないなと思いまして、今までの自分の能力は無視で、魂で、全身全霊でぶつかっていく気持ちでやりました」と振り返った。最後に「すごくヘビーな作品と役が続いていたので、そろそろ幸せな役がやりたいなと思っています(笑)。そのためにも健康を維持しつつ、家庭に軸足を置きながら、充実した生活を送れたら良いなと思います」と今後の俳優としての意志を表明した。
《木戸大聖さんにサプライズケーキが登場!》
その後、受賞者の皆さんとのトークショーを実施。あらためて2025 …
高杉真宙「価値観や人生を変える力のある映画」高杉がついた“優しい嘘”に登壇者ら感嘆!『架空の犬と嘘をつく猫』完成披露上映会
『愛に乱暴』森ガキ侑大監督 最新作
タリン・ブラックナイト映画祭撮影賞受賞
高杉真宙、伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、
向里祐香、安田顕、森ガキ侑大監督 集結‼
「価値観や人生を変える力のある映画」
主演・高杉真宙が作品への想いを明かす!
さらに、登壇者らを感嘆させた
高杉真宙がついた“優しい嘘”とは?
『愛に乱暴』で世界の映画祭を沸かせた森ガキ侑大監督最新作『架空の犬と嘘をつく猫』が、高杉真宙を主演に迎え2026年1月9日(金)より全国公開する。世界15大映画祭のひとつ、タリン・ブラックナイト映画祭(PÖFF)の公式コンペティション部門に選出され、撮影賞を受賞したことでも注目を集めている。
原作は、『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞にノミネートされた寺地はるなの同名小説。脚本は『浅田家!』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。そして、主人公・羽猫山吹(はねこ・やまぶき)を演じるのは、映画『劇場版TOKYO MER~ 走る緊急救命室~南海ミッション』、『盤上の向日葵』、テレビドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」と出演作が相次ぎ、現在大活躍中の高杉真宙だ。その他、山吹の幼馴染で恋人となる佐藤頼を伊藤万理華、山吹の初恋の相手、遠山かな子を深川麻衣が演じるほか、母・雪乃を安藤裕子、姉・紅(べに)を向里祐香、父・淳吾を安田顕、そして祖母役に余貴美子、祖父役には柄本明ら幅広い世代の実力派俳優たちが集結した。さらに、お笑いタレント・脚本家、女優と様々な顔をもつヒコロヒーや本作の舞台となった佐賀出身のはなわなど、バラエティに富んだ出演者たちが脇を固めている。弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが”不都合な真実“から目をそらし、それぞれの嘘を重ねながら、それでもなお一緒に暮らしている“機能不全”の羽猫家の約30年間を描いた物語は、不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい―そんな家族のかたちを、森ガキ侑大監督が丁寧に紡ぎ、観る者の心に温かさと優しい希望を届けてくれる。
12月10日(水)に高杉真宙、伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、向里祐香、安田顕のキャスト陣と、森ガキ侑大監督が登壇の舞台挨拶付き完成披露上映会を実施した。
<イベントレポート>
映画上映前、大勢の観客の前に立った高杉は「この映画は1年半ぐらい前に撮影したもので。こうしてようやく皆さまに届けられるということで本当にうれしく思います」とあいさつ。森ガキ監督も「今日は久しぶりに役者陣の皆さんとお会いできて、この映画がようやく皆さん観ていただけることになったなと思い、ちょっと熱い気持ちがこみ上げてきました。すごくハートフルな映画になっていると思いますので、今日は楽しんで帰ってください」とコメント。ようやく観客の皆様に作品を届けられる喜びを明かし、豪華キャスト陣が集結した舞台挨拶がスタート。
冒頭、ヨーロッパ・エストニアで開催された「タリン・ブラックナイト映画祭」で最優秀撮影賞を獲得したことに触れられると、そのトロフィーが場内に。森ガキ監督は「これはスタッフ全員と、そして役者の皆さん全員で取れた賞だと思っています。ヨーロッパの方たちからは『すごく詩的で美しい映画だった』と評価していただきました」と誇らしげ。会場からは温かい拍手が送られる中、トロフィーを見ながらコソコソ話しで盛り上がる役者陣。その理由を問われると、安田が「素晴らしい盾なんですけど、中(の絵柄)は犬なのか猫なのかオオカミなのかって。キャスト陣は誰も監督の話を聞いてなかった」と暴露し、会場は大笑い。作品タイトルに犬と猫が入っているだけにどうしても気なった様子。ちなみに、森ガキ監督によると、この絵柄は「オオカミ」であるとのことである。
