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KID PHENOMENON 8thシングル「I’m still breathing」10月21日(水)発売! ニューシングルに織り込んだ想い・・・グループとしての新たな発見と進化とは? インタビュー到着♪

2022年に結成され、2023年に「Wheelie」でデビューした7人組ダンス&ボーカルグループKID PHENOMENON from EXILE TRIBE。国内のみならず海外のフェスなどにも果敢に飛び込み、その知名度とスキルを高めてきた彼らが、ニューシングル「I’m still breathing」を10月21日にリリースする。

KID PHENOMENONは、2026年には2ndアルバム『KIDS00’s』をリリースし、7月からは初の全国ワンマンツアーを開催。初のホール公演となったSGCホール有明でのスペシャルエディションである『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00’s” Special Edition』では、彼らのメッセージを具現化すべく、パフォーマンスの構成やセットリストだけではなく、ステージセットに至るまでメンバー自らが発案した上で構築。その成長と想いが十二分に込められたライヴは大きな話題を呼んだ。

「I’m still breathing」は、心の中にある挫けそうな感情や弱さを表しつつ、それでも前を向いて希望の光を掴むような楽曲と、それを感情を込めてボーカルとラップで表現するという構成は、まさに7人のあり方とも密接につながっている。人気アニメ『夜桜さんちの大作戦』第2期第2クールエンディングテーマにも起用され、作品の世界観と重なり合うことで楽曲はさらに奥行きを増している。カップリングには「Black Flame」、「存在証明」とライヴでもおなじみの曲に加えて、SPYAIR「イマジネーション」、KANA-BOON「シルエット」のカバーを収録。シンプルなカバーではなく、ラップパートも加わったリミックス的な構成と、ダンスミュージックを基軸にしてきた彼らがJ-ROCKをいかに乗りこなすかも含めチャレンジングな楽曲となっている。

アルバムと全国ワンマンツアーという大きなターニングポイントを経て、ニューシングルに織り込んだ想いとは、そしてグループのスタンスである〈TOKYO NEO POP〉にはどんな変化があるのか多角的に話を聞いた。

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●今年の7月から9月までの3ヶ月間、全国14都市15公演で行われた、KID PHENOMENONとしては初のワンマンライヴツアー『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00’s”』を終えての現在の所感を教えてください。

山本光汰「ファンミーティングではなく、初の単独ライヴツアーだったので、よりコンセプチュアルに構成を作り込んで、自分たちのメッセージ性を大事にしたライヴを見せようというのが大きなテーマでした。〈メンバーもクリエイティブに積極的に参加する〉というグループのコンセプトを基に自分たちでライヴを作り上げることに一貫して取り組んでいるんですが、今回も気合を入れて作ったベースを、ライヴを重ねるたびに毎回ブラッシュアップして試行錯誤した内容をたくさんの方に届けられたのが凄く嬉しかったです。まだまだ課題も多く感じますが、いろいろな景色を見る中で、さらにクリエイティブを底上げしていきたいと一層深く感じてます。楽しみながら様々なアイディアを形にしていける感覚もつかめてきていて、今回は自分たちのベースラインを作るという意味でも勉強になったツアーでした」

鈴木瑠偉「今回のツアーは公演数が多かったので、始まる前はお客さんにあきられたらどうしようとか、自分たちもあきてしまったらどうしようという気持ちがどこかにあったんです。僕自身、同じことを繰り返すのがあまり得意ではないタイプでもあるんですが、ツアーを重ねる中でファンのみなさんの反応が会場や曲ごとに違うというのが大きな発見でした。ブラッシュアップしたり構成を変化させることで、会場の盛り上がり方が変わることが体感できたことに凄く感動しました。それがあるから同じ曲でもまったくあきないですし、新しい楽しさがあることに気づけたのが大きな経験でした。それは今後のライヴにも絶対に活かされるだろうなと思います」

川口蒼真「今回のツアーは、セットや構成をいちから自分たちで考えているので、流れやパフォーマンスへの反応をダイレクトに感じました。それに対してブラッシュアップを繰り返すことで、自分たちのパフォーマンスが成長していくのが実感としてありました。そして、ファンのみなさんのリアクションによって、お互いのことをもっと深く知ることができたと思います。その意味でも、僕たちとファンのみなさんで一緒にライヴを作り上げているんだと改めて強く感じていました」

