
映画『鬼の花嫁』の完成披露試写会が、3月16日、東京・神田明神ホールにて行われ、W主演の永瀬廉と吉川愛をはじめ、共演の伊藤健太郎、片岡凛、監督の池田千尋が登壇した。
クレハ著の小説、富樫じゅん作画によりコミカライズされ大人気となった「鬼の花嫁」を原作に、池田千尋監督がメガホンを取り実写映画化。本作は、あやかしと人間が共存する世界を舞台に、運命に導かれ出会ったあやかしと人間の花嫁の、究極ラブストーリーを描く、大人気和風恋愛ファンタジー。
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あやかしの頂点に立つ“鬼”鬼龍院夜を永瀬廉、家族から愛されず虐げられてきた平凡な女子大生・東雲柚子を吉川愛が演じる。そして、2人の幸せを阻もうとする狐のあやかし・妖狐の一族である狐月太を伊藤健太郎、太の花嫁であり柚子の妹・東雲花梨を片岡凛ら、豪華キャストが集結。メガホンをとるのは、ドラマ「大豆田と子と三人の元夫」(21/KTV・CX)や、『九龍ジェネリックロマンス』(25)などを手掛ける池田千尋が務めた。
上映直後の観客たちの前に、キャスト・監督が登場すると、会場は割れんばかりの拍手と、悲鳴にも似た歓声に包まれた。


本編の感想に大きな拍手を送る観客たちに、永瀬は「初めてお披露目する時は、ソワソワしますが、皆さんに拍手をいただいて嬉しいです」と安堵し笑顔を見せる。「僕自身も(本作を)観て、いつの間にか終わっていて、冒頭から『鬼の花嫁』の世界観を感じて、気づいたらのめり込んでいました」と言い、「綺麗な大人なラブストーリーを感じて、明日からも頑張ろうという活力ももらえる作品だと思いました」と、本作の出来栄えに自信。観客の拍手にピースで応えた。
吉川も「苦しいシーンの方が多かったので、みなさんに大きな拍手をいただけて救われました」と感激しきり。


伊藤は、「劇中ですごく酷いことをしているので、(観客から)物が飛んで来るんじゃないかと思っていたのですが、飛んで来なくてよかったです(笑)」とジョークを交えて挨拶し、会場の笑いを誘う。


片岡も「映像が綺麗でしたし、エンドロールが流れて思わず涙がにじみました」と感想を述べながらも、「私も物が飛んでこないか心配だったんですが、安心しました(笑)」と、伊藤の言葉に合わせて、会場を沸かせた。

監督は「あやかしと人間が共存するという誰も観たことのない世界を立ち上げることに、いつも以上の苦労やプレッシャーがあったのですが、素敵なみんなと一緒に映画を作れて楽しかったですし、それが今日、形になってみなさんに届くことが嬉しいです」と満面の笑みを浮かべる。


運命に導かれて出会う玲夜と柚子、その仲を裂こうと画策し、運命を揺さぶっていく瑶太と花梨。それぞれのカップルでお互いの印象を聞かれると、吉川は永瀬について「無口な方だと思っていたんですが、たくさん話してくださる方だったので嬉しかったです」とニッコリ。
永瀬も「僕も同じで、とても明るいマインドでした。本読みをしたシーンと、しなかったシーンがあったのですが、(花梨に投げ捨てられた荷物を拾う柚子を玲夜が助ける)川のシーンでは、「本番まで取っておく」と言われて、本番で素直に感情を爆発させていました」と明かすと、監督が「玲夜と柚子が初めてお互いの心を知るきっかけになるところだったためでした」とその意図を説明。
一方、伊藤は「片岡さんが花梨としてのアイデアをすごく考えていらっしゃる方だったので、和気あいあいとした雰囲気だけでなくて、特別な撮影時間でした」と感謝の気持を表し、片岡は「瑶太のままで、とても心強かったです」と伊藤の存在感を称えた。
鬼の永瀬と伊藤、そして実の姉妹でお互い花嫁に選ばれた吉川と片岡は、激しく対立する関係性の役がらだが、撮影現場を彷彿させるほどこの日も和気あいあい。永瀬と伊藤は6年ぶりの共演となったが、伊藤は、「アクションシーンなどみんなで話し合って作り上げる時間が楽しかったですね」と回顧し、永瀬は「(鬼が使う)妖術を練習して使えるようになったので嬉しかったです」としたり顔。絶妙な2人のボケツッコミに会場は大盛り上がり。撮影現場では、伊藤からの提案でセリフをカットしたり付け加えたりして微調整も。永瀬も「ここまでセリフを調整して、みんなで1つのシーンがより良くなるように話し合いができたのが印象的でした」と充実感を滲ませた。

