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世界(EXILE/FANTASTICS)が語る表現の裏側・・・至高のパフォーマーと深いサブカル愛!そして今後期待するものとは? 世界スペシャルブック『世界館』発売インタビュー!

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GL-9~FANTASTICS BOOKS~プロジェクト5冊目として、リーダー世界のスペシャルブック『世界館』が7月20日に発売された。

LDH屈指の実力と評されるパフォーマーとしての活躍し、アニメマガジンで連載を持つほどのサブカル好きで声優や俳優としても挑戦する世界。そのギャップある二面性にフォーカスした本書。
A面ではダンサーとしてのこれまでの歩み、世界と縁の深いゲストとの対談、地元横須賀での撮影も実施。B面では本人たっての希望で特別なゲストとサブカル談義を繰り広げている。世界自身が「わがままがたくさん詰まった一冊」という本書の制作を振り返りながら、彼のこれまでの人生、そしてこれからの展望まで、たっぷりと語ってもらった。

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― まずは「GL-19」というプロジェクトが決まった時のお気持ちと、世界さんのスペシャルブックが発売されることが決まった時の感想をお聞かせください。

FANTASTICSのグループとしてのプロジェクトはすごく嬉しかったですね。ただ、自分が「何を出すか」ということは、すぐにはアイデアが浮かばなかったんです。どうしようかなとしばらく考えました。

― タイトルを『世界館』に決めた理由は? どんな思いがあったのでしょうか?

ひらめきと直感です。自分の名前が「世界」で、何にでも通じるかと思って『世界館』がいいなと思いました。

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― 本書のコンセプトについて、ダンスパフォーマンスとしての世界さんと、サブカル好きの世界さんの二面性にフォーカスしていると思うのですが、この構成に込めた狙いは?

何か面白そうだなと思って。以前、どこかで両開きの本を見たのですが、それがアニメ・声優雑誌『PASH!』の表紙・裏表紙のような感じだったんです。A視点から見たこっちとB視点から見たこっち、みたいな。ミステリーの本だったと思うのですが、それを見て「これだ!」と思いついた記憶があります。多くの書籍の裏はだいたい金額とクレジットのみですよね。それがちょっと寂しいなと思っていたので。

― 表紙はシンプルですが、開けたら玉手箱!「こんなこともやっているの?」という驚きがあります。制作にはかなり時間がかかったのではないですか?

原稿のチェックが一番時間がかかりました(笑)。分量が多いので、対談自体よりもチェックの方が大変でした。

― ダンスとサブカルチャーの両方に特化されていますが、互いに影響し合っている部分はありますか?

ダンスをやっていると、お芝居で板の上(舞台)に立った時に、どれくらい足を開けばいいか、どれくらいの距離感でやられたふりをすればいいかというのがなんとなく分かりやすいんです。『仮面ライダーガヴ』でも、アクションをその場で教えていただいて行うときもあって、相手の方とテンポを合わせないといけないのですが、ダンスでいろんなテンポで踊る練習をしてきたので、すぐにできました。

逆にサブカルの面がパフォーマンスに影響することもあります。簡単に言うと、好きなキャラクターのポーズをとると気合いが入るというか(笑)。最近ではポーズだけでなく、ソロ前の映像も作っちゃいました。「あ、あれだ!」と、みんなが面白がってくれるような要素を入れたりしています。昔は仮面ライダーのポージングをライブ中にやったりしていましたが、いざ自分が仮面ライダー(の出演者)になったら、逆に恥ずかしくてできなくなっちゃったということもあります(笑)。

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― ファンの方は「何をやってくれるのかな」とつい期待してしまいますね。また、クリエイターの方との対談も興味深いです。特にワダアルコ先生の画は衝撃的でした。

セクシーですよね(笑)。でも太ももあたりのガッチリした感じとか、僕の特徴を捉えて描いてくださっているなと感じて嬉しかったです。

― 広江礼威先生から、世界さんのダンスが「アクションぽい」というお話がありましたが、どう感じましたか?

嬉しかったですね。アクション映画やアクション漫画が大好きなので、無意識にそういう影響を受けているんだと思います。

― アクション演技のオファーが来そうですね。

挑戦したいですね。セリフが少ない役がいいです、覚えるのが苦手なので(笑)。

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― 映像作品への出演にも興味がありますか?

そうですね。EXILEに入ってからは映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』くらいです。ダンスに特化しているからということもありますが、10年前くらいは(佐藤)大樹が『HiGH&LOW』に出たり、お芝居の方でも頑張っていたので、メンバーそれぞれの役割分担みたいな感じがあった気がします。

― 世界さんは幼少期に『ライオンキング』のヤングシンバを演じられていましたが、その時に「自分は人と違ってもいいんだ」というマインドを得たとか。その経験は今のパフォーマンスにも繋がっていますか?

自分に対してというより、人に対してもそう思うようになりました。「間違えてもいい」と思えるんです。もちろんノリで「間違えるなよ~」とは言いますし、間違いは良くないですけど、心の中では怪我に繋がらなければ、ライブは生ものなので何をしていいと思っています。

僕自身も劇団四季での経験はすごく貴重でした。大きい事故もあったし、人が倒れる瞬間も見てきました。体調管理も含めて、子供の時に経験したことは大きかったですね。僕はエリート生じゃなかったですし、怒られることもあった。一度デビューしてまた稽古場に戻されて再デビューするという経験をしたので、逆にどう爪痕を残してやろうか、ということばかり考えていました。

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― お母様が宝塚歌劇団のご出身で、いわゆる「見せ方」や「美学」がしっかりされている環境で育った影響はありますか?

