映画『KUBO／クボ 二本の弦の秘密』大ヒット記念を記念し、12月20日、東京・新宿バルト9にて、11月発売の「映画秘宝」の表紙を飾った女優のんと、映画秘宝の編集長・岩田和明氏がトークイベントを行った。
本作はスタジオライカが日本を舞台に描く、ストップモーションアニメ。情感あふれる風景や風習を息を飲む美しさで日本の世界を描き、“アニメ映画界のアカデミー賞”と称されるアニー賞でも3冠受賞するなど、大きな話題となった。
日本がテーマということにちなみ、艶やかな着物姿で登場したのん。まずは「大ヒットおめでとうございます」と笑顔で挨拶。
岩田氏が「『この世界の片隅に』現象再び！ 『KUBO』を観た人は『この世界の片隅に』を観た人観たいになってる、という声など、たくさんのコメントが上がっている」と伝えると、「作品への愛を持っている人が映画館に足を運んでくださって、SNSにもたくさん（コメントが）上がってくる。ステキなことですね」とのん。
岩田氏は「『この世界の片隅に』と『KUBO』には共通点がいっぱいあるんです」と言い、「口コミで評判が広がり、上映館がどんどん増えている。両作品とも11月（『この世界の片隅に』は昨年）に公開。そして、なによりものんさんが携わっている」と説明。
“クボコスプレ”で同誌の表紙を飾ったことについて、のんは「気合い入ってますね」と自ら表紙ポスターを見つめる。「KUBOは少年なので、力強い感じに憧れていました。同作には出演していませんが、ぜひやりたいと思いました。ビジュアルもステキ！」とKUBOにぞっこんの様子。
イベントでは撮影のメイキング画像も紹介され、「SAMURAI NON」が出来上がっていく様子を披露。「リクセプトを込めて完コピを目指しました」と語るも、「さすがにこの細さは再現できませんでした」と照れ笑い。岩田氏も「三頭身だしね」と苦笑いした。
実際には採用されなかったが、劇団☆新感線・古田新太の決めポーズを真似た画像も披露され、そのキュートさに会場も大盛り上がり。
のんの一番のお気に入りは「やっぱりKUBOが一番。でも、冒頭に出てくるおばあちゃんもお気に入りです」と満面の笑みを浮かべていた。
また、現在、SNSで企画されている“ファンアート”が現在展開されており、ファンから多くのイラストが送られてきている。「ライカが選ぶ賞」のほか、のんが選ぶ「のん賞」が追加されたことも発表された。のんは「直観で選びたいと思うけれど、ステキな作品がたくさんあるので、（選ぶのは）難しいですね。でも気合いを入れて選びます」とニッコリ。
今年も歌、舞台、CMと大活躍だったのんだが、来年の目標を聞かれ「手広く活躍してきましたが(笑)、来年もあますことなく、やりたいことを楽しくやっていきたいと思います」と抱負を述べた。
1月1日には新曲がリリースされることも告げられ、次は「男っぽいゴリゴリのん！でいきたいです」と目を輝かせる。映画『KUBO／クボ 二本の弦の秘密』の大ヒットとともに来年も益々飛躍の年になりそうなのんに期待を寄せ、イベントは終了した。
※「KUBO ファンアート」について
#クボファンアート とハッシュタグをつけて投稿頂いた作品を公式サイトに掲載！
投稿作品は全てスタジオライカへ届けます！ライカスタッフお気に入り作にはプレゼントも！アップ済みの作品の再投稿＆連投OK！
https://twitter.com/kubo_moviejp
映画『KUBO／クボ 二本の弦の秘密』
＜STORY＞
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。
追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る―。
監督：トラヴィス・ナイト
日本語吹替え版 声の出演：矢島晶子 田中敦子 ピエール瀧 川栄李奈 羽佐間道夫 小林幸子 ほか
日本語吹替え版主題歌：「WHILE MY GUITER GENTLY WEEPS」吉田兄弟（ワーナーミュージックジャパン）
原題：Kubo and the two strings／2016／アメリカ／カラー／シネスコ／5.1chデジタル／字幕翻訳：石田泰子
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公式HP：http://gaga.ne.jp/kubo
公式Twitter：https://twitter.com/KUBO_MOVIEjp
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