本作で高杉が演じる山吹は、他者を思いやるとにかく優しい人物として描かれている。彼がそんな役を演じるにあたり、心がけたこととは何だったのだろうか。「彼を演じる中で、彼がどういう風に山吹という人になっていったのか、その過程は理解できるなと思います。きっと“優しい”という言葉が嫌いなんだろうなと思って演じていました」と役柄を分析。さらに、「僕自身は“優しい”という言葉はあまり褒め言葉だと思ってないというか…。客観的に見て、『優しい』と言ってもらえることって、意外と自分のためだったりすることも多いですからね」と自身の考えを明かすと、優しいという言葉に込められた深い心理を説いて場内を唸らせていた。
一方、山吹の小学校時代の幼なじみ・頼を演じた伊藤と高杉は今回で3度目の共演。「もちろん役によって雰囲気がガラッと変わる方だなという印象はあるんですけど。でも、高杉さんは高杉さんだな、みたいな」と、高杉への信頼感を伊藤がコメント。高杉も「でも最初にご一緒した時よりお話することができたと思います。お互い大人になりました(笑)」と今回の撮影を振り返っていた。
山吹の初恋相手・かな子を演じた深川は、自身の役どころについて「分かりやすい言葉を使えば『あざとい』女性のくくりになるかもしれない」と分析する。「でもそれだけじゃなくて、小さい頃からの母親との複雑な関係があったり……100%意識していたらあざといになるかもしれないですけど、無意識でやってしまっている部分もあるのかなと。かな子の人生をぜひ見届けてほしいです」と印象的な役柄をアピールした。
劇中でのかな子は、山吹をめぐって、伊藤演じる頼と三角関係のような関係性にあるが、実際の二人は大の仲良しだという。役柄上は言葉を交わすシーンは少なかったものの、撮影の合間に一緒に出かけたりもしていたそうで、思わず「あ、そうだったんだ。へえ……」と二人の交流に驚きの表情を見せる高杉の姿に会場はクスクス笑い。伊藤も「同じシーンが少ないからこそかな、という感じです」と笑顔で付け加えていた。
そして山吹の姉・紅を演じた向里は、自身の子ども時代を演じた子役について「本当にそっくりですよね」としみじみ。彼らをキャスティングするにあたり、向里と高杉の幼い時の写真を参考にオーディションを行ったと明かした森ガキ監督。それを聞いてあらためて向里が「幼少期の紅がなんとか家族を繋ぎ止めておかないとって踏ん張ってる感じがあって。常に力が入ってるんですよ。それがすごく良くて。それを見てるだけで私はもう、グッとしてしまいました」と紅の子供時代を演じた子役に心動かされた様子。さらに、一緒に共演した高杉について「本当に好青年ですよね。優しいし」と語ると、その“優しい”という言葉にドッと沸いた会場内。高杉も「(優しいというのは)本当にそうか分からないですよ」と冗談めかしつつ、「そう言ってもらえるのはうれしいです」と素直な笑顔を見せていた。
山吹の母親・雪乃を演じた安藤も「自分も母親なんですけど、こうあるべきではない姿というのを雪乃は辿ってしまうんです。きっと山吹がわたしにかけてくれる優しさが生きる術だったのかなと。普通の愛をあげられなかったのが残念です」と、傷ついたまま現実を受けれることができなかった雪乃という役柄について振り、雪乃の夫であり山吹らの父・淳吾役を演じた安田は、森ガキ監督に、なぜ自分に淳吾役をオファーしたのかと質問。その真意を、「どうしようもない男だなって。それにキャスティングされたということは、ん? と思った」と自虐交じりにコメントすると場内は笑いに。問を投げられた森ガキ監督は、「安田さんはどんな役でもできる方なので、その中で何も言わなくてもちょっと不穏な・ミステリアスな感じを漂わせたいと思った」と安田だからこそのキャスティング理由を告白。その言葉に安田も安心した様子をみせていた。
