
かつての目玉おやじと水木との出会い、そして二人が立ち向かう運命を描いた長編アニメーション作品を舞台化した舞台『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が、1月9日に東京・サンシャイン劇場にて初日を迎えた。開幕前に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
本作はミュージカル「黒執事」、ミュージカル『薄桜鬼』などの人気シリーズを数多く手掛ける毛利亘宏(少年社中)が脚本を担い、舞台『文豪ストレイドッグス』、『ワールドトリガー the Stage』などこちらも人気シリーズを多数手掛ける中屋敷法仁(柿喰う客)が演出を務め、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の音楽を担当した川井憲次が音楽を手掛けている。
出演は鈴木拡樹、村井良大、岡本姫奈(乃木坂46) 良知真次 他。
東京公演は1月25日までサンシャイン劇場にて。その後、大阪、佐賀にて上演。ライブ配信&ライブビューイングを実施し、9月9日にはBlu-rayの発売も決定している。
STORY
昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。
帝国血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を帯び、
また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。
そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。
それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
時が、血が、彼らを出会わせた――。
【ゲネプロ】

鬼太郎の父役の鈴木拡樹

水木役に村井良大

謎の多い一族、龍賀家の娘・沙代役に岡本姫奈(乃木坂46)
さらに沢海陽子、しゅはまはるみ、岡内美喜子、コッセこういち、加藤啓、中田翔真、橋本偉成、三上市朗、良知真次が出演する。

映画同様のミステリアスな展開に、舞台ならではの迫力あるアクションやギミックが組み合わさり、劇場内に妖怪が存在する世界を作り出す。とはいえ、コミカルな演出や、現実を想起させる場面も多く、現実との揺らぎを感じさせてくれる。



囲み取材には鈴木拡樹、村井良太、岡本姫奈(乃木坂46)と演出の中屋敷法仁が登壇した。

鈴木拡樹:鬼太郎の父役を演じます鈴木です。皆様、あけましておめでとうございます。2026年、明けましておめでたい中、こうして舞台を打たせていただきます。僕自身も今年もちろん初舞台でございますし、いい舞台をきっかけにこの1年飛躍できるように頑張っていきたいなと思います。この作品が1発目で本当に良かったなっていう思いをかみしめてこの公演やっていきたいと思いますので、最後までどうぞ応援のほどよろしくお願いします。
村井良大:水木役の村井良大です。ようやく初日の幕があるということで、とても嬉しく、そして興奮しております。しかも初日はライブ配信もあるということで、なかなか初日にライブ配信があるのは聞いたことがないんですけども、ちょっとこれはミスができないという緊張と初日の高揚感といろんなものが混ざって不思議な状態になっていると思うんです。初日をぜひ見ていただいて、舞台は変化して成長していく、進化していくので、初日の映像を見た後にちょっと本物の舞台が見たいなと思った時に、観に来ていただけるように、新たな視聴者の方が増えたら嬉しいなと思っております。この機会を楽しみながら演じたいと思います。
岡本姫奈:今年イチ、緊張しています。個人として初めて挑戦する舞台が、この本当に素晴らしい共演の皆様と、スタッフさん方と、この作品に参加させていただけたことが、本当にすごく恵まれているなと感じる日々でした。稽古中からわからないことやできないことがいっぱいでしたが、その度に助けていただきました。なので、すごく成長できた期間になったと思っています。今まで積み重ねてきたものを信じて、今日から千秋楽まで映画さやちゃんとして一生懸命いきたいと思います。
中屋敷法仁:昨日まで劇場でリハーサルをやっていましたが、あまりないことですけれど、リハーサル中に笑いと悲鳴と涙が止まらなくなるという非常に慌ただしい演出でございました。
本当にキャストの皆様、クリエイターの皆様、スタッフの皆様のチームワークとエネルギーによって、この作品が劇場空間で花開いているという印象を受けています。早く見てほしいというよりは、もう早く見たいという気持ちでいっぱいです。
―注目ポイントは?
鈴木:ベースのお話として人間関係などが複雑で、そこを結構描いているので、妖怪サイドとして、それにどう関わっていくかですが、やり取りしていて面白いです。皆さんがヒューマンドラマを楽しんでくださっているところに、スパイスを出せるところが1つ、まずこの役の面白さかなと思います。あとやっぱり妖怪の担当ですので、激しいアクションも1つ売りになっています。それは人物同士が戦ったり、大きな妖怪が出てきたり、なんと映像と戦うシーンもございます。そういう迫力をいろんな見せ方で表現してますので、そういう部分も楽しんでいただけたらなと思っています。
村井:見どころもたくさんありすぎて、ちょっとどれを選んだらいいのか、と思うんですけども、先ほど拡樹さんが言ったように、映像とのアクションや狂骨ってこんなにでかかったのかと、目の当たりできるまたとないチャンスなので、ぜひね、劇場で体感していただくのと同時に、これは出演者として思うことなんですけども、今回映画の原作を見ていただいた方はわかると思いますが。水木がとにかくいっぱい出ては喋ってはいるんですよ。ナンバーワンに自分が出ているなと思っていたんですけど、アンサンブルの皆様が、本当に一瞬ではけて一瞬で出てくる、この早着替えのすごさの謎が未だにわからないですけれども、この舞台にぴったりだなと。この人力でやっているすごさも同時に劇場で楽しんでいただければと思います。
中屋敷:原作と言われる劇場版の映画はとても素晴らしいんですけれど、例えば憎しみですとか悲しみのようなものがすごく伝わってくると僕は思っています。ただ、今回、舞台版に関しては、脚本を担当された毛利さんが非常に演劇愛、人間愛に溢れる方で、その方が手がけられたシナリオによって、この憎しみと悲しみにまみれたこの作品が、劇場空間では喜びですとか慈しみ、愛しみのようなとても幸せなメッセージを内蔵しているようなものに変わっているかなと思っています。意外と怖い作品というよりは、とても愛おしい作品だなと思って演出していました。
舞台『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
東京:2026年1月9日(金)~25日(日)サンシャイン劇場
大阪:2026年1月29日(木)~2月2日(月)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
佐賀:2026年2月7日(土)~8日(日)鳥栖市民文化会館大ホール
原作:水木しげる
原案:映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
脚本:毛利亘宏(少年社中)
演出:中屋敷法仁(柿喰う客)
音楽:川井憲次
出演:鈴木拡樹 村井良大
岡本姫奈(乃木坂46) 沢海陽子 しゅはまはるみ 岡内美喜子
コッセこういち 加藤啓 中田翔真 橋本偉成
三上市朗 良知真次
沖育美 齋藤明里 佐々木穂高 田中廉
中嶋海央 藤本裕真 細川晃弘 光永ヒロト
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
主催 舞台「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
公式HP:https://www.kitaro-tanjo-stage.com/

















