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香取慎吾 主演舞台『テラヤマ・キャバレー』上演決定!

香取慎吾が寺山修司役に初挑戦!

Inspired by Shuji Terayama
『テラヤマ・キャバレー』
 ぜんぶ素晴らしくて、くだらない。

演出:デヴィッド・ルヴォー   脚本:池田 亮
出演:香取慎吾

成河 伊礼彼方 村川絵梨 平間壮一

花王おさむ 福田えり 横山賀三 凪七瑠海(宝塚歌劇団)他

[東京]2024年2月9日(金)~29日(木)  日生劇場
[大阪]2024年3月5日(火)~10日(日)  梅田芸術劇場メインホール

企画・制作・主催 梅田芸術劇場

組み写真1004

この度、2024年2月に日生劇場、3月に梅田芸術劇場メインホールにて、『テラヤマ・キャバレー』を上演することが決定した。2023年、寺山修司は没後40周年を迎えた。演劇、映画、ラジオ、テレビ、詩といったおさまりきらないジャンルにおいて、人々を惹きつける数多くの作品、言葉は、今もなお輝き続け、当時の寺山修司を知らない若者の世代にも注目されている。

この物語は、寺山修司が亡くなる前夜から始まる。寺山修司47歳、死を迎えるその瞬間何を思ったのか?自身の死をも劇化し人々に何かを残そうとした寺山修司。まだ残したい言葉がある、胸躍るようなスペクタクルが作りたい、人生という物語を完結させたくない、死を目前にしても、作品を創ることへの熱い思いは消えなかった。

寺山の前に「死」という登場人物が現れ、「死」と寺山の間で取引が交わされる。「日が昇るまでに、私(死)を感動させられる作品を作る猶予をあげよう」。寺山の残された命はいかに?最後に作りたい作品は完成するのか?「死」を感動させるため、また寺山自身も満足するまで、寺山最後の作品を命がけで作ろうとする個性あふれる劇団員たちと共に作り上げた作品とは?

演出には、ウエストエンド、ブロードウェイ、日本とさまざまな国で活躍してきたデヴィッド・ルヴォーを迎える。主演は、寺山修司役初挑戦となる香取慎吾が決定した。ふたりの初顔合わせに注目だ。また共演者には、成河、伊礼彼方、村川絵梨、平間壮一、凪七瑠海(宝塚歌劇団)など、さまざまな舞台で活躍する素晴らしい役者がそろった。

そしてこの斬新な切り口の物語を新進気鋭の劇作家・池田亮が書き下ろしした。「あしたのジョー」他、寺山修司による作詞の楽曲を数多く交えて、生演奏でオリジナル音楽劇としてお届けする。また豪華出演者が担う寺山劇団員によるパフォーマンス、寺山修司の「いたずら心」「遊び心」も見え隠れする本は、この作品の見所のひとつ。これまでに見たことのない華麗なる寺山修司音楽劇、『テラヤマ・キャバレー』、どうぞご期待ください。

<コメント>
◆デヴィッド・ルヴォー
「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」- 寺山修司
この作品は、寺山を「再現」することが目的ではありません。それは誰であれ、不可能な事だと思います。イギリスの演出家なら尚のこと、無理でしょう。寺山修司は社会的、または身体的な「のけ者たち」を作品の中心に据えていました。そんな彼は、今の世界をどう思うだろうか?彼の眩しいほどの想像力の灯火は、嵐のような現代において、どれほど奇妙で、滑稽で、とんでもない美しさを我々に見せてくれるのだろうか?このプロジェクトが提案された時、自分にはやらないという選択肢はありませんでした。

香取慎吾アー写

◆香取慎吾
死を迎える寺山修司を演じます。
デヴィッド・ルヴォーさんが奏でる寺山修司に、僕の今をぶつけます。
熱いキャバレーになりそうです。
心燃やして参加します。

<プロフィール>
デヴィッド・ルヴォー (演出家)
1957年生まれ、イギリス出身。82年に『日陰者に照る月』で、ウエストエンド演劇賞を受賞、トニー賞4部門にノミネート。93年よりシアタープロジェクト・東京(TPT)の芸術監督を務める。 TPTで演出した『テレーズ・ラカン』は、第1回読売演劇大賞と演劇作品賞、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。03年の『NINE』は、トニー賞6部門にノミネートされ、ベスト・リバイバル・ミュージカル賞など2部門で受賞。18年に米NBCミュージカルライブ『ジーザス・クライスト・スーパースター』を演出し、エミー賞13部門にノミネート、5部門受賞。梅田芸術劇場主催公演での演出作品は、舞台『黒蜥蜴』、音楽劇『道』、舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』など多数。

池田 亮(いけだりょう) (脚本)
1992年生まれ。2015年舞台・美術・映像をつくる団体「ゆうめい」を結成。17年東京藝術大学大学院美術研究家彫刻専攻卒業。作・演出を担う「ゆうめい」で『弟兄』、『姿』、『娘』、『ハートランド』など数々の作品を発表。ほか、『天才テレビくん』(NHKEテレ)ドラマ脚本、『ウマ娘』(TVアニメ)一期二期脚本、「生ドラ!東京は24時」第二夜『美大の駅伝』(フジテレビ)監督・脚本、『最初はパー』(テレビ朝日)に俳優としてレギュラー出演や、ハンドメイドショップ「トイフクロ」の運営、造形作家としても活動中。また、TOHO MUSICAL LAB.にて『DESK』(脚本演出)23年11月上演決定。

香取慎吾 (寺山修司役)
1977年1月31日生まれ。1991年にCDデビュー、2017年にオフィシャルファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、TV番組、ラジオ、CM等へ出演中。主な出演作は、映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」(2022年)、舞台「日本の歴史」(2018/2021年)「burst!」(2022年)など。2023年にはソロライブ「Black Rabbit」を開催。現在、個展「WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」で、東京・大阪・福岡・石川・広島・福島へと全国を巡回中。

公演概要
【公演名】『テラヤマ・キャバレー』
【日程・会場】

スケジュール1

【チケット料金】
■東京 S席13,500円 A席10,000円
■大阪 S席13,500円 A席10,000円 B席7,000円
【一般発売日】2023年12月16日(土)
【公式ホームページ】https://www.umegei.com/terayama_cabaret2024/
【ハッシュタグ】#テラヤマキャバレー
【公式X 旧Twitter】@TerayamaCabaret
【企画・制作・主催】梅田芸術劇場