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ミュージカル「フィーダシュタント」開幕! THE RAMPAGE・RIKU、糸川耀士郎ら花道のステージにワクワク!「こんな熱い作品を至近距離でお届けできるなんて!」公開ゲネプロ&取材会

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韓国発のミュージカル「フィーダシュタント」が、3月16日より東京・ニッショーホールにて開幕した。同日公演前に公開ゲネプロと合同取材会が行われ、キャストのRIKU(THE RAMPAGE)、糸川耀士郎、正木郁、吉高志音、浦川翔平(THE RAMPAGE)、藤田玲、フェンシング監修をした太田雄貴氏が登場した。

本作は、エリートスポーツ学校に入学して経験する少年たちの成長の過程と、心に潜む権力への欲望、葛藤を描く物語。「最高のフェンシング選手になる!!」、その夢をひたむきに追う少年たちに立ちはだかるエリートスポーツ学校に隠された過酷な秘密とは・・・。

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舞台は約100年前のドイツ。劣等感に溢れていた主人公マグナス(RIKU)は、大好きなフェンシングを続けるためにエリートスポーツ学校に入学する。しかし、学校ではスポーツとは関係がないと思われる授業が続き・・・。ナチス・ドイツの思想の強制やユダヤ人に対する人種差別が横行されるなか、自分の大切なものを守るべき、17歳の少年たちが抵抗する姿を、様々な分野で活躍する6人の出演者が挑戦する。

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全23曲のミュージカルナンバーとフェンシングを取り入れた演出が見どころとなっている本作。物語の中でもキーとなるフェンシングの指導を、日本初のフェンシング銀メダリスト太田雄貴氏と、昨年の東京オリンピックに出場した徳南堅太氏が務め、よりリアルで迫力ある舞台が展開される。

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ゲネプロの後に行われた取材会に出席した太田氏は「軽い気持ちで受けてしまいましたが、韓国版を観たらあまりにも難しいので受けたことを後悔するくらいでした。僕らから見ても難しいことを皆さんにやり切ってもらうには、けっこう練習をしてもらわないといけなかった。指導してくれた日本代表のメンバーたちとも作戦会議して、何度も“練習してください”とお願いして」と述懐し、苦労を語るも、「それを簡単に越えてきてくれた。もう本当に父親の気分でしたね。100点です」と満面の笑みを浮かべキャスト陣を称えた。

初めてフェンシングに挑戦したRIKUは「普段は歌って踊っていますが、(フェンシングは)初めての動きしかなくて。初めてダンスレッスンを受けたような感覚でした」と回顧。

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世界的なフェンシングの英雄で、優雅で残酷なラインハルト・クレアを演じる藤田は「僕は指導する側だったので、余裕感を出さないといけないので、太田さんなどからアドバイスをいただいて、いろんなポイントを聞きながら姿勢よくこなすことに苦労しました」とコメントした。

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また、会場はステージ上に花道が設置されており、マグナスと幼馴染で共に夢を追いかける親友、アベル・ルターを演じる糸川は、「やってて涙も止まらないし鼻水も止まらないし、穴という穴から全ての水分が出てるんです。それをここまで至近距離で見てもらえることは、なかなかない。こんな熱い作品を至近距離で見てもらえるのが楽しみでしょうがないです」と本番に向けて意気込む。

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正木も花道について言及し、「ここまで(ステージが)近い中で演劇、殺陣をすることはなかなかないですし、最後の一戦も飛び出してくるようなすごい臨場感。安全を第一に考えつつ、臨場感を生でお伝えできるように届けていきたいと思っています」と意気揚々。すかさず、藤田も「危ないんですよ、本当に近くて。最悪、お客様には自分で身を守っていただいて」と注意喚起(?)。千秋楽まで「安全第一」を掲げていた。

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自由奔放でユーモア溢れる、ジャスパー・ミュラーを演じる浦川は「ミュージカルで歌うのも初めてですし、僕の初体験が詰まった作品になっています。キャストの皆さんにこの役を育てていただいた部分もある。皆さんの心に響くような舞台にしたいと思っています」と目を輝かす。

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プライドの高い軍事マニアで傲慢だが内面は脆い、ハーゲン・アクスマンを演じる吉高は「僕は軍事マニアということですが、“好き”ということにもいろんな形があるので、そのアプローチの仕方をずっと研究していました」と役作りに勤しんだ様子。また、「ジャスパーと関係が深まっていくにつれて表情も変わっていって、ジャスパーが笑ってきてくれると、笑い返したくなるような関係が好きです」と話し、隣に立つ浦川と見合ってニッコリ。

17歳を演じるということに、RIKUは「実年齢が29歳で、ひと回り下の男の子を演じるわけですが、まっすぐな男の子だったのですごくやりやすいなと思ったんですけど、自分が年を重ねる中で、経験値があるゆえに『この時ってこうだよな』と思ってしまって、それが滲みでないように当時の自分を思い返しながら、自分の中に落とし込んでいくようにしました」と役作りについて語る。

指導する立場で、他のキャストより年上役となる藤田は「みんな、かわいくてしょうがない」と微笑み、「RIKUくんは、あるシーンで子供の時のマグナスが出てくるんですが、何の違和感もない。29歳だよね? あんな芝居できる?」と言い、「THE RAMPAGEじゃ見られないようなRIKUくんのいろんな顔がこんな間近で見れるということで、ぜひお勧めしたいですね」とアピールしていた。

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あらためて、RIKUは「フェンシングを指導してくださって選手の皆さん、脚本家をはじめとしたスタッフの皆さん、韓国の皆さんにも失礼にならないようにリスペクトの気持ちを持って頑張りたいと思います」と決意を表していた。

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【公演概要】
■公演タイトル : ミュージカル「フィーダシュタント」
■公演日時 : 2023年3月16日(木)~3月26日(日)15回公演予定
■会場 : ニッショーホール(旧ヤクルトホール)
〒105-8660 東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル

■チケット料金
全席指定
・平日 :¥ 9,900(チケット代¥ 9,000+税)
・土日・祝:¥11,550(チケット代¥10,500+税)

■作・作詞:チョン・ウンビ
■作曲:チェ・デミョン
■編曲:シン・ウンギョン、チェ・デミョン
■演出:キム・テヒョン
■振付:イ・ヒョンジョン
■アクション:ソ・ジョンジュ
■オリジナルプロダクション:ミスティックカルチャー

■キャスト
RIKU(THE RAMPAGE) ・ 糸川 耀士郎
正木 郁 ・ 吉高 志音 ・ 浦川 翔平(THE RAMPAGE) ・ 藤田 玲

■日本版演出:ほさかよう
■日本語翻訳/訳詞 : 安田佑子
■フェンシング監修:太田雄貴
■フェンシング指導:徳南堅太
■音楽監督 : 宮﨑誠
■アシスタントプロデューサー : 津幡未来
■プロデューサー : 石津美奈
■エグゼクティブプロデューサー : 家村昌典
■主催/企画/制作 : LDH JAPAN
■フェンシング監修 : 太田 雄貴
■フェンシング指導 : 徳南 堅太
■公式ホームページ : http://r.tribe-m.jp/widerstand/
■公式Twitter : @widerstand23

■権利表記
Book & Lyrics by Chung EunBea
Music by Choi DaeMyung
Music Arrangement by Shin EunKyoung, Choi DaeMyung
Directed by Kim TaeHyung
Choreography by Lee HyunJung
Action Design by Seo ChongJu
Original Production by MYSTIC CULTURE