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開幕!舞台『チェーホフの奏でる物語』「肩ひじ張らずに観てね」

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チェーホフの短篇集がニール・サイモンによって戯曲化された舞台『チェーホフの奏でる物語』が、1月23日(金)より東京芸術劇場シアターウエストにて開幕。ゲネプロが公開された。
演出は演劇集団円の内藤裕子。出演はイッセー尾形 安藤玉恵 福田悠太 小向なる 松尾貴史。

本作は『おかしな二人』『サンシャイン・ボーイズ』など数々の名作を手掛けたアメリカの劇作家ニール・サイモンが、チェーホフの短篇集をモチーフに、9つのお話で構成した作品。東京公演は2月2日まで、東京芸術劇場シアターウエストにて。2月7日(土)~8日(日)にはCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。

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一人の作家(イッセー尾形)が進行役として登場。作家が創り上げた9つの短い物語を描くのだが、登場人物は24人。キャスト5人で演じる。

1960年にロシア生まれたチェーホフの作品を、1927年生まれのニール・サイモンが戯曲とし、今の我々が観る。時間と場所を超えた中にも感じられるおかしさと切なさがじんわり心にしみてくる9つの物語だ。

【第一幕】

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第一話「くしゃみ」
国立公園省の事務官チェルジャーコフ(福田悠太)が妻(小向なる)とともに観劇に出掛けたところ、直属の上司であるブラシルホフ大臣(松尾貴史)と夫人(安藤玉恵)に出くわす。お近づきになる絶好のチャンスとばかりに大臣に話かけるのだが、公演中にうっかりくしゃみをしてしまい、それが大臣の後頭部に命中。必死で言い訳するのだが、、、

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第三話「手術」
虫歯に苦しむ教会の小間使いフォンミグラーソフ(松尾貴史)が歯科クリニックに駆けこんで来たが、先生はいない。居たのは留守番をしていた新米助手のクリャーチン(福田悠太)。大騒動のあげく、クリャーチンはフォンミグラーソフの歯を抜くが、失敗。最後は奇跡を願い、神に祈るのだが、、、

【第二幕】

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第一話「溺れた人」
桟橋を歩く作家のもとに、男が近づいてきていう。3ルーブル頂ければ、これから溺れる芝居をあなたに見せますと。そして海に飛びこみ、段取り通りに進む予定が、、、

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第三話「弱くて無力な生き物」
銀行の役員のキストゥノフ(松尾貴史)は痛風に悩まされていた。そこに女性(安藤玉恵)が、銀行をクビになった夫に代わって、不当な扱いをされたと訴えにきた。なだめようとするキストゥノフと女性の抱腹絶倒の攻防戦!

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第四話「幸せには遅すぎる」
公園のベンチで60代はじめの女性が本を読んでいる。そこを70代はじめの男性が通りかかる。おたがいに魅かれあっていることが歌によって示されるのだが、2人の距離は今日のところは縮まらない。

☆イッセー尾形 開幕コメント
そろいもそろったり五人衆、とでも言いますか。全くルーツの異なるメンバーがチェーホフに挑戦です。
わりとライトな作品をニール・サイモンさんが戯曲化しまして、回り回って我らの元へ。もとより何が正解なんて知っちゃあいません。毎日ぶつかり稽古です。
あとはお客さんと一緒に劇場空気を作りあげたいものです。なにかの戯曲についてチェーホフさんが言ってました。「肩ひじ張らずに観てね」と。全く同感です。

『チェーホフの奏でる物語』
東京公演:1月23日(金)~2月2日(月)東京芸術劇場シアターウエスト
大阪公演:2026年2月7日(土)~8日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
作 :ニール・サイモン(原題:The Good Doctor)
翻訳:小田島創志
演出:内藤裕子
出演:イッセー尾形 安藤玉恵 福田悠太 小向なる 松尾貴史
製作 インプレッション
公式HP: chekhov2026.jp