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井上ひさし×東憲司×宮川彬良 こまつ座・待望の新作  東憲司版 『戯作者銘々伝』  

戯作者銘々伝_撮影:熊切大輔

井上ひさしの2作の小説を素材に、劇団桟敷童子の東憲司が戯曲を書き下ろすこまつ座第109回公演 東憲司版『戯作者銘々伝』。
主役の山東京伝役には映像・舞台で活躍する北村有起哉を迎え、5月24日(日)~6月14日(日)、新宿南口・紀伊國屋サザンシアターにて上演される。

今作はこまつ座待望の新作。井上ひさしの小説「戯作者銘々伝」と「京伝店の烟草入れ」の2作を素材に、劇団桟敷童子の東憲司が書き下ろし、演出も手掛ける。
物語の主人公、江戸時代後期に活躍した戯作者、山東京伝を北村有起哉が演じる。
風俗を乱すと弾圧されながらも、筆を折ることがなかった江戸の戯作者たちの生き様と若き花火師、幸吉の数奇な運命を描く。

出演は北村有起哉の他に、実力派ミュージカル女優として数多くのヒロインを演じてきた新妻聖子、映像でも舞台でも注目される若手俳優の玉置玲央、存在感のある俳優として知られる相島一之や阿南健治、山路和弘、さらに西岡德馬。
音楽は舞台音楽家として活躍し、TVでもお馴染みの宮川彬良が担当する。
こまつ座待望の新作東憲司版「戯作者銘々伝」。多芸多才な出演者たちが、どんな江戸模様を甦らせてくれるのか。期待の公演は、5月24日(日)から。

【あらすじ】
黄表紙で絶大な人気を得た戯作者の山東京伝(北村有起哉)は、町人の力が大きくなることを恐れた松平定信の寛政の改革により処罰された。
権力に屈し追い込まれた京伝は、烟草店を開き、そこで若く純真な花火師の幸吉(玉置玲央)に出会う。
江戸時代後期、黄表紙や洒落本が風俗を乱すと咎められ弾圧されながらも「笑い」というものに全てを賭けた戯作者たちの鬼気迫る生き様。
夜空にあがる一瞬の光に身を捧げる花火師と、書くことに魅せられ、コトバと心中した戯作者の数奇な運命とは…。

【公演概要】
こまつ座第109回公演・紀伊國屋書店提携
東憲司版『戯作者銘々伝』
作・演出 東憲司(劇団桟敷童子)
音楽   宮川彬良
出演   北村有起哉 新妻聖子 玉置玲央 相島一之 阿南健治 山路和弘 西岡德馬

■東京公演 2015年5月24日(日)~6月14日(日)
会場   新宿南口・紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店新宿南店7F)
お問合せ こまつ座 03-3862-5941   http://www.komatsuza.co.jp/
チケット 発売中
入場料  8,000円/夜チケット7,500円/学生割引5,500円(全席指定・税込)

■兵庫公演あり