僕は、弟のフリをした─ 君に笑っていてほしくて
大切な人を失った男女(ふたり) 真実を隠しながら惹かれ合ってしまう切ない運命の恋
監督:行定勲 主演:福士蒼汰×福原遥
スピッツの名曲「楓」から誕生した忘れられないラブストーリー

福士蒼汰 福原遥 行定勲監督 登壇!
クリスマスに集まった観客とリピーター鑑賞者へ感謝!!
福士「思い出すたびに泣ける映画になっているんだなと実感」
福原「スピッツの「楓」を自分色に染めてほしい」
さらに…主人公の学生時代演じた俳優・北島岬が
クリスマスサプライズ登場も!

ピッツの名曲「楓(かえで)」を原案にした忘れられないラブストーリー、映画『楓』(配給:東映/アスミック・エース)が大ヒット上映中!事故で双子の弟を失った涼は、弟の恋人・亜子に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし亜子もまた<秘密>を抱えていた…。真実を言えないまま惹かれあってしまう2人の運命が交差するとき、驚き涙するこの冬一番の感動作。本作で監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。そして、オリジナルストーリーを書き上げたのは、『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などジャンル問わず常に評価される脚本家・髙橋泉。そして音楽は、藤井風など様々なアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、優れた楽曲をCM・映画・ドラマなど多方面に提供するYaffleが担当する。物語の主人公を演じるのは、福士蒼汰と福原遥。双子の弟・恵を失った涼を福士、残された恵の恋人・亜子を福原が演じ、弟のフリをする涼、秘密を抱えた亜子、大切な人を失った2人がそれぞれ葛藤を抱えながらも、希望を見出していく姿を温かく映し出す。
このたび、多くの反響に感謝の<クリスマス舞台挨拶>を実施!
12月19日(金)に全国公開を迎えた本作は、物語全体に散りばめられた驚きと感動の秘密の数々、壮大なニュージーランドの景色をはじめ、観るものを惹きつける映像美、そして、作品の原案であり作中でも様々な形で流れるスピッツの名曲「楓」に対してなど、多くの反響の声が寄せられ、早くもニ度三度とリピート鑑賞する人も続出している。そしてこの度、たくさんの絶賛の声に感謝の気持ちを伝えるため、W主演を務めた福士蒼汰、福原遥、そして、本作のメガホンをとった行定勲監督が登壇する《公開後イベント》を実施!
イベントでは、公開後に届いた反響の数々にそれぞれが感謝の想いを語るほか、公開後だからこそ話せる撮影当時のエピソードをたっぷりと語り合った。さらに、主人公・須永涼/恵の学生時代を演じた北島岬が登壇者にも完全サプライズで登場し、映画撮影時以来の驚きの再会という“クリスマスプレゼント”が! また、年末年始近づく中でのイベント開催ということで、来年への想いや抱負を巻物で発表! 今年も様々な活躍を見せた登壇者たちが今年一年を振り返るとともに、一足先に来年2026年の抱負も明かし年忘れトークが展開され、公開後の盛り上がりをさらに彩るイベントとなった。
<イベントレポート>
大勢の観客で埋まった客席を見渡した福士は「本日クリスマスということで、楓色のオーナメントを、監督と僕たちキャストからクリスマスプレゼントとして入場の時に皆様にお配りしました。クリスマスに映画『楓』を観に来てくださってありがとうございます」とあいさつ。続いて「皆様、メリークリスマス!」と呼びかけた福原も、「こんな大切な日に劇場に足を運んでくださって、本当に嬉しいです。クリスマスにぴったりの、心温まる作品になっていると思うので、ぜひ楽しんで帰ってください」と笑顔を見せた。
この日のふたりは、モノトーンを基調としたベロア素材の衣装に身を包んで登場。まさにクリスマスにピッタリといった衣装となったが、系統が似たことについて「偶然なんですよ」と笑った福原に、福士も「これまでも偶然、衣装が揃うことが多くて」と返すなど、撮影から続くふたりの相性の良さを感じさせた。


