11月23日（木・祝）、アニメイトAKIBAガールズステーションにて、歌謡倶楽部『艶漢』第二幕の制作発表会見が行われました。
【三上】 【櫻井】 【末原】
原作は尚月地の大人気漫画『艶漢』（「ウィングス」連載中(株式会社 新書館) ）、ノーフン(フンドシをはいていないってこと！)がちで柳腰の美少年で傘職人の吉原詩郎と、熱血正義感の巡査殿・山田光路郎、そして詩郎の兄貴分で無敵な色気を放つ吉原安里の物語を軸にした、エログロナンセンスな昭和郷愁的アンダーグラウンド事件簿。
2016年3月に原作を舞台化した浪漫活劇譚『艶漢』が上演。同年8月には『艶漢』の世界観はそのままに、原作本編とは別機軸の歌謡エンターテインメントショーとして歌謡俱楽部『艶漢』を上演。
そして、2017年12月の浪漫活劇譚『艶漢』第二夜の開幕を直前に控えたこの日、歌謡俱楽部『艶漢』第二幕の上演が発表されました。
浪漫活劇譚の初演より出演している櫻井圭登、末原拓馬、三上 俊の3名のフォトセッションと質疑応答が行われました。
Q.歌謡倶楽部『艶漢』と聞いて率直な感想をお願いします。
櫻井：「また、あの歌謡倶楽部がかえってきたな！と思うと、次はどうなるんだというドキドキ感があります。歌謡倶楽部は結構トリッキーな部分もあるのでどういったアプローチをして自分自身の役柄を作り上げるか楽しみです。」
末原：「歌謡倶楽部は、浪漫活劇譚と比べると打ち上げ花火感が強くて、僕らもお祭りのようにしようという目標を掲げていたんですが、打ち上げ花火なので飛んだら消えてくだろうと思っていたんですけど、まさかまたかえってくることができるとは思っていませんでした。『艶漢』という作品は隠の部分と陽の部分を併せ持っている作品ですが浪漫活劇譚はどちらかというと重い題材なので、その反動のせいか歌謡倶楽部はひたすら明るくして、ご覧になる皆さんが休みの日に遊びに来ていただいてパーっと気持ちが開けていってくれればいいなと思っています。」
三上：「率直な感想は・・・“いつまで食べ物を我慢すればいいのか！？”です（笑）まぁそれは置いといて。浪漫活劇譚がメインのストーリーだとするとこちらはスピンオフという感じなので、浪漫活劇譚は真摯にお芝居で作品と向き合って作り上げている作品だとすれば、歌謡倶楽部は真剣に遊ぼうという感覚で楽しもうと思います。」
Q.今回の歌謡倶楽部『艶漢』第二幕で、新たに挑戦したいことはありますか？
櫻井：「僕は夢があって、よくあるじゃないですか？コンサートで下からボーン！って出てくるの。」
（末原：「マイケル・ジャクソンみたいなやつね」
櫻井：「あれがとてもやってみたくて、劇場の関係で無理な場合もあると思うんですけど…」
（三上：「最悪俺の腕でやってくれ。」）
（末原：「俺らが頑張るよ」）
櫻井：「本当ですか！！それと、エアリアルもやりたくて、布を使ったお芝居。それをちょっと艶漢ならではの感じで、詩郎と光次郎と安里とみんなでやりたいなと思います。」
末原：「僕は物理的なことではないんですけど、歌謡倶楽部の曲が舞台を超えて広く世の中の人に聞いてもらえるようになったらなと思います。僕たちは劇場の空間の中でしか表現できませんが、音楽はそういったものを飛び越えることができるので。これから曲が出来上がっていくと思うんですが、普段聴いていてもいいような楽曲をこのチームで作れたらなと思っています。そして、僕もアクロバティックなところに挑戦したいと思います。会場になるキネマ倶楽部はとても雰囲気がいいところなので非日常的な気分を味わえると思うんですが、僕らは身体表現をする側なので別世界の人のようなアクロバットができればなと思っています。」
三上：「僕もやっぱり、エアリアルだったりワイヤーアクションだったりをしたいと思うんですが、アクションに関しては僕は浪漫活劇譚でもやっているので、今度こそ、ストリップをやりたいなと思います。前回は詩郎に邪魔されてしまったので。」
（櫻井：「そうですね！前は止めちゃったので。」）
三上：「ちゃんと最後までやらせていただきたいと思います。あと、ポールダンスとかもやってみたいですね。劇場は元キャバレーだったところだそうなので、その劇場を活かした何かをできればなと思います。」
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歌謡俱楽部『艶漢』第二幕 公演概要
日程：2018年4月11日(水)～15日(日)
場所：東京キネマ倶楽部
原作：尚月地『艶漢』／「ウィングス」連載中(株式会社 新書館)
脚本・演出：伊勢直弘
企画・制作：CLIE
出演：吉原詩郎役：櫻井圭登、山田光路郎役：末原拓馬(おぼんろ)、吉原安里役：三上 俊／
六口役：田上真里奈 ほか
公式Twitter：＠Adekan_show
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