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「メディカル・トップチーム」クォン・サンウ Interview

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――医療ドラマは初めてですが、出演を決めたきっかけは?
新しいキャラクターを演じてみたいと思っていました。白衣姿の自分はどう見えるんだろうと気になりましたね。医師役ですが、ユニークな個性を持つ天才医師です(笑)。

――今回演じたパク・テシンをご紹介ください。
たいへん有能な医師なのですが、とても個性が強い人物です。勤めている総合病院には、当然いろいろな規則というか、ルールがあるわけですが、そんなものよりも、患者の命を優先する熱血医師です。

――お金や名誉より、患者の命を優先するテシンですが、この役柄を演じて、共感した部分はなんでしょう? 実際のサンウさんと似ている点、違う点は?
確かに大きな病院では、規則もとても重要です。それが崩れると、秩序が維持できませんから。しかしテシンは、目の前にいる患者を救うことに一生懸命なんです。彼のこういう人間的な部分に、誰しもが共感できると思いますね。そんな魅力にひかれて、出演を決めました。似ている点ですか……。それはどんな役をやっても、私に似ていますよ。私が演じるのですから。私の姿が投影されるほかないんです。皆さんのご覧になるテシンには、クォン・サンウの姿がたくさん入っています。

――あえて似た点を探せば?
愉快なところですかね。テシンは、普段は愉快な人間です。もちろん、ストレスを受ければ悩みもしますが、時がたてば忘れる性格です。

――SNSを見ると、出演者たちの非公開カットが出ていますが。
私はイヤだったんですけど(笑)。あれはチョン・リョウォンさんがアップしたんです。

――確かに、嫌そうな表情をしていました。
ええ、いつの間にか撮られちゃって。

――現場の雰囲気はどうでしたか?
俳優同士、とても仲が良かったですね。ほんとにうるさくて騒ぐので、撮影ができないぐらい(笑)。とても愉快で面白い現場でした。

――韓国のドラマ撮影はハードな事で有名です。徹夜の撮影も多いと聞きますが、その点は?
そうですね。どのドラマの撮影現場も大変です。時間に追われて。でも、この現場では、みなさん私に付いてきて頑張ってくれました。待ち時間も長くて大変だと思いますが、みなさん、よく一致団結して撮影に臨みました。

――チョン・リョウォンさん以外とは初めての共演ですね。トップチームのメンバーで、初めて会った時の印象と、演技をしてみての印象が変わった人はいますか?
ミンホさんは、以前プライベートで何度か会ったことがあります。かわいい弟みたいなイメージでしたが、仕事をしてみても、印象は変わりませんね。チュ・ジフンさんの場合は、私が持っていた印象とは違った方でした。なかなか自分をさらけ出さない俳優も多い中、彼はオープンマインドで、私と話が通じました。ジフンさんとは、いろいろな話をしたと思います。リョウォンさんとは、これまで共演をして、気さくな性格だということは、よく知っています。オ・ヨンソさんは、女性ですが、まるで弟(笑)みたいな感じで。親しくしました。

――先ほども話に出ましたが、ジフンさんとの共演は?
演技は別にして、私が覚えているのは……。ジフンさんは私よりも社会経験が少ないので、意外にものを知らないんですね。ですから私に、いろいろと聞いてくるんですよ。私は彼にとって、生活に役立つ情報誌(笑)、そんな存在でした。撮影も一緒、食事も一緒、プライベートの話をいろいろとしました。同じ俳優なので悩みも似ていますから。

――俳優のプライベートですか。いったいどんな話でしょう。
最近、家を買えばどれくらいかかるとか、保証金はどうだとか、まあ、そんな話です(笑)。

――チョン・リョウォンさんが演じるジュヨン、オ・ヨンソさんが演じるアジン。サンウさんは、どちらに魅力を感じますか?
私はアジンですね。言うことを聞く、かわいい後輩。ドラマではあまり描かれていませんが、アジンはすごく良い家柄の子です。その上、私を好きになる。これはとても重要ですね(笑)。

――条件もよく、性格もいい女性が、自分を好きになってくれる。
ええ、最高でしょう。

――これは少しネタバレになるかもしれませんが、ドラマ後半、テシンとアジンの絡みが増えますね。何となく予想はしました?
予想しなかった訳ではありませんが、ドラマ中盤の流れからいけば、おそらくはと。

――白衣も手術衣も、よくお似合いだと思います。実際に着てみて、どうでした?
最初はすごく憧れていたのですが、これが日常になってしまうと、あまり感慨はありませんね。高校に入学する前は制服に憧れていたのに、1年もたつとそれが日常になってしまう。それと似ていると思います。

――白衣と手術衣、どちらが似合っていると思いますか?
手術衣かな。

――手術衣の話が出たのでお聞きします。第3話、手術衣を着替える時、肉体が露出しますね。それは監督の演出ですか、それともサンウさんが……。
私は脱ぎたくはなかったんですよ。完璧な体じゃありませんし(笑)。

――監督の演出ですね。それでも反対はしなかった?
私は、文句は言わないんです。監督の言うことはよく聞く俳優ですから(笑)。

――今回の作品では外科医でした。もし医学部に入ったとしたら、専攻は何を?
医学部なんて私には似合いませんよ。高校は文系ですし、なにせもともとの専攻は東洋画ですから。もし理系に行くとしたら、建築に関心があります。医者なんてとてもとても。

