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韓国ミュージカル俳優 インタビューシリーズ★第七回★クォン・ヨングク(권용국)

2018年11月から『エリザベート』『ファントム』『ジキル&ハイド』が上演され、年明け1月25日からは『ジャック・ザ・リッパー』も開幕。大作が続々上演され、2019年もにぎわう韓国ミュージカルから、引き続き実力派ミュージカル俳優をご紹介していきます!

今回、ご紹介するのはクォン・ヨングク(권용국)さん。17歳の時にバレエを始めて 20歳でソウル世宗大学に入学、バレエ専攻として在学中に多くのコンクールで入賞したダンスのエキスパートです。2009年『ロミオ&ジュリエット』でミュージカルデビュー後は、2010年『モーツァルト!』、『コーラスライン』、2011年『三銃士』、2012年『キャッツ』、『二都市物語』、2013年『 レベッカ』、2014年『ウィキッド』、2015年『キンキーブーツ』、『イン・ザ・ハイツ』、2017年『タイタニック』等、様々なミュージカルに出演。2016年春の柚希礼音さんのコンサート『REON JACK』には、韓国からオーディションで選抜されて出演しています。

クォン・ヨングク1s

■ミュージカル俳優を目指したきっかけを教えてください。
大学の舞踊科を卒業後、偶然『ロミオ&ジュリエット』に出演することになり、ミュージカルの魅力にはまってミュージカル俳優になろうと思いました。

■俳優になるためにどんな努力をしましたか?
歌、演技の授業を聞いて、個人的に映像などを見てたくさん真似しました。

■自分の俳優としての長所は何だと思いますか?
特別に体重管理をする必要がないというのが私の魅力だと思います。 体質的に太らないのでストレスが少ないです。

■これまで演技をしてきて印象深い作品、役割は何ですか?
最も印象深い作品は『キンキーブーツ』のエンジェル役です。 男である私が、女役ができるようになった作品です。

■一番苦労した作品と役は? どんな困難を経験しましたか?
一番苦労した作品としては『キャッツ』が思い浮かびます。傾斜した八百屋舞台で猫のように動き踊らなければならず本当に大変でした。

■いちばん自分に近い役は? どんな所が似ていますか?
私と最も似ている役は、ミュージカル『美人(미인)』でのドゥチ(두치)の役です。 好きな人のためにはすべてを与えてしまう性格が私ととても似ているキャラクターでした。

クォン・ヨングク2s

■もう一度やりたい役は何ですか?理由も教えてください。
すべての作品をもう一度やってみたいですが、やはり、初めての作品(『ロミオ&ジュリエット』)が一番やりたいですね。

■これからどんな俳優になりたいですか?
俳優仲間から信頼される俳優になりたいです。「この俳優は本当に信じられる。安心してやれる」という言葉を聞きたいです。

■日本の公演で印象に残ったのは? 韓国とは違って新鮮に感じたことがありますか?
日本では公演が韓国より早い時間に始まることに驚きました。 そして俳優たちが自らメイクし、衣装を着ることにも驚きました。

■韓国でミュージカルを楽しむ時のポイント、楽しめる方法を教えてください。
韓国だからといって特別な方法は特にないと思います。 “気楽に俳優と一つになる“という考えで公演を見れば良いと思います。

■好きなミュージカルの歌を教えてください。
好きなミュージカルナンバーは『ネクスト・トゥ・ノーマル』♪「I’m alive」です。

■あなたの声が聞ける動画URLを教えてください。

■今後のスケジュールを教えてください。
結婚したばかりなので、新婚生活をちょっと楽しむつもりです!

クォン・ヨングク3s

(写真・記事内容 提供:メガウェーブジャパン)