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佐藤大樹、役作りのためにストイックな身体作り! 見上愛は「心で感じたまま演じました」 ドラマ「liar」佐藤大樹&見上愛インタビュー!

ドラマ「liar」/Astage-(27)

人気小説投稿サイト「エブリスタ」で累計1,500万PVを達成、コミック版は「電子→単行本」という異例のヒット経歴をたどり、累計200万部突破(紙・電子合計)の超・話題作を実写化したドラマ「liar」。

ドラマでは原作コミック同様に、女性目線で進行するストーリーと男性目線で進行するストーリーが入れ替わりながら進んでいき、目線が入れ替わるたびにそれぞれの「嘘」が明らかになり、ズレてすれ違う二人の関係はハラハラドキドキの連続。好きな相手に素直になれなかったり、カラダとココロが裏腹だったり、ワルくてズルい“大人の恋愛のリアル”を覗き見ることができる、新感覚のラブストーリー。放送が開始されるやいなや、SNSで#佐藤⼤樹、#⾒上愛、#イチさん、#liar がトレンド入りするなど大注目に!

この度Astageでは、業績優秀だが、歯に衣着せぬ物言いをする市川一哉を演じた佐藤大樹(EXILE /FANTASTICS from EXILE TRIBE)さんと、一哉と同じ商社に勤める新社会人・成田美紗緒を演じた見上愛さんにインタビューを遂行。原作を読み衝撃を受けたというお二人がどのように作品を作り上げていったのか、役への思いや撮影時の秘話を語ってくれた。

ドラマ「liar」/Astage-(21)

― 最初に原作を読まれたときの感想と、出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

佐藤大樹(以下、佐藤):僕はちょうど新幹線の中で原作を読んでいたのですが、もうニヤニヤが止まらなかったです(笑)。恋愛のストーリー展開もドキドキしますが、ラブシーンのタッチがすごくリアルで、高揚するような描き方だなと思いました。あと第1話と第2話で同じシーンが出てくるのですが、見え方が全く違うものになっていて、視点が変わる・・・って、これドラマになったらどうなるんだろうと思いました。僕にとって初めての主演作でこのような作品にチャレンジできることは凄くチャンスでしたし、サラリーマンの役が初めてだったので、急に大人になった感じがしました。これまでは学生の役が多かったので、そのイメージを一新できるような作品に出会えたと思ったので、二つ返事でやらせてください!とお返事しました。

見上愛(以下、見上):私は今まであまり恋愛マンガを読んだことがなかったので、最初に原作を読んだときは、「うわ~!恥ずかしい」という気持ちになりました。読みながら美紗緒と一緒に気持ちが動いていたので、全巻読み終わったときには体力を消耗して疲れてしまって(笑)。なので、これを実写化したら凄く観る人の気持ちが動くものが作れるんじゃないかなと感じました。監督が熊坂さんということもあり、物語も面白くて美紗緒ちゃんもイチさんもとても愛おしかったので、ぜひやらせていただきたいと思いました。

ドラマ「liar」/Astage-(47)

― 監督が以前ご一緒された熊坂さんということも心強かったのでしょうか?

見上:そうですね。私が演技を始めたばかりの時に一番時間をかけて私と向き合ってくださった監督でしたし、演技の基礎は熊坂さんに作っていただいたところもあるので、ホームに戻ってきた安心感と共に、成長したところを見せなくては!と気合いが入りました。

― お二人は初共演だそうですね。最初の印象と、実際にドラマ撮影してから印象の変化があったら教えてください。

佐藤:初対面の印象は、僕が思い描いてた見上愛像よりすごく柔らかな方でした。もっと無口で、すました感じなのかなと思ったら、最初から凄くフランクで。見上さんが監督と僕の3人で役のことを含めて色々な話をしたいと言ってくれて、30分ぐらいお話しました。その時点で絶対に信頼できる方だなと感じました。撮影が始まっても印象は全然変わらなくて、最後まで明るい方でしたね。撮影では辛いシーンもありましたが、彼女は美紗緒と似ていてるなと思いました。現場での雰囲気も良く、チームワークもバッチリでした。ずっと明るくてチャーミングで、いろんな人から好かれる方なんだろうなという印象のままです。

