
舘ひろしが主演を務める、映画『免許返納!?』が絶賛公開中! 本作は、アクションに情熱を燃やす70歳の現役映画スター・南条弘(演:舘ひろし)が俳優仲間が起こしたバイク事故をきっかけに、意図せず自ら“免許返納”を宣言することになり、家族や周囲の人々を巻き込んでいく、ヒューマンコメディ!
南条の俳優仲間・尾崎誠(演:宇崎竜童)の尾崎の元妻たちとして、1人目の加藤麗子を大地真央、2人目の木村暁子を真矢ミキが演じる。元宝塚歌劇団の2人だが、なんと共演は今作が初めて。
撮影を振り返りながら、共演した気持ちやお二人が今想うこと、そしてダンディ”な魅力と“渋カッコいい”と多くのファンを魅了する舘ひろしさんについても語ってもらった。

― お二人は長年プライベートでもお付き合いがあるとお聞きしました。意外にも今回が初共演ということで、初めて同じ現場でお芝居をされた時の、率直な感想をお聞かせください。
真矢ミキ(以下、真矢):「嬉しい」という気持ちがありながらも、最初はなんだかちょっと照れくさいような気分でした。でも、話し出したら止まらなくて・・・。大地さんと私の間に黒川(想矢)くんがいるというシーンがあったんですが、本番直前まで黒川くんを乗り越えて、ずっと二人で会話をしていて。黒川くんが「僕、(場所を)代わりましょうか?」って言うくらいで(笑)。
― 真矢さんは、憧れの大地さんとの初共演で「心がざわついた」そうですが、実際に役者として対面した時の印象と、スター・大地真央さんの魅力をどのように感じましたか?
真矢:まずお芝居の時は、とにかく「落ち着け、落ち着け! 堂々としなさい」と何度も自分に言い聞かせました。その華やかな雰囲気と、ゆったりした会話が本当に役にマッチされていて。私の目には、ゴージャスすぎて「ここはクルーズ船の大宴会会場か?」と思うくらい存在が美しすぎて。本当に、セリフが一瞬飛びそうになったんです。至近距離であまりお見受けすることがなかったので。今も(隣に座っていて)きついです(笑)。二人でお食事をするときは、お酒があるから(大丈夫ですが)。お酒がなかったら危ないです。お酒の力を借りて、なんとか・・・です(笑)。

― 大地さんは真矢さんとの共演に、「阿吽の呼吸でお芝居ができた」とのことですが、具体的にどんな絆や共有があったのでしょうか?
大地真央(以下、大地):台本に書かれている台詞はもう終わっているのに、二人の会話が終わらないという・・・。監督もカットをかけないんです。そこは本当にアドリブで、自然に出た会話でした。細かいところはカットされていましたけれど、それくらい「こうしよう、ああしよう」というのではなく、自然に会話がずっと続いた感じでした。
― 今回の映画では、南条が自身の価値観をアップデートしていく場面がよく見られます。お二人もずっと第一線でご活躍されていて、ご自身をアップデートすることが求められる機会も多いかと思います。大地さんはご自身を更新していく、アップデートしていくために何かやられていることや、意識されていることはありますか? ずっと輝き続ける秘訣は何でしょうか?
大地:あまり意識していませんが、目の前にあるお仕事に対して、新鮮な気持ちで向き合うということでしょうか。自分らしさみたいなものを表現できたらと考えながら、自分の何を求められているのか。そして、生まれたての気持ちを持ち続ける。それだけだと思います。
真矢:私から見ても凄くそう思います。お仕事の姿勢、細かいところも緻密。計算じゃなくて、そこに辿り着くまでの思考、読み込みや下調べなどの準備が凄いのだと思います。それを1ミリも見せずに本番に臨まれていますが、やはりその積み重ねではないでしょうか。そして、大地さんは大胆な発信と、とても繊細な優しい受け皿の両極を持っていらっしゃるんです。とにかく本当に美しい、この世のものかと思いました。カッコよく走る激しさと、エレガンスという激しさがうねりのように来るので。私はそれだけでチケット代を払ってもいいぐらいだと思いましたよ。
真矢:あと、その中にチャーミングさみたいなものもあって。映画の中で南条くんと「結婚すればよかった」っておっしゃっていたところも、キュンと私もしちゃいました。私の中で、実は南条くんともちょっといい感じの瞬間もあったのかな?なんて考えてしまいました(笑)。
大地:普通だったら「南条くんと結婚すればよかったかな」みたいに茶化すところを、本気で言ってみたいという話をしたら、舘さんがブッと吹き出すというリアクションをしてくださいまして。ちょっと大人の会話になるといいなと思いました。

― 真矢さんは、まさに大地さんなどアップデートを重ねている先輩方を見ていて、ご自身はどのような気持ちで、日々更新していらっしゃいますか??
