
成瀬美貴子7月4日(土)に東京・サンシャイン劇場にて、山下美月の乃木坂46卒業後初の単独主演舞台となる『成瀬は天下を取りにいく』が開幕。3日に囲み取材・ゲネプロが行われた。
本公演は12日(日)までサンシャイン劇場にて、その後、16日(木)~26日(日)に京都・南座、28(火)~29日(水)には作品の舞台である滋賀・大津市民会館において上演される。
本作は、主人公・成瀬あかりが全力で我が道を突き進む姿が読者を魅了し、シリーズ累計発行部数160万部を突破する大人気作、宮島未奈著の『成瀬は天下を取りにいく』(新潮文庫刊)と続編『成瀬は信じた道をいく』(新潮社刊)が原作。脚本・演出をG2が手掛け、2025年 9月に朗読劇を経ての今回の上演となった。
“かつてない最高の主人公”・成瀬あかり役は、女優・モデルの山下美月が、乃木坂46卒業後初の単独主演舞台。成瀬あかりの幼馴染・島崎みゆき役には、映像・舞台で活躍する藤野涼子。さらに、山﨑静代、ISSEI、 天宮 良、田畑智子が出演。この6人が囲み取材に登壇した。
【囲み取材】

天宮良 山崎静代 藤野涼子 山下美月 田畑智子 ISSEI

Smart成瀬あかり役 山下美月:座長感のない座長で申し訳ないとは思いますが、成瀬というキャラクターが軸となっていろいろ人を動かしていくという内容なので、みなさんをまとめたりリーダーシップを発揮したりするようなことは今のところできていないとは思いつつ、でもお芝居の面では真ん中に立って頑張ろうという気持ちです。
成瀬あかりは今までやったことのないような面白いキャラクターですし、喋り方も人に対する態度も自分が普段はできないようなことを舞台上でさせていただいているので、見ている方に成瀬の奇想天外さにパワーをもらってほしいなという気持ちです。
(演技のポイントは)成瀬はいろんなことができちゃうスーパー天才少女ですけれども、劇中では漫才を披露したり、カルタをやったりします。実際に百人一首の先生が来てくださって、1から教わってカルタをやりました。あとは何よりけん玉が難関でして、全公演成功できるか、その日の運だめしみたいな感じにはなっていると思うんですけど、なるべく成功できるように頑張りたいなと思っています。
(成功確率は100パーセントですか?)100はいってないです。気持ちは100パーセントですけど、リアル70ぐらいだと思います。演出のG2さんに「けん玉をどうにかCGにしてくれないか」とお願いしたのですが難しかったので、たくさん練習させていただきました。(最初は)まったくできなくて、お皿に玉をのせることすらできなかったので、注目してほしくないと思いつつ、注目してほしいです。

成瀬あかりの母・成瀬美貴子役 田畑智子:約1か月間の稽古を経て今日を迎え、早く見ていただきたいという気持ちと、稽古を積み重ねてみんなで1つになって作り上げたお芝居だと思っています。どういう反応があるのか、すごく楽しみです。もう早く明日初日を迎えられたらなと思っています。
(見どころは)まず入ってセットを見ていただいたら、素晴らしい出来上がりです。今まで見たことない舞台の装置だとも思います。特に滋賀県ご出身の方がいらっしゃったら、感動されるとも思います。
展開も早いですし、スピード感もある作品なので、あっという間に成瀬あかりと周りの人物が生きていく様に、たっぷりパワーをもらえるんじゃないかなとも思っています。

島崎みゆき役 藤野涼子:私の役は成瀬の幼なじみで、成瀬とすごく近くにいます。1ヶ月間、皆さんと稽古をさせていただいて、明日が初日かと驚く気持ちとともに、お客様に成瀬の世界を楽しんでもらえると思うと緊張はしますが、幕が開いたらどんなことになるんだろうなとワクワクしている気持ちでいっぱいです。
(山下との役作りは)稽古の初期段階でゼゼカラの漫才があるので、本当のお笑い芸人になるわけじゃないので、笑いを取りに行くよりは2人の関係性の中で、お芝居の中であってもくすっと萌えるところがあったりするといいなと、2人で自主稽古したりしていました。

呉間言実役 山崎静代:制作発表の時から1ヶ月ちょっと、このメンバーで初めてお会いして、探り合いだったころが懐かしいなと思っています。ほんとになんかみんなで作っていくお芝居なので、自分が何かやっている時はタイミングを合わせて皆さんがやってくれたりして、仲間だという感じを受けています。お客さんの反応がまず楽しみで、ドキドキといろいろな思いもありますけど、頑張っていきたいと思います。
普段の漫才では10:0でほとんど山ちゃんがしゃべって自分はしゃべらないのですが、今回はその10ぐらいしゃべっているのが、自分としては珍しいなという見どころになります。

西浦航一郎役 ISSEI:明日本番ということで、素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できてすごく光栄ですし、お芝居って難しいなと改めて思っています。でも本当に必死で食らいついて、このひと夏を僕も全力で盛り上げていくので、恋心いただく成瀬とのシーンを見ていただけたら嬉しいなと思います。
僕、西浦としては普段の自分とかなり真逆なキャラクターを演じているので、初めてセリフ台本を読ませてもらった時にG2さんに「その感じだとモテそうだからちょっとやめようか」と言われました。モテない高校生(役)でもあるんで。(山崎に「普段はもてる?」とつっこまれ)普段はね、嘘ですけれど(笑)。そういうちょっとピュアな西浦くんのリアクションや表情のお芝居をやったことがなかったので、すごく勉強させていただきました。それをしっかりステージで成瀬と一緒に出せたらいいなと思うので、そこを見てほしいです。
成瀬の父・成瀬慶彦役 天宮良:若い俳優さんたちがフレッシュで素敵な芝居を見せてくれていますので、我々は脇をがっちり固めながら、いい芝居になってきているのかなと思っています。
この芝居は自分の役じゃなくてもいろんな役をやり、セットの移動も多くて、自分の役より大変と僕は思っています。ワールドカップは残念な結果になりましたが、我々成瀬チームは必ず優勝します。
主役のお2人以外はみんないろんな変装をして、いろんなところであらゆる役をやっているので、各々のファンの方は、その人が出ているところはどんなことがあっても見つけてほしいなと思いますし、逆に我々は本人だとわからないようにどれだけうまく演じられるかが、また1つ見どころかなとも思います。
【ゲネプロ】劇場に足を踏み入れた瞬間に、驚きの声を上げてしまうほど、舞台セットが楽しい。しかも列車が走り、生演奏が奏でられる。幕が開けば、登場人物たちがみな活き活きとして、身近な世界として没入してしまえる。さらに滋賀に縁のない方にも、クスッと笑ってしまうポイントが満載。成瀬に刺激を受けた彼女の周り人たちのように、観客も元気をもらえること請け合いだ。

成瀬あかり : 山下美月

島崎みゆき : 藤野涼子(右)

呉間言実 : 山﨑静代(左)

西浦航一郎 : ISSEI

成瀬あかり : 山下美月 成瀬美貴子:田畑智子 島崎みゆき : 藤野涼子 成瀬慶彦:天宮良
東京:2026年7月4日(土)~12日(日)サンシャイン劇場
京都:2026年7月16日(木)~26日(日)南座
滋賀:2026年7月28(火)~29日(水)大津市民会館
原作:宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮文庫刊)『成瀬は信じた道をいく』(新潮社刊)
脚本・演出:G2
出演:山下美月、藤野涼子、山崎静代、ISSEI、天宮良、田畑智子 ほか
©宮島未奈/新潮社 松竹






















