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FANTASTICS 堀夏喜 が憧れの街・パリで見つけた、“生きがい”と「ありのままの自分」 1st写真集『LIVING FOR』発売インタビュー!

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幻冬舎とLDH JAPANがタッグを組むプロジェクト「GL-9 ~FANTASTICS BOOKS~」第3弾として、堀夏喜 1st写真集『LIVING FOR』が5月1日に発売された。

堀夏喜が⻑年 “叶えたい” と切望し続けていた 1st 写真集。その撮影地は憧れ続けた街、パリ。撮影ロケ地から、⾐装スタイリング、デザインまで……本⼈のこだわりを遺憾なく発揮。“暮らすように過ごす”をテーマに、パリでの滞在期間は男性スタッフたちと共同⽣活をし、全編ノーメイクで撮影に挑んだ。
まるで旅を共にし、⼀緒に思い出アルバムを⾒ているような感覚になる作品が完成。本編の最後には堀夏喜⾃⾝が撮影したカットも掲載されている。

堀 夏喜の新たな魅⼒に出合える渾⾝の⼀冊となる本書。待望の写真集の撮影を振り返りながら、今の思いを語ってもらった。

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― GL-9プロジェクトという企画、そしてご自身にとって初めての写真集が発売されることを最初に聞いたときの率直なお気持ちをお聞かせいただけますか?

これまで、グループとして写真集を2冊発売させていただきましたが、いつか自分の写真集を作ってみたいという気持ちがあったので、そのチャンスが来てすごく嬉しかったです。GL-9プロジェクトというFANTASTICSのメンバー全員で毎月活動していくという嬉しさもありますが、やはり個人として出せる嬉しさが大きかったです。

― パリで撮影されるのが念願だったとお聞きしましたが、パリの現地に降り立った時の第一印象はいかがでしたか?

「来たな!」というよりは、「あ、本当に来たんだ・・・」という感じの方が強かったですね。空港に着いたときは(他の国の空港と)景色や建物がそれほど変わらなかったので。日々過ごしていくうちに、次第に「あ、パリにいるんだな」という感じに変わっていきました。

―『LIVING FOR』というタイトルにはどのような思いが込められているのですか?

写真集全体を通して、生活しているような、そこに住んでいるような写真集にしたいなという思いがありました。また、帰国していろいろ思い返してみると、こうやって自分がこだわって物を作るということが自分の“生きがい”になっていると感じたので、“生きがい”という意味も込めて『LIVING FOR』にしました。この言葉が、Living(リビング)やLive(リブ)で「住んでいる」という意味もあるので、ピッタリじゃないかなと思って。

― 「暮らすように過ごす」ということが今回のテーマだったと思いますが、堀さんにとっての理想の暮らしとは?

理想の暮らしは・・・、適度なトラブルと、適度な落ち着きが理想です。

― 平穏だけじゃなくて、少しのアクシデント、刺激もほしい?

自分の想定外のことが起きた時に、ちょっとピリッとする感じは、怖い時もあるけどワクワクする時でもあるので。そういうことも欲しいですね。

― パリでは、ホテルではなくアパルトマンで男性スタッフと一緒に生活されたとのことですが、想像していたものとのギャップはありましたか?

部屋が予想以上に広かったんです。めちゃくちゃ広くて、トイレが3つ、シャワーも3つくらいあるし、とにかく広くて一人一人の部屋も広かったので、何の不便もなかったです。仕事でどこかに行くと、いつもはホテルで各部屋に一人ずつバラバラというのが多いので、こういうところで男4人で生活するのも珍しいですけど、ワイワイしていたり、疲れるとそれぞれ自由に休んだりして楽しかったです。

― そんなパリでの共同生活の中で、特に印象に残っていることはありますか?

表紙にも使われているカットは、個人の敷地の屋上を貸していただいて撮影したのですが、エッフェル塔が直線上で見えるような場所だったんです。そのお部屋の持ち主がパイプオルガンの奏者の方で、代々パイプオルガンの奏者の方がその部屋を継いで、今はその方が住まわれている場所。僕らがお邪魔した時に、歓迎の意味を込めてパイプオルガンを弾いてくださったんです。ちょうど日が沈む前くらいの静かで穏やかな時間帯に、そのパイプオルガンの音色に心打たれました。歓迎してくれた方の温かさもすごく感じて、あの空気感は忘れられません。

― コメントでも「嬉しさと切なさを感じた」と書かれていました。歓迎された嬉しさもあったと思いますが、切なさというのはどういうところから?