イベント後半では、映画にちなみ「皆さんがこれまでについた『優しいうそ』を教えてください」というトークコーナーが。まずは向里が「カフェで店員さんにお茶をこぼされて、びしょ濡れになったけど『防水なので大丈夫です』とうそをついた」というエピソードを披露。「そこで変な空気になると、店員さんがバイト時間中、引きずったままになってしまうかなと思って」という優しい配慮に、登壇者たちからは「優しい!」と感嘆の声が。母親役の安藤裕子は、かわいい女の子のイラスト付きで「これいいよ、ちょうだい」という会話の回答。「娘が食いしん坊で、おかずやスイーツを分け合っていても『もっとちょうだい』と言われると、自分は足りなくても『あ、いいよ』って差し出します」という役柄とは対照的な、親心あふれるエピソードを披露した。
さらに深川は「コンビニに住んでいる」と回答。「仕事終わりにマネジャーさんに送ってもらった時に、家の近くのコンビニで降ろしてもらったんですけど、一緒に乗っていたマネージャーさんのお子さんに『コンビニに住んでるの?』と聞かれて。夢を壊しちゃいけないと思って『そうだよ、食べ物も飲み物も全部食べ放題なんだよ』とうそをつきました」と告白。かわいいエピソードに会場をほっこりとした空気に包みこんだ。安田の回答は「大丈夫」。「『大丈夫』は魔法の言葉。やばいことがあっても『大丈夫だよ』と言うと安心するじゃないですか。ただし『大丈夫、大丈夫』と2回言うと大丈夫じゃないかもしれない(笑)」と語り、会場を沸かせた。そして森ガキ監督は「テイク2」と回答。「テイク1を撮った時に『今の良かったですよ。もう一回いってみましょう』と言う時の『良かったですよ』は、自分の中での優しいうそなのかな」と現場の裏話を告白すると、これには登壇者たちも「大丈夫なのかな」と心配しながら笑っていた。
伊藤はというと、「嘘というか、みんなが”あぁ〜“ということかなと思うんですけど…」と前置きしつつ「初めて聞いたようなリアクションをした」と回答。その答えを聞いた瞬間、全員が”あぁ〜“とリアクションし、まさに!な反応に場内全体からも共感の声が漏れ、最後に高杉が「タクシー……」と回答。「空港までタクシーに乗った時、運転手さんがすごくおしゃべりな方で。その方の壮絶な人生の話を聞くことになったんです。到着予定時刻がギリギリになって『まずいな』と思ったんですが、運転手さんが話に夢中になっていて。そのタイミングで『時間大丈夫?』と聞かれたんですが、話の腰を折るのも悪いなと思って『大丈夫です』と答えました」と述懐。それだけではなく、「タクシーの中で『もうこの人の面白い話を聞けるなら、次の飛行機でもいいかも』と覚悟を決めていました」と付け加えた高杉。結果的には小走りで空港に向かい間に合ったというが、このエピソードに登壇者たちも「優しいを超えてますよ」と高杉の人柄に感嘆しきりだった。
そんな舞台あいさつも終盤となり、最後に高杉がこれから映画を観る方にメッセージを。「あらためて家族ってなんだろうと考えてみて…家族というのは、切っても切れないものなんだなと思いました。でも家族の24時間を全て知っているわけではないから、どこかで他人になっていたりもする。そんな中で、この映画は家族のことだけじゃなくて、隣にいる人のことも思いやれる映画なのかなと思っています。見えないだけで、いろんな人が事情を抱えて生きている。この映画は、そんな背景を考えさせてくれます。自分は映画とか作品というのは、人の人生を2時間でも1時間30分でも奪うものだと思っているので、見てくださった方たちが何か人生が変わるものがあればと思っているんですが、この映画は間違いなく、皆さんの価値観だったり人生というものを変える力がある作品だと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」と作品へのあふれる思いを明かし、舞台挨拶を締めくくった。
(オフィシャルレポートより)
<STORY>
弟の死が受け入れられない母のため、弟のフリをして母に手紙を書き続ける、小学生の山吹。空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、夢を語ってばかりの適当な祖父と“噓”を扱い仕事をする祖母、そして“嘘と嘘つきが嫌い”な姉。一つ屋根の下に住んでいながらもバラバラに生きている家族の中で山吹は今日も嘘をつきながら成長していく―。
高杉真宙
伊藤万理華 深川麻衣 安藤裕子 向里祐香 ヒコロヒー
鈴木砂羽 松岡依郁美 森田 想 高尾悠希 後藤剛範 長友郁真 はなわ
/安田 顕 余 貴美子 柄本 明
監督:森ガキ侑大
脚本:菅野友恵
原作:寺地はるな『架空の犬と嘘をつく猫』(中央公論新社刊)
音楽: Cali Wang
