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稲垣吾郎がベートーヴェン!大島優子は舞台に初挑戦!『No.9-不滅の旋律-』製作発表

SMAPの稲垣吾郎と元AKB48の女優・大島優子が共演する舞台『No.9―不滅の旋律―』の製作発表が7月14日、都内で行われた。

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題名の『No.9』はベートヴェンが書き上げた9番目にして最後の交響曲「交響曲第九番ニ短調作品125」を指し、ベートヴェンの波乱と苦悩の半生を、新しい視点から描き出す作品となる。

ベートーヴェンに稲垣吾郎、彼を支えるマリアに大島優子という魅力触れる配役だ。製作発表では、稲垣、大島と共に演出の白井晃、脚本の中島かずきも登壇した。

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白井は現時点での構想を「中島には稲垣さんをイメージしたベートーヴェンを作って頂きたい」「大島さん演じるマリアは、この作品の架空の人物ではあるけれど、マリアを通してベートーヴェンを見ていくという構造の舞台になると思う」と述べ「大島さんは映像とかで拝見させて頂いていて、チャーミングで根性がありそうな感じで楽しみ」とも語った。「ベートヴェンの頭の中で成り続けていた音楽とは何だったのか」がテーマとなるという。

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「耳が聞こえないのに音楽をつづけているというのが一番の疑問だった」と始めた中島。「調べていくうちにベートヴェンを狂気と純粋さがないまぜになった人だと感じ、稲垣のキャスティングを聞いて狂気と純粋さが表現できる人だとイメージが固まった」「舞台役者としても信頼できる方」と稲垣への大きな期待を語った。

稲垣は「まさか自分がベートヴェンとは驚いた。でもSMAPの中でも奇人変人ぶりは負けないので」と会場に大きな笑いを起こし「この期間、ベートヴェンに蘇ってもらって、僕と魂を震わせ合いながら運命を共にしたいなと思っております」と流れるような見事な挨拶。

「初舞台で緊張して溶けそうかな」と大島。「右も左もわからない、初めてで慄いています・・・というくらい、私はホントはか弱くて」と言いながら自らも笑い出した。「いろんなことを吸収して、吸収したものを自分で放出できるように励んでいきたい」と決意を示した。

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「No.9-不滅の旋律―」 東京公演は2015年10月10日(土)~25日(日)、赤坂ACTシアターにて行われる。