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2016東京・中国映画週間 呉亦凡(クリス)舞台挨拶! 

10月21日から開催中の2016東京・中国映画週間で、映画『すれ違う青春(原題:夏有喬木 雅望天堂)』が上映され、上演後には呉亦凡(クリス)が、登壇した。
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拍手と歓声の中、姿をみせたクリスは、日本語で「今晩は、クリスです。よろしくお願いします!」と挨拶。

一緒に登壇した本作のプロデューサーは「クリス自身にそっくりの夏木という役の本作を観て頂けて、とても嬉しい」とひとこと述べると、後はクリスの独壇場となった。

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その夏木という役について「子供の頃の無口で、心の中に押し込めている様が とても自分に似ていると思い、この作品にとても興味を持った」というクリス。

一番印象の残っているシーンは「ラストの受刑中の場面。やつれた様子を出すために、わざと夜も寝ずに目の周りにクマをつくり、この場面のリアルさを追求しました」とのこと。バスケット好きなクリスは「バスケットをやるシーンが楽しかった」とも語った。また、ファンにせがまれて「指ハート」を繰り返して見せた時には恥ずかしそうな表情もみせた。

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サプライズとして映画に出てくるネックレスを観客にプレゼントする大抽選会も行われた。

「今後やりたい役は、異常者や殺人犯を演じてみたいと思っています。実は日本語での演技や、日本での活動にも興味をもっている」とも語った。
大歓声の客席を見渡して微笑んでいたクリス。これからの活動が、ますます楽しみだ。

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この映画『すれ違う青春(原題:夏有喬木 雅望天堂)』は、監督が『花嫁はギャングスター』で知られる韓国のチョ・ジンギュ(趙真奎)。
元SuperJuniorのメンバー、韓庚(ハン・ギョン)や、韓国からチュウォンも出演。イケメン3人が一人の女性をめぐって織り成す、切なく辛いラブ・ストーリーで、中国映画という意識を感じずに観ることができる映画だ。

クリスは、不幸な幼少期を過ごした言葉少ない青年の、静かな心の葛藤と、その秘めたエネルギーの爆発という両面を演じた。

一般公開されることが少ない中国映画だが、クリスのようなスターを得て、日本でも中国映画をみる機会が増え、観る人も増えることを祈りたい。

2016東京・中国映画週間は、明日、10月26日に記念イベントをTOHOシネマズ日劇にて行う。