DEEP SQUADの最新シングル「Gimme Gimme」が4月13日にリリースされ、大好評を得ている。「Gimme Gimme」は現在大ヒット公開中の映画『『チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～』の挿入歌で、作品のピュアな世界観に寄り添うポップで爽やかな楽曲となっている。
DEEP SQUADは、 TAKA、YUICHIRO、KEISEIからなるコーラスグループ・DEEPに、オーディションにて12，000人の中から勝ち抜き、2019年から加入した宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹の6人で構成される、メンバー全員がメインボーカルを務めるコーラスグループだ。
今回は、DEEP SQUAD初となるワンマンツアーも大盛況のうちに終えたメンバーたちに、楽曲に込めた思いをカップリング曲の「ヒトリゴト」とともに語ってもらった。
― 3月末に開催されたワンマンツアーが大盛況でしたが、久しぶりにファンの皆さんとお会いになっていかがでしたか？
YUICHIRO：DEEPとしてはデビューして15年くらい経つので、会場に昔からのファンの方もいらっしゃっていて、とてもありがたく感じました。今回はダンスにも挑戦したので、新たに進化した僕らを見てもらえたのではないかと思います。
宇原雄飛（以下、宇原）：僕たち（宇原、杉山、比嘉）にとっては初のワンマンツアーでしたが、最初は本当にわからないことだらけでした。スタッフさんも含め、色々な人に教えてもらって一緒に考えて、やっと作り上げたステージでした。
そして、以前からDEEPを応援してくださっているファンの皆さんも楽しんでいただきたいと考えていたので、DEEPの歴史を感じる曲も披露しました。皆さんが新しく入った僕らを認めてくださるかという不安もありましたが、自分の想いを精一杯ぶつけようと思って臨みました。一生懸命やったので、皆さんに届いたと思っています。
TAKA：絶対に届いているよ。
― 会場の雰囲気はいかがでしたか？
TAKA：今回は（コロナ感染予防のため）ファンの皆さんは声が出せないので、反応がダイレクトに分からないという難しい部分もありましたが、皆さんが拍手や身振り手振りで一生懸命僕たちを応援して盛り上がろうとしてくれてたので、どの会場も最高でした。
比嘉涼樹（以下、比嘉）：マスクをしていても表情は伝わってきました。嬉しそうな顔とか、歌ってるときに涙を流されてる方もいて、僕らも皆さんの顔を見て、グッときました。嬉しかったです。
KEISEI：久しぶりのツアーということでしたが、コロナ禍の影響で皆さんと会える機会が少なくなっていたので、今回のライブは凄く思い入れがありました。6人での曲はリモートライブでは披露していましたが、DEEP SQUADとしての曲も増え、またあらためて皆さんに6人での変幻自在なコーラスのボーカルワークを満足していただけたのではないかと思っています。
― 杉山さんは今回のライブツアーで何か新しい発見や感じるものはありましたか？
杉山亮司（以下、杉山）：今回のライブは、ダンスもそうですが構成を含めていろんな意味で、今までのDEEPのライブとはまた違う新しいものになっていました。DEEP SQUADという新しい形での初披露をファンの皆さんが受け入れてくれているんだと感じましたし、その姿を見ることができて本当に嬉しかったです。僕らも安心してどんどん成長していけると思いましたし、皆さんと一緒に成長していきたいという気持ちがさらに強くなりました。
― とても充実した中身の濃いライブだったんですね。
TAKA：3公演というのが勿体なかったですね。
比嘉：もう少し、まだやりたいという感じが残りました。
TAKA：その分、1公演1公演にかける重みみたいなのはありました。でも、“エピソード0”というタイトルなので･･･、ということは？ 1、2、3とやれるように頑張ります！！
― それでは、4月13日にリリースされましたシングル曲ついてお話をお聞きしたいと思います。まずは７thシングル曲「Gimme Gimme」ですが、こちらは映画『チェリまほ THE MOVIE』の挿入歌にもなっていてとても注目度が高くなっています。この曲が映画の挿入歌になったときのお気持ちはいかがでしたか？
TAKA：ヤッター！というのが正直な気持ちでしたね。ドラマ版のエンディングテーマ曲として「Good Love Your Love」を起用していただいて、続いて映画版で挿入歌という大役をいただいて本当に感謝の気持ちです。
今回も僕たちの思いと、映画サイドの皆さんといろいろディスカッションしながら曲作りをさせていただいたので凄く思い入れもありますし、物語に寄り添うような部分と、DEEP SQUADらしさをうまくミックスできた楽曲になったと思います。
僕らも映画を観て、恋愛の中のときめきだったり、ワクワク・ドキドキ感みたいなのにぴったりだと思いました。ひいき目なしにちょっと持って行かれました(笑)。凄く感動しました。