一方で、吉川と片岡も互いに切磋琢磨しながら役を作り上げていったとのこと。特に印象的な場面を、吉川は「花梨が柚子の荷物を川に投げるシーン」を挙げ、「片岡さんがすごく楽しそうにやっていて(笑)。実は私も見ていて楽しかったです」とニッコリ。「片岡さんがいろんなアイデアが出してくれて助かりました」とリスペクト。

片岡も同じシーンに触れ、「ちょうどロケ地の目の前が保育園で、撮影中もお散歩で園児が通るんです。吉川さんが手を振るとみんな振り返しているんですが、私が振ると誰も振ってくれなくて…」と苦笑いし、エピソードを披露した。
そんなキャスト4人を、監督も「みんなが演じて見つけた本当の何かを踏まえて話ができたのでとてもよかったです」と絶賛。すると、伊藤が「監督がその空気感を作ってくれました」と返し、スタッフ・キャストの絆を吐露。
最後に、吉川が「『鬼の花嫁』という素敵な作品を一人でも多くの方に観ていただきたいので、ご家族やご友人に広げていただけると嬉しいです」と呼び掛け、永瀬は「今日初めて観ていただいたリアクションを見て、とてもホッとしています。いろんな愛の形があって、綺麗で儚いラブストーリーになっているので、年齢層問わずたくさんの方々に観ていただけると思います」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

【作品概要】
✿タイトル:鬼の花嫁
✿原作:クレハ『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)
※コミカライズ:作画・富樫じゅん/原作・クレハ(スターツ出版「noicomi」)
✿出演:
永瀬 廉 吉川 愛 *W主演
伊藤健太郎 片岡 凜 兵頭功海 白本彩奈 田辺桃子 谷原七音
尾美としのり 眞島秀和 陽月 華 橋本 淳 嶋田久作 尾野 真千子
✿監督:池田千尋
✿脚本:濱田真和
✿音楽:小山絵里奈
✿主題歌:「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック)
✿イメージソング:「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック)
✿製作:「鬼の花嫁」製作委員会
✿配給:松竹株式会社
✿公開:3月27日(金)
✿クレジット:©2026「鬼の花嫁」製作委員会
✿公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/onihana/
✿公式X/公式Instagram/公式TikTok:@onihanamovie
✿STORY
あやかしと人間が共存する世界。
優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。
あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度花嫁を見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。
特にあやかしの中でも最も強く美しい “鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。
妖狐の花嫁である妹と比較され、
家族から愛されず虐げられてきた柚子が出会ったのは、
あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。
「見つけた、俺の花嫁――」
鬼の一族の次期当主・玲夜に花嫁として見出された柚子。
突然の事態に戸惑いながらも、徐々に玲夜の不器用だけど優しいところや誠実な姿に惹かれていき、
玲夜もまた、生まれながらに一族の行末を背負い、一人抱えてきた重責と孤独が柚子によって癒されていく。
互いに居場所を見つけ、愛を確信していく2人。
しかし、次第に柚子は玲夜の花嫁として自分がふさわしいのか、
そして玲夜は柚子が急激にあやかしの世界に巻き込まれてしまうことが本当に幸せなのか、不安を覚える。
果たして運命に導かれた2人は、真実の愛を掴むことができるのか―
2026年3月27日(金)全国公開












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