――もし、あえて医者として専攻を選ぶなら?
皮膚科かな(笑)。患者に美人がたくさん来るかもしれませんから。

――今回は医師役でしたが、作品を終えて、これまで医師や病院に持っていた先入観がなくなったという部分はありますか?
これだけは言えます。この作品を通じて、手術とはどういうものかが、理解できました。テレビで、リアルな手術場面を見ても、ああこれだなと分かる。この程度にはなりました。社会に不可欠な職業です。苦労も多いし、本当に大変な仕事ですよね。そんな部分が理解できたと思います。

―手術のシーンでは、例えば監修の先生が付くとかはありましたか?
ええ、撮影中はいつも監督され、指導を受けました。

――どうでした? 手術はしてみたいと思いましたか?
いや、本当に大変な仕事ですよ。人の体を開いて、その中を見るんですから。愉快な事じゃないです。

――それでは、ドラマとは多少離れた質問になりますが、ドラマの中盤、ジュニョクと一緒にアジンの家に住むことになります。実生活でも独身時代、ルームシェアをされたことは?
ありませんね。

――ドラマ撮影は、映画よりもかなりハードです。サンウさんだけのストレス解消法などはありますか?
このドラマの現場はちょっと変わっていて、セット撮影の時、食事を作って食べるんです。まるでキャンプみたいに。スタッフたちと肉を焼いて食べたり、キムチチャーハンを作って食べたり。それが楽しみでした。

――料理人が準備した食事は?
それはなしで、調理道具も自分たちで準備しました。毎日がキャンプ。空気もいいし、時間があれば…。

――では、サンウさんの考える名場面、名台詞があれば思いつく限りで。
名台詞ですか。名場面は…。パク・テシンが自転車に乗って、草原を行く場面があるんですが、それが記憶に残っていますね。美しい場面です。とても暑い日でした。ドラマの初めの頃です。思い出しますね。

――では、苦労した場面は?
最初の頃ですから、苦労もしたし、意欲に満ちていました。本当に美しい場面です。

――ドラマ「メディカル・トップチーム」は、サンウさんにとって、どんな作品ですか?
どんな作品? こんな質問はちょっと……。まあ、自分の新しい姿をお見せできるドラマでした。

――日本の食べ物では何が?
日本料理は大好きです。私は韓国で肉を食べると、よく消化不良になるほうなのですが、日本だと例えば、しゃぶしゃぶにしても、柔らかくて消化にいい気がします。しゃぶしゃぶも、お寿司も、日本料理は全部おいしいです。日本に行けば、食べるのが楽しみですね。

――最近 ハマったことは?
やはりサッカーですね。最近は、チャンピオンズリーグを徹夜で見ています。ずっとハマっていますね。最近、ひいきのチームが活躍して。

――もうデビュー10年になります。
俳優はみな同じですよ。みなさんに愛される作品に出たいと思います。映画の出演を考えています。少し間が空いてしまいましたから。ぜひ、劇場でお会いしたいです。頭の中にはそれしかないですね。

――では最後にこの作品を見る視聴者にメッセージを。
「メディカル・トップチーム」をご覧になる皆さん。これは私が初めて医師役を演じたドラマです。楽しんでご覧ください。これからも、いい作品でお目にかかりたいと思います。私の出演したドラマ、ご声援をお願いします。ありがとうございました。

愛する人を救うため、奇跡を起こす。
5 人の医師が繰り広げる、2 つのトライアングルラブ
「メディカル・トップチーム」

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【STORY】
クァンへ大学病院開院60周年祝賀会の席で、副院長に就任したシン・ヘス(キム・ヨンエ)は、内科科長ハン・スンジェ(チュ・ジフン)が発案した診療協力チーム“メディカル・トップチーム”のプロジェクトを発表する。一方、同じホテルでヘッドハンターと面談中だったパラン病院のパク・テシン(クォン・サンウ)は急病人を発見。救急処置を行うが、その方法をめぐって初対面のソ・ジュヨン(チョン・リョウォン)と言い争いになる。後日、呼吸不全に陥った小児患者ウン・バウィ(カル・ソウォン)をクァンへ大学病院に移送したテシンは、緊迫した状況の中でジュヨンと再会。ジュヨンはすぐにバウィの手術を始めようとするが、VIP患者の容態が急変し、緊急手術に入ることになってしまう。執刀できる医師がいないことを理由に、ジュヨンとスンジェから他の病院への移送を薦められ、テシンはバウィの手術をさせてほしいと申し出る。スンジェは迷った末、手術室の使用を許可。手術は無事に成功し、さらに、テシンのとっさの判断がジュヨンとクァンヘ大学病院の危機を救うことになる。神業のような手術テクニックを目の当たりにしたスンジェは、テシンをメディカル・トップチームにスカウト。テシンはある提案に心を動かされ、トップチームへの参加を決意する…。

【CAST】
クォン・サンウ:「野王」「レディプレジデント~大物」「天国の階段」
チュ・ジフン:「蒼のピアニスト」「魔王」「宮(クン)~Love in Palace」
チョン・リョウォン:「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」「幻の王女チャミョンゴ」「私の名前はキム・サムスン」
ミンホ(SHINee):「花ざかりの君たちへ」
オ・ヨンソ:「棚ぼたのあなた」「オ・ジャリョンが行く!」「童顔美女」
キム・ヨンエ:「太陽を抱く月」「ロイヤルファミリー」「ATHENA -アテナ-」
アン・ネサン:「7級公務員」「太陽を抱く月」「トキメキ☆成均館スキャンダル」

【STAFF】
演出:キム・ドフン「太陽を抱く月」「ロイヤルファミリー」
脚本:ユン・ギョンア「ブレイン 愛と野望」「ドラゴン桜<韓国版>」

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2013年製作/韓国/MBC(2013年10月~12月)
© 2013 MBC
発売元・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト:http://kandera.jp/sp/topteam/