比嘉：僕も決まったときは本当に嬉しかったです。これだけ愛されている作品でまた楽曲を起用していただけるということを光栄に思いましたし、「チェリまほ」ファンの方からも期待されてるという声を聞いていたので、その期待に応えられるような楽曲にしたいと思っていました。今回の「Gimme Gimme」はポップで爽やかで、歌詞にも遊び心があって可愛い楽曲ですが、コーラスの部分が聴きごたえがあって、トラックの音やコーラスラインもカッコいいんです。可愛くて爽やかなだけじゃない、僕たちDEEP SQUADだからこそできる音楽表現としてのこだわりもあるので、ぜひ楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。
杉山：イントロの部分の音もそうですが、細かいところまで意見やアイディアを聞いていただいたので、その分思い入れが凄くあります。「Gimme Gimme」が映画で流れた時はとても嬉しい気持ちになりましたし、多くの方に聴いてほしいです。
― 『チェリまほ』に出演されている町田啓太さんも喜ばれていたのでは？
KEISEI：町田くんは普段から僕らの曲をよく聴いてくれているので、とても喜んでくれていました。
― 映画以外ではどんなシチュエーションで聞いて欲しいですか？
KEISEI：朝起きて、仕事に出かける前とか、学校に行く前とか、お出かけの準備をしているときとかいいんじゃないかな。爽快な朝になって気分よくテンションが上がると思います。
TAKA：ドライブとかもいいですね。「浮かれた顔そっと バックミラー映して キュッと引き締めてる」という歌詞がいいんですよ。好きな人のことを想っていたら勝手ににやけ顔になっていることに気づいて、あ、ヤバい！･･･って想像しちゃいますよね。リアルなシチュエーションかなと。これからの季節にとてもいいと思います。
― そして、カップリング曲「ヒトリゴト」はYUICHIROさんが作詞されていますが、今DEEP SQUADらしさが全面に出ている感じのとても素敵なバラードです。作詞をされたときのお気持ちは？
YUICHIRO：「ヒトリゴト」は付き合ってから半年経ったときのストーリーで、歌詞の中にも282.5日という表現が出てきます。「未完成な男の子の航海」も（後悔ではなく）海の航海になっています。ただ曲を聞いるだけですと、悔やむほうの後悔と捉えると思いますが、まだ自分が旅の途中という思いもあるんです。この曲を聴く方にいろいろ感じていただけたらと思いながら書かせていただきましたので、リアルな情景が浮かぶのではないでしょうか。サビの部分は曲も壮大なので、耳に残ると思います。
― この曲を最初に聞いたときはどう感じましたか？
宇原：歌詞の世界観もあわせて、恋愛してる男性には凄く刺さるんじゃないかなと思いました。想っていても口に出さないことを“独り言”として表現してくれていると感じました。そんな男性の気持ちに女性が聴いても沁みると思います。
― 実際に歌ってみていかがでしたか？
TAKA：ライブツアーの最終日の横浜公演で歌いましたが、とてもライブ映えしました。それこそDEEPらしさなんですが、やっぱり生で歌う良さがあるんです。こういう思いが深いリアルな曲は、歌う僕らも力も入りますし思いも曲に乗るので、生のライブだからこそ出てくる何かがあるんです。
― 涙を流すファンの方もいたのでは？
比嘉：いましたね。
TAKA：初披露なのに泣いてしまうということは、たぶん歌詞をきちんと捉えて聴いたうえで何か思うことがあったんだと思います。メロディーも素敵な曲ですが、歌詞からくる思いも伝わったのだと思います。
― さて、今回は6人がお揃いになりましたので、それぞれの印象についてお聞きしたいと思います。少し前までは、宇原さん、杉山さん、比嘉さんを“新加入”という呼び方をさせていただいておりましたが、最近は6人がとてもしっくりしている感じがします。先輩から見て最近変わったな、成長したなと思うことはありますか？
KEISEI：ファンの心理の捉え方や考え方は変わってきましたね。打ち合わせをしていても、3年前と比べると考えや感覚が研ぎ澄まされてきています。若いアンテナは自分にないものだったりするので僕らも勉強にもなるし、とても心強いです。
YUICHIRO：この若い力にケツを叩かれるんですよ(笑)。だからもっと自分も頑張らないといけないなと思います。良い影響をもらっていますね。
TAKA：物事に対してちゃんと意見するようになってきて、「いや、これはこっちの方がいいと思いますよ」とか、「本当に自分はこう思ったんです」と、遠慮せずにきちんと言ってくれるようになったんです。同じメンバーなら先輩とか後輩は関係ない。ちゃんと意見することで「それじゃ、こうしよう。こうやってみよう」とグループとしての成長に繋がってくるので、3人の色が増えてきて、それがまた新しいDEEP SQUADの力になっていると思います。
今回ツアーに関しても、もの凄く意見が飛び交ったんですが、今までにないことができました。僕たち元々のオリジナルメンバーだけのマインドや考え方だけではたぶんこういう形にはなっていなかった。そういうバイブスがワ―ッと集まってきた感じがしました。彼らは自信に満ちていたし、そのオーラと僕らDEEPが化学反応を起こしていいライブが出来上がりました。
― それでは逆に先輩たちを見て、こんな意外なところがあったんだ･･･ということがあったら、ここでちょっと暴露していただけますか？