遠藤翼空「何度も足を運んでくださる方にも、「セットリストの構成は近くても、パフォーマンスが毎回違うから面白い!」と思ってもらいたかったんです。回数を重ねていくからこそ、自分自身で毎回新鮮なテンションを作ろうと思いましたし、「今回はこういう見せ方をしてみよう」といろいろとチャレンジすることで自分のパフォーマンスの幅も広がり、気持ちもグッと上げることができました。観てくださる方を楽しませるためにも僕たち自身の成長のためにも、今回のライヴは凄く勉強になりましたし、大きな手応えを感じています」

夫松健介「SGCホール有明での『LDH DREAM PARK 2026 ~RISE OF THE CHALLENGERS~ presented by LDH PERFECT YEAR 2026』で行われた『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00’s” Special Edition』は、僕たちにとって初めてのホール公演だったので、どういう見せ方がいいのかめちゃくちゃ悩んで、セットリストも何回変えたかわからないくらい試行錯誤して本番に挑みました。本番ではファンのみなさんの熱量を肌で感じられましたし、自分たちが用意してきた1曲1曲の狙いがバシッとハマッた時はドーパミンがドバッと出る感覚がありました(笑)。そして、プロデューサーであるNAOTOさん(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が、今まで見たことないような笑顔を見せてくれた時に凄く手応えを感じました。すべてが最高の瞬間でした」

岡尾琥珀「アルバム『KIDS00’s』のコンセプトのひとつでもあった、自分たちが伝えたいHIP HOPカルチャーのコアな部分と、それを観てくださる方に伝わりやすく表現するというバランスの取り方が凄く難しかったです。「僕たちはここを表現したい!」というだけではなくて、ちゃんとカルチャーを理解しているという面も含めて、どうすればしっかりと伝えることができるのかなと試行錯誤しました。自分たちなりのこだわりを大切にしつつ、それをどう伝わるように表現するかという点でも、ステージを重ねながらいろんな発見をして、その上で作り上げたライヴだったので本当に勉強になりました」

佐藤峻乃介「僕たちはやっぱりHIP HOPが大好きなんですよね。だからこそ、自分たちが触れてきたカルチャーを自分たちなりに体現して表現することが、今回一番大切にしていたポイントでした。僕は今回MPCを使ったパフォーマンスにも挑戦したこともあって、この期間は本当に学びが多かったです」

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●佐藤さんは音楽機材であり、HIP HOPでは名機として知られるMPCを生演奏するというパートがありましたね。

佐藤峻乃介「中学の時に楽曲制作を始めた頃、MPCを触ったことがあったんです。でも、パッドを叩いて演奏するシステムが難しくて、当時は続けられなかったんです。だから、今回は本格的にMPCを練習してパフォーマンスに挑みました。歌やダンスではなく、楽器の生演奏というのは自分にとって本当に新しい挑戦で、MPCのパートが来るたびにすっごく緊張して出番が終わると心底ホッとしてました(笑)。それくらい大きな壁だったんですけど、そのパフォーマンスパートを任せてくれるメンバーや、ライヴ作りの中で新しいことに挑戦させてくれる環境には本当に感謝していますし、やり遂げた時の達成感も大きかったですね」

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●『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00’s” Special Edition』では、背景のグラフィティなどを夫松さんが中心になって描かれたそうですね?

夫松健介「普段のライヴでは、みんなで描いた上に(遠藤)翼空が大きく絵を描いてくれているんですが、有明では看板やロゴパネルを翼空が担当して、グラフィティは僕が描きました。実は僕、凄く絵が苦手なんです(笑)。だから、グラフィティは凄く大きなチャレンジでしたし、めちゃくちゃ研究しました。例えば、グラフィティって誰かが描いた絵の上に重ねて描くのはだめといったルールがあるんですね(Going Overとして敵対行為と見なされる)。そういうグラフィティのカルチャーをしっかり調べて、誤用や誤解のないようにした上で描くことを心がけました。当然、グラフィティライターの方にお願いすることも考えたんです。でも、「苦手でもここを自分たちでやらないと説得力がないよね」と。アーティストとしてもライヴのテーマとしても、カルチャーへのリスペクトを示すには、荒削りでも自分たちの手でやらないと僕らのメッセージがちゃんと届かない。そういった想いがあったので、しっかりと敬意を込めて描きました。そこに〈TOKYO NEO POP〉という僕たちのスローガンや、〈BE YOURSELF(自分らしく)〉、〈ACCEPT(自分自身を受け入れる)〉といった自分たちのメッセージを投影できたことにも手応えを感じました」

●それでは、ここから10月21日にリリースとなるニューシングル「I’m still breathing」についても教えてください。この曲はTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』のエンディングテーマとして起用されていますね?

