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    INI 26万人動員のツアーがついに完結!ファイナルは自身初のバンテリンドーム ナゴヤ3DAYS! ドキュメンタリー映画主題歌「君がいたから」初披露♪

    26万人動員のツアーがついに完結!
    ファイナルは自身初のバンテリンドームナゴヤ 3DAYS!
    ドキュメンタリー映画主題歌「君がいたから」初披露

    グローバルボーイズグループINIが、9月13日(土)~15日(月・祝)の3日間にわたり、『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』を愛知・バンテリンドーム ナゴヤで開催した。
    INIは5月から6月にかけて全国5都市15公演を巡るアリーナツアー「2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]」を開催。タイトルには“INIならではの方法で導く新たな革命の場所”という意味が込められており、『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE …

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    GENERATIONS片寄涼太、アクション映画出演に意欲「いくらでも殴っていいですからね!」に、武田梨奈「こんなキレイな顔は、殴れない…」映画『By 6 am』完成披露試写会

    日本屈指のアクション俳優・武田梨奈・主演!
    超本格女性アクション映画がついに初上映!

    主演・武田梨奈、萩原聖人、平埜生成、辻千恵、丸本凛、向井宗敏監督
    さらに、主題歌を担当した片寄涼太(GENERATIONS)も登壇!
    片寄涼太、アクション映画出演に意欲「いくらでも殴っていいですからね!」
    武田梨奈「こんなキレイな顔は、殴れない…」

    世界を舞台に活躍する武田梨奈 主演『By 6 am 夜が明ける前に』、ついに初上映!

    初主演映画『ハイキック・ガール!』 で超本格空手アクションを披露する女子高生として鮮烈なデビューを飾り、アメリカの映画祭「Fantastic Fest」での最優秀主演女優賞受賞や、アジアのアクションスター10人にも選出され、昨年は、香港ドラマ「打天下2」でメインキャストとして出演し、先週まで開催されていた大阪アジアン映画祭でワールドプレミアとなった、日本・アメリカ・インド合作映画『シャンバラストーリー』での主演など、今や世界を舞台に活躍する、唯一無二のアクション俳優・武田梨奈。

    その武田梨奈が主演する、格闘シーン満載の本格クライムアクション映画『By 6 am 夜が明ける前に』が、ついに完成!
    9月15日(月・祝)に、主要キャストが勢揃いする、完成披露試写会を開催した。
    主演・武田梨奈、萩原聖人、平埜生成、辻千恵、丸本凛、向井宗敏監督のほか、スペシャルゲストとして、本作の主題歌を担当した、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が登壇!主演・武田への花束贈呈や、キャストの皆さんとのトークを展開した。

    <イベントレポート>
    この日の舞台あいさつは映画上映後に実施。大勢の観客で埋まった会場内を見渡した武田は「皆さん、この暑い中、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。わたし自身、久しぶりのアクション映画なので、早く皆さんに観ていただきたいという気持ちと、この素敵なメンバーで今日ここに立てることをうれしく思います」と感慨深い様子であいさつ。

    続いてプロ雀士としても活躍する萩原は「皆さん、こんばんは。大人代表として、Mリーグの開幕戦を蹴ってこちらに参りました」と冗談交じりにあいさつし、会場は大笑い。さらに「ご覧になられたと思いますが、今回、武田さんとは一切からみがなかったんで……気まずいです」と笑いながら付け加えるも、「向井さんとは(仕事で)縁があって。その時に(武田)梨奈ちゃんとも縁があるから『何か一緒にやりたいよね』みたいな話をして。その情熱を監督が形にしてくれたという縁がつないでくれた作品です」とたたみかけて会場をさらに沸かせた。

    そんな本作のアクションについて「とても大変だった」と語る武田だが、どんなところが大変だったのだろうか、という問いかけに「お気づきの方もいらっしゃると思うんですけど、7割くらいがグリーンバックでの撮影だったので。見えない壁だったり、実際はすごく明るい場所なのに、画面の中では暗いという設定の中で、そういったことをイメージしながら、スタッフの皆さんと映っちゃいけない場所を探りながら撮影をしていく、というのがすごく挑戦的で。皆さんとディスカッションしながらやらせていただきました」と振り返った武田。