製作:菊池貞和 津嶋敬介 村松秀信 秋元巳智雄 森ガキ侑大 安部順一 指山弘雄 友廣一雄
プロデューサー:布川 均 赤澤賢司 宮川宗生
映画「架空の犬と噓をつく猫」製作委員会(ポニーキャニオン ホリプロ 東映エージエンシー ヒューマックスエンタテインメント KUJIRA 中央公論新社 サガテレビ ビ―プラスト)
制作協力:佐賀県フィルムコミッション
製作幹事・配給:ポニーキャニオン 制作プロダクション:ヒューマックスエンタテインメント ホリプロ
(文化庁ロゴ)文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2025 映画「架空の犬と嘘をつく猫」製作委員会 2025年/日本/125分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch …
福士蒼汰&福原遥 がサプライズ登場!!十明「楓」生歌唱に感動! 福士がクリスマス恋愛物語を妄想も!? 映画『楓』公開直前イベント
映画『楓』の生歌唱付き特別試写会(公開直前イベント) が、12月9日、東京・秋葉原UDXシアターにて行われ、W主演の福士蒼汰と福原遥、劇中歌を担当する十明、監督の行定勲が登壇した。
スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案に、行定勲監督がメガホンを取り、映画化した本作は、事故で双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)が、残された恵の恋人・亜子(福原遥)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、切ない運命を描いたラブストーリー。
上映後の余韻が残る会場に、本作の劇中歌「楓」を歌う十明が登場。オファーを受けた時を振り返り、「もうシンプルにびっくりしてしまって。“楓”という曲がどんな映画になるんだろう? 私がイメージしていた“楓”からどんな物語が紡がれるんだろう・・・と、少しワクワクした気持ちでした」と語り、レコーディングには緊張もあったそうだが、「どうやって歌うかを決め込めないで、監督の言葉を受け取り気負わずに挑みました」と回顧。劇場で観たときは「もう涙が止まらなくなってしまって。心動かされるシーンに自分の歌声が聞こえているということが、少し不思議ですごく幸せでした」と微笑んだ。
そこへ、サプライズでW主演を務めた福士と福原、行定勲監督が客席後方からステージに登場。温かい拍手が送られ、中には驚いて涙するファンも。福士は「皆さんの落ちついた表情を見ていると、この映画を観て心が温かくなってくださったのかなと思いました」と会場を見渡し笑顔。
福原は「この作品はそれぞれ色んな受け取り方ができる作品だと思うので、少しでも皆さんに寄り添える作品になっていたらいいなと思っています」と、観客の表情を見つめる。
監督は「ここ(舞台上)から見る限りでは、そんなに暗い顔した人がいないので、ちょっとホッとしています」と安堵の顔を見せ、「“さよなら君の声を抱いて歩いていく・・・”という歌詞を聞くと、少し重く暗いことを想像するかもしれませんが、この映画を観るとそのフレーズが違って聞こえるんじゃないかな。元々、スピッツさんの曲自体が人生の中にある場面を俯瞰で見ていて、温かく包み込んでる感じに描いている曲だと思うので、その気持ちが伝わっているといいなと思います」と伝えた。
そして、いよいよ十明が、観客と福士、福原、行定監督の前で、「楓」を生歌唱。十明の透き通る歌声が会場を包み込み、映画の世界にいざなった。
歌い終えた十明に、「あったかいね」と顔を見合わす福士と福原。福原は「すごく素敵です。もうずっと余韻があって、本当に泣けてくる」と涙をぬぐい、「包み込んでくれる感じがして、これからも頑張れます」と感謝する。福士は「糸を通すような、隙間で歌ってらっしゃるんですけど、その中に芯があって、強さを感じました。やはりこの近さで聴くと一層心に来るものがあるなと。本当に素晴らしかったです」と感動しきり。
監督も「フルコーラスで聴けるというのはなかなか貴重。やっぱりいいですね」としみじみ。十明は「映画の優しくて強い気持ちと繋がれてよかったと思います。本当にありがとうございます」と嬉しそうに返した。