夫松健介「テレビアニメ『夜桜さんちの大作戦』のエンディングと連動して書き下ろした曲です。アニメの主人公の朝野太陽はストーリーの中で様々な壁に立ち向かって、時にはくじけそうになりながらも家族や仲間の支えによってまた前を向くというキャラクターなんですが、僕たちKID PHENOMENONもオーディションで一度は落選を経験しながら、HIROさんにもう一度チャンスをいただいてデビューすることができたグループ。そういった意味では、自分たちのグループの背景ともリンクする楽曲になってるんじゃないかなと思います」

●楽曲を歌っての感触はいかがでしょうか?

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岡尾琥珀「今回の歌詞は〈未完成な今の自分たち〉だからこそ歌える内容だと感じると同時に、それがアニメの世界観と重なる部分も凄く多いと感じました。その上で、自分たちの現状とアニメの世界観をどうすり合わせて解釈していくか、そして相乗効果を生めるかを考えながら臨みました。ボーカル面では、サビでかなり歌い上げる一方で、ラップ部分はビートに乗せてしっかりと歌詞を聞かせるバースになっています。そして、ラップの温度感自体は低く保ちつつも弱くならないように、その根底にある強さや想いをどう言葉に乗せていくかがポイントでしたね。アップテンポな曲とは違うグルーヴによってよりメッセージ性が強くなっていると思いますし、このバランスはKID PHENOMENONらしさも出ていてまたひとつ新しい引き出しになったのかなと思います」

川口蒼真「僕たち自身も共感できる部分がたくさんある歌詞なんですよね。特にネガティブな感情や弱さを歌っているところが、自分たち自身と重なることも多い気がします。オーディションでの落選やいろんな壁にぶつかったりして、そこで自分の弱さも認めつつ、それを乗り越えてきたグループなので、この歌詞は本当に自分たちらしいと感じます。だからこそ、それを今の僕たちが歌えていることに意味があるなと感じました。聴いてくださるみなさんにもぜひそういった部分に注目しながら聴いてほしいです」

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●今回の楽曲は、ある種のネガティブさや不安、それを乗り越えようと願う強さを内包した曲になっていると思います。自分たちの持つ弱さをシングル曲で表現することについてはどのように感じていますか?

遠藤翼空「〈Fade outしてくポジティブマインド〉というフレーズは、心の内側で感じていたものを引き出してくれるパートですね。人間誰しもずっとポジティブでいられるわけではないので、こういう弱さには共感してくださる方は多いと思います。でも、弱い部分を出すのって簡単なことではないですよね。普通に生きているとなるべく自分をよく見せようとしたり強く見せようとしたり、今の時代はなおさら気を張っている人が多い気がします。だからこそ、こういう歌詞やキドフェノの存在が必要なんじゃないかなと。あえて自分から弱さを見せる必要はないかもしれないけれど、人の弱さにそっと寄り添えるような存在になれたら嬉しいです」

夫松健介「ステージに立つアーティストや、それこそLDHにはキラキラしていて強いといったイメージがあるかもしれないですが、そんな人たちだって日常の中ではどこか弱さを抱えていると思うんです。リスナーのみなさんも、日常にはつらいことやネガティブな感情を抱く瞬間があるかもしれない。だからこそ、いいところばかりを見せていては、みなさんの感情にしっかり寄り添えない気がするんです。特に自分たちはそういった弱い部分も見せるからこそ、伝えるメッセージにより説得力が増すと思っています」

山本光汰「ファンのみなさんもネガティブになった時に「KID PHENOMENONみたいに前を向こう」と思ってもらえるんじゃないかなと。自分たちの強い部分を出しつつも、「こういうネガティブな一面もあるんだよ」と見せることで、ファンのみなさんとよりひとつになれると思いますし、一緒に歩んでいきたい。KID PHENOMENON自身、メンバー同士をお互いに見ているので、落ち込んでたり悩んでたりしたら「なんかあったの?」と気にかけたりサポートし合っているんですよね。そういう部分も自分たちのよさだと思っています」