    向井監督からは「綺麗なアクションは見たくない」「えげつない1回の攻撃で人をぶっ倒してほしい」という本気のアクションの要望があったとのことで、アクションシーンでは実際にパンチを相手に当てていたという。「実際にグリーンバックで使う緑の布を手に巻いて、役者さんたちの顔をボコボコに殴らせていただきました」と冗談めかす武田だったが、「アクション部の優秀な皆さんと、戦う方たちとも一緒に練習を重ねて。安全第一でやったので、全力でやらせていただきました」と力強く語った。

    本作は、XR(クロスリアリティ)技術やCG、VFXをふんだんに取り込み、カット数の70%以上をバーチャルスタジオで撮影している。向井監督は「70%くらいがグリーンバックでの撮影でしたが、普通のロケ撮影でも背景にちょっと何かを足したり、VFXで何かを足したりとかということを色々してるので。70%と言いましたけど、それよりももっと、80%くらい何かをしてる作品だったので、作り手としてはすごく楽しい現場でした」と明かすが、「萩原さんや(加藤)雅也さんは、『こういう撮影だから』ということで、みんな喜んで来てくれたんですけど、(萩原さんや加藤さんの出演シーンは)普通にロケでした」と暴露。これには萩原も「僕は、ただのロケでした」と続け、会場を笑いに包み込んだ。

    そんな過酷なアクションシーンの話を聞いて「まさかそんな血みどろの戦いが繰り広げられていたとは……」と驚いてみせた平埜。「撮影がちょうど年末ぐらいで、街もちょっと賑わっているムードで、僕は撮影現場に行って。現場では武田さんと子役の子と一緒に、とにかく幸せな時間を過ごしていたので。なんだかご褒美みたいな仕事だなと勝手に感じながら。監督の空気も、撮影スタッフの皆さまもすごく穏やかな撮影だったので。先ほど7割がグリーンバックだとおっしゃっていましたが、僕はお家のセットで撮影していたので、僕もグリーンバックで撮影してみたかった」と笑ってみせたが、武田も「初日が平埜さんたちとのシーンで、ふたりの笑顔を最初に見れたから、怒りのパンチをちゃんと込められたなと思います」と振り返った。

    一方、元便利屋の桜井香里役の辻は奇抜な衣装に驚いたという。「衣装合わせに行った時に『これが衣装なんだ?』と思って。台本を読ませていただいても『これってストレートのお芝居ですよね?』と監督に確認したぐらい、その衣装が結構攻めてたので。ああいう奇抜な身なりだけど、飄々とすごいことを成し遂げる人っているなと思って。そういうことを色々思い出しながら撮影したのを覚えてます」と述懐。

    さらに主人公の元同僚・松岡咲良を演じた丸本は「元同僚ということもあって、武田さんとは息が合ってるといいよねというお話をして。休憩中には一緒にセリフ合わせをさせていただきました。咲良を演じるにあたって悩むことも多かったので、その時には武田さんにいろいろ相談させていただいたりとお世話になりました」と感謝の思いを述べた。

    そして、主題歌「朝日のように、夢を見て」を歌う片寄涼太が来場。同曲が収録されている初のフルアルバム「Bouquet」にちなみ、ブーケを武田にプレゼントした片寄は「自分自身、出演した作品で舞台あいさつに立たせていただくことは、今までも何度かあったんですが、はじめて自分のソロの楽曲を提供させていただいて、こういう形で舞台に立たせていただくと、すごく緊張感と新鮮な気持ちがあって、とても嬉しく思ってます」と晴れやかな表情。

    そして本作の主題歌を聴いたという武田が「物語はだんだんとダークになっていって、ものすごく苦しい部分もあったんですが、最後にこの曲が流れると、やっと日常に戻れるというか。そういった日常の温かさみたいなものを感じられたので。すごく素敵な楽曲を作品に添えていただいて、本当に幸せです」と語ると、片寄も「ありがとうございます。嬉しいです」と笑顔を見せた。