12月19日の公開から、感動の声がたくさん届いている本作。周囲からの反響や感想について質問された福士は「僕の姉が友達と観に行ってくれたんですけど、帰り道でも泣くと言っていましたね。電車で帰りながら『あそこってああだよね』『ここはこうなってたから、だからか!』と感想を言い合いながらまた泣くという。それを聞いて、思い出すたびに泣ける映画になっているんだなと実感しました」とコメント。
さらに「友人や家族も、みんな観てくれて、号泣したと口を揃えて言ってくれました」と振り返った福原も「この映画のプロモーション映像で、お客さんが映画を観て涙を流している映像があるんですけど、あそこに実は私の友人が映っているんです。見たらすごく号泣していたんです」とまさかのつながりを明かして、会場を驚かせた。


一方の行定監督のもとには、家族や親子で鑑賞したという声が届いているとのことで、「親子で観に行ったという人の感想があって。その娘さんが『10年後にもう一度この映画を見たい』と言ってくれたそうです。今感じていることと、10年後は違う感じがするからと。お母さんがハラハラと涙を流している姿を横で見て、『お母さんはこれまでの人生で何があったんだろう』と思ったそうです。年代によって人への想いの伝わり方が変わる。僕は10年後にもう一度観たいと思えるような映画であってほしいと常に思って映画を作っているので、実際にそういう風に思ってもらえるのは嬉しいですね」と笑顔を見せた。そしてその言葉通り、会場には親子で来たという観客もチラホラ。さらに2回以上というリピーターの姿も多く見受けられた。


そんな和気あいあいとした様子で進められたイベントだが、突如、司会者から、「客席内に福士さんと福原さんの写真を是非とも撮影したい、という人が来ています」と告げられた福士、福原たちは「え?」と驚いた様子。そして会場を探し始めたふたりの視線の先には、報道陣席にまぎれて座っていたのは、福士演じる須永涼/恵の高校時代を演じた北島岬が。カメラを構え、本編の役柄を彷彿とさせる姿はあまりにも自然でイベント冒頭からマスコミ席に潜伏していたにもかかわらず、登壇者には全く気付かれず“サプライズ”大成功の結果となった。あらためて司会者より紹介された北島はカメラを構えたままステージに立ち、ステージの3人に近づいて3ショットを撮影。「目が合ったら気付かれちゃうなと思って、目を合わせないようにこっそり座っていました」と笑う北島に、「びっくりした。全然気付かなかった」と福士。福原も「サプライズだ。嬉しい!」と笑顔を見せた。

客席に座っていた時にはずっとカメラで撮影していたという北島。「本当にかっこいいなと思っていました」とはにかむ姿に、会場からは思わず「かわいい」という声が漏れるひと幕も。実際に福士演じる涼と恵を演じた北島は「小さい頃から『福士蒼汰くんに似てるね』と言われる機会が多かったんです。こうして実際に福士さんの若い頃を演じられたのは、個人的に運命だなと感じています」とまっすぐな眼差しでコメント。

さらに「僕はまだお仕事の経験が少なくて。映画に出演するのは今回で2回目だったんです。普段無意識でやっているような歩き方とかを行定監督や福士さんからアドバイスをいただきました」と振り返った北島に、福士も「屋上で亜子を追いかけて階段を上るシーンとか、写真の構え方とかを教えましたね」と語ると、「本当にすばらしかった、という意見も多いみたいで。『あの子誰?』『もう覚えた』『応援する』といった意見も多かったみたいですよ」と北島の将来性に太鼓判を押すひと幕もあった。