パイプオルガンを弾いてくださった方の人生の背景が感じられたんです。部屋はパイプオルガンがほとんどを占めていて、楽譜がたくさん積んであって、本棚にもそれにまつわるものしかなかったんです。「この方は、パイプオルガン以外のことをあまり考えていないんだろうな」、「全部のことをそれに費やしてきたんじゃないかな」と想像しました。しかも一人で住まわれていたので、孤独を感じることもきっとあるだろうけど、1つのことで結果を残すには何らかの代償もあったのかも・・・と考えた時に、ちょっと切ないような感じにもなりました。僕も一人のアーティストとして自分と照らし合わせて、グッときました。

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― 自分と照らし合わせるというのは、堀さんの人生の背景として?

僕はダンスを軸にアーティストとして活動しているわけですが、1つのことで人に感動を与える仕事をしていて、パイプオルガンの方もそうじゃないかなと。そういう意味では同じ表現者として、同じ類にいる方ではないかと思ったんです。

― パイプオルガンを自分たちだけに聴かせてくれるというのは、感動的ですね。

唯一無二だし、僕らだけに弾いてくれているというのが本当に感動的でした。僕が撮ったその方の写真も載っています。

― 背中が物語っていて、素敵な写真ですね。

すごく優しい表情をする方でした。

― アパルトマンで過ごしている時は問題などはなかったですか?

シャワーがお湯が出ない事件はありましたね(笑)。僕の部屋のシャワーにバスタブがあるのですが、お湯を溜めたら今度はシャワーが水しか出なくなっちゃって。お湯を使い切ってしまったみたいで。その後のシャワーのシーンは全部水で。撮影が到着した次の日の朝で、10月末頃でしたが、めちゃくちゃ寒かったです。日本のお風呂はやっぱりすごいんだなと痛感しました(笑)。

― 今回、全編ほぼノーメイクで撮影されたとお聞きしましたが、その理由は?

「ノーメイクでいこう」と意気込んでやったわけではないのですが、僕はアート的な本や、カメラマンが撮るスナップ的な写真がすごく好きで、そういうものの雰囲気に寄せてこの本を作りたかったんです。打ち合わせをしていた時に、「メイクはいらないかもね」となって。結果として気づいたらメイクをしなかったという感じだったんです。なので、より自然な自分が表現できたと思います。

― それでも、衣装やスタイリングは全部ご自身でこだわったとか?

衣装も用意してもらっているのですが、私服で撮っている場面もあります。どこからどこまでが撮影という区切りがあまりなくて、行く空港からずっと撮ってもらっていたので、本当に織り交ざっています。撮るロケーションや撮りたい雰囲気、衣装もそうですが、リファレンスは全部出していたので、そういう意味では全部に目を通させていただいています。

― ご自身の中で、やりたいことがはっきりしているタイプ?

好きなんですよね。ビジョンというかやりたいことが明確なタイプなので、それにどんどん合わせていきたいという思いが強くて。

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― 最も自分らしさを投影できたところはありますか?

全編そうだと思いますが、寝ているところや寝起きのところは、まず見られることがないので自分らしいです。これも本当に寝起きなんです。自分自身でしかないですね。眼鏡も本当の眼鏡です。普段は度が入っているコンタクトレンズなのですが、寝る時は外すから。家でいつもかけているメガネなので、自分だなと思います(笑)。撮られているという意識があまりないくらいの感じでした。もちろん、衣装によってはやっぱりシャキッとできるような感じもありました。

― パリの街並みに感化されたところはありましたか?

セーヌ川の前で座っているところは、日本じゃ絶対にしないので完全にパリに浸っている、パリに酔いしれている感じですね(笑)。

― お母様がとてもパリに行きたがっていたとお聞きしましたが。

僕がファッションを好きなのは、母の影響が強いんです。小さい頃からちゃんとした服を着させてくれていたので、自分でも服には気を使うようになりました。母も洋服が好きなので、パリに行くと言ったらとても羨ましがっていたので、いつか連れて行かないといけないと思っています。

― 今回の旅を通じて、新しい自分を発見したことや、内面に関する変化はありましたか?

