
あのが地上波ドラマ単独初主演を務めるドラマ「わたしの相殺日記」(テレ東系)が、6月5日(金)深夜24時52分から放送スタートした。
本作は、先行き不透明な世の中を自由に生きようとする主人公・萌が「今を幸せに生きる」をモットーに、彼女なりの「自己流相殺術」で、ほのぼのとマイペースに、でもほんの少し前向きに生きている姿を描く、ハートフルストーリー。
この度、主人公・桜庭萌(さくらば・もえ)を演じるあのさんと、萌の弟で、萌とは正反対といえる冷静沈着な性格の桜庭律(さくらば・りつ)を演じる窪塚愛流さんに、インタビューを敢行。撮影を振り返りながら、苦労したエピソードや本作の魅力を聞いた。

― お二人がこれまで演じてこられた役とはまた違ったドラマになっているかと思いますが、とても雰囲気がマッチしていると感じます。演じられていかがでしたか?
窪塚愛流(以下、窪塚): 僕はあのさんは意外な役柄だなと思いました。こういうイメージがなかったです。
あの:僕も自分のイメージとは違う役でした。
― とても新鮮な感じがします。ところで、脚本を最初に読んだ時の印象、「相殺(そうさい)」という言葉のテーマに触れた感想を教えてください。
あの:タイトルを聞いた時は、もっと重い感じのお話なのかなと思ったのですが、脚本を読んでみたら、すごく心が軽くなるような感じがしました。自分も今まで“相殺”みたいなことを無意識にやっていたんだなと思いました。
窪塚:僕も面白いなと思いました。最初に台本を読んで、律はすごくお姉ちゃんに厳しいのかなと感じたのですが、よく読むとこれは愛情なんだなと思って。「ツンデレ」じゃなくて「ツン愛」みたいな(笑)。

― 萌は「がんばらなくてもいいけど、諦めてはいない」という生き方、スタンスを取っていますが、欲望のままに過ごしている彼女の自己流相殺術、そして萌の人間らしさをどのように捉えて演じられたのでしょうか?
あの:すごく自分らしく、自分の欲望のままに生きることのカッコ良さも感じるし、それがとても気楽なんだけど、適当じゃないんです。ちゃんと自分を大切にしている生き方だから諦めてない。意外とそれってすごく難しいことだなって思うので、萌がそうやって変わって良かったし、強いなと思いました。

― 窪塚さんは自由奔放な姉とは違って、どちらかというと冷静沈着な弟役ですが、ご自身と重なる部分はありましたか?
窪塚:それがないんです。律は落ち着いていますが、僕は喋っていてもつい動いてしまうし、落ち着きがないので。律は真面目でユーモアがある人間ですが、僕はその要素がなくて、ただただおちゃらけているだけです(笑)。演じていて楽しかったです。
― あのさん演じるお姉さんの相殺術という生き方をどのように感じて演じましたか?
窪塚:律は萌のことを心で見ているんです。あまり干渉しないし口を挟まない。それは(お姉さんを)一番応援しているからだと思います。
― 今回、初共演になりますが、あのさんから見た窪塚さんの弟ぶりはいかがでしたか?
あの:弟感、めっちゃありました。それは演技からもそうですが、現場での佇まいとか雰囲気が「みんなの弟」みたいな感じでした。その場が温かくなるというか、和むんです。それが今回の作品にすごく合っているから、自然と家族のような空気にも繋がっていたと思います。みんなに可愛がられていました。
― 窪塚さんから見た、あのさんの魅力を教えていただけますか?
窪塚:隣にいらっしゃるので、ちょっと恥ずかしいですが・・・(笑)。僕に足りないものを持っていらっしゃるんです。あのさんは気配りの方。あのさんの姿勢をみてより一層集中できました。
あの:そうなのかな?(笑)

― ドラマの中では深夜の爆食も出てきます。食のシーンで何か困ったこととかありましたか?
あの:僕は結構食べられないものが多くて。めちゃくちゃ偏食なので、そこは事前に「これは食べられない」「これは食べられるけど普段はあまり食べません」という情報を共有してから臨みました。けっこう普段食べないものを食べましたね。
窪塚:特に何ですか?
あの:チャーハンとか、あまり食べないんです。お米もあまり食べないので。チャーハンはすごく久しぶりに食べて、しかもすごい量をかき込んだので、これはドラマじゃないとやらないなと。

― それは大変でしたね?
あの:飲んで食べてが多かったので、美味しそうに食べられるか心配でした。思いきりかき込んで食べてハイボールで流し込むシーンがあって。その時に口に入れすぎちゃって、飲み込んだ時に「うっ」ってなって・・・ちょっとNGになっちゃいました。「うわあ」となったんですが、目の前で作ってくださったお店の店主と目が合っちゃって。「やばい、ここで吐き出したらやばい!」と思って、必死に喉を拡張して飲み込みました。本当に焦った(笑)。
― その食べた後に、今度は東京タワーを駆け上がったり、雑巾がけとかするんですよね。ハードだったのでは?
あの:めっちゃハードでした。そこまで運動をすることがないので、台本を読んだときに、これは体力勝負だなと思いました(笑)。

― 窪塚さん、こんなお姉さんがいたらどうですか?
窪塚:最高ですね!僕も一緒に相殺したいです。
― その「相殺」にちなんで、ご自身が甘やかしてしまって、後で帳尻を合わせるようなことは実際にありますか?
あの:僕はいいことがあったら、ちょっと身体を痛めつけてみたりします。