また、イベントでは本作の内容にちなみ「恋人同士の間で一番大切にしたいことは?」という質問が。「A・・・2人で自分の好きなことを熱く語り合える」「B・・・一緒に朝ごはんを食べる毎日の時間を大事にする」「C・・・不安な時は何も聞かずにそっと抱きしめてくれる」の中から選択するのものだが、福士は「A」、福原と十明は「B」を選んだ。
「A」を選んだ福士は、「好きなものとかが一致していて、『これってこうだよね』『俺もそう思った』みたいに、感情の共有ができると凄く楽しいと思う」と説明。十明が「私は朝ごはんを食べる時、だいたい前日の夜に何を食べるか決めているんです。それを一緒にできたらいいなと思って」と語ると、福原も「めっちゃ分かります!私もそう」と共感。「家族もそうですが、一緒にご飯食べる時間がものすごく大事。そこで他愛もない話をしたり、今日何があったかと報告したりとか、そういう話を毎日できるのが本当に幸せだなと思う」と述べると、十明も大きくうなずいていた。
さらに、12月に入り、クリスマスシーズンも間近。ステージ上にはクリスマスツリーが飾られ、映画で使用された望遠鏡も設置されていた。そこで、「理想のクリスマス」について聞かれると、福原は「私は食べることが好きなので、クリスマスマーケットに行って、シチューとか、温かいご飯を思う存分食べたいです。イルミネーションとか見ながら、食も楽しむと楽しそう」と語ると、十明も激しく同意。「私も食べている時間が一番幸せなので。私もクリスマスマーケット行きたい欲が、いま爆上がりしました(笑)」と楽しそう。
一方で、福士はデートプランを妄想で披露。「2人とも仕事をしているカップル同士で。『じゃあ夜6時半に待ち合わせね』なんて言って、お互い朝からソワソワするわけですよ。で、男性がちょっと仕事で遅れちゃうんです。先輩に言われて『はい、やります!』なんて言いながら終わらせて。急いで退勤して、そこで走るシーンがあります!」そして、「でも、間に合うんです。それでイルミネーションの前で彼女が待っていて、白い息で『ごめん、待った?』『ううん、大丈夫だよ』って。手を繋いで『レストラン行こっか』って。待つ時間も楽しいよね・・・みたいな」と詳細にそのシチュエーションを身振り手振りで説明すると、会場は大盛り上がり。そこに、行定監督が「まあ、ベタだけどね」と感想を述べつつ、「クリスマスツリーの前には彼女が居ないんじゃない?居ないと思って振り返ったら実は居たとか。雨を降らしてみたり?」と続けて演出してみせながらも、「どっちにしてもベタですけどね」と笑っていた。
最後に、福原は「この作品は、1回目と2回目を観た後で全然違う想いになると思います。ぜひ何度も大切な人と一緒に観に来ていただいて、この作品をたくさん愛していただけたら嬉しいです。大切な人をもっと大事にしたくなるような、この冬にぴったりな温かい作品になっているので、皆さんにたくさん広めていただけたら嬉しいです」と挨拶。福士が「『楓』という映画は、観終わった後に心に温かさが残るような作品になっています。この寒い冬、心を温かくするために劇場へ足を運んでくれたら嬉しいです。ホリデーシーズンにぴったりな映画なので、ぜひ劇場でまたご覧ください」とメッセージを送り、イベントを終了した。
【ストーリー】
僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
愛するからこそ、伝えられなかった想い。
めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。
■タイトル:『楓』
■出演: 福士蒼汰 福原遥
宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗
大塚寧々 加藤雅也
■監督:行定勲
■脚本:髙橋泉
■原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
■音楽:Yaffle
■プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
■製作:映画『楓』製作委員会
■制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント
■配給:東映 アスミック・エース
■コピーライト:Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
■公開表記:12月19日(金)全国公開
2025/日本/カラー/120分/シネスコ/Dolby5.1c …
「中島健人 映画の旅人」第13回はシーズン2の最終回「日本・山形」特集!