パリでの生活はとても影響は受けましたし、今回の挑戦は自分の自信になったと思います。普段、表に出る時は基本的にメイクをするというのが当たり前になっていましたが、メイクなしで、しかも初めての写真集で全部やるということは、よく考えたら少しハードル高いことであったのかも。でも出来上がってみるとすごくいい作品ができたなと思えるので、それは自信になりました。

― デビュー当時から現在までで、一番変わったなと思うことと、逆に変わらないと思うことがあれば教えてください。

あまり変わってないなと思っています。好きなことは好きだし、思ったことが全部表情に出ちゃうところは本当に変わってなくて(笑)。この10年間、ほぼ変わってないです。

― それを続けられるというのは、いい環境だということですよね。FANTASTICSのメンバーの皆さんに、パリで写真集を撮ってくるよというお話はされましたか?

(パリに)行くことはみんな知っていました。羨ましがっている人もいましたが、海外に行く人も多かったので、「ホリナツっぽいよね」という感じだったかもしれないです。

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― 改めて、堀さんにとってFANTASTICSはどんな存在ですか?

自分の居場所だし、このグループがなかったら個人としての表現もできないので、自分の道を広げてくれる存在でもあります。仲間がいれば何をやるにも怖くない。すごく頼りにできる場所です。

― 本書で特にここを見てほしいというページやカットはありますか?

レイアウトに注目してほしいです。ストーリーが感じられるような並びになっているんです。表紙などのレイアウトもちょっと変わったデザインになっていて、すごくカッコいいんです。自転車の並びがだんだん近づいてくるところも、1つ1つがちゃんとストーリーになっている。写真単体としても楽しんでもらいたいですし、レイアウトで「だからこういう並びになっているんだ」とかも見てほしい。僕が映っていない写真とかもあるのですが、「なんでここに映っているんだろう」と思って見てみたり、何回見ても面白い本になっていると思います。

― なるほど、レイアウトにも注目してほしいですね! 今回の写真集の撮影で、今後のパフォーマンスや表現活動に生かしていけるような挑戦になりましたか?

自分が思い描いたことを形にしてみて、本当にいいものができたというのはすごい自信になったし、やっぱり物作りって好きだなって改めて思えたので。物を作るということはこれからもやりたいなと思います。そして、もっといろんな国に行きたいです。今回の自分でのカメラで撮った写真も入れてもらっていますが、自分でもいろんな国で撮り溜めていって、いつか世界中の写真を入れた一冊なんか作れたらいいなと思っています。

― 5月23日から「FANTASTICS LIVE TOUR 2026 “SUNFLOWER”」のライブが始まりますが、意気込みも教えてください。

アリーナツアーは今回が3度目になるので、今回はパフォーマンスを見せるということに集中したライブにしたいなと思っています。歌とダンスをめちゃくちゃ楽しみにしていてほしいです。写真集が発売されて、その勢いでライブも頑張りたいです!

【堀 夏喜Natsuki Hori (FANTASTICS)】
1997 年8⽉ 6 ⽇⽣まれ、愛知県出⾝。グループのパフォーマーであり、近年では役者としても活躍。FANTASTICSが展開するアパレルブランド「buddix( バディー )」のディレクターも務めている。2026年5月23日より、グループ単独3度目の単独アリーナツアー『FANTASTICS LIVE TOUR 2026 “SUNFLOWER”』が開催される。

◆GL-9 ~FANTASTICS BOOKS~
2016年12月29日に結成し、2018年12月5日に「OVER DRIVE」でデビューしたダンス&ボーカルグループFANTASTICS。個性豊かなメンバーそれぞれの魅力にフォーカスして書籍化、2026年3月より9カ月連続で刊行する大型プロジェクト。
公式X:https://x.com/GL9_FB

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◆書籍情報
タイトル:『LIVING FOR』
著者名:堀夏喜(FANTASTICS)
撮影:池満広⼤(bNm)
発行;幻冬舎
発売日:2026年5月1日
価格:3,300 円(本体 3,000 円+税)
仕様:176 ⾴(オールカラー)/判型:A4判変形ソフトカバー
書籍リンク:https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045194/


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<取材スタッフクレジット>
ヘア/Tsubasa Dicky
メイク/Yamamoto Tamayo
スタイリスト/初沢⼤地(Hatsuzawa Daichi)

撮影:松林満美