
映画『(LOVE SONG)』の大ヒット御礼舞台挨拶が、11月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、W主演の森崎ウインと向井康二(Snow Man)が登壇した。
本作は⽇タイ共同制作され、東京とバンコクを舞台に異国の地で描かれる両⽚想いの 2 ⼈の初恋を描く、ピュアラブストーリー。監督は、世界的に⼤ヒット したBL ドラマ「2gether」を⼿掛けたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー。そして、共にアジアにルーツを持つ森崎ウィンと向井康⼆がW主演を務め、バンコクへの海外勤務を命じられた真⾯⽬すぎる研究員・ソウタを森崎、ソウタの初恋の⼈であり、バンコクでカメラマンをしながら⾳楽活動を続けているカイを向井が演じる。さらに、及川光博、藤原⼤祐、⿑藤京⼦、逢⾒亮太、筒井真理⼦ら⽇本⼈キャストのほかに、タイで若者を中⼼に⼈気を集める個性豊かなキャストが集結した。
映画の宣伝活動を共にしてきて、ますます仲良くなってきている2人。「久しぶりだよね」というも、公開初日の舞台挨拶から10日しか経ってない。「けっこう会ってない、今日は久しぶりな感じです」と森崎。向井も「久しぶりやなと、ちょっと恥ずかしくなっちゃった」と照れ笑い。この日も終始仲睦まじい姿を見せていた。
MCから「公開当初は観客がほぼ100%女性だったようだが、男性も増えてきた」と伝えられると、向井も「確かにそれ、オカンも言ってましたね『男性も多いよ』って」と話す。

「18回観た」という熱心なリピーターもいて、たくさんの反響を受けている本作だが、そんな中、森崎は、「ソウタって、すごく生真面目で、すごく繊細というか細かいじゃないすか。いろんなことにもしっかりしている。でも、歯磨きの仕方がちょっと違う」という書き込みを見つけたと話し、会場からも同調の笑いが。
向井も「そうなんすよ。あんなに繊細で、あんなにしっかりしてる人があんな磨き方をするのかって感じ」と同調。「他に磨き方ある?」と不思議がる森崎に、向井が「(水をつけて)濡らしてから磨くか、濡らさないでやるかって変わるんだよね。濡らしてしまうと、泡立ちが良くなって磨いた感がすごいのよ。でも、それは磨き残しの原因なんだよマジで。だから歯磨きはやる前に濡らさない方がいいです」と説明。「なるほどね」と、森崎を唸らせた。「でも、森崎さんは歯が綺麗ですよ。綺麗でございます」とフォローを忘れない向井。

撮影を振り返り、印象に残っているシーンに話が及ぶと、冒頭のソウタの妄想シーンや、向井がアドリブで森崎に”デコピン“したシーン、さらにはテーブルを挟んだキス・シーンについてもエピソードを明かし、会場を盛り上げる。「テーブルの距離がけっこうあって、腹筋を使って(伸びをして)・・・」と再現する向井。会場がどよめくも、森崎は「決めていたのは、絶対に俺から前に出ない」と笑う。
また、イベントでは、SNS で事前に募集した質問に答えた2人。「ふたりがお互いにキュンとしたシーンは?」という質問に、向井は「キスした後のソウタ(森崎)の顔。あのつぶらな瞳。近くで見ると、目がウルウルしてて、凄く可愛かった」と答える。森崎は「カイ(向井)のタンクトップのシーン」を挙げ、「汗かきすぎだろ!と思ったけど、セクシーというか、『この距離で見てていいの?』って。あれはキュンとしましたね」と言い、上映後の観客も納得の様子。