真矢:自分の持っているこれまでの経験値だけでやらないようにはしています。もちろん経験値を活かすことも大事ですが、それをそのまま出すというのは新しい役が生まれないなと思うので。今回も、(大地さんとの共演で)嬉しく緊張はあったものの、私は弁護士なので、日々資料と案件に追われている役。すごく早口かな?とか、弁護士ってどういう毎日だろうかということを意識して演じました。
― この映画の中で、お二人からも「何歳になっても、年齢を重ねても、まだやりたいことがある、情熱は譲れない」というメッセージが伝わってきました。お二人が「まだこれをやってみたい」「これだけは譲れない」というものがあったら、ぜひお聞かせください。
真矢:私は大地さんより若いですからね(笑)。私は今、役者を頑張らなきゃいけない時だと思っているので、どんな役でも嬉しく挑んでいます。それとは別に、いつか長期留学をしたいと思っています。以前もオーストラリアのアデレードというところに留学したことがあるんです。もう少し落ち着いてきたら、移住してみたい気持ちもあります。もちろん帰ってきますけど、長い期間滞在するのもいいですよね。
― 住むという感じで、向こうで暮らしてみたいという感じですか?
真矢:日本では細かいことから全て事足りて、こんなに便利な社会はないと思っているんですが、国によるとは思いますが、海外のざっくりした中で知恵を絞る感じがけっこう好きなんです。簡単にマッチも売っていないんですよ。スーパーにも売っていなくて。なので、落ちている木の枝を、ガスコンロで点けてキャンドルに火を灯したんです。そんなことも楽しくて。最近はすぐ「ポチっ」てしまう癖が強くなっているなと思って。語学学校に通っていたのですが、そこに飲料水があったので、空の2リットルペットボトル2本持っていって入れていました。4リットル抱えていつもバス乗って(笑)。
大地:筋トレにもなるわね(笑)。
真矢:本当、腰とか強くなっちゃいました。15歳から劇団に入っちゃったので、色んなことまだやりたりないところが。例えばバイトやりたくなかったですか?
大地: やりたいと思ったわね。やってないもんね、私たち。

― 大地さんはやってみたいこと、これだけは続けたいことはありますか?
大地:これまでの気持ちを持ち続けていたいという感じですね。何か変えたいとかもあんまり思わないですし、変えなくてはいけないとはあまり思わなくて。とは言え、大きく弧を描くように変わってはいると思うんですよね。これまでいただいたお仕事をどう自分で作り上げていくか、毎回産みの苦しみだけど、それを楽しもうと思うようにして52年やってきました。今年古希を迎えましたが、おのずと「老い」っていうものも付いてくると思うので、そこは自分の中で対話しながら過ごしていきたいですね。仕事に対してはこれからもひとつひとつ真摯に向き合っていきたいと思っています。
仕事以外では先日、地中海クルーズ旅行に初めて行ったんです。日本人の方が1人もいらっしゃらなくて、すごく気楽な旅行だったんです。オプショナルツアーで、その寄港地で観光に行ったのですが、ガイドの方が旗を持って「こっちですよ」っていうのが音楽学校の遠足か修学旅行以来で新鮮でした。
真矢: 一人旅ですか?
