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語り草になる!ミュージカル『ガイズ&ドールズ』ゲネプロレポート

6月9日にミュージカル『ガイズ&ドールズ』が帝国劇場にて初日を迎えた。作品、キャスト、演出、セットと、いずれも豪華で贅を尽くしたミュージカルとなった本作を、8日に行われたゲネプロからレポートする。公演は7月9日(土)まで帝国劇場にて、7月16日(土)~29日(金)まで博多座にて上演。

ミュージカル『ガイズ&ドールズ』は2本の小説から1950年に生まれ、4年間、1200 回のロングラン公演を記録。1955年にはマーロン・ブランド、ジーン・シモンズ、フランク・シナトラというビッグスターが出演してミュージカル映画となって、こちらも大ヒット。これまでトニー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞など 8 部門受賞し、世界中で愛され上演され続けてきたミュージカルコメディの傑作だ。日本でも幾度も上演されてきた。

その名作に、今回は井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗という超豪華なメインキャストと田代万里生、竹内將人、木内健人、友石竜也、石井一孝ら、実力派が脇を固めての最強の出演者が揃った。
演出は、「春の目覚め」「Once on This Island」でトミー賞に2度ノミネートされた若き演出家で自身も俳優として活躍するマイケル・アーデン。レトロで懐かしさも感じるおしゃれさと、今だからできたに違いない新しい技術を合わせた斬新さも感じる演出で、大劇場での上演にふさわしいゴージャスな作品に作り上げた。

【ゲネプロ】
帝劇が懐かしい時代のミュージカル映画にすっぽりと入ってしまったような気分になる、凝りに凝ったオープニング!
舞台上の街並み、ファッションもダンスも音楽も、贅を尽くしたミュージカルだと感じさせられて、ワクワクが一気に高まった。

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井上芳雄が演じるのは、 スカイ・マスターソン、
凄腕の超大物ギャンブラー。井上はミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』のジャーヴィス・ペンドルトンのような役が似合うのでは…と思っていたが、ギャンブラーもいい!冷酷なギャンブラーの顔を隠していそうにも見えた。

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明日海りおが演じるのは、 サラ・ブラウン という堅物の救世軍(キリスト教の慈善団体)の軍曹。ニューヨークのど真ん中で多くの人を正しい道に導くという任務に己の力不足を感じていた。

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浦井健治はネイサン・デトロイト役 。ニューヨークでクラップス(さいころ賭博)を仕切っている。

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望海風斗 (左)はネイサンにぞっこんで婚約して14年になるミス・アデレイド役。 ナイトクラブのダンサーで、ネイサンとの結婚を待ち焦がれている。

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厳しい取り締まりで高値となった賭博の場所代に困ったネイサンが、ある賭けでスカイから金を調達しようともくろむところから物語は始まる。
賭けのネタにされたのは、サラ。ネイサンは、スカイが彼女を一晩でデートに誘えたら千ドルと払うと約束する。デートの場所はスカイが元々行く予定にしていたハバナ。

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スカイがサラを誘い出す、その手練手管にどぎまぎし

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ネイサンのヘタレっぷりに目を奪われ、物語は①賭け・スカイとサラの仲 ②ネイサンとアデレイドの結婚 という2組のカップルを軸に進む。

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さらに。ギャンブラーたちのメンツや生きざま

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ネイサンと警官との知恵比べや

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アデレイドの魅惑的なショーや救世軍の人間模様…と見どころが随所にちりばめられ、それらのエピソードが幾重にも折り重なりつながって、見事なドラマとなっていく。そのすべてにオシャレな歌とダンス、笑いががっつり。

そして、ニューヨークのあちこちとハバナを作り出すセットにも注目。場面転換がこれほど楽しみなミュージカルもそうないだろう。
一瞬たりとも目をそらすことができない二幕3時間。語り草になるに違いない本作。お見逃しなく!
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メインディッシュは二組の男女のシーンと、井上&浦井、そして明日海&望海のシーン。ワクワクを超えたドキドキに襲われること、間違いなしだ。

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帝国劇場 7月6日(木)~7月9日(土)
博多座 7月16日(土)~29日(金)
https://www.tohostage.com/guys_and_dolls/#ticket