「撮影中に見つけた康二くんとウィンくんが似ているという部分は?」という質問には、向井は「自分の時間を大事にしない?」と森崎を見やる。「常にベタベタしていなくても、今は自分の時間に浸りたいんだなとか。離れたりくっついたりするタイミングがお互いピッタリ合う」という森崎が話すと、向井も「(お互いが)居心地がいいということじゃない?」と頷いた。
また、現在公演中で森崎が出演しているミュージカル『SPY×FAMILY』を、向井が観劇したことも伝えられ、向井は同作に登場する少女、アーニャのものまねで「(森崎が演じる)ちち、カッコいい!」と森崎を絶賛する。「(アーニャ役の)オーディションを受けようとしたらしいですよ」と森崎が笑うと、向井が「落ちたんです。書類で落とされて。身長が大きいって・・・」と返す。森崎は「アーニャで来られたら僕も困りますよ。抱っこできない(笑)」と応え、漫才のようなやり取りに会場は大笑い。
以前から向井の母が映画を鑑賞している話は出ていたが、改めて家族からの感想を尋ねられると「オトンもお兄いも観に行ってくれました。オカンからは毎日写真が送られてきます。友達とかと行くみたいです、メンバーをかえて。この間はオトンと行ったようで、泣いてくれたみた。でも恥ずかしいですよね、息子のキス・シーンを観て・・・」と話し、会場を沸かす。
続けて、「お互いに惚れそうになった瞬間はありましたか?」という質問に、向井は「凄いのよ、お芝居に対する熱量が。お芝居を愛してる。共演して、僕も価値観が変わりましたね。学ぶところがありました」と真摯に語り、森崎を称える。森崎からは、「康ちゃんは、撮影が変わる時に『これは言いに行こうよ』と言える男らしさがある。撮影は時間との勝負でもあるから、妥協しそうになることもあるんですが、康ちゃんが先頭に立って言ってくれたおかげで、みんなが思いとどまることができる。惚れました」と述べる。
それを受け、「Snow Manでいるときはやらないよ。そういうことはみんなに任せて、甘えさせてもらってるから。最近はちょっと喋るようにしているけど、プライベートはメンバーに任せちゃってる」と返すも、今回の行動には「やっぱり、ウィンくんにも、みんなにも気持ち良く芝居してほしいと思って。スッキリとお芝居をしてほしかったんで」と作品とチームに対する想いを口にした。


また、映画タイトルの(LOVE SONG)』の”カッコ”は、未完成なラブソングを表しているが、劇中では、心から好きなソウタのために作ったカイの未完成のラブソングが、二人の恋の行方を左右する重要な曲となっている。以前のイベントで森崎が「皆さんに作品が届き、たくさんの方に観ていただいた時に、このカッコが外れて、本当の意味での完成になる」と語っていたことにちなみ、フォトセッションのあとには、本作の大ヒットを記念して、パネルにあるカッコを2人で外し、”LOVE SONG”を完成させ、会場から温かい祝福の拍手が送られた。
🌻STORY🌻
聴こえてきたメロディ。心に刻み込まれている。あの日からずっと——。
バンコク勤務を命じられた化学メーカーの研究員・ソウタは、渡航初日、大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイと偶然の再会を果たす。あの頃、カイが奏でていたメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し響いていた。カメラマンとして活躍し、音楽も続けていたカイは、思いがけない再会に心を揺らす。喧騒と静寂が交錯するバンコクの街で過ごすうちに、6年という空白の時間が埋まっていくが、何事にも慎重なソウタは、かつてのカイへの叶わぬ片想いの痛みから、「きっと叶わない」と心に蓋をする。以前と変わらず接しようとするが、異国で自立し、逞しくなったカイの姿に思わぬ距離を感じてしまう。そんな中、カイが学生時代から作り続けていた、“好きな人に最初に聴かせたい“未完成の曲を初めてライブで披露するという噂を聞き、ソウタの胸に行き場のない想いが押し寄せる。お互いを想いながらも、すれ違ってしまう二人。その両片想いの恋は、やがてーー。
🌻作品情報🌻
タイトル:『(LOVE SONG)』
出演:森崎ウィン 向井康二(Snow Man)
ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原大祐 齊藤京子
ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢見亮太
夏目透羽 水橋研二 宮本裕子 / 筒井真理子 / 及川光博
監督・脚本:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー(「2gether」)
脚本:吉野 主 阿久根知昭
音楽:近谷直之
劇中曲プロデュース:The TOYS
主題歌:Omoinotake「Gravity」(Sony Music Labels)
制作プロダクション:KINEMA STUDIO 制作協力:h8 Studio アークエンタテインメント
制作幹事・配給:KADOKAWA ©2025『(LOVE SONG)』製作委員会
公式サイト:movie-lovesong.jp 公式X&Instagram:@movie_lovesong
絶賛上映中!


















