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葵わかな&神尾楓珠にとっての“宝物のような記憶”とは? 藤原丈一郎はデビュー日の思い出を! 新ドラマ「すべての恋が終わるとしても」制作発表会見

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10月期新ドラマ「すべての恋が終わるとしても」の制作発表会見が都内で行われ、W 主演の葵わかなと神尾楓珠をはじめ、共演の藤原丈一郎(なにわ男子)、本田望結、山下幸輝、大塚萌香、白洲迅、市川由衣のメインキャストが登壇。MCは本作にも出演している俳優の窪田麿希が務めた。

本作は、シリーズ累計 55 万部突破の話題作・冬野夜空の「すべての恋が終わるとしても」を原作にドラマ化。誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり・・・すべての恋はどこかでつながっている一。”忘れられない恋”を描く切ない群像ラブストーリー。
葵わかなと神尾楓珠が演じる、高校の卒業式の日に付き合いはじめた同級生の男女を中心に、リアルでちょっぴりほろ苦い恋模様を紡ぐ。

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本作の見どころについて、葵は「いろんな年代の出会いと別れ、そしてその後の生き方が描かれています。きっとどの世代の方が見ても共感できるキャラクターが見つかると思います」とアピール。神尾も「それぞれが魅力的なキャラクターなので、最後まで見届けていただけたらうれしいです」と伝えた。

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本作が初共演となる葵と神尾だが、互いの印象について、葵は「神尾さんはクールな印象でしたが、実際はフランクでおしゃべり好きでギャップがありました。神尾さんと藤原さんが揃うと、小学生みたいな盛り上がりで楽しかったです」と撮影を振り返りながら、印象を語る。神尾も、「葵さんは上品でおしとやかな方ですが、一緒になってふざけてくれて助かりました(笑)」と言い、互いに顔を見合わせて笑う。

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そんな二人は、高校時代に美術がきっかけで距離を縮めた男女を演じる。葵は「10代特有のほろ苦さは、私も覚えがあるなと。懐かしさと共に、もうこういう気持ちになることはないのかな?という寂しさが少しありました」と、自身の経験を振り返りながら役と向き合った様子。

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近すぎて一歩を踏み出せない幼なじみを演じるには藤原と本田。本田は、「西くんは罪な男なんです!」と藤原の役柄を紹介し、「私が演じる莉津はひたむきで、すごく好きなキャラクター」と話し、葵と神尾も「莉津は素敵だよね」と共感。藤原も「そうですよね」と声を合わせる。本作の撮影は夏に行われ、藤原は「真夏にマフラーを巻いて、冬のシーンの撮影は大変でした…!でも後ろではセミの鳴き声が凄く聞こえているんです(笑)」と苦労した裏話を披露。「暑いけど本番になると汗が止まるんです。プロです(笑)」とドヤ顔で、会場の笑いを誘う場面も。

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そして、とある秘密を抱える、特別な関係の高校生役に山下と大塚。山下は「挑戦的な役」と言い、大塚は「自分がこの立場だったら、こういう選択ができるのかな」と難しい関係性を演じたことを明かした。

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さらに、恋の酸いも甘いも知る大人な関係性を演じるのは、白州と市川。白洲は「ドラマティックであり、生々しさもある。結末はなかなかざわつくと思います」とニヤリ。市川は「郁子は自由な女性で男性を振り回します。どういう風に演じるか悩みましたし、説得力を出すために監督と会話しながら作りあげました」と回顧した。

会見の後半では、本作の重要なポイントとなっている絵を直筆で披露することに。誰しもにある、人生の宝物のような記憶に寄り添うストーリーにちなみ、それぞれが“宝物のような記憶”を描き、エピソードを披露。

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葵は、「父親の名言」として、「落ち込んでいた時に父親から掛けてもらった、『どんな花も最初は種で、水やりを続けた人しか花を咲かせることができない』という言葉が、今もずっと心に残っています」と。

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神尾は、「妹が生まれて…」とし、妹が生まれた時に、兄と妹と神尾の3人で撮った写真をイラストで再現。「妹が生まれたことがうれしくて、お兄ちゃんとして頑張っていかないと!と思いました」と振り返る。

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藤原は、「なにわ男子のデビュー日」を。自身が所属する「なにわ男子」の、「最初で最後のデビュー日は、忘れられない」と話し、飛行機を貸し切って大阪から東京へ移動する場面をイラストにしていた。

