第28回映 CINEMA FORUMの「第10回TAMA映画賞」の授賞式が、11月17日、東京のパルテノン多摩大ホールにて行われ、受賞作品に携わったスタッフや受賞者が登壇。記念の盾や花束を受け取り、受賞の喜びを語った。
最優秀新進男優賞に輝いたのは、吉沢亮と吉村界人。
吉村は『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』に出演。ステージに登場するやいなや「すみません。僕みたいな者が･･･。ホント笑っちゃいますよね、すみません」と謝り、恐縮しきり。その姿に観客がクスクス。
演じることについて「全部難しくて。これでいいのかと、いつも悩みながら不安で不安でやってます」と語りつつ、「『負けてはダメだ！』という気持ちを持って臨んでいます。僕は身長が180cmあるわけでもないし、何も持ってないけど頑張ろう！って鼓舞しています」と役者としての姿勢を伝えた。
一方、今年『リバーズ・エッジ』『斉木楠雄のΨ難』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』など8本の公開映画に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する吉沢。「3年前くらいに、映画を中心にやっていきたいという話をしまして。それから一つ一つの出会いがあって、この賞をいただけたと思います。とても嬉しいです」と受賞を喜んだ。
また、今年を振り返り「幅広くいろんな役をやらせていただいて、楽しい年でした。頑張って良かったなと思います。映画の現場が本当に好きです」とコメント。次に演じてみたい役を聞かれると、「超普通な男」と答え、「なんの特徴もない等身大の男の役って、意外にやったことないので」と意欲を見せていた。
「第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM」は11月17日～25日（19日は休映）
東京都多摩市内の3会場にて開催。
公式サイト：https://www.tamaeiga.org/2018/
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