    そしてあらためて本作の感想を求められた片寄は「よく子育ての中で『ママは最強だ』と言われますが、こんなに最強なママはいないだろうなというくらい度肝を抜かれました。でもその激しいアクションシーンの中でも、大切な家族を思う温かさみたいなものも感じられて。いろんなシーンが一つ一つ、とても大切だなと思って拝見させていただきました」とコメント。「アクション映画に挑戦したい気持ちは?」という質問には「もちろん機会がいただけるのであれば挑戦していきたい思いはありますが、でも武田さんには勝てる気がしないですね」と笑ってみせるも、本作悪役の駿河太郎が武田とのファイトシーンでも「バーンとこいや!」という具合に胸を貸していたというエピソードを聞き、「僕だって殴ってもらっていいですからね」とたたみかけると、武田も「こんなキレイな顔は、殴れません…」と返し、会場を大いに盛り上げた。

    そんな大盛り上がりの舞台あいさつもいよいよ終盤。最後に武田が「この作品は今、問題視されている闇バイトだったり、家族をテーマにしている作品でもあって。正義とは何か、ということをわたし自身、問いかけられた作品でもありました。皆さんにも観ていただいた通り、何か続きそうな予感がある終わり方になっていました。もちろんまだ何があると決まっているわけではないんですが、観てくださった皆さまの反響次第で、今後もしかしたら何かあるかもしれないので。片寄さんももし良かったら(出演してください)……」というラブコールに会場からは期待を込めた大きな拍手が。その様子に笑顔を見せた武田は「ぜひ実現させたいと思っているので、ぜひ感想をSNS …

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    阿部寛「なんだかわからないけど、怖いね」藤原大祐、浜野謙らと学生と一緒に“SNS炎上体験”!! 映画『俺ではない炎上』炎上体験イベント

    ーある日突然、SNSで殺人犯に仕立て上げられ炎上した男ー
    必死の逃亡劇の果てに明らかになるのは、#ネタバレ厳禁な衝撃の真実。
    #明日は我が身のノンストップ炎上エンターテイメント開幕!

    阿部寛 藤原大祐 浜野謙太 が、学生と一緒に“SNS炎上体験”!!
    阿部「なんだかわからないけれど、怖いね」
    学生からの質問に未来に向けたエールを贈る

    第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説「俺ではない炎上」が山田篤宏監督の手で実写映画化。
    9月26日(金)に全国公開いたします。主演を務めるのは、第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞『テルマエ・ロマエ』(12)、第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞『ふしぎな岬の物語』(14)、優秀助演男優賞をダブル受賞『柘榴坂の仇討』(14)、第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞『護られなかった者たちへ』(21)など、数々の作品で多くの映画賞を受賞し、今尚とどまることを知らずに活躍し続ける阿部寛。
    本作について阿部は、「非常にチャレンジングでやりがいのある作品」とコメントを寄せ、見事にハードな役柄を演じ切った。

    <イベントレポート>
    作家・浅倉秋成によるベストセラー小説を実写映画化した『俺ではない炎上』(9月26日公開)。9月15日に日本大学芸術学部にて炎上体験イベントが実施され、主演の阿部寛、共演の藤原大祐、浜野謙太 プロデューサーの筒井竜平が在学生を前にトークを繰り広げた。

    ある日突然 SNS 上で炎上、殺人事件の犯人に仕立て上げられた男・山縣泰介役の阿部。自身はSNSに馴染みがないというも「脚本を読んだ時に“今の時代サスペンスとしてありだな”と思う一方で、なぜ泰介がYouTuberに追われるのかわからなかった。でもその辺りを理解していく中で、これは怖いな…と思いました」と実感していた。

