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キム・ダヒョン×野島直人×木村智秋 ミュージカルアクターズLIVE 開催!

7月28日、東京・よみうり大手町ホールにて、日韓のミュージカル界を背負う3人によるミュージカルコンサート『キム・ダヒョン×野島直人×木村智秋 ミュージカルアクターズLIVE』を開催。ドラマチックなステージは、真夏の夜をさらに熱く盛り上げた。

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温かい拍手と歓声に迎えられ、キム・ダヒョンが登場。日本でも2013年に初公演された韓国オリジナル・ミュージカル『ウェルテルの恋』から「ああ、ロッテ」で美しい歌声を届け、LIVEがスタート。ソロで2曲披露したあとは、「一夜千年」で、木村智秋とデュエットを。一気にミュージカルの世界へといざなうと、キム・ダヒョン、野島直人の二人でミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より「カテドラルの時代」を迫力かつ大胆に。野島が韓国語の歌詞で合わせる場面も。

野島が初めてダヒョンに会ったのは、韓国で出演中のミュージカル『ヘドウィグ』のときだったという。「『ヘドウィグ』の彼が強烈で・・・。そこから入ったので、そのあとはとても話しやすくなりましたね」と言って会場の笑いを誘った。対するダヒョンは、「野島さんは、とてもキュートで人柄がいい印象があります。韓国でも『パルレ』というミュージカルに出られていて、そんな有名な俳優さんと一緒にステージに立てて本当に嬉しいです」と、優しく微笑んだ。

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韓国ミュージカル『Jack the Ripper』から「もしかしたら」をダヒョンと木村が再びデュエット。木村は、「実はダヒョンさんは、私の高校時代の憧れのスターだったんです。“YADA”というグループのイケメンヴォーカルでした。今日は一緒に歌うことができて本当に光栄です」と共演を喜んだ。

ダヒョンが、現在韓国で公演中の『プリシラ』から「Color My World」と「Always On My Mind」で盛り上げ前半のステージを締めくくると、続いて野島と木村がそれぞれソロステージを展開。野島は、『エリザベート』の「愛と死の輪舞、最後のダンス」、『モーツァルト!』の「僕こそミュージック」と日本でも人気ある曲の他、自身が8月に韓国の舞台に立つミュージカル『パルレ~洗濯』のナンバーを全編韓国語で。また今年の春、韓国で大盛況のうちに幕を閉じた『フランケンシュタイン』から「君の夢の中で」を日本語バージョンに変え歌唱。アンリの切ない心を歌い上げた。

木村は、ミュージカル『キャッツ』からおなじみのナンバー「Memory」、そして圧巻の『ウィキッド』「魔法使いと私」。劇団四季時代のエルファバを彷彿させると、ウィーンミュージカルより『レベッカ』、その伸びのある歌声を余すことなく披露し、会場に響き渡らせた。

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感動の拍手がなりやまない中、終盤に。暗転した会場にスポットの光がさすと、なんと『ヘドウィグ』のメイクと衣装を身につけたキム・ダヒョンが客席から登場! 悲鳴にも似た歓声が上がると、ダヒョン・・・いや、ヘドウィグのボルテージもヒートアップ。観客をいじりながらステージへとあがり、弾けたビートで思いっきりシャウト。会場はいきなりライブハウスとなり、興奮のるつぼと化した。韓国でもっとも美しいヘドウィグと呼ばれるキム・ダヒョン。その妖艶な姿に、先ほどまでスーツをビシッと着こなし微笑んでいたキム・ダヒョンは1ミリも存在しない。過激で熱いロックで会場は一つに。さらに「The Origin of Love」をしっとりと聞かせ観客の心を鷲づかみにした。

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ラストは3人で『レ・ミゼラブル』より「Stars~星よ~」を。至福の時間はあっという間に過ぎていき、観客の幸せそうな笑顔を残したまま最上のヴォーカル・ショーの幕は閉じた。


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