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山﨑賢人、相棒猫・ピートとの再会に「嬉しい!」 映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』

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映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』の初日舞台挨拶が、6月25日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の山﨑賢人をはじめ、共演の清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、猫のピートと、三木孝浩監督が登壇した。

本作は、1956年にアメリカで発表された伝説の小説「夏への扉」を映画化。研究完成を目前にしながら罠にはめられ冷凍睡眠させられた宗一郎が、30年後の2025年に目覚め、時を超えて愛する人を救うために奔走する姿を描く物語。監督は『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で知られる三木孝弘。科学者・高倉宗一郎役を山﨑、宗一郎の恩人の娘・璃子役を清原、宗一郎の手助けをするロボット役を藤木が演じる。

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本作には「あきらめなければ失敗ではない」と前向きなメッセージが込められているが、山﨑は「宗一郎の中に『こうなるだろう』という想定ができていても、今頑張らなければ、未来は変わらないんじゃないか、いま気を抜いてしまってはいけない、という気持ちがあって、今を一生懸命やっていないといけないんだというところに共感できました。演じていて楽しかったですね」と今作から受けた影響を明かした。

同じく、清原も「人の思いは未来を動かす。一生懸命祈っていれば人は変わるんだと感じました」と語った。

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一方、藤木は「時を超えた思いの強さは凄いと思いました」と言い、璃子の思いの強さから「やっぱり女性の方が強いなと」と続けると、MCから「やっぱり・・・ですか?」とツッコミを入れらる一幕も。

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悪女を演じた夏奈は「我々からは影響を受ける(受けていい)ことは何もないですよね?」と同じく悪役を演じる眞島に話を振ると、眞島は「そんなことはありませんよ」と答え、「才能ある青年の足を引っ張っる大人にだけはなるまいと思いましたね」とコメントし、会場を沸かした。

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映画の「キミのいる未来へ」という副題から、「理想の未来はどんなものがいいか?」と問われた登壇者たち。山﨑は「映画の未来が気になります。今も、IMAXやSX4Dなど、どんどん進化していますが、360度のスクリーンとか、土の匂いがしてくるとか、あるんじゃないかなと」と目を輝かす。

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清原は「みんなが笑顔で、美味しいものを食べられて幸せだったらいいなと思います」と言い、「今ハマっている食べ物は“ちくわ”です。さっきも食べました(笑)」とお茶目な笑顔を見せていた。

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同じ質問に高梨が「疲れて帰るとお風呂に入るのも大変。“全自動風呂機”が欲しいです。髪の毛も体も全部自動で洗ってくれて乾かしてくれて」と切実な思いを打ち明けると、山﨑も「僕も全自動系好きですよ。爪切りとかやってもらいたい。深爪とか痛いし」と話に乗っかっていた。

藤木は「この映画が大ヒットして、続編があればいいですね。『秋への扉』とか『冬の扉』とかね」と話し、観客を喜ばせると、監督から「そうしたら、また『ロボット役の藤木です』って挨拶できますね」といじられていた。

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イベントでは、山﨑の相棒となった猫のピートも登場。藤木に抱っこされたピートに山﨑は「ベーコン!(ピートの本名)」と話しかけ、「会えて嬉しい!可愛い!」と懐かしそうに微笑んでいた。

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公開延期を乗り越え、無事公開を迎えた本作。最後に山﨑は「久しぶりに観客の皆さんと対面できて嬉しかったです。この映画は真冬でも夏への扉を開けようという強いメッセージが込められています。この映画の最後に最高のサプライズが待っているように、最高のサプライズが皆さんにも来ることを願っています」と万感の思いで挨拶し、舞台挨拶を終了した。

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『夏への扉』新公開日版ポスター

『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』
<STORY>

将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うためにー

山﨑賢人
清原果耶 夏菜 眞島秀和 浜野謙太
田口トモロヲ 高梨 臨 原田泰造
藤木直人
監督:三木孝浩
脚本:菅野友恵
音楽:林ゆうき
主題歌:LiSA「サプライズ」(SACRA MUSIC)
原作:「夏への扉」ロバート・A・ハインライン(著)/福島正実(訳)(ハヤカワ文庫刊)
製作幹事:アニプレックス 東宝
制作プロダクション:CREDEUS
配給:東宝 アニプレックス
©2021 映画「夏への扉」製作委員会
公式サイト:https://natsu-eno-tobira.com/

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