    最初に事件の投稿を拡散した大学生インフルエンサーで、サクラ(芦田愛菜)と一緒に泰介を追う住吉初羽馬役の藤原。SNSとはあえて距離をとっているそうだが「炎上…。怖いけれどちょっとしてみたいかも?」と危険な匂いに興味津々。泰介の部下で大帝ハウスの営業部に勤める塩見亮役の浜野は、「僕のSNSには“いいね!”もつかないので…。一度炎上してみなければダメですね!」と自虐的だった。一方、浅倉氏による原作の魅力について筒井Pは「現代ならではのテーマ性があってエンタメ度も高い。逃走劇というサスペンスだが、どこか可笑しみもある。これは映画にして沢山の人に観て欲しいと思った」と解説した。

    本作のWEB プロモーションの一環として制作された、疑似的にSNSで炎上したかのような体験ができる“炎上シュミレーター”に挑戦。AIによる炎上コメントが即座に表示されるハイテクさに対して、炎上以上にAI技術に目を丸くする阿部は「今はこんなのも即興で出来るんだ…。なんだかさっぱりわからなかったけれど、怖いね」としみじみ。浜野も「普通に愉快。プライベートでやってAIの技量を試してみたい」と楽しんでいた。

    また俳優の仕事を始めるきっかけについて聞かれた阿部は「大学1年の頃に雑誌『non-no』に紹介されて1位になると車が貰える企画があって、車欲しさでやってみたら1 …

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    杉咲花の”推し”は自身と同じ名前のガールズグループ・HANA!「めちゃめちゃ応援してます!」映画『ミーツ・ザ・ワールド』完成披露舞台挨拶

    主演:杉咲花(『片思い世界』)×原作:金原ひとみ(『蛇にピアス』)×監督:松居大悟(『ちょっと思い出しただけ』)×音楽・クリープハイプ
    歌舞伎町を舞台に、新たな出会いが導く世界を描いた現代版“不思議の国のアリス”

    主演・杉咲花をはじめ豪華キャスト陣集結‼
    南琴奈、板垣李光人、渋川清彦、筒井真理子、くるま(令和ロマン)、松居大悟監督
    「推し」を大発表! HANA、蕎麦、アスパラガス、区etc…

    芥川賞作家・金原ひとみが歌舞伎町を舞台に描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を、監督に松居大悟、主演に杉咲花を迎えて映画化した『ミーツ・ザ・ワールド』が10月24日(金)に全国公開‼

    歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描いた『ミーツ・ザ・ワールド』。原作は、第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの同名小説。自著の映画化は、第130回芥川賞を受賞したデビュー作「蛇にピアス」以来、17年ぶりとなる。監督を務めるのは、これまで青春という一瞬の輝きを描き、若者から圧倒的な支持を得る松居大悟。初めて“生きること”についての映画に挑み、新境地を開いた。撮影は本作の舞台である歌舞伎町で敢行。この街で生きる人々の居場所をスクリーンに焼き付ける。主人公の由嘉里を演じるのは、演技力に定評のある杉咲花。擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」の推しカプに全力で愛を注ぐも、自分を好きになれず、仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じる等身大の主人公の姿を体現する。由嘉里が歌舞伎町で出会う住人、希死念慮を抱えた美しいキャバ嬢・ライを南琴奈、既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒを板垣李光人、人が死ぬ話ばかりを書いている毒舌な作家・ユキを蒼井優、街に寄り添うBAR『寂寥』店主・オシンを渋川清彦が演じる。歌舞伎町を舞台に新たな世界との出会いを描いた本作は、まさに現代版“不思議の国のアリス”。生きづらさを抱えるすべての人に贈るマスターピースが誕生した。

    <イベントレポート>
    金原ひとみの小説を映画化した『ミーツ・ザ・ワールド』の完成披露上映会が9月15日(月・祝)に都内で開催され、主演の杉咲花をはじめ、南琴奈、板垣李光人、渋川清彦、筒井真理子、くるま(令和ロマン)、松居大悟監督が揃って上映前の舞台挨拶に登壇。映画にちなんで自身の“最近の推し”を発表し、会場は大きな盛り上がりを見せた。

