2026年7~8月に東京・新橋演舞場にて、スーパー歌舞伎『もののけ姫』の上演が決定した。
歌舞伎の伝統と現代的なスペクタクルを融合させたダイナミックで斬新な演出が話題を呼び、日本の演劇界に新たなジャンルを確立したスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の初演から40周年を迎える2026年、 スーパー歌舞伎に新たな作品が誕生する。
スタジオジブリの宮﨑 駿監督が原作・脚本・監督を手掛け、壮大な自然と人 間の物語を描いた「もののけ姫」は、公開から四半世紀以上が経ったいまなお多くの人々に愛される不朽の名作が、壮大なスペクタクルとダイナミックな演出で魅了するスーパー歌舞伎となる。

出演は、呪いをかけられた少年・アシタカを市川團子、山犬に育てられた少女・サンを中村壱太郎が演じる。
2024年に上演されたスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』では、團子が主役の小碓命、後のヤマトタケルと大碓命を演じ、團子は早替りや宙乗りを披露し、澤瀉屋の芸を受け継ぐスペクタクルな演出で観客を魅了。さらには、自身の研鑽の場として「新翔春秋会」を立ち上げるなど、舞踊にも力を入れ、活躍の幅を広げている。
壱太郎が5月御園座・6月大阪松竹座で兄橘姫と弟橘姫の2役、10月博多座で兄橘姫・弟橘姫・みやず姫の3役を熱演。また、女方の大曲である『京鹿子娘道成寺』をはじめ、大役を勤める機会が増えるとともに、“劇場以外で楽しめる歌舞伎”として企画・主催した『ART歌舞伎』の劇場公演を成功させるなど、その活躍は多岐に渡っている。
スーパー歌舞伎『もののけ姫』
2026年7月~8月 東京・新橋演舞場
原作/宮﨑 駿
オリジナル音楽/久石 譲
脚本/丹羽圭子 戸部和久
演出/横内謙介
協力/スタジオジブリ
出演
アシタカ 市川團子
サン 中村壱太郎
公式HP: https://mononoke-kabuki.jp/


