大地:いえいえ、夫と一緒です。私はめっちゃ方向音痴なんですよ。もういろんな大変だったエピソードがあるの。だから1人は無理なの。舞台の上手・下手だけ分かっているけど、それだけ。あとは本当に凄い方向音痴。だから(ツアーの)旗についていくというのがとても楽しくて。あと海が好きなので。
真矢:海に行かれていること多いですよね。地中海、楽しかったですか?
大地:めっちゃ楽しかった。(クルーズ旅行では)移動の度に荷造りしなくていいし、夜寝て朝起きたら寄港地に着いていて、手ぶらでその土地に行けるわけだから。オプショナルツアーも色々あったよ。私たちのコースは、バルセロナから、モナコ行って、イタリアの方、ソレントとか行って、最後がアテネの9泊10日でした。一日中船の日も全く退屈せず楽しめてすっごく良かった。
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― 主演の舘さんについてお聞きします。大地さんは大河ドラマ『功名が辻』以来の20年ぶりの共演とお聞きしました。今回は史上最弱の主人公ということを舘さんが謳われていますが、舘さんの姿はどのように映りましたか?
大地:やっぱりダンディでカッコいいんですよね。なんだか格好悪い様までカッコいいという。やっぱりスター!でいらっしゃる。ご本人は「俺も歳取ったよ」なんて仰っていましたけど、燻銀みたいなカッコ良さが加わって。それにファッショナブルで何でも着こなしてしまわれる。
真矢:(ポスター画を見て)このタキシードの着こなしが凄いですよね。何を着ても服に着られていない、自分で着ている。そういうところが、とてもお洒落な方。すごくこだわりがあって。そういうところも見えてカッコいいんです。
― 真矢さんは、舘さんを「日本一かっこいいイケオジ」と絶賛されていますが、そんな舘さんが格好つかない役を演じられています。そのギャップを間近で見ていかがでしたか?
真矢:ふとした時に差し込んでいる間が本当にチャーミングで。冒頭のシーンなんかは、なかなか明け透けで、俳優の心情も出ちゃっているんですが、そこもキュンと来ちゃいました。格好つかない役なのに、なんでこんな素敵に見えるんだろうと、最初から衝撃でした。
― 舘さんはスタイルもいいですし。
大地: でも、姿勢は悪いですよ(笑)。ラグビーをやっていたからってご自分でも仰っています。あと、足が長い。ディレクターズチェア座っていらっしゃる時なんて、足が長すぎて持て余していらっしゃいます(笑)。
真矢:でも、あの背中がまたカッコいいんですよ。ピシッとしているカッコ良さっていうよりは、ちょっと背中が丸くなっているのが、なんとなくセクシーなんですね。

― 舘さんの「ここがチャーミングだな」と思ったところはありますか?
真矢:どんな役でどんなシーンであろうと、「カット!」がかかった瞬間からは、すぐに舘ひろしさんになって、その場が豪華なホテルのように見えてくるんです。現場のマネージャーさんに「コーヒー」って言うあの感じが、一瞬にして半径1キロくらいの世界観をバーンと変えてしまうんです。だけど、瞬時にして役に入る。その切り替えスイッチがすごいなと思っていて。とにかくオフもオンも、周りを魅了してやまない感じ。悔しいくらいです。女性バージョンが真央さんだったので、今回は、2つの大きな台風に襲われたような感じでした。
― お二人は今回初共演でしたが、もし次の作品があるとしたら、どんな役で共演してみたいですか?
大地:今回、それほど絡んでないので、次は丁々発止とやり合うような。
真矢:いいですね。笑って、ちょっと泣けて、パーンと弾けるような。ヒューマンコメディみたいな。二人がボンボンボンボン掛け合うのも楽しそうですね。
大地:(真矢に向かって)面白いんですよ、この方。
真矢:二枚目気取りというかクールな役が多いので。私は面白い方が好きなんですけど。
大地:そういうミキちゃんも見てみたいですよね。クールな弁護士さんもお似合いですけど。

― 最後に、本作は「免許返納」という身近でありながらセンシティブな社会問題もテーマにしながら、それを難しくなく、「こういうことがあるんだよ」と優しく教えてくれる作品だと思います。これからご覧になる皆さんにメッセージをお願いします?