    自分のことを好きになれないヒロインの由嘉里を演じた杉咲は、本作への出演を決めた理由について「いま、共感できることや誰かとの共通ポイントをフックに人と人がつながっていくことが重要視されているような空気感を感じるんですけど、そこに逆説を唱えるように、圧倒的な“わかり合えなさ”を描きながら、それでも何とか人と人って近くにいれるんじゃないか? という祈りのようなものが描かれているところがすごく素敵だなと思いました」と説明する。

    そんな杉咲の言葉に松居監督も深くうなずき、映画化することを決めた理由について「いろんな考え方の人がいるのに、自分の考え方と違うと『そうじゃないよ』みたいなことになるのが、ちょっと息苦しいなと思っている中で金原さんの原作を読んで、『それぞれ考え方は違うけど、でもそれでいいじゃん! 歩んでいこうよ』みたいな感覚になって、それはいまの時代に映画として届けるべきだと感じて決意しました」と明かす。

    由嘉里が歌舞伎町で出会うキャバ嬢のライ役をオーディションで勝ちとった南は、上映前の舞台挨拶に「緊張しています(苦笑)」と初々しく語りつつ、オーディションからここまでの日々について「オーディションの台本をいただいて、作品の概要などを聞かせていただいて、一瞬でこの世界に惹かれ、魅力を感じて『私もこの世界に入りたい』と強く思いました。実際のオーディションにも杉咲さんがいらっしゃって、一緒にお芝居をさせていただいて、オーディションであることを忘れてしまうぐらい、本当に楽しくてのびのびとやらせていただきました。(キャスティングが決まった時は)私はすぐには実感がわかなくて、私よりもマネージャーさんがすごく喜んでくれて、それもすごく嬉しかったですし、撮影中も自分がいま、この場にいるのがすごく不思議というか、夢のような時間でした」と充実した表情でふり返る。

    杉咲は、オーディションでの南について「本当に息をするようにそこにいて、セリフを発している姿に撃ち抜かれてしまいました。なんて魅力的な人なんだろう! と翻弄されっぱなしでした」と称賛を送る。

    板垣は、俳優人生で初めて既婚者の役、しかもホストを生業とするアサヒを演じたが、役作りに際して「そもそもホストという職業、ホストクラブというものがどういう場所なのか? というのが未知だったので、そこを知るところからだと思って、実際にお店へ取材に伺って、そこでどういうルーティーンでみなさんが生活をされているのか? どういう準備があるのか? ということについてお話を聞くところから始めて、実際にシャンパンコールとかもしてもらいました」と実際のリサーチを通してアサヒという役柄をつくっていったと明かした。

    渋川は、歌舞伎町で全ての人に寄り添うバー寂寥の店主オシンを演じたが、撮影はセットではなく、実際に新宿のゴールデン街にあるお店の中で行なわれたという。松居監督は「今回の映画は、場所に嘘はつかずに撮ろうということで、ゴールデン街を回ってイメージに合ったお店を選びました」と意図を語ったが、実際に撮影に参加した渋川は「狭いし、エアコンもあまり効かないし、人数も多くて、撮影は7月だったんですけど、ヤバいんじゃないかってくらい暑かったです」と苦笑交じりに述懐する。渋川さんが立っていたカウンターの中は冷蔵庫のモーターの位置などの関係でひときわ暑く、本番では音の関係でエアコンも切らなくてはいけないなど、かなり過酷な状況だったよう。

    由嘉里の母親役を演じた筒井は、完成した映画を見て、松居監督と話をしながら「ポロポロと涙が出てきた」という。「生きていることは楽しいし、しんどいし、危ういし、そういうものを全部含めて、それでも懸命に生きていく――それがドーンと胸にきました。悲しいとかじゃなくて、魂が洗われたような気持ちで泣いちゃって、恥ずかしくてすぐ逃げました(苦笑)」と照れくさそうに明かしたが、松居監督は「(その時の筒井さんの表情が)忘れられないです。筒井さんの言葉を聞いて、自分も泣きそうになりました」としみじみと語った。