鈴木瑠偉「弱さが強さに変わることもあると思いますし、自分の弱い部分や抱えている問題と向き合うからこそ、それがその人自身の強さに変わったり励みになったりすることもあると思います。そして、その人にしか得られないパワーや感情って凄く大きなものになる。だからこそ、そういう部分は肯定したいですし、楽曲を聴いてくださるファンのみなさんにしっかりと寄り添えるような音楽を届けていきたいと思っています。自分たち自身もこういった複雑な感情を大事にして表現したいです」

●では、ここで個人的に印象的な歌詞のフレーズを教えてください。

佐藤峻乃介「そうですね、〈I’m still breathing/何も終わってない/この痛みも全部/意味になるから〉というインパクトのある歌い出しが好きですね。この最初の4行は聴いた瞬間、ちょっとドキッとするようなフレーズですし、楽曲全体を表してくれているというか。自分たちが伝えたいメッセージをこの一発で聴いてくださる方に届けられるパートだと思います」

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川口蒼真「自分は〈未完成のままでいいんだ/これがプロセス〉というパートです。〈未完成のままでいいんだ〉を瑠偉が歌ってその後を自分が引き継ぐんですが、そこに肯定がわかりやすく表現されていると感じます。ここを歌う時はいつものラップのようにただ強く押し出すのではなく、歌詞に合わせて声の残し方を工夫しました。少し弱さを見せることを意識してレコーディングしたので、そういったアプローチも含めてお気に入りですね」

鈴木瑠偉「僕は〈未完成なままでいいんだ〉というフレーズが一番印象に残っています。いろいろとできていないことがあっても、それもありのままの自分なんですよね。自分自身に対してもそうですし曲を聴いてこの言葉を受け取ってくれた人にも、自分のことを責めるのではなく、それすらも自分のよさだと思ってもらえたらいいなと思います。とにかくありのままの自分で生き抜いてほしいですし自分を認めてあげた方がいいなと思えるので、それをダイレクトに歌うこのフレーズは強く心に残っています」

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山本光汰「僕は〈一人孤独に押しつぶされても/一歩ずつ前に進んでるから/震えるこの手でもまだ/誰かを抱きしめられるなら〉という歌詞が好きです。とてもエモーショナルで弱さを抱えながらも一歩ずつ前に進んでいる情景が印象的だと思っています。〈震えるこの手〉という弱さを抱えつつ、目の前に少しでも光があるなら、希望と向き合って手を伸ばすことの大事さが描かれていることにも感動します。戸惑いの中で、立ち止まるのか進むのか下がるのか。人それぞれの考え方やテンポ感があるはずで、そういった心の動きを忠実に表現したこの4行のリリックが本当に好きです。それに加えて、メロディラインもハイノート(高音)を使って苦しさを表現しているところも気に入っています」

●エンディングテーマを担当した『夜桜さんちの大作戦』についての印象を教えていただけますか?

夫松健介「メンバーはマンガ版もアニメ版もどちらも大好きですね。普段あまりアニメを観ないタイプだったんですが、いざ観てみたら面白くてあっという間に引き込まれました。ポップな要素がありつつ、メッセージ性もしっかりとあるんですよね。家族や仲間のためにといった想いが本当に胸に刺さって深く見入っています」

川口蒼真「スパイものなのでバトルのシーンもたくさんあるんですが、敵側にも過去の出来事やトラウマといった背景がしっかり描かれているところが印象的ですね。そういう描写を見ると、「この行動にもそれなりの理由があるんだな」と思えて誰も憎めず、人間そのものを好きになれるんです。登場人物ひとりひとりとしっかり向き合えて、全員を好きになれる本当に素敵な作品だからこそ感情移入できて学ぶことも多いです」

山本光汰「僕はもともとスパイ映画やファンタジーといった男の子っぽい作品が好きなこともあって、胸に刺さるシーンやセリフが本当に多いと感じます。絵のタッチも好きで、話によってテイストが変わるところも本当に奥深いアニメですよね。コメディ的な笑いの中にメッセージがしっかり込められていたり、そんな芯のある作品に僕たちの楽曲が紐づいているので、エンディングの映像と楽曲の融合をたくさんの方に楽しんでいただけたら嬉しいです」

●また、カップリングには「存在証明」と「Black Flame」というKID PHENOMENONのライヴでもおなじみの曲に加え、SPYAIR「イマジネーション」、KANA-BOON「シルエット」のカバーが収録されます。シンプルにカバーするのではなく、ラップパートも加わったリミックスに近い感触もある構成になっていますね?

