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近松「女殺油地獄」より☆赤堀雅秋×中村獅童☆5月上演 オフシアター歌舞伎 

近松門左衛門作「女殺油地獄」を題材に、赤堀雅秋の脚本・演出、中村獅童らの出演で、5月に新たな歌舞伎「オフシアター歌舞伎」が上演される。

4ショット
中村獅童 中村壱太郎 荒川良々 赤松雅秋

中村獅童、中村壱太郎、独特な存在感を放つ荒川良々ら、マルチに活躍する俳優とスタッフたちが、いつもの劇場を飛び出し、天王洲の倉庫と、新宿歌舞伎町の真中の、かつてない劇空間に集結する。

脚本・演出を担うのは、市井に息づく人々の心の機微を鮮やかに描き出す手腕で知られる赤堀雅秋。彼らが選んだ題材は、歌舞伎をはじめ、多くの異ジャンルで、様々に取組まれてきた近松の『女殺油地獄』。古典作品をベースにし、歌舞伎の新たなる可能性を見せる。

オフシアター歌舞伎
2019年5月11日(土)~17日(金)
天王洲アイル・寺田倉庫 G1-5F 東京都品川区東品川2丁目6-4
2019年5月22日(水)~29日(水)
歌舞伎町・新宿FACE 新宿区歌舞伎町1-20-1ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F

 【コメント】
中村獅童
昭和という時代に触れたアングラ芝居、オフ・ブロードウェイの劇場で獅子の毛を振った20代の体験。
それらが、『女殺油地獄』の与兵衛を12年前に初めて演じた時から抱いていた〝ある思い〟に結びつき、赤堀雅秋さんとの出会いによって実現する日が訪れました。
現代に通じるこの放蕩息子の物語を、赤堀さんの演出で、繁華街にある倉庫のような小さい空間で上演したら、まるで実際の事件を目撃しているようなリアルさになるだろう。
歌舞伎のアナログにこだわりながらも、現代を象徴するデジタルな世界との対比も見せていきたい・・・。
今、さまざまな思いが駆け巡っています。

中村壱太郎
今回、今までにない新たなコンセプトの歌舞伎公演に挑むにあたって、今とてもワクワクしております。
『女殺油地獄』はこれまでにお吉と妹のおかちの役で出演したことのある演目ではありますが、
この度は初めてご一緒させていただく赤堀雅秋さんの演出、荒川良々さんと共演させていただく中で、新たなお吉像を創り出していきたいです。
また獅童のお兄さんとは久しぶりに共演させていただけることがとても嬉しく、お兄さんがオフシアター歌舞伎で産み出されたい事に全力で一緒に向かっていきたく思っております。

荒川良々
チャレンジすることが何よりも好きです。
友達からはチャレンジ君と呼ばれる事もしばしばあります。
今回は歌舞伎にチャレンジです!
はたしてどうなりますか…