5月17日(日)に新国立劇場 中劇場にて、伊野尾慧主演の舞台『四畳半神話大系』が開幕した。初日に先立ち行われた取材会とゲネプロの模様をお届けする。

本作は、2003年に「太陽の塔」で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、2006年「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞、本屋大賞(2位)などを受賞、京都を作品の主な舞台とし、独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く話題の作家・森見登美彦の大人気小説で、テレビアニメ化もされた「四畳半神話大系」を 脚本・演出 上田 誠(ヨーロッパ企画)、 伊野尾慧 加藤史帆 大窪人衛 剛力彩芽 ほかの出演で上演するもの。
Hey! Say! JUMPの伊野尾 慧が演じるのは、主人公の冴えない大学生「私」役。自身のイメージとはかけ離れた役に挑む。東京公演は、5月31日(日)まで新国立劇場 中劇場にて、6月4日(木)~6月9日(火)には大阪・東京建物Brillia HALL 箕面にて上演される。
【取材会】

上田誠 加藤史帆 伊野尾慧 剛力彩芽 大窪人衛

森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」(角川文庫刊)の舞台化(2021年)の脚本・演出を手掛け、大好評を得た上田 。
上田:今回の「4畳半神話大系」は舞台化するのにあまり向いていない。主人公の大学3回生の私が不毛な大学生活についてひたすら語っていくハードコアな原作なので、実は「夜は短し歩けよ乙女」より随分難易度が高いと思いながら、それでも内包されているエネルギーがすごいなと思い、舞台化できたらというのが今回の始まりで、舞台化に成功しました!そうなんです。素晴らしいキャストの皆様に、恵まれまして、原作を踏襲しながらも、新しい「四畳半神話大系」像を皆さんと作っていただけています。
歌も踊りも殺陣もある、演出がてんこ盛りで、趣向に満ち満ちた劇になっていました。
稽古場は結構大変だったと思うんです。皆さん笑顔でやってくださって、とてもありがたかったです。(セリフ覚えについて伊野尾は)テスト勉強しているのにしてないと言っている人。

伊野尾:上田さんはすごいハンサムで、いつも優しくて、すごい好きになってしまいました。舞台の上でやってほしいことを聞くと、言葉だけじゃなくて、やっぱり脚本に詰め込んでくださっていて、本を読んで稽古を進めていくと、もしかしてこういう思いで僕のことを思って書いてくださったのかなといろいろ分かってきて。優しい言葉を投げかけてくれるんだけれども、台本を読むと「ここは厳しいことを言われているのかな」と思ったり、いい塩梅の飴と鞭で育てていただきました。
初めてみると、やることはいっぱいあるなと思いましたが、カンパニーの皆さんは和気あいあいと温かい空気で、僕が戸惑っていたり、いろんなことに追われていたりすると、池田一真さんがマッサージしてくれて、それがすごく気持ちよくて癒されました。
一真さんが「この劇を君がやりきったら、俺、泣いてしまうかもしれない」と話していたのですが、今日まで稽古場で通しもやり、何度も重ねてきたんですけど、まだ1度も泣いてないので、なんとかこの後のゲネプロ、初日に一真さんに泣いてもらえるように頑張ります。
(セリフ覚えは)僕もどうやって覚えたのかわからないですけど、本当に4月はあっという間に過ぎ去りました。いつの間にか稽古が終わっていたみたいなスピード感だったので。

加藤:(伊野尾の印象は)すごく頼りになります。でも「覚えてないよ」と言いつつ覚えてるということが多くて、何回も伊野尾さんの存在で稽古場の空気が引き締まりました。
差し入れもすごく賑やかで、途中で差し入れ合戦みたいになっていたんですね。食べ物とかもありますが、一真さんは現金の差し入れです。1000円札を3万円。それがすごく刺激的で、さらに(気分が)上がりました。
その(3万円)を全部持って、一真さんに「ありがとうございます」と全部いただく風におふざけしたら、「お前のすぞ」と言われて、方言なのか、よくわからなかったので照れ照れしておきました。(「まさか1人で全部持って帰ったわけじゃないですよね」と問われて)はい、1枚いただきました。本当に嬉しかったです。
すごいスピード感のある運動量もある舞台だと思うので、見てくださる方も気合を見てください。目が忙しいと思います。

大窪:僕も1枚もらいました。(笑)

伊野尾と初共演の剛力。
剛力:台本を見た段階でセリフが多かったので「これは大変だぞ」と思っていたんですよ。(伊野尾は)ほぼ立ち稽古初日ぐらいから台本を持っていなくて、まず1回緊張感が走りました。ただほんとに柔らかい雰囲気を出してくださるので、普通だったらそのピリッとした空気感の中で進んでいくところ、ふわふわっとした感じでやってくださるのはありがたかったです。テンパっている姿を見たことがありません。
(伊野尾が「この後、初日でテンパります」)
【ゲネプロ】

京都の「腐れ大学生」“私”役は伊野尾慧
思い描いていたバラ色の大学生活を送れていなかった“私”。間違いの始まりはテニスサークルに所属したからだ、自分の選択をやり直せたらと考えていたら・・・

“私”の後輩、明石さん役は加藤史帆

“私”の宿敵であり盟友・小津役を大窪人衛

“私”がお世話になっている歯科衛生士・甲斐田さん役を剛力彩芽

“私”は何度も大学生活をやり直す?!ことに。
原作やアニメをご存じの方はもちろん、知らない方もこの魅力に翻弄されるに違いない。

出演者の見どころも満載。


一度の観劇では目が足りないはず!




『四畳半神話大系』
【東京公演】 2026年5月17日(日)~5月31日(日) 新国立劇場 中劇場
【大阪公演】 2026年6月4日(木)~6月9日(火) 東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)
【原作】 森見登美彦(「四畳半神話大系」角川文庫刊) 【脚本・演出】 上田 誠(ヨーロッパ企画)
【主演】
伊野尾 慧/加藤史帆 大窪人衛 田中偉登 菊池日菜子 金子鈴幸 町田マリー/
石田剛太 酒井善史 諏訪 雅/内田倭史 日下七海 ヒロシエリ 松尾敢太郎/
池田一真(しずる) 純(しずる)/剛力彩芽
公式HP : https://www.yojouhan-stage.jp/





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