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鈴木瑠偉「SPYAIRさんの「イマジネーション」は僕が提案しました。オープニングテーマだった『ハイキュー!!』の大ファンで、何十回もループしてアニメを観ていたんです。だから、その曲を自分たちの声でカバーできるなんてテンションが上がりました。今までたくさん聴き込んできたからこそ、そこに翼空と光汰の声が乗ったサビを聴いた時は新鮮でしたし、「うちのボーカル、素敵じゃない!?」と(笑)」

山本光汰「2曲ともまったくテイストが違うので、自分もフレーズやパートにこだわりつつ、それぞれ違う歌い方でアプローチさせていただき本当に勉強になりました。有名な原曲をどう自分たちなりに消化して歌うかというプレッシャーもあったんですが、トラックが少しHIP HOPテイストにリアレンジされているので、そのバリエーションが歌っていて面白かったです。これをパフォーマンスした時にみなさんがどう感じてくださるのか楽しみですし、僕たちは海外での活動も多いのでアニメファンや日本のカルチャーが好きな海外の方々にも楽しんでいただける楽曲がふたつも増えたなと感じています」

遠藤翼空「カバーさせていただいたことで、僕自身も改めて原曲の凄さを実感しました。だからこそ、ファンの方々が原曲を聴いて抱いていた楽しいとか勇気づけられるといった感情を、僕たちがカバーすることで変えてしまってはいけないですし、その想いを自分たちでもちゃんと再現しなきゃと思いました。本家のアプローチをリスペクトしつつ、なおかつ自分たちなりの個性も取り入れるように意識しましたし、そのバランスがめちゃくちゃ難しくもあり、勉強になった部分でした」

川口蒼真「オリジナルのラップパートが追加されて、自分たちも声を乗せてカバーできる形になったのがありがたいなと感じました。僕たち4人のラップは、それぞれの個性がコロコロと移り変わって表情を変えていくところがよさだと思っていますし、自分たちのそういう強みもうまく発揮できて、それも含めて今回カバーとして新しい形を提示できたのは凄く嬉しいです」

夫松健介「原曲へのリスペクトを持ちつつも、「I’m still breathing」とはまた違ったアグレッシブさが加わっている感じがします。ラップパートが増えたことで楽曲に自分たちらしさを込められたと思いますし、KID PHENOMENONだからこそ出せるフレッシュな作品になったと感じてもらえれば嬉しいですね」
岡尾琥珀「ラップパートは駆け抜けている感じがあって、そこに自分たちらしさが出ていると思います。ただ、原曲へのリスペクトを込めつつ、自分たちなりの表現をするというバランスは繊細で難しかったです。普段のラップのように自分を押し出すのではなく、ちゃんと楽曲の流れで心地よく聴けるようなラップを意識するのはチャレンジングでした。だからこそ、原曲が好きな方にも聴いていただきたいです」

●アルバム『KIDS00’s』を通して明確になったKID PHENOMENONの〈TOKYO NEO POP〉というオリジナルコンセプトは、ツアーや新作となる「I’m still breathing」を経てどのような意識になりましたか? そこで発見や変化はありましたか?

夫松健介「特にライヴを通して〈TOKYO NEO POP〉という言葉は新しくて今の時代に一番リンクしているんじゃないかと感じました。自分たちのコンセプトを体現したライヴをお客さんの前で披露することで、改めて自分たちらしさについて向き合うことになったと同時に、自分らしくあることや自分自身を受け入れてあげることに寄り添うメッセージが今の時代には本当に大切なんだとも感じました。最初はかなりスケールの大きな概念だなとも思っていたんですが、多くの人に共感してもらえる凄く素敵なメッセージなんだと実感しています。だからこそ、日本はもちろん世界中の方に〈TOKYO NEO POP〉という名前だけでなく、その奥にある深い意味も含めて届けていきたいなと思っています」

山本光汰「〈TOKYO NEO POP〉は、僕たちが海外に行き始めてからより大きく掲げるようになったテーマなんですね。自分たちが育ってきた東京のカルチャーや僕たちならではの音楽性やキャラクター性を〈TOKYO NEO POP〉というフレーズを通して、国境を越えていろいろな人に届けたいですし、これから活動を重ねるごとにさらに大きく育てていきたいんです。その希望は、自分たちの表現の幅広さや可能性にもつながっていると思いますし、もうすぐメンバー全員が20代になるなどキャリアを重ねていく中で発信するメッセージの重みも変わってくるんだろうなとも思います。自分たちがどうグループと向き合い、どんなふうに想いを届けていくのか、多くの人に興味をもってもらいたいですし、そこでもっと自分たちの可能性を広げていけるように常に努力して本気でがんばっていきたいですね」