そんな北島の役作りについて行定監督は「福士くんと福原さんに高校生時代の芝居を演じてもらって。それを録音したものを北島くんに何度も聞いてもらいました。でも完コピしても北島くんの味が出るところがいいなと思いました。その成果があって、ちゃんと高校生時代の二人がそこにいたので、大人になった二人の説得力が増しましたね」と述懐。そんなふたりが並んで立つ姿に、福原も「くしゃっと笑うところが似ていますね」と笑ってみせた。
本日はクリスマス、ということで今年もいよいよ終わり。登壇者たちは来年の抱負を記した巻物を披露することに。まずは北島が「一生懸命」と発表。「これからどんどんキャリアを積んで、福士さんや福原さんのような俳優になりたいです。目の前のことを一生懸命努力して、一生懸命生きていって。これからいただける役とかにも一生懸命生きていけたら、周囲から応援されるような人になれるのかな。だから、来年は一生懸命生きようと思います」と決意を語った。

続いて福士が書いたのは「カメラ技術の向上」。実際に劇中でもカメラマンの役を演じたということで、「映画で演じていても楽しかったですし、僕も涼くんと同じで、何かに集中してる人を撮ったり、人の笑顔を撮るのが好きだなと思ったので。技術を向上させて、まわりの方々の笑顔をたくさん記録できたらなと思っています」と語った。
そして福原は「吸収と成長」。その思いについて「今年はまだまだ足りてないなとすごく感じた一年だったので、来年は色々と身につけたいなと思っています。引き出しを増やしたいんです。今回ニュージーランドに行って英語を話すシーンがあったんですけど、福士さんは本当にペラペラで助けてもらったんで、来年こそは英語もちょっとずつできるようになりたい。色んな吸収ができる一年になったらいいなと思いました」と決意を語る。
そして最後に行定監督が「改めて人生考える」と回答。「僕は自分の人生をあまり考えてこなかったんです。映画を作っていると、他人の人生のことばかり考えてしまうんです。だからちょっとぐらい自分らしい人生ってどんなもんなんだろう、と考えてみようかなと思ったんですけど……でも映画に入ったらまたすっかり忘れるんだろうな」と笑いながら付け加えた。
そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のコメントを求められた福原が「この映画は、観終わった後に大切な人をもっと大事にしたくなるような、そんな心が温まる作品になっています。ぜひスピッツさんの『楓』という曲を自分色に染めて、観て帰っていただけたらいいなと思います。2回目、3回目とまた違った視点で楽しめる素敵な作品になっていますので、ぜひ映画『楓』をたくさん愛していただけたら嬉しいです」とあいさつ。


※北島岬 撮影写真
そして福士も「『楓』という映画は、観れば観るほど味が出るというか、見方が変わる作品になっていると思います。「楓」は沢山あるスピッツさんの曲の中でも、いつ聴くかによって、感想だったり聴き方が変わる曲なんだと思うんです。それはこの映画も同じだなと思っていて。1回目に観た中で思ったことも、2回目に観たら全然違う意見になる、ということもあると思います。なので、何回も観に来ていただいて、最後に流れるスピッツさんの『楓』を劇場でぜひ体感してほしいなと思っております」と語ると、「本日はメリークリスマス。ありがとうございました」と会場に呼びかけ、大盛り上がりのうちにイベントを締めくくった。
(オフィシャルレポートより)
本作では語りたくなる【#楓泣き】感想&期待投稿キャンペーンも開催中!本作を鑑賞し、涼と亜子の切ない運命とこの冬一番の感動を見届けた観客たちからの熱いコメントにも注目してほしい。
▼語りたくなる#楓泣き 感想&期待投稿キャンペーン
https://cp.cinecon.jp/kaede-review/

【ストーリー】
僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
愛するからこそ、伝えられなかった想い。
めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。
■タイトル:『楓』
■出演: 福士蒼汰 福原遥
宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗
大塚寧々 加藤雅也
■監督:行定勲
■脚本:髙橋泉
■原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
■音楽:Yaffle
■プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
■製作:映画『楓』製作委員会
■制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント
■配給:東映 アスミック・エース
■コピーライト:Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
■公開表記:12月19日(金)全国公開
2025/日本/カラー/120分/シネスコ/Dolby5.1c
公式サイト: https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
公式X/公式Instagram/公式TikTok:@kaede_movie1219
大ヒット上映中!

















