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藤山直美と寺島しのぶが共演!舞台『お光とお紺』囲み取材&ゲネプロ

藤山直美と寺島しのぶが新橋演舞場で共演する舞台『お光とお紺』が2月5日(木)に開幕。2月24日(火)まで上演される。初日を控えて、藤山直美と寺島しのぶが囲み取材に登壇。ゲネプロが公開された。

脚本家・演出家の小幡欣治が1987年に舞台化し、森光子、草笛光子により初演され、1998年に宮本信子、星由里子の顔合わせで上演された舞台『油屋おこん』が、『お光とお紺~伊勢音頭 恋の絵双紙~』として生まれ変わった。

庄屋の娘で、明るく、たくましく、その愛嬌で人気遊女となるお紺には、日本を代表する喜劇役者・藤山直美。
村一番の美しさを誇り、村を救うため進んで遊郭へ売られる、お紺と人気を競う遊女・お光を寺島しのぶが演じる。

【囲み取材】

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寺島しのぶ 藤山直美

ー演じる役柄を教えてください。
寺島:村が飢饉で(村人を救う)お金をつくるため、私たちは売られます。
藤山:こっち(自分)は「見世物小屋に連れていけ」とか言われて「正しいこと言うな」とか思いながら。(笑)
寺島:いやいや!
藤山:年がいくつですか?
寺島:16です。
藤山:18です。すいません、警察の皆さん、許してください。(笑)
寺島:16というセリフを言うことに日々自分との戦いがあるんですよ。ここがもうちょっと慣れてくればね。直美さんはちょっと前まで8歳をされていたから。
藤山:ほぼ60才、サバを読んでいましたので。
寺島:18歳はどうってことはない?
藤山:そんなことないですよ。どうしようと思っていますけど、でもお芝居の上ですから、許していただいて。

―16歳と18歳の少女を演じるにあたってのこだわりは?
寺島:お話自体がピュアなラブストーリーになっていますので、そのピュアなあの時を思い出してやっております。

―あの時とはどんな時ですか?
寺島:16歳だった時の自分の、ピュアな純愛というんですか。清らかな心を思い出して演じていこうかなと思っています。
藤山:私は普通にそのまま、人のことを思い、村のこと思い動いていく役なので、愛情に年はとらないので、それはもうそのまま表現できればいいなと思っています。

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偶然にもともに12月28日生まれのふたり。共通点を尋ねられると、「ひとつは台本でカットする場所が一緒」と寺島。すると藤山も「私も(台本)開けたらすでに(要らないと思うところは)斜めに線」だと明かす。すると寺島が「だから物事をすごくシンプルに考えて、お客さんが楽しく、見やすく」藤山が「わかりやすくね」と続ける。もう息もぴったりだ。
さらに藤山が「もう1つの共通点は、ようあんな親の娘でまともに生きられたね。(笑)お互い母親の苦労を話し合うと一泊二日かかります。破天荒やから、両方」と加えると、寺島も大笑いしながら「そうですね」と完全同意していた。

最後に藤山が「今、世の中がなんやかんやと忙しくて大変で、皆さんの生活の中でもなかなか劇場に行くって大変かなと思われる方も多いと思うんですけども、もし来ていただいたら、もちろん入場料のお金は頂戴しますけど、それ以上の喜びと楽しみと、そして昔した恋を思い出してもらえるような芝居ですから、ひと時夢を見ていただい。どうぞ劇場までお越しください。お待ちしています」と会見を結んだ。

【公開ゲネプロ】

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幼い頃に両親を亡くし、庄屋に育てられたウメ(寺島しのぶ)16歳。村一番の美人といわれるウメは、飢饉の村の人たちを助けたいと、進んで遊郭に売られていく。

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それを知った庄屋の娘・トシ(藤山直美)は「ウメが行くなら、私も行く」と、ともに売られて遊郭へ。

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遊郭に着くと、器量よしのウメはさっそく花魁となり、贔屓になってもらえる方を紹介してもらえることに。

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それを聞いたトシは下働きとして働かされていたのだが、自分も花魁になりたいと頼み込み

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たまたま居合わせたお大尽に自らを売り込んだ。お大尽も活発なトシを気に入ったのだが

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その人は、ウメの贔屓筋となるはずだったお大尽だった・・・。

『お光とお紺~伊勢音頭 恋の絵双紙~』
2026年2月5日(木)~24日(火) 新橋演舞場
作:小幡欣治
脚色・演出:浅香哲哉
【出演】
藤山直美
葛山信吾 大津嶺子 澤村宗之助 瀬川菊之丞 いま寛大 田山涼成
寺島しのぶ
【公式サイト】 松竹ホームページ: www.shochiku.co.jp
【製作】 松竹株式会社