鈴木瑠偉「僕が一番伝えたいのは、自分の心が大事ということです。自分の感性を曲げずに突き進んでほしいなと。〈TOKYO NEO POP〉には〈ありのまま〉という大きなテーマがあるんです。それを届けるためにも僕たちはパフォーマンスを続けたい。楽曲ごとに様々な世界観があるんですが、その根底にはこのメッセージが流れていると思いますし、これからも大切に伝えていきたいです」

岡尾琥珀「〈TOKYO NEO POP〉の伝えたいメッセージは案外シンプルで「ありのままでいい」ということなんです。当たり前にあるような言葉ですが、そのシンプルさが一番難しいですし、今は特にそれを体現するのが難しい時代になってきている気がします。だからこそ、そのメッセージを僕たちがどう伝えていくかが大事なんだと思います。僕たちもアルバムではぜんぶをそぎ落として素の姿を見せたり、今回の新曲では弱い部分を見せたりと様々な表現を通して、「ありのままでいる自分を大切にする、自分を認めてあげる」というメッセージを届けたいんですよね。今後もそのメッセージの伝え方を試行錯誤しながら、アーティストとしてのかっこよさはしっかり担保しつつ、等身大の姿で伝えていく。そのバランスも大切にしながら活動していきたいです」

遠藤翼空「〈TOKYO NEO POP〉というメッセージには自分自身も支えられているなと感じるんです。これが自分たちのテーマになってから、東京を歩く時に周りを観察するようになりましたし、そこでの個性を感じ取ろうと意識するようになりました。そうすると「みんなその人自身の人生を生きているんだな」と再認識できて、自分もそういうふうに生きていけばいいんだと勇気をもらえました。それを踏まえて、これからもこのメッセージを伝え続けていろいろな方の支えになったらいいなと思っています」

川口蒼真「〈TOKYO NEO POP〉は、「ありのまま」という意味もそうですし、「自分の居場所はどこにでもある」というメッセージでもあると思うんです。もし居場所がないと感じた時は自分で作ればいいし、何より僕たちがみなさんの居場所になれたらいいなと思っています。その想いも活動の中心にしていきたいです。僕たち自身、これからも想像できないようないろいろなことに挑戦していくと思いますし、〈TOKYO NEO POP〉は決まった形ではなく、自分たちの成長とともに形を変えていくものだと感じているので、今後もこのテーマを大切に掲げて進んでいけたらと思います」

佐藤峻乃介「僕たちはまだまだ未熟だと思いますし、世の中のことに対しても知らないことばかりで学ばなければいけないことが本当に山ほどあります。今の段階でも少しずつ海外でパフォーマンスをさせていただいていますが、そこで初めて得ることや知ることも本当に多いんですよね。だから、そこでの経験を通して〈TOKYO NEO POP〉にもっといろんなものを吸収させたり、成長させたいと思うんです。そして、これからどんな新しいものに出会えるのか、そのワクワク感も大きいです。それが今の自分の中の〈TOKYO NEO POP〉ですね」

(ライター:高木JET晋一郎)

8thシングル「I’m still breathing」
2026年10月21日(水)発売
ソニー・ミュージックレーベルズ
[通常盤(CDのみ)]SRCL-13846 \1,500(税抜価格\1,364)
[期間生産限定盤(CD+DVD)]SRCL-13847~8 \2,500(税抜価格\2,273)
※全形態共通封入特典/フォトカード全8種中ランダム1種(通常盤は初回仕様のみ)
【公式HP】
https://www.kidphenomenon.jp/

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【KID PHENOMENONプロフィール】
KID PHENOMENON/LDH史上最大のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』(読み/アイコンゼット ドリームスフォーチルドレン)男性部門の第二章から誕生した7 人組ダンス&ボーカルグループ。東京発の新世代カルチャー〈TOKYO NEO POP〉を標榜、世界へ向けて独自のスタイルから繰り出すパフォーマンスを武器に若き才能たちが新たな現象を巻き起こす。2023年 8 月デビュー。2026年6月2枚目となるアルバム『KIDS00’s』(読み/キッズダブルオー)をリリースした。
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