
映画『鬼の花嫁』の大ヒット祈願イベントが、3月16日、東京・神田明神境内にて行われ、W主演の永瀬廉と吉川愛をはじめ、共演の伊藤健太郎、片岡凛、監督の池田千尋が登壇した。
クレハ著の小説、富樫じゅん作画によりコミカライズされ大人気となった「鬼の花嫁」を原作に、池田千尋監督がメガホンを取り実写映画化。本作は、あやかしと人間が共存する世界を舞台に、運命に導かれ出会ったあやかしと人間の花嫁の、究極ラブストーリーを描く、大人気和風恋愛ファンタジー。
あやかしの頂点に立つ“鬼”鬼龍院夜を永瀬廉、家族から愛されず虐げられてきた平凡な女子大生・東雲柚子を吉川愛が演じる。そして、2人の幸せを阻もうとする狐のあやかし・妖狐の一族である狐月太を伊藤健太郎、太の花嫁であり柚子の妹・東雲花梨を片岡凛ら、豪華キャストが集結。メガホンをとるのは、ドラマ「大豆田と子と三人の元夫」(21/KTV・CX)や、『九龍ジェネリックロマンス』(25)などを手掛ける池田千尋が務めた。

ライトアップされた社殿前に華やかな和装姿で登場した登壇者たち。鬼龍院家の家紋入りの提灯も配され、その場が一瞬に映画の世界観に包まれた。
鬼の一族の家紋が刻まれた着物を身に付けた永瀬は、「和装を着させていただけると、撮影を思い出して懐かしい気持ちになりました」と話し、青色の着物と家紋のポイントをアピール。同じく羽織に“妖狐の一族”の家紋をつけた着物姿の伊藤も、「劇中は真っ白の衣装だったのですが、ここでは不自然だと思うので、茶色です。ただ、瑶太が妖術を使うときに金色に目が光るので、帯に差し色で入っています」と指をさして、ファッションのこだわりを示した。


吉川は、玲夜が“鬼の花嫁”になる柚子のために選んだという赤の打掛にちなんで艶やかな赤色の振袖姿。「実は、かんざしにキーアイテムの彼岸花が付いているんです」と振り返った。片岡は吉川と対象的な色合いの振袖で、「妖狐のカラーの赤と白と、花梨はイヤリングなど金色を身につけることが多かったので、たくさんゴールドを付けていただきました」と説明した。

あやかしと人間が共存しているという本作ならではの世界観を作り上げた池田監督。本作の制作にあたり、「ただ絢爛豪華な世界観を作るのではなく、明治大正期の日本古来の侘び寂びを取り入れながらロケ地や衣装を考えていました」と、こだわりを見せた。
イベントでは、本作の内容にちなみ「私は〇〇の鬼」と題し、周りと比べて自身が突出していることを発表することに。永瀬は「速さの鬼」と答え、「歩くのも食べるのも全部が早いです」と続ける。すると、監督が「私の演出をパッと飲み込んで、すぐに本番に持っていくのもすごく早かったです。反射が早い」と称える。


吉川は「ネギ愛の鬼」と。「ネギが本当に大好きで、休みの日は1食2本くらい食べます。匂いが気になるので撮影中は控えますが、お休みの日は思いっきり(笑)」とキュートな笑顔を見せる。


伊藤は「要領の鬼」とし、「料理も段取りを気にしたり、なるべく要領よく物事を進めていきたいんです」と分析し、永瀬と「似ている部分があるかもね」と顔を合わせる。


片岡が「ショートケーキ愛の鬼です。1人のときは、手づかみで2口で食べちゃいます。幸福感があります(笑)」と答える、意外な答えにキャスト陣を驚かせていた。監督は「消えもの(撮影用小道具で一度使用するとなくなる“食べ物”)の鬼」と回答。「食べることが好きで興味があるので、柚子の家の食事シーンや、玲夜と柚子の鬼龍院家での朝食シーンも、自分で何度も調べて提案するほどこだわりました」と明かしていた。


最後に、永瀬が「冒頭から『鬼の花嫁』の世界観にどっぷり浸かれて、気づいたら引き込まれているくらいあっという間の上映時間だと思います。監督がおっしゃっていたように、料理からエキストラさんまで、本当に細かいところまで熱を注いだ作品で、なにより“儚綺麗な鬼”と言えるくらい1カット1カットこだわり抜かれています。いろんな愛の形も描かれていて、改めて身近な人を大切にしたいと思っていただける作品になっています。ぜひ公開まで楽しみにしていただけたらと思います」と熱く語り、吉川も「スタッフ・キャストのみなさんと一生懸命作って、本当に素敵な作品が出来上がったので、一人でも多くの方に観ていただけると嬉しいです」とメッセージを送った。

【作品概要】
✿タイトル:鬼の花嫁
✿原作:クレハ『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)
※コミカライズ:作画・富樫じゅん/原作・クレハ(スターツ出版「noicomi」)
✿出演:
永瀬 廉 吉川 愛 *W主演
伊藤健太郎 片岡 凜 兵頭功海 白本彩奈 田辺桃子 谷原七音
尾美としのり 眞島秀和 陽月 華 橋本 淳 嶋田久作 尾野 真千子
✿監督:池田千尋
✿脚本:濱田真和
✿音楽:小山絵里奈
✿主題歌:「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック)
✿イメージソング:「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック)
✿製作:「鬼の花嫁」製作委員会
✿配給:松竹株式会社
✿公開:3月27日(金)
✿クレジット:©2026「鬼の花嫁」製作委員会
✿公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/onihana/
✿公式X/公式Instagram/公式TikTok:@onihanamovie
✿STORY
あやかしと人間が共存する世界。
優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。
あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度花嫁を見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。
特にあやかしの中でも最も強く美しい “鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。
妖狐の花嫁である妹と比較され、
家族から愛されず虐げられてきた柚子が出会ったのは、
あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。
「見つけた、俺の花嫁――」
鬼の一族の次期当主・玲夜に花嫁として見出された柚子。
突然の事態に戸惑いながらも、徐々に玲夜の不器用だけど優しいところや誠実な姿に惹かれていき、
玲夜もまた、生まれながらに一族の行末を背負い、一人抱えてきた重責と孤独が柚子によって癒されていく。
互いに居場所を見つけ、愛を確信していく2人。
しかし、次第に柚子は玲夜の花嫁として自分がふさわしいのか、
そして玲夜は柚子が急激にあやかしの世界に巻き込まれてしまうことが本当に幸せなのか、不安を覚える。
果たして運命に導かれた2人は、真実の愛を掴むことができるのか―
2026年3月27日(金)全国公開