見上:私もお会いする前はもっとクールな方だろうなと想像していました。グループ活動をされていて、あんなにキレキレに踊るのに明るいはずがないじゃないかと(笑)。可愛いダンスじゃなくて、カッコいいキレッキレのダンス映像を観たので、きっと性格もキレッキレなんじゃないのかなと思って(笑)

佐藤:それ・・・凄い偏見なんじゃない?(爆笑)

見上:でもお会いしたら、誰にでも平等に優しいし明るいし、場の空気のつかみ方が凄く上手。どこででも人とのバランスを取れるとても素敵な方だなと思いました。

ドラマ「liar」/Astage-(41)

― 刺激的なシーンが話題となりSNSでも大盛り上がりです。ドラマの中でもお肌を露出されるシーンもありますが、この作品に備えて体を鍛えたり、ダイエットをされたりしましたか?

見上:好きな時に好きなだけ食べてマイペースな生活をしていました。逆に昨日からピラティスに通い始めました(笑)。

佐藤:え、今? 撮影終わったのに?(笑)

見上:筋肉がなさすぎて、ケンカを止めるシーンで筋肉痛になっちゃったんです。ちょっと止めるだけなのに・・・(笑)。これはよくないなと思って。佐藤さんはめっちゃ体を鍛えていらっしゃったので、私も鍛えた方がいいなと思って。

佐藤:そうなんだ。昨日から?

見上:でも、もうつらくなっちゃった。筋肉痛がキツイんだもん。

佐藤:早っ!(笑)

― 佐藤さんはすごい腹筋を披露されていましたが、何かトレーニングされたんですか?

佐藤:日頃からトレーニングはしています。ちょうどライブ中ということもあってずっと続けていたんですが、これほど脱ぐシーンがある作品は初めてだったので、クランクインの2ヶ月前ぐらいから食事制限を始めました。ラブシーンやポスターの撮影の時は撮影の24時間前から一切水分と塩分をカットする「水抜き」をしていました。これ、めちゃくちゃ大変なんです・・・。

あと、初めてお正月に餅を食べなかったです。、ポスタービジュアルを正月明けに撮る予定だったので、お正月に行った家族旅行でも、みんながビールを飲んで美味しいもの食べてる中、自分だけ野菜で我慢していました。でも、完成したビジュアルを見てやってよかったなと思いました。

見上:えー!凄い! 今は美味しいもの食べてくださいね。

佐藤:今はもうめっちゃ食べてるよ(笑)。

ドラマ「liar」/Astage-(25)

― 食事制限のときは炭水化物を抜くのですか?

佐藤:はい。日頃から夜は基本的に夜8時以降食べないです。いつ取材に呼んでいただいてもいいように仕上がっています(笑)。

― それだけストイックに体を仕上げられたわけですが、外面的だけでなく、イチの内面的なところを表現することは大変だったのではないでしょうか。役とどのように向き合っていきましたか?

佐藤:イチは日頃の自分と真逆過ぎて、共感できる部分もそんなに多くないし、マンガではクールなキャラクターですが、それを実写化したときにそのままやっただけでは現実味がなくて、逆に冷めてしまうかと。そこの絶妙なラインを意識しました。
熊坂監督が「佐藤大樹だからできたイチにしようね」と、クランクイン前から仰ってくださったので、原作のイチのイメージより少し人間ぽく、少し笑顔多めで、少し明るくて暗すぎないイチを演じることを心がけました。

ドラマではモノローグが多く、本当は心の中でこう思ってるけど、それを表に出さない。でも、ちょっと出ちゃうみたいな絶妙なところはかなり探っていきました。

ドラマ「liar」/Astage-(57)

― モノローグの声を入れるのは大変でしたか?