真矢:『免許返納!?』というタイトルを聞いたら、その年代の方のお話かなと思われるかもしれませんが、私はこの映画を観た時に、返納するかしないかだけではなく、家族や周りの人たちとの楽しみがたくさん散りばめられて、それが全部自分の人生なんだなと感じました。免許1つなんだけど、いろんな側面があって、普遍的なメッセージがある。観られる皆さんそれぞれが、ご自分の実生活に合わせて感じることがあると思います。「免許返納」には人それぞれの背景があるし、それをきっかけに自分の人生をいま一度振り返る大切な時なのかも。前ばかりを見ていたけど、ちょっとバックミラー越しに振り返ることをしてみたいと思える映画です。
大地:私も、あらためて自分の周りの大切な人のことを考えるきっかけをもらえました。「免許返納」という、とてもセンシティブな話ではありますが、それを明るく考えるきっかけにもなるのではないかと思います。ぜひいろんな年代の方に大スクリーンで観ていただければ嬉しいです。
【大地真央(Mao Daichi)】
1956年2月5日兵庫県出身。宝塚歌劇団トップスターとして一時代を築く。退団後も数々の舞台で主演を務めている。ミュージカル「マイ·フェア·レディ」は20年にわたりヒロインを演じ続け、菊田一夫演劇賞·特別賞を受賞,芸術祭賞大賞·松尾芸能賞·岩谷時子賞他、受賞歴多数。近年のドラマでは「最高のオバハン中島ハルコ」「正直不動産」「おコメの女」、映画では「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」などがある。
【真矢ミキ(Miki Maya)】
1964年1月31日、広島県生まれ大阪府出身。宝塚歌劇団花組トップスターとして活躍し、退団後は俳優としてドラマや映画、舞台と幅広く活動する,近年の主な出演作には、ドラマ「下町ロケット」、「さくらの親子丼」シリーズや大河ドラマ「どうする家康」、ドラマ「ブルーモーメント」、「TOKYO VICE Season2」、映画「九十歳。何がめでたい」など。24年、フォトエッセイ「いつも心にケセラセラ」を刊行。7月8日スタート日本テレビ系新水曜ドラマ「ファーストクライ 母子救命救急班」(毎週水曜よる10時放送)に出演。
撮影:ナカムラヨシノーブ
映画『免許返納!?』
《ストーリー》
舘ひろし史上最高の“ノンストップドライブコメディ”で、史上最弱の主人公を演じる!?
南条弘70歳、職業・俳優。めでたく古希を迎えたが、この歳にして人生最大の窮地に陥る。事の発端は、腐れ縁の俳優仲間が起こしたバイク事故へのちょっとしたコメント。世間は「さすがスター俳優、南条弘!」「南条最高!」と持ち上げ、一人歩きした論調はいつしかマネージャーや家族をも巻き込み、南条の意図とは全く異なる形で拡大解釈されてしまう…「で、南条さんはいつ“免許返納”するんですか?」――まだまだアクションもやりたい映画スター・南条弘。人生最大のこのピンチをどう切り抜ける?
■キャスト:舘ひろし
⻄野七瀬 ⿊川想⽮
河井⻘葉 伊能昌幸 佐藤五郎 泉⾕星奈 ⻫藤 暁
内藤剛志 ベンガル / ⼤地真央 / 品川 徹 ⻄岡德⾺
南野陽⼦ ⼋嶋智⼈ 中⼭ 忍 MEGUMI 真⽮ミキ
吉⽥鋼太郎 宇崎⻯童
■監督:河合勇人(『俺物語!!』、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』ほか)
■脚本:林 民夫(『永遠の0』、『ラーゲリより愛を込めて』、『ディア・ファミリー』ほか)
■映画コピーライト:ⓒ2026「免許返納!?」製作委員会
◆公式HP:https://menkyohenno-movie.com
◆公式X:@Menkyo_movie
◆公式Instagram:@menkyo_movie #映画免許返納 #舘ひろし
全国絶賛公開中!!
