― え?どうして?
あの:いいことがあったら、ちょっと悪いことを起こして(帳尻を)合わせるみたいな。わざと水たまりに入ったりとか、ごつごつした壁に軽く当たってみたり。
窪塚:それは面白い相殺ですね(笑)。僕は逆に悪いことはいいことで相殺するって思っていました。
あの:どっちもありますよね。それもあるし、その逆もある。
窪塚:僕は、気持ちを相殺します。ご飯食べた後のゴミをちゃんと片付けなかったら、いつも以上に仕事を頑張って相殺する。片付けられなかったけど、今日の仕事はいつもより何倍も頑張るぞ!とか。
― 萌は属さないことを決めてフリーターとして生きていますが、お二人がお仕事や私生活の中で大切にしている“自由”の定義はありますか?
窪塚:“好き”ということに関しては、とことん好きでいたいです!ちょっとやそっと何か言われても受け流す勢いです(笑)。
あの:僕も似ているけど、やっぱり“好き”っていう自覚を持つこと。不自由な環境にいても、「自分はこう思う」「自分はこれが好き」とか、そういうことをちゃんと自覚して動く。あまり流されないことが自由かな。何を言われても「は?」って感じです(笑)。
― そして、ドラマの主題歌はあのさんの「KILL LOVE」です。あのさんご自身が「ano」として2025年に書き下ろした楽曲ですが、この曲に込めた想いと、ドラマの世界観がどのようにリンクしていると感じますか?
あの:これはこのドラマ用に作ったわけではないのですが、今までの嫌いだった自分を殺すということが歌詞にあります。一生「kill」という言葉と同時に、一生「hug(ハグ)」一生「kiss」という言葉もあって。自分の嫌なとこをどんどん殺して、今の自分を大切にしよう!という気持ちが込められているんです。なので、今回のドラマにもそういう感じがしたので、奇跡的にマッチした楽曲でした。

― それでは最後に、現代は先行き不透明で不安を抱えて生きている人もいると思いますが、このドラマを通じて、どんな「心の軽さ」を受け取ってほしいですか? 本作の見どころと合わせて、視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
あの:自分らしく生きることの大切さがメッセージとしてありますが、決して重くなく笑って観られる作品です。ゴロゴロしながら観たり、ご飯食べながら観てもらってもすごく楽しめるドラマです。気楽に観て「あ、自分もこんな生き方しているけど、今すごく楽しいな」とか「明日はちょっと相殺してみようかな」とか思ってもらえたら嬉しいです。
窪塚:頑張っているお姉ちゃんをみて、律は頑張ってほしいからこそ、鞭(ムチ)を打ちます。そういう存在ってやっぱり大切だなって、思います。自分が変わらないと何も変わらない・・・だから萌は自分なりの相殺で、自分を諦めていない。萌の世界の中でしっかり頑張っているっていうところが見どころです。共感できるところがたくさんあると思います。

<ストーリー>
先行き不透明な世の中で、誰もが将来への漠然とした不安を抱えながら生きている。主人公 桜庭萌(29)は、そんな不安から”いち抜け”した女性。「今を幸せに生きる」をモットーに、あえて定職に就かず、暴飲暴食、夜遊び、朝寝坊、爆買いetc… 後先考えず欲望のままに日々を謳歌している。なぜなら、彼女にはとっておきの”必殺技”があるから。それは、経理上の相殺処理に着想を得た「自己流相殺術」だ。どんなに羽目を外しても、“相殺“すれば大丈夫…なのか!?
相殺のために汗水たらす萌にツッコミつつ、萌や、萌を取り巻く人物たちに癒やされていく。
一日の終わりに、疲れた心をふっと軽くしてくれるそんなドラマです。
人生とは、落ち込んだり、嫌なこと、大変なことがある…
“相殺(そうさい)”は前向きに生きていくための魔法の言葉になること間違いなし!

<あらすじ第3話「朝吞みの相殺」>
桜庭萌(あの)は古本店の店長・田所信二(竹中直人)の朝活に影響され、居酒屋の「24時間営業」の看板を見つけると、朝活ならぬ“朝呑み”を試すことを決意。前日早く寝て、早朝から動き出す。運動してこその相殺だと、遠回りをして汗をかいて…。最高の一杯に辿り着き、朝活を楽しんでいると、偶然店にきた古本店の常連客・SFさん(遊井亮子)と出会う。いつの間にか彼女の現実逃避=SFの世界に引き込まれ…。




ドラマ25「わたしの相殺日記」
【放送日時】毎週金曜深夜24時52分~25時23分放送中
BSテレ東毎週月曜深夜24時00分~24時30分放送中
※6月15日を除く
※第3話は6月22日(月)深夜24時30分~24時59分
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで見放題独占配信
▶U-NEXT:https://t.unext.jp/r/tv-tokyo_pr
広告付き無料配信サービス「TVer」などで見逃し配信!
▶TVer: https://tver.jp/series/sripp3i7j6?hsCtaAttrib=349862481635
▶テレ東HP(ネットもテレ東):https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/catchup/2-1-113-7
【主演】あの
【出演】窪塚愛流 ゆめっち(3時のヒロイン) 遊井亮子/竹中直人
【脚本】田口佳宏 吉見健士
【監督】アベラヒデノブ 松浦健志 宮森玲実
【主題歌】ano「KILL LOVE」(トイズファクトリー)
【オープニングテーマ】ハカネ「dust-chute」(ビクターエンタテインメント)
【プロデューサー】正井彩夏(テレビ東京) 吉見健士(共同テレビジョン) 楠本芳子(共同テレビジョン)
【制作】テレビ東京、共同テレビジョン
【製作著作】「わたしの相殺日記」製作委員会
【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/sousainikki/
【公式X】@tx_sousainikki(https://x.com/tx_sousainikki)
【公式Instagram】 @tx_sousainikki (https://www.instagram.com/tx_sousainikki)
【ハッシュタグ】#わたしの相殺日記
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撮影:ナカムラヨシノーブ





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