本日5月20日(水)、よみうり大手町ホールにて、VISIONARY READING『手紙』が開幕する。初日に先立ち、ゲネプロが公開され、囲み取材会を行われた。
本作は、新感覚の朗読劇シリーズ「VISIONARY READING(ビジョナリー・リーディング)」の第三弾作品で、“映像で、朗読劇が、物語が、動き出す。”をコンセプトに、AOI Pro.が長年培ってきた映像制作のノウハウを活かし、朗読と映像演出を融合させた新たなエンターテインメントとしてお届けするもの。

原作は、東野圭吾氏によるベストセラー小説『手紙』(文春文庫刊)。強盗殺⼈を犯した兄と、その弟。刑務所から届き続ける兄からの「手紙」が、外の世界で懸命に⽣きる弟の⼈⽣にどのような影を落とし、そして光をもたらすのか。罪と罰、そして家族の絆を問い直す感動作で、これまでも映画やミュージカルなどで幾度も上演され、愛されてきた名作だ。

主⼈公・武島直貴役を務めるのは、五関晃一(左)。犯罪者の家族という重いレッテルを背負いながらも、夢や恋愛に葛藤し、自らの⼈⽣を懸命に切り拓こうとする直貴役。 冒頭は、俳優陣が台本を手にすることなし。劇場はお笑い劇場と化す。原作へのリスペクトは大切にしつつ、本作ならではの場面やストーリー展開もあり、演劇の醍醐味も味わえる。

ゲネプロ後の取材会では、「明日ついに初日ということで大変意気込んでおります。本音を言うと、(ゲネプロの)最後に泣けて目がぱんぱんになって思いますので、ゲネプロ前に(取材会で)撮っていただきたいなという気持ちがあります」と少しリラックスした表情をのぞかせた五関。本作の見どころを「ずっと座って喋るだけではなく、我々も動き、その中で照明、映像、音楽が重なり合って素晴らしいシーンになっていくのが、感情の動きとともに見られるので、『手紙』というストーリーをダイジェストにしていますけど、すっと入って理解できて、感動できるようになっていると思います」と自信をのぞかせた。

兄・武島剛志役は、室龍太(右)。弟を大学へ行かせたい一心で罪を犯し、絶望と後悔の中でも弟の幸せを願い続ける兄だ。

取材会では、朗読劇のはずが長台詞を“台本を見ずに”と演出された驚きを語った室。「重い内容になっていますが、裏では本当に明るく過ごしております」と、ラブレターズ の溜口佑太朗と冗談、ツッコミ合戦を展開しながら笑顔満面。「プライベートでも溜口さんとコントをやってみたい」と提案するも、溜口に「楽屋でやりましょう」とするりと逃げられて爆笑されていた。

殺⼈犯の弟という重い過去を知りながらも、直貴を応援し続ける理解者・白石由実子役を綺咲愛里。歯切れ良い関西弁も心地よい。

「ほとんどが一日2公演。短い期間ではありますが、それぞれが精いっぱい人生を生きていきますので、この物語に浸っていただければなと思います。」「直貴の人生にとって私(由美子)のことが必要だったと、確実に必然だ、必要だった、必要だったと思ってもらわないといけない。そのためにはどういう女性でいったらいいのか。今回は朗読劇ですので、言葉だけで伝える難しさと奥深さを稽古から感じていましたので、深めていきたいと思います。ただ座って読んでるだけではので、お客様も場面を追うごとに、入り込みやすく、めり込んでいきやすくなっているのではないかと思って、この世界観を一緒にこう体感していただけたらと思っています」

直貴を愛しながらも、その過去を受け入れきれず苦悩する女性・中条朝美役を、橘花梨。「今回は朗読劇ですが、やっぱり演劇だと思っています。1つ1つの言葉を大切に、時に大胆にお届けして、お客様にたくさん想像して楽しんでいただけるように、自分自身もまだまだ楽しみたいなと思っております。(自分と五関との場面は)直貴くんにとってのすごく大切な思い出になる恋愛だったと思うので、幸せなところは幸せに作りたいと思いますし、しっかり傷つけ合って。今回は原作にないところがあって、朝美としても成長して、直貴くんの背中を押せるように作り上げていきたいと思って稽古してきました」

直貴とコントのコンビを組む寺尾祐輔役の溜口(Wキャスト)。「今回は五関さんの相方役ということで、稽古中かちょっと役作りとして五関さんのことを“相方”と呼んでこの1週間1週間やってきた」と話し始めたが、五関が「呼ばれたことないです」とつっこむと、溜口は「自宅で(呼んでいました)。直接呼んじゃうと迷惑かかっちゃうかなと思ったんで、奥さんの前だけで『相方今日は…』と言っていたりもしたんで。(笑)(コントのコンビとしての)コンビネーションも注目していただければと思います。頑張ります。」
ゲネプロには出演しなかったが、寺尾祐輔役の松永(Wキャスト)は「僕も稽古期間中、五関さんのことをバディと呼んでいました。僕はお笑いライブに出ることが多いので、こういう舞台の仕事は本当に光栄で、緊張はしていたんですけど、お兄さん方が和気あいあいとやってくれるので、楽しく参加できています」とキャストたちに笑顔を向けていた。

公演は休憩なしの125分。朗読劇の枠にとどまらない、熱い演劇に感動の涙がこぼれてしまいますよ。

VISIONARY READING『⼿紙』
★5⽉20⽇(⽔)〜5⽉24⽇(⽇) よみうり大⼿町ホール
原作 東野圭吾『⼿紙』(⽂春⽂庫)
脚本 ⼟城温美
劇中コント脚本 塚本直毅(ラブレターズ)
演出 永山耕三
出演
五関晃一(A.B.C-Z)
室⿓太 綺咲愛⾥ 橘花梨
溜口佑太朗(ラブレターズ)/松永勝忢(⼗九人) ※Wキャスト
公演HP https://aoi-stage.jp/letter/




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