祖母によく「立ち姿がお母さんに似ている」と言われます。自分では全く分からなかったですけど。ただ、母からマンツーマンで教わったことはなくて、大勢の生徒さんと一緒にレッスンを受けて、僕が一番年下で、みんなと同じように怒られるという環境でした。その環境が、自分を厳しく縛りすぎなくて良かったのかもしれません。

― また、18歳で単身ニューヨークに行かれた時には、世界的ダンサー「ルーズ・ジョイント(LOOSE JOINT)」さんの言葉にとても影響を受けたそうですね。

すごく成長させてもらいました。18歳の子供が一人で海外旅行に行くのも初めてでしたし。英語もそこそこでしたが、「行ってみるか」というノリで行きました。今考えると、2009年当時はまだ治安がそれほど良くない地域もありましたし、もしかしたら危険な目にあっていた可能性もあったかも・・・。

でも、そこで旅行では体験できないような「リアルな生活」を ルーズ・ジョイントさんのおかげで体験させてもらいました。形作られていないパーティーとか。それは身体的なことよりも精神的な影響が大きかったです。「大人にならなきゃ」「伝えなきゃ」「自分の意思を大切にしないと食われる」と。サンドイッチ1つ買う時でも、早く言わないと横入りされるような環境でしたから。

― 写真は横須賀で撮られたそうですが、地元での撮影はいかがでしたか?

こんなに小さかったっけ?と思いました。20歳過ぎまで横須賀から通っていたんですけど、自分は東京にまみれたなと感じました(笑)。横須賀は米軍基地もあってアーバンな雰囲気で、独特ですよね。久しぶりに帰って、地元ならではの馴染んでいる感じが出せたかなと思います。

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― ご自身でもこの本は「わがままが詰まった作品」とおっしゃっていますが、今後新しく挑戦したいことはありますか?

イラスト企画をもっと挑戦したいです。いろんな方に描いてほしい。「誰が買うんだ?」と言われてしまうかもしれませんが(笑)、イラスト集のようなものもいいなと思います。あと、イベントも開催したいですね。今はバズるものを作らないといけないような空気もありますが、それで作り手の熱量が削がれてしまうこともあります。『進撃の巨人』や『チェンソーマン』の作者の方々のように、強い思想や熱量がある作り手が生まれる環境を作ったり、発掘できたらいいなと思います。

― FANTASTICSにも強い思いがあると思いますが、リーダーとして改めてFANTASTICSの強みは何だと思いますか?

“個性”じゃないでしょうか。LDHっぽくないと言われることもありますが、個性が強いメンバーが揃っているからそう見えるのかもしれません。リーダーとしてのプレッシャーも最初はありましたが、ある時期から「引っ張る」より「共有する」という方向に変わりました。

将来は国立競技場や日産スタジアムでライブをしたいです。昨年はさいたまスーパーアリーナで3日間開催しましたが、自分たちには広い会場が似合うなと思ったので。実力も人気もまだまだですが、デビュー10年目に向けて成長していきたいです。

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― 多忙な日々を過ごされていると思いますが、リフレッシュ方法は?

友達とくだらない話をすることです。真面目な話をすることもありますが、言葉で吐き出しているほうが頭の中が整理されてスッキリします。共通の趣味について同じ熱量で話せると楽しいですね。

― それでは最後に、本書を楽しみにされている皆さんにメッセージをお願いします。

今回の書籍は「入門編」「チュートリアル」だと思っていただけたら嬉しいです。僕だけじゃなく、僕の周りにいる大切な人たちのコミュニティや活動を知ってもらうきっかけになって、知ることで人生がより豊かになっていただければ嬉しいです。次はもっと複雑なものをお届けできるかもしれないので、期待していてください。

【世界(Sekai)】
1991年2月21日生まれ、神奈川県出身。
2016年12月29日に「FANTASTICS」を結成。佐藤大樹とともにリーダーを務める。 2017年2月~4月、「FANTASTICS」として全国で武者修行を敢行。 2018年4月より新ボーカル2名を加えて「夢者修行 FANTASTIC 9」敢行。2018年12月5日、FANTASTICSでメジャーデビューシングル「OVER DRIVE」リリース。現在はEXILEと兼任し活動している。
2022年に『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』で声優に初挑戦。ほかにも舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 《MAD TRIGGER CREW & どついたれ本舗 feat. 道頓堀ダイバーズ》(2025年)や、映画『仮面ライダーガヴ』(2025年)に出演。

◆GL-9 ~FANTASTICS BOOKS~
2016年12月29日に結成し、2018年12月5日に「OVER DRIVE」でデビューしたダンス&ボーカルグループFANTASTICS。個性豊かなメンバーそれぞれの魅力にフォーカスして書籍化、2026年3月より9カ月連続で刊行する大型プロジェクト。
公式X:https://x.com/GL9_FB

通常版書影

◆書籍情報
世界スペシャルブック『世界館』
世界(EXILE/FANTASTICS)
価格: 2,530円(本体2,300円+税)
発売日:2026年7月20日
書籍リンク:https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045224/


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<スタッフクレジット>
スタイリスト:平松正啓
ヘアメイク:パク・ヨンソン(Luana)

撮影:松林満美