    そして、由嘉里が合コンで出会う男を演じ、映画初出演を果たしたのが、令和ロマンのくるま。冒頭の挨拶から、聞き取れないほどの小さな声でボソボソと話し始め、すぐさま「小さすぎる!」とツッコミを浴びて笑いを誘う。普段の主戦場であるバラエティ番組の現場と比べて映画の撮影現場は「人が多いなと思いました。カメラの周りにすごいたくさんの人がいて新鮮でした」と真面目にふり返ったかと思えば、この日の衣装について「なんで僕、板垣さんとレザーが被ってるんだろう…? ってすごく恥ずかしくなってきて、しゃべりたいと思っていたことが全部飛びました。なんでこんな男前の人と被ってるんだろうと…」と悲痛な表情を浮かべる。板垣が「今日はペアルックで(笑)」とフォローするも、くるまは「ちょっと確認不足で、舞台袖で絶望的でした…。嘘だろ? って」とボヤきを連発し会場は爆笑に包まれていた。

    ちなみに、そんなくるまとの共演について、杉咲は「本当に素敵で、くるまさんの思考から生まれた言葉のように全てのセリフが聴こえてきて、どうやったらこんなふうにできるんだろう? と思いながら、ご一緒できて嬉しかったです」と絶賛! 松居監督も、台本にセリフがない部分もくるまがアドリブで見事な演技を見せていたと手放しで称えていた。

    母娘役を演じた筒井と杉咲も今回は初共演となったが、筒井が杉咲について「お芝居に対してひとつも嘘がなくて、ちょっとした動きの気持ち悪さにもすごく敏感で、この若さでお芝居に甘さがないことにリスペクトを感じました。楽しかったです」と語れば、杉咲も「こちらこそです! たくさん話かけてくださって、シーンの中では張りつめているけど、それ以外では『こういう時間が親との関係できっとあったんだろうな…』とイメージさせてもらえるような温かい時間をつくってくださって、嬉しかったです」と語るなど、撮影の合間のやりとりからも母と娘の関係を丁寧に築き上げていったことをうかがわせた。

    この日は、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぐ由嘉里にちなんで、登壇陣がそれぞれ「最近の推し」を発表! 杉咲は「HANA」と書かれたフリップを見せ、オーディション番組「No No Girls」から生まれたガールズグループで自身と同じ名前の「HANA」への愛を熱弁! ファンクラブにも入っていることを明かし「本当に努力を惜しまずにどんどん内側から発光していく姿も素晴らしいですし、あるメンバーの方が『一番大事なのは、頑張ることじゃなくて自分を大事にすることだと思います』と言っていて、人一倍努力することがどれだけ大事かということをオーディションを通して痛感してきたはずの7人の女の子たちがそんなことをファンの前に立って言えるって素晴らしいなと思って、めちゃめちゃ応援してます!」と推しへの愛を熱く語ってくれた。

    南の最近の推しは「蕎麦」とのことで「今年の夏は1日に1食は食べていたくらいで、今日のお昼も蕎麦を食べました」と明かす。同じく食べ物を推しとして紹介してくれたのは板垣。「アスパラガス」が推しだと明かし「ごはんを食べに行くと、アスパラガスのメニューはだいたい頼んでる」、「小さい頃、近所に自生していたアスパラガスを持って帰ったりしてました」と長きにわたるアスパラガス愛を明かしていた。

    渋川は、女性ロックバンド「おとぼけビ~バ~」、筒井はピン芸人の「ほいけんたさん」とそれぞれ意外な推しを明かし、推しのポイントを熱く語り会場をわかせる。

    そして、くるまは「区」と書かれたフリップを掲げ「僕はアイドルや野球も好きで、グッズを買ったりもするんですけど、一番課金してるものは何だろう? と思ったら、区民税でした。相当に区を推してるなと思って、税金がどんどん上がってくると、区の道とかに対する愛着が増してきてて『我が道』、『我が図書館』、『我が保育園』みたいな感じで、自分の税金が使われていると思うと愛着がわいて、公園で写真を撮ったり、映画『PERFECT DAYS』みたいな過ごし方をしています」と予想の斜め上を行く“推し”を明かし、笑いを誘っていた。