宇原：え～、言えないことだらけですよ(笑)
比嘉：YUICHIROさんがめちゃくちゃかわいいんですよ(笑)。（一同大爆笑）
一番年上なんですけど、もうめちゃくちゃピュアで･･･。もちろん本当に尊敬できる先輩なんですけど、兄貴みたいな感覚で凄く近い距離で接してくださるので、僕たちもとても気が楽なんです。
YUICHIRO：普通に恋バナとかしているものね(笑)。
比嘉：そうなんです。恋愛話しているときも凄くピュアで。そんなことで悩むんだ･･･みたいな(笑)。
TAKA：俺らにはそんな話絶対しないよね(笑)。
杉山：僕が感じたことは･･･リスペクトを込めてあえて話をすると、ダンスレッスンのときに疲れが早い。（一同爆笑）
KEISEI：バレた？(笑) だんだん喋らなくなる？
杉山：そうなんです。だんだん無口になってきて、終わったころには、あれ？ちょっと怒ってるんじゃない？って。
KEISEI：俺らからすれば、逆に（若手の3人は）全然疲れないんだね？ 余裕だねって思うんだよね。
TAKA：俺らはすぐに帰ろうとするものね(笑)。
杉山：それでも僕らの意見も聞いてくれて、一生懸命挑んでいる姿はカッコいいです。
宇原：僕はKEISEIさんについてですが。KEISEIさんは本当に人のことをよく見ているんです。俺の顔がちょっとむくんでいたら『昨日、ラーメン食べたでしょ？』って聞くし、『髪切った？』とか言ってくる(笑)。
KEISEI：僕は前日に“天丼てんや”で食べた人を当てることができるんですよ。1日置いた匂いとか。“てんや”限定ですけどね(笑)。
― お話は尽きませんが、それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
宇原：前回の“グラユラ”（「Good Love Your Love」の愛称）に続いて、「Gimme Gimme」もリリースすることができました。キャッチ―でポップで爽やかな曲なので、『チェリまほ』ファンの皆さんも楽しんでいただけると思います。この曲にはDEEP SQUADのグループの良さもたくさん出ているので、ぜひ僕らの音楽を聴いたことがない方もこの曲を聴いていただいてDEEP SQUADというグループを知っていただけたら嬉しいです。
比嘉：このように愛されている作品の映画の挿入歌として歌わせていただけることは本当に嬉しいですし、光栄に思っています。ドラマ版のときに「Good Love Your Love」で僕らのことを知っていただいた『チェリまほ』ファンの方たちも、僕らの曲が映画でも起用されること喜んでくださっていると聞いています。その方々にも楽しんでいただけると思いますし、単純に音楽好きな方にも響くものがあると思うので、ぜひ作品と合わせて楽しんでいただきたいです。
◆リリース情報
DEEP SQUAD ニューシングル「Gimme Gimme」
4月13日（水）発売
■初回生産限定盤（CD+DVD+蛇腹折ポスター、三方背）¥1,500（税込）
■通常盤（CD）¥1,000（税込）
＜収録曲＞
1.Gimme Gimme
2.ヒトリゴト
3.Gimme Gimme（Main Less）
4.ヒトリゴト（Main Less）
＜DVD＞
「Gimme Gimme」Music Video
「Gimme Gimme」Music Video Behind The Scene
◆DEEP SQUAD HP/SNS/YouTube
オフィシャルHP：http://r.ldh-m.jp/deepsquad-official/
Instagram： https://www.instagram.com/deep_squad_official/
Twitter： https://twitter.com/deepsquad_jp
TikTok：https://vt.tiktok.com/ZSJjEEmMx/
YouTube Channel：https://www.youtube.com/channel/UCFnTZiCm2A-1G_Aq6D8_mMg
◆映画情報
『チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～』
出演：赤楚衛二 浅香航大 ゆうたろう 草川拓弥（超特急） 佐藤玲 鈴之助 松尾諭
／遠山俊也 榊原郁恵 鶴見辰吾 松下由樹／町田啓太
※榊原さんの「榊」は正しくは「木」へんに「神」
原作：豊田悠「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（掲載「ガンガン pixiv」スクウェア・エニックス刊）
監督：風間太樹
脚本：坂口理子
製作：『チェリまほ THE MOVIE』製作委員会
制作プロダクション：テレビ東京 ラフ・アット
配給：アスミック・エース
©豊田悠／SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
主題歌「心音」Omoinotake
挿入歌「Gimme Gimme」DEEP SQUAD
公式サイト：https://cherimaho-movie.com
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