OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」が、4月30日より5月5日まで新橋演舞場にて上演される。4月29日にゲネプロが公開された。
1926(大正15)年、大阪松竹座での誕生から100年。春の風物詩として愛されるOSK日本歌劇団の代名詞「レビュー 春のおどり」が、本年、記念すべき100周年を迎えた。

幕開けは、伝統の「春のおどり」。“春のおどりは、よーいやさー”の掛け声ともに、暗転から一瞬で照明が明るくなると、舞台上には煌びやかな和物の衣裳に身を包んだ出演者が居並び、華やかで艶やかな踊りが繰り広げられ、一挙に夢の世界へ。

トップスターの翼和希が春の神となって登場。

娘役トップスターの千咲えみの女神と。
第一部2場からは、26年ぶりの上演となる舞台『たまきはる 命の雫』。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の世界を古代ヤマトの時代に移して、上演時間1時間の中に、若きふたりの運命の恋と別れを凝縮。恋の喜びと美しさ、そして争いのむなしさを描ききる。

翼和希が「お気に入りシーン」として挙げる、バルコニー(月見台)の場面。


ロミオ(翼和希)とティボルト(天輝レオ)マキューシオ(椿りょう)

千咲えみがお気に入りのシーンとして挙げる節会の場面より





第二部は「ダンスのOSK」の真髄を魅せる新作レビュー、「Silence(静寂)」+「Symphony(交響曲)」から名付けられた『Silenphony』。幕開けは、無音の張りつめた空気の中でのダンスで始まり

リズムが生まれ、リズムが音に、やがて壮大な音楽へ



翼和希は、入団以来 14 年越しの夢だったという髭をつけて。





【囲み取材】

翼和希:自分たち1人1人もそうですし、今までこの歴史をつないでくださった皆様がいてくださったから、こうして今私たちが春の踊り100周年という記念すべき公演を行うことができるので、ただただ感謝の気持ちと、続けていかなきゃいけない、次に繋げていかなきゃいけないという気持ちが1番大きくあります。
1時間という大変濃縮された時間の中でロミオとジュリエットをお届けするという、なかなかチャレンジングな作品だと思いますが、重要なポイントを掻いつまんでつないだ作品になっているので、見逃すところが1つもありません。和というか、大和の美しさもあり、絵としてとても美しいものをお客様に見ていただけると思うので、1度で2度、3度おいしい作品になっているのではないかと思っております。個人的には、ロミオとジュリエットというお芝居作品でも大変有名な作品に挑戦できているということにとてもありがいを感じています。

千咲えみ:この100周年、本当にすごいことだと今年改めて感じております。今までの先輩方がいらっしゃらなかったら、自分たちもこの100周年を迎えることができなかったので、今までの方々に感謝しつつ、自分たちがこの歴史に関わることができることが本当に幸せなことだと改めて噛みしめて、これから110年、120年とどんどん続いていけるよう、バトンを渡せるように、この公演を努めてまいりたいと思っております。
今のメンバーで自分たちにしかできないロミオとジュリエットの世界観になっていると思います。見ていただいた方にこんな解釈もあるのかなと、見る度にいろいろ考えていただけたらいいなと思いますので、進化をし続けられるように、この東京公演も頑張ってまいりたいと思います。
「レビュー 春のおどり」
【第一部】 W.シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」より
『たまきはる 命の雫』 作・演出 北林佐和子
【第二部】 『Silenphony』 作・演出・振付 平澤智【出演者】翼和希・ 千咲えみ・華月奏・城月れい・登堂結斗・天輝レオ・壱弥ゆう・椿りょう・唯城ありす・羽那舞・京我りく・紫咲心那・琴海沙羅・蘭ちさと・水葉紗衣・依吹圭夏・有絢まこ・空良玲澄・舞音ことは・真織ひな・梅名希歩・華蓮いろは・ひより芽依・奏叶はる・妃乃愛・珠凜かのん・初音くらら・華妃ダリア・桃白透衣・花鹿愛・OSK日本歌劇団102期生(初舞台生)/桐生麻耶【特別専科】(2部のみ)・朝香櫻子【特別専科】(1部のみ)
▽京都公演:2026年4月10日(金)初日~4月19日(日)南座(終了)
▽東京公演:2026年4月30日(木)初日~5月5日(火・祝)新橋演舞場
「レビュー 夏のおどり」(「レビュー 春のおどり」と同内容)
▽博多座公演:2026年7月18日(土)博多座


