    最後に監督は、「今日初めて見ていただく皆さんに是非ミーツ・ザ・ワールドの応援団になってほしいです。ミーツ・ザ・ワールドを少しでも遠くに届けたいなと思っているのでどうぞよろしくお願いします」と観客に呼びかけた。主演の杉咲は、新たな出会いが導く世界を描いたこの映画のこの日の舞台挨拶に中学時代の同級生たちが来場していることを明かし「そのうちのひとりが、中学に入学したばかりの頃に、離れた席からじっとこっちを見ていて『何だろう?』と思っていたら、授業が終わった時に『友達になりたいです』という手紙を渡しに来てくれたんです。すごくびっくりして、ちょっと怖いなと思ったんですけど(笑)、そのときに関わろうとしてくれたから、14年間が経ったいまもこういうふうに友達でいられているんだなと思います。人との出会いってこういう感じだったかもと思い出したりしていました。由嘉里にとってライがそうだったように、初めて会った人に対してドキドキしたりすることってあると思います。世界にはいろんな特徴とかルーツを持った多様な人たちがいて、出会いのときに『ちょっと怖いな』と思ってドキドキするのは、ただその人のことを知らないだけで、自分が無知だからというそれだけで、本当は全然怖いということじゃないんだよなって考えたりしていました。『わかり合えないこと』も人と人同士だと、たくさんあると思います。それでも相手のことを知ろうとしてみたら、かわいらしいところや嫌いになれないところが見つかっていくのかも…ということを考えさせてくれるような、エールを送ってくれるような映画になっていたらと思います」と本作に込めた思いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。
    (オフィシャルレポートより)

    『ミーツ・ザ・ワールド』は10月24日(金)全国公開。

    映画『ミーツ・ザ・ワールド
    <Story>
    擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分のことは好きになれない由嘉里。27歳になって結婚・出産…と違う世界に次々と離脱する腐女子仲間をみて、このまま仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じ、婚活を始める。しかし参加した合コンで惨敗。歌舞伎町で酔いつぶれていたところ、希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライに助けられる。ライになぜか惹かれた由嘉里は、そのままルームシェアを始めることに。やがて、既婚のNo.1 …

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    人生で最も尊いキスを描くオムニバスラブストーリー!ドラマ『君としたキスはいつまでも』第一弾キャスト解禁!

    ABCテレビ2025年10月期 ドラマL
    人生で最も尊いキスシーンを描く、オムニバス・ラブストーリー

    各話のメインキャスト&エピソードを解禁第一弾!
    細田佳央太×莉子、本島純政×川津明日香、渡部秀×小島藤子、
    猪塚健太×藤谷理子、青柳塁斗×松井愛莉
    が珠玉のラブストーリーを紡ぐ。
    さらに、ドラマ本編を盛り込んだPR映像も初公開!

    ABCテレビの2025年10月クール・ドラマL枠にて放送する完全オリジナルストーリー『君としたキスはいつまでも』。オムニバス形式で様々なエピソードが紡がれる本作の、メインキャスト&エピソード解禁・第一弾! なお第二弾キャストは後日解禁される。

    ――――――――――STORY――――――――――
    ドラマの舞台は、廃校になった小学校をフルリノベーションした湖畔のホテル。
    オープンを前に、卒業生や小学校に所縁のある人々を招待したプレオープンが行われる中、
    登場人物たちはそれぞれに思い思いのタイミングで、
    家族や友人、恋人とともにホテルに集ってきます。
    ――ある客は、恋人と初めてのお泊りに…。
    ――ある客は、亡き妻との思い出を辿るために…。
    ――またある客は、疎遠になった幼馴染で集まるために…。
    湖畔のホテルを舞台に、かつて子どもだった大人たちが思い出の場所に集い、自分自身、
    そしてなにより大切な人と向き合う時間を過ごしていきます。
    人と人とが向き合った先にある、”君としたキス”は、どんなキスなのか……。
    人生でもっとも尊いキスシーンを通して、
    人生の岐路と人間模様を、丁寧に紡いでいくオムニバス・ラブストーリー。