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本田は、なんと「河童と再会」!? 「河童に驚かされたことがあるんです」とまさかの発言が。「その河童はよく見たら藤原丈一郎さんでした」と述べると、慌てた藤原から「ちゃんと説明して!不審者すぎる(笑)」とツッコミが入る。河童の恰好をした藤原が本田にドッキリを仕掛けるという番組の企画があったことを明かし、今回はその時ぶりの共演だったとのことだった。

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山下は「野球好きの父親に親孝行」のイラストを。北海道で初めて行った始球式の様子を描き、「しっかり練習をして臨みましたが、世紀の大暴投でした(笑)」と苦笑い。しかし、「父親が野球好きなので、始球式ができて親孝行になったし、その瞬間は宝物です」と満足気。

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大塚は、「優しいじぃじ&ばぁば」と可愛い画を描き、「昔、保育所に行きたくなかったけど、迎えに来てくれる祖父母が、飴をくれて『今日も頑張ったね』と言ってくれたんです」と、ほっこりエピソードを披露した。

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白洲は、「幼少期の懐かしい記憶」と回答。子供のころ、青森に住む祖父母の家に訪れた時の思い出だそうで、「弟たちと、新聞紙でバットとボールを作って遊んでいた時の思い出です」と、懐かしそうに振り返っていた。

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市川由衣は、「かけがえのない存在」として、自分の子供が生まれた時の瞬間を。二児の母である市川らしい温かい画を披露し、「何にも代えられない、かけがえのない大切な記憶です」と母親の優しい笑顔を浮かべていた。

第1話あらすじ
都立高校に通う羽沢由宇(葵わかな)はある日、校舎の壁一面に無心でチョーク画を描く大崎真央(神尾楓珠)に出会う。真央が描く絵に、真剣な眼差しに、そして惜しげもなくその絵をホースで洗い流し、屈託のない笑顔を浮かべる真央のすべてに、由宇は「運命の恋」を信じるほど、心を奪われる。真央の影響で絵を描き始めた由宇は、その楽しさを知り、努力家の一面を発揮してメキメキと上達。好きなことに打ち込み世界を広げていく由宇は、真央にとってもいつしか特別な存在となる。やがて迎えた卒業式の日、ようやくお互いの気持ちを伝え合った二人は晴れて恋人同士になるが、由宇は神戸の美大への進学が決まっていた。そばにいられないことに不安を感じつつも、真央のある言葉に背中を押され、由宇は新しい生活に一歩を踏み出す。
神戸と東京の遠距離恋愛中の二人が会えるのは、2カ月に一度。由宇は寂しさを抱えながらも、真央の愛に支えられ、いつかアートカフェを開くという真央の夢に自分の未来を重ねることで、一人暮らしの日々を乗り越えていく。しかし3年後、就職活動と卒業制作に追われ、会う頻度が減ってしまったことに限界を感じた由宇は、真央のそばにいたいがあまり、ある選択をしてしまい…。
そんな二人の知らない時間と場所で、真央の幼馴染の西颯(藤原丈一郎)と真央の妹の大崎莉津(本田望結)、由宇と真央の母校に通う高校生の蒼(山下幸輝)と沙知(大塚萌香)、仕事で忙しい日々を送る野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)の人生が絡み合い、それぞれの運命の針が動き始めていた…。

<番組情報>
「すべての恋が終わるとしても」
ABC テレビ・テレビ朝日系全国ネット
2025年10月12日スタート 毎週日曜よる10時15分
★放送終了後、TVerで見逃し配信
U-NEXT Prime Videoで全話配信

公式X :@drama_subekoi
公式Instagram: @drama_subekoi
公式TikTok :@drama_subekoi
公式LINEアカウント:@abc_drama

【キャスト&スタッフ】
出演:葵わかな 神尾楓珠
藤原丈一郎 本田望結 山下幸輝 大塚萌香 / 白洲迅 市川由衣 / 飯田基祐 西田尚美
原作:冬野夜空「すべての恋が終わるとしても」(スターツ出版)
脚本 :三浦希紗
音楽 :岩本裕司
主題歌:『あなたをかぞえて』BoA&東方神起(avex trax)
監督 :松本花奈 今和紀
チーフプロデューサー:辻知奈美
プロデューサー:小森千裕 細野夏希 矢内達也(ABCリブラ) 川西琢(ABCリブラ)

制作協力:ABCリブラ
制作著作:ABCテレビ