WOWOW「中島健人 映画の旅人」
シーズン2最終回となる第13回は『日本・山形編』を放送・配信!
アジア最大級のドキュメンタリー映画祭へ
山形国際ドキュメンタリー映画祭の秘密
WOWOWオンデマンドでは、各話放送月の1日に先行配信!
中島健人が映画を軸に世界を旅する「中島健人 映画の旅人」。1月に放送・配信のシーズン2最終回となる第13回は『日本・山形編』をお届け!WOWOWオンデマンドでは、本放送に先がけて各話放送月の1日に先行配信する。
本番組は、世界各地に息づく独自の映画カルチャーに触れ、その国や地域を代表する映画人たちに話を聞くことで、“世界の映画の今”に迫る、【映画×旅】をテーマにした新しい形の映画情報番組。
今回中島が訪れたのは、アジア最大級のドキュメンタリー映画祭である「山形国際ドキュメンタリー映画祭」(2025年10月9日~16日)が開催された山形市。世界各国のドキュメンタリー作品が7日間にわたり上映され、映画ファンが作品との出会いを求めて街を巡る映画祭だ。
この映画祭は1989年に誕生し、アジアで初めて“ドキュメンタリー映画”に特化した国際映画祭として36年の歴史を持つ。古くから“映画の街”として知られる山形市は、1960年代には市内に14館もの映画館があり、市民有志による出資で映画館が作られた全国でも珍しい街だ。その映画文化を受け継ぎ、現在は延べ200人を超える市民ボランティアが映画祭を支えている。観客と映画をつなぐ取り組みの一つが、上映後に行われる“ロビートーク”。観客が監督に直接質問や感想を伝えられる場で、世界の映画祭でも稀な距離感を実現している。
今回は135の国と地域から過去最多となる2676作品が応募。今回、中島は「インターナショナル・コンペティション部門」や、アジアのドキュメンタリー作家を応援する「アジア千波万波(せんぱばんぱ)部門」に選出された作品の監督3名や映画祭関係者にインタビュー。中島が映画祭に感じた可能性とは……?
世界の今を映し出す“鏡”ともいえるドキュメンタリー映画。ここ山形で、どんな“世界の今”が見えてくるのか。あなたもぜひ、“ドキュメンタリー映画”をきっかけに一緒に旅を楽しんでみてはいかがだろうか?
公式インスタグラムでは、番組では見られない未公開シーンやオフショットなどを公開。@wowow_nkeiga_officialで検索。番組オリジナルの新グッズも絶賛発売中。詳細はWOWOW百貨店をご確認いただきたい。( https://dept.wowow.co.jp/)
【中島健人よりコメント】
山形という街全体が、まるで一本の映画のように息づいていました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭では、ボランティアの方々の温かな笑顔と丁寧な仕事に、この街が映画と共に生きていることを感じました。理事長の加藤到さんの言葉を聞いて“映画は人と人を結ぶ光”という想いが伝わり、深く心に残っています。
ナジーバ・ヌーリ監督、マロリー・エロワ・ぺスリー監督、清原惟監督との対話では、映画が国や言葉を超えて感情を共有できることを改めて実感しました。そして山形城跡の静けさの中で、過去と今が重なり合うような時間に包まれました。
たくさん海外に行きましたが、ラストは日本で締めくくりたいと思います。
★放送・配信情報★
「中島健⼈ 映画の旅⼈」(各話放送月1日先⾏配信開始、第2 …
2025/12/11
<ハースト婦人画報社 主催> …
2025/12/06
《ラ・ボエーム》©Karen …
2025/12/11
“イヤミスの女王”湊かなえ原作…
2025/12/04
お笑いコンビ 囲碁将棋が生登場…
2025/11/13
J_O × Knot 初コラボ…
2025/12/05
世界累計発行部数1000万部を…
岩田剛典&白鳥玉季 直筆サイン入りチェキプレゼント!! 映画『金髪』
2025/11/26
『TOKYOタクシー』グッズ(オリジナルパラパラメモ)を5名様にプレゼント!
2025/11/03