    第一弾キャストを解禁! 様々な愛の形を紡ぐのは…
    細田佳央太×莉子、本島純政×川津明日香、渡部秀×小島藤子、
    猪塚健太×藤谷理子、青柳塁斗×松井愛莉
    に決定!

    廃校となった小学校をフルリノベーションした湖畔のホテル。グランドオープンを目前に控えたプレオープン中に、小学校に所縁のある人々が訪れたとき、物語は動き出す。
    そんなオムニバス・ラブストーリーの各話エピソードとともにメインキャストを解禁!

    今回解禁されたメインキャストには、チーム・ハンサム!より、細田佳央太、本島純政、猪塚健太、青柳塁斗。そしてハンサムファンにはなじみの深い、渡部秀の出演が決定。そして、各エピソードのヒロインに、莉子、川津明日香、小島藤子、藤谷理子、松井愛莉の出演が決定した!

    ◆各話のキャスト&エピソード
    細田佳央太×莉子
    ――初めてのお泊りデートで描く淡い恋と初めてのキスまでの物語
    ホテルのプレオープン初日、廃校前の小学校で最後の卒業生となった佐々木太陽(細田)と玉山みく(莉子)は、幼い頃からの幼馴染。最近付き合い始めた二人は、初めてのお泊りとして、リノベーションしてホテルになった思い出の地を訪れる。手をつないだことさえない二人の淡い恋模様の行方は…?

    本島純政×川津明日香
    ――プレオープンに向けた新人&先輩スタッフの奮闘と恋の物語
    新人ホテルスタッフの仁野司(本島)と、先輩で教育係の仙崎渚(川津)はプレオープンに向けた準備を行っていた。お互い好意を持っているものの、恋人までの距離はなかなか縮まらない二人。それには、ある理由が…?

    渡部秀×小島藤子
    ――初めて出会った見知らぬ二人の、1日だけの物語
    小学校6年の時に転校してきて1年だけこの小学校で過ごした嶋田沙由里(小島)。長年付き合った彼氏に振られ、ひとりホテルを訪れた。そこで、偶然出会ったのが同い年のカメラマン・新田裕司(渡部)。初めて出会った二人が湖畔のホテルで過ごした1日。

    猪塚健太×藤谷理子
    ――感傷にふける警察官の記憶に刻まれた、追憶の物語
    廃校前の小学校。警察官・北村智行(猪塚)は防犯訓練で小学校を訪れ、保健室の先生・晴美(藤谷)と出会い結婚した。所縁の深い場所でもあるホテルのプレオープンに訪れた智行。だがそこには晴美の姿はなく…。

    青柳塁斗×松井愛莉
    ――振られた元カノとオーディションの場で演技のキス!?
    ホテルで人気アーティストのミュージックビデオの撮影が予定され、地元民向けのオーディションが行われることに。ホテルで電気工事の仕事をしていた竹澤武蔵(青柳)は出場を決意! 満を持して臨んだオーディションには1年前に振られた元カノ・玲奈(松井)の姿が! しかも、2人で恋人設定のオーディションに挑むことになり…。

    ドラマ本編を盛り込んだPR映像を初解禁!
    各話エピソードより、細田佳央太×莉子が出演するドラマ本編をPR映像にて本邦初公開!
    初々しい二人のキスまでの距離を描いた淡いラブストーリーと、舞台となる湖畔のホテルの美しいロケーションにも注目!

    ◆30秒PR映像

    番組情報
    『君としたキスはいつまでも』
    ABCテレビ(関西) 10月19日(日)スタート 毎週日曜深夜0時10分
    テレビ朝日(関東) 10 …

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