Open Close

本日初日!朗読劇『風と共に去りぬ』ゲネプロ&取材会

邦画・洋画問わず、世界で語り継がれているような名作映画を、映像や創作的な演出で朗読劇としてシリーズ化して上演するClassic Movie Reading シリーズの第2弾『風と共に去りぬ』が、本日2月2日に初日を迎える。主演のスカーレット役を紅ゆずる、レット役を五関晃一、アシュリー役を寺西拓人が演じる。1日にゲネプロと取材会が行われた。

newIMG_2448s2

本作は原作小説ではなく映画をもとに朗読劇として上演する企画。今回は、238分の映画を一幕50分、休憩20分、二幕50分に凝縮。戦争に翻弄されながらも強く生きようとするスカーレットの人生を軸に、アシュリー、レット、アシュリーの妻・メラニーの4人の思いと生き方を浮き彫りにする。演出は野坂実(ノサカラボ)。

newIMG_2219s2

90年近く昔の映画でありながら、テーマは今と少しも変わらないものばかり。そのひとつとしての”戦争”は世界各地の状況のみならず、ひとりの力では抗えないものとして、自然災害や事故を思い至らせ、それに立ち向かう人々の姿は深い共感を与えてくれた。

newIMG_2625s2

野坂実 五関晃一 紅ゆずる 寺西拓人

【取材会】

newIMG_2502s2

紅は朗読劇に初出演ながら、全編、ほぼ語りっぱなしでの大役とあって「お稽古も4回しかしていないんですが、朗読劇としては、お稽古をしている方なんですね?」と心配顔をのぞかせる。演出の野坂の「声優さんだと、稽古1回で本番か、当日の朝、よーいドンで合わせて本番か」の答えに、紅だけでなく五関も寺西も驚愕の表情に。
それを受けて紅は「お稽古は朗読劇にしては十分にしているということみたいでございます。けれども、私の中ではまだまだ課題がございますので、明日の初日の3分前ぐらいまで練りたいなと思っています」と、ゲネプロを終えたばかりでありながら疲れを微塵も感じさせない表情で意気込んだ。

newIMG_2334s2

newIMG_2482s2

五関は「まだ5日間しか共演者やスタッフの方たちと会ってない。本当に人見知りなので、まだ心を通わせられていない方が何人もいるので、どうしよう…」とのコメントにあちこちからクスクス笑いが。「その方たちにバレないように気づいたら 通わせて、カンパニーとして1つになりたいというのは課題です。ギクシャクした感じは絶対見せないという意気込みです」。

newIMG_2643s2

宝塚歌劇団時代にレット役を演じてもいる紅は「レットとスカーレットは、生きているペースが違う感じがするんです。レットは大きな視野で見てるんですけど、スカーレットはその時その時を喜怒哀楽激しく、実は本質をもっと見なきゃいけないのに目の前にあることだけに必死になる。でもその姿がレッドから見たらもものすごく可愛く見える。どっちもやらせていただくことはなかなか無いので、大変勉強になりますし、レットをやったからこそのスターレットを演じたいというのはあります」「私のファンの方、そして宝塚ファンの方は、『風と共に去りぬ』と『ベルサイユのばら』は2大作品のうちの1つという感じで、私もレットをさせていただく時に、めちゃくちゃプレッシャーを感じた思い出があるんで懐かしいと思いながら。でも懐かしがってる場合じゃないんで、頑張ります」

「だんだん僕の中でのレットは作れているかなと思います」と自信をのぞかせた五関。「ただ、あと1つ。野坂さんから『役作りは声色から入るのではなく、リアクションから付いてくるものだから声を変えるという役作りはしなくていい』とおっしゃっていただいたんですけれど、今日はどうやったらイケメンに聞こえるだろうという声を晒しちゃいました。(笑)これは本番でやらないようにします」

newIMG_2667s2

公演中はど真ん中に位置していた寺西。「なんでセンターなんですか?」と尋ねると、野坂から「(左3人、右3人の)三角関係で」と説明を受けて「なるほど!」と納得。だが「お辞儀や座るタイミングが全部、僕なのです。芝居とは違う緊張感がある。後ろから先輩が「頼むぞ~」とか言うから、そっちばかり緊張した」と笑う。「今回は立つ、座る、読むしかないので、そこに対する自分の挑戦がすごく大きいと思います」と声での表現への思いを述べた。

野坂は「稽古場は爆笑が多かった。でも(ダメ出しの)量が多いので、最速で出さないと拘束時間が長くなるので、1時間位最速でしゃべりっぱなしでダメ出しした。付箋が3つくらい無くなるので340とか360のダメがでているけど、誰ひとり置いていかれることなくて」とハードな稽古場の状況が明らかに。キャスト三人は「置いては行かれなかった」「その場で質問したから」と答えていたが、野坂の早口はプレッシャーではあったようで、会見終了あとのダメ出しが野坂から直でなくスタッフからだと聞いてほっとした表情を見せた三人だった。

newIMG_2578s2

ゲネプロを終えたカーテンコールで、やっと笑顔に

Classic Movie Reading Vol.2「風と共に去りぬ」
演出:野坂実(ノサカラボ)
脚本:開沼豊
出演:
紅ゆずる
五関晃一
寺西拓人
平田裕香
長戸勝彦
篠原夢
武井和歩
井上歌奏子
栗原樹
維東れいな
公演日程:2024 年 2 月 2 日(金)~4 日(日)
会場:I’M A SHOW(アイマショウ)
■チケット (全席指定・税込)
・前売 S 席 9,900 円(別途 1 ドリンク)/A 席 9,000 円(別途 1 ドリンク)
※当日券は+500 円
主催・企画・製作:style office
公演公式サイト:https://gwtw-reading.com/