佐藤:大変でした。まとめて出来上がった映像を見ながらではなく、全話分をマイクに向かってひたすら喋ったので、完成作品を観ないと僕たちもモノローグの部分が成立しているのかどうかわからないので不安でした。

― 見上さんはいかがでしたか?

見上:私も熊坂監督から「見上愛が人生のどこかで違う選択をしたら美紗緒になったかもしれないというイメージで演じてほしい」と言われたので、自分の中にある美紗緒っぽさを探りながら演じました。自分が感じたままを演じましたが、それでも自分とは違うところもたくさんあるので、それがどう違うのか、どうやったら役と一つになれるのかを分析しながら美紗緒のマインドに持っていきました。私も思っていることが顔や行動に出てしまって、隠そうとしても隠せてないところがあるので、そこは美紗緒によく似ていると思います。

ドラマ「liar」/Astage-(50)

― 撮影でご苦労されたところはありましたか?

佐藤:たぶん、僕より見上さんのほうが大変だったと思います。このドラマの中で一番最悪な暗いシーンを撮った数分後に、一番最高超にハッピーなシーンを撮ることがあって。もう時間軸がバラバラで(暗いシーンのあとで)本当に疲れた顔をしているのに、その後一番明るくしないといけないという・・・。感情の起伏が大きくて大変。ドラマ前半と後半では4年の月日が流れているので、見た目も心もかなり変化しているわけです。「今、何年後の、何だっけ?」と確認しながら撮影するのが大変でした。

見上:私も撮影の順番がバラバラだったので大変でした。最高潮に暗いシーンの後に明るいシーンを撮って、実はその後にまた最高潮に暗いシーンの続きをもう一度撮ったんです。さっきまでボロ泣きしていた続きでの撮影だったので、それ以上にもっと泣かないといけない。美紗緒ちゃんは結構泣くのですが、私は普段あまり泣かないのでとても大変でした。
毎回そのシーンを撮影する台本の上のところに“どうしてこのシーンになったのか”をメモして始まる前に過去の繋がりを整理して臨んでいました。とにかく転換がとても早いので苦労しました。

― ところで、このドラマでは「手を出しちゃいけないのに、我慢できない」という恋愛が描かれていますが、ご自身の中で、いけないと思いながらもつい手が出てしまうことや物はありますか?

見上:私は本当に食欲に負けてしてしまうので、撮影中も際限なく食べちゃって・・・(笑)。良くないなと分かっていても食べちゃうんです。

ドラマ「liar」/Astage-(39)

― 美味しいものが好きなんですね。特に好きな食べ物はありますか?

見上:たくさんあります。白子、あん肝・・・とか。

佐藤:白子!? 渋いね~(笑)。

見上:うん(笑)。昨日も、カキと塩辛でじゃがバターとジンギスカン鍋を作りました。

佐藤:うわー、凄い!

― たくさん食べても健康だったら大丈夫ですよね。ピラティスも始めたことですしね(笑)。

見上:そうですよね。でも、まだ1回しか行ってないし、もう心折れてますけど(笑)。

佐藤:僕は楽屋に置いてあるお菓子についつい手が出てしまいます。ライブ中は体を絞っていて食事制限をしているので、誘惑に負けちゃいけないと分かってはいるんですが・・・。さっきも食べちゃいました(笑)。特に駄菓子が大好きで、“うまい棒”とか、“蒲焼さん太郎”とかが好き。やめられないです(笑)。

― それでは、最後にこれからドラマをご覧になる皆さんに、メッセージをお願いします。

佐藤:男女の視点が変わって展開するところが一番の見どころだと思います。最終回に向けての2人の恋の行方が、物語を知っている僕らでもハラハラするので、皆さんも絶対に楽しんで観ていただけると思います。ぜひ、最後までご覧ください。

見上:このドラマはもの凄く展開が早くて、毎話何か事件が起きています。1話目を見たあとに2話目で「そうだったの?」「イチさん、そんなこと考えていたの?」という展開になるので、そういうところ楽しみながら毎話ドキドキしていただけたらと思います。

