ワタナベエンターテインメントが演劇の新たな可能性を追求する実験的プロジェクト「Diverse Theater」の第二弾として、2025年11月13日(木)～24日(月祝)に紀伊國屋ホールにて、舞台「Too Young」を上演する。劇団チョコレートケーキの古川健が脚本を手がけ、演出は同劇団の日澤雄介が担当する。出演は、宮崎秋人、綱啓永、朝海ひかる ほか。
「Diverse Theater」は、その名の通り「多様さ」をコンセプトに、様々なクリエイターやプロデューサーとのコラボレーションを通じて、既存の演劇の枠に囚われない表現を探求するプロジェクト。本作は、現代の若者文化を象徴する場所として知られる新宿歌舞伎町の “トー横”が物語の舞台。
古川も「宮崎さん主演の舞台を書く機会をいただけたことをとても嬉しく思う」、日澤も「宮崎秋人さんとご一緒した時の印象が鮮烈すぎて、もう一度宮崎さんと作品を創ることを夢見ておりました」と、宮崎を主演に迎える喜びをあらわに。さらに古川は「今を生きる人間の、可笑しさ、悲しさ、そして愛おしさを感じていただきたい」、日澤は「人間の強さと弱さ、そして個人と社会といった普遍的なものを背景にしつつ、令和における〈人間の有り様〉を探していきたい」とコメントを寄せた。
宮崎からは「静かでありながら確かな熱を帯びたこの物語の中で、本郷という人物を生きる時間は、俳優としてだけでなく、一人の人間としての在り方を深く問い直す大切な経験になると確信しています」「観てくださる皆さまが、それぞれの視点で「生きる」とは何かを感じ、考え、少しでも心を動かしていただけたら嬉しいです」と、本作への期待あふれるコメントが届いた。
舞台「Too Young」
2025年11月13日(木)～24日(月祝)に紀伊國屋ホール
脚本：古川健（劇団チョコレートケーキ）
演出：日澤雄介（劇団チョコレートケーキ）
出演：宮崎秋人、綱啓永、朝海ひかる ほか