ドラマ「liar」/Astage-(83)

【佐藤大樹 Taiki Sato】
1995年生まれ。埼玉県出身。EXILEパフォーマー/FANTASTICS from EXILE TRIBEリーダー兼パフォーマー。主な出演作にドラマ「HiGH&LOW」シリーズ、「恐怖新聞」(2020/東海テレビ)、舞台「錆色のアーマ」 (主演/2017)ほか、映画『HiGH&LOW』シリーズ(2016~2019)、『ママレード・ボーイ』(2018)、『センセイ君主」(2018)、『4月の君スピカ。』(主演/2019)、CINEMA FIGHTERS project『魔女に焦がれて』(主演/19) 『小説の神様 君としか描けない物語』(主演/2020)など、俳優としても活躍している。

【見上愛 Ai Mikami】
2000年10月26日生まれ、東京都出身。2019年にデビューし、ドラマ・映画・MV・CMなど幅広く活躍。主な出演作品に「きれいのくに」(2021/NHK)など。近年では映画『キャラクター』(2021年/永井聡監督)『プリテンダーズ』(2021年/熊坂出監督)などに出演。
映画『衝動』(2021年/土井笑生監督)では倉悠貴と共に主演を務める。22年JRA年間プロモーションキャラクターに抜擢され話題となる。映画「異動辞令は音楽隊!」(内田英治監督)が8月に公開を控える。

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【Story】
商社勤務の新社会人・成田美紗緒(見上愛)は、同じ部署で働く業績優秀だが、歯に衣着せぬ物言いをする市川一哉(佐藤大樹)のことを疎ましく思っていた。しかし、ふとしたキッカケで、市川に好意を抱くようになる。一方で市川も、仕事の覚えが早く、恋にも真っ直ぐな美紗緒に惹かれていき、やがて2人は身体を重ねるようになる。
ところが、市川には結婚を前提に交際している女性がいた。「一体どんなつもりで私を抱いているの?」美紗緒は混乱しながらも、自分が浮気相手と知りつつ、市川と“秘密の恋”を続けてしまう。
次第にすれ違っていく美紗緒と市川。身体は繋がっているのに、心が繋がらない2人の行く末は・・・

MBS/TBSドラマイズム「liar」
◆放送情報
【MBS/TBSドラマイズム枠にて放送中】
MBS毎週火曜0:59~
TBS 毎週火曜0:58~

出演:佐藤大樹 見上愛
川島海荷 太田基裕 高田里穂 佐藤友祐 山谷花純 / 古川雄輝 升毅
監督:熊坂出
脚本:内平未央 大谷洋介 下亜友美
原作:袴田十莉・もぁらす「liar」(双葉社・エブリスタ)
オープニング主題歌:tricot「エンドロールに間に合うように」(cutting edge/8902 RECORDS)
エンディング主題歌:FANTASTICS from EXILE TRIBE「Turn to You」(rhythm zone)
制作プロダクション:スタジオブルー
製作:「liar」製作委員会 ©「liar」 製作委員会

公式SNS
Instagram:@liar_drama
Twitter:@liar_drama
TikTok:@drama_mbs
公式HP:https://www.mbs.jp/liar/

◆配信情報
TVer&MBS動画イズムで全国無料見逃し配信
dTVで見放題独占配信ほか、スピンオフドラマ「liar~すれ違う恋~」独占配信
TVer、MBS動画イズムにて無料見逃し配信

◆原作情報
双葉社「liar」公式サイト:https://www.futabasha.co.jp/introduction/2017/liar/index.html
双葉社「liar」公式twitter:https://twitter.com/liar__official
エブリスタURL:https://estar.jp/

(佐藤大樹)
ヘアメイク:大木利保(CONTINUE) /スタイリスト:吉田ケイスケ

(見上愛)
ヘアメイク:豊田健治/スタイリスト:下山さつき(AN)

撮影:ナカムラヨシノーブ

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ドラマ「liar」/Astage-(75)