映画『恋に至る病』公開直前!ティーン限定お悩み相談会と題したイベントが、10月14日、東京・秋葉原UDXシアターにて行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈が登壇した。
斜線堂有紀による恋愛小説『恋に至る病』を原作に実写映画化した本作は、同級生の不審死と恋人への恐ろしい疑惑、抑えられない純粋な想い…不器用で一途な初恋模様が描かれる。大ヒット作『月の満ち欠け』を手がけた廣木隆一監督がメガホンをとり、W主演として内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙社、“殺人犯へと変わりゆく恋人”寄河景を山田杏奈が演じ、宮嶺と景の同級生・根津原あきらを醍醐虎汰朗、同じく同級生・木村民雄を中川翼、宮嶺と景の先輩・善名美玖利を中井友望ほか、豪華キャストが顔を揃えた。
本イベントでは、作品の世界観を背景に、「お悩み相談会」と題し、ティーン世代から寄せられた10代若者のリアルな悩みに、長尾と山田が等身大の視点でアドバイスを届けた。
まずは、自分たちのお悩みを明かそうということで、長尾は「僕は本当に悩みがなさすぎて・・・」と言いながら、「そういえば、昨日家のポストを開けて配達物を出したんですが、いつも配達物を溜めてしまう癖があるんです。取らないと、取らないと・・・と思いながら溜めてします。凄い分厚い冊子を抱えて持って帰るみたいなことになっていて。ああいうのもメールとかできたらいいのにな・・・」と明かすも、「なので、毎日ポストを見ようと思います」と自己解決。
一方の山田は「仕事などで夜遅めに帰ったりすると、その日中の時間を取り戻そうと夜更かしをしがちなことです」と打ち明ける。そんな山田に、長尾は「僕も夜更かししてゲームしたりします。その日仕事をしている分(の時間を)自分の時間として楽しんだりするので、凄く気持ちはわかるんです」と同調し、「ドラマとかもあと1話・・・って観ちゃったりしちゃいますよね」と言って解決に至らない結果に・・・。
いよいよ10日後に公開を迎える本作だが、長尾は「凄くドキドキしています。完成披露試写会のときは幅広い世代の方に来ていただいて嬉しかったんですが、今日はティーンの皆さんということで、僕たちが演じた役とほぼ同じ年齢の方々にどう感じてもらえるかが楽しみ。皆さんの反応が待ち遠しいです」と期待した。
山田は「ティーンの皆さんを目の前にして、もうすでにパワーをもらっています。撮影しているときは、10代の方に多く観てもらえるのかなと想像しながら撮っていたので、こういう人たちに届くのかなと思うと凄く楽しみですね」と会場を見渡し笑顔を見せた。
本作の魅力について、長尾は「これから大人になっていくうえで、学生だったり社会人になりたてのとき、“出会い”って絶対にあると思うんです。この映画は“出会い”がキーになっていて。景と宮嶺望が出会うことで物語が始まるし、いろんな結末に至っていく。出会うべくして出会うことが多いのかなと思うし、周りもどんどん巻き込んでいって変わっていくのが、この映画の魅力」と伝え、「その出会いに注目してもらいたいし、皆さんのその出会いも大切にしてもらえたら嬉しいです」とメッセージを送った。
長尾が「ラブストーリーって、様々なストーリーがあると思うですけど、この映画は観たことのないラブストーリーになっていて、唯一無二だと思います。人によっていろんな見え方があると思うので、観終わったときの感想も人によって違うのでは」と語ると、山田も「皆さんの中で、(映画の中のような)そういう思いをしている人がいなければいいなと凄く思いますが、映画の中だからこそ、刺激的なことが起こっているのを興味深く観てもらえるというのもあるかなと」とフィクションだからこその魅力を吐露。
イベントでは、会場からあらかじめ募集したお悩みを集め、それを長尾を山田が直接選びアドバイスすることに。タブレットに映し出された“お悩み”を真剣に読んでいく2人。
長尾は「僕は普段から“相談”するのもされるのも苦手。“相談”とは平行線で来ていたので、今回初めて交わりました」とドキドキの様子。
「朝起きは得意だが、朝から元気でいることが苦手。朝から元気で1日を迎えるためにはどうすればいい?」という質問を選んだ長尾は「苦手なままでいいんじゃないですか? 無理するより自分らしくいたほうが素敵」と答える。山田は「私は仕事の現場で元気を出したいときは、『おはようございます!』と自発的に大きい声を出してみます。そうすると自然と体もついてくるんです」と声を出してみることを提案した。
「好きな人に好きな髪型を聞いたら、髪の長さは短めと言われました。自分はロングなので短くするべきか悩んでいます」というお悩みには「自分がロングが好きかどうかにもよるけれど、好きならロングを貫き通してほしい」と山田。長尾は「短くしたときに好きな人が好きになってくれるという確証ってないじゃない? それなら自分が一番可愛いと思っている髪型をして、自分に自信を持っている女性の方が絶対に可愛いと思う」とキッパリ。その言葉に会場からは大きな拍手が起きていた。
さらに、「近所に住む男の子と、毎朝必ず会うたびに挨拶するのですが、距離の縮め方とかありますか?」には、長尾は「毎朝挨拶するんですよね? めっちゃ縮んでないですか? もう他人じゃないですよ。名前聞くとか?」と唐突に答える。これは長尾にとってお悩みには入らないようで、「自分は誰にでも話しかけるから悩まないかもしれないですね。お店に入ってご飯食べてる人とか普通に話しかけます。『それ、美味しいですか?』とか、『僕、この店初めてなんですけど、何がおススメですか?』とか」と明かし、会場に驚きの声が広まるも「好きなんだったら、好きって言っちゃうんだよ」とあっけらかん。
山田は「だれでも長尾さんのようにポンポン話せるわけじゃないんですよ(笑)」と言いながら「例えば、その日の天気とかは?『今日は温かいですね』とか」とアドバイス。これには長尾も「それ、いいですね。『今日は雨ですね』とかね」と納得していた。
ほかにも「どうやって話かけたらいいのか」など、あと一歩を踏み出せないお悩みに、真摯に答えてエールを送った2人。「これ、楽しい」とノリノリの長尾と山田だった。
映画『恋に至る病』
【STORY】
長尾謙杜×山田杏奈 最旬俳優W主演!
TikTokで200万回再生の大反響を呼んだ衝撃の恋愛小説、実写映画化
この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー
内気な男子高校生・宮嶺と学校中の人気者・景。 不器用で一途な初恋、ふたりが交わした約束。
「どんな私でも守ってくれる?」
しかし、同級生の不審死が続発し、宮嶺は景に対して疑惑を抱く。
「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」
殺人犯へと変わりゆく景。それでも、宮嶺の気持ちは変わらない。
やっぱり僕は君が好きだ―。
切なすぎるラスト4分。 《彼女の本心》が明かされる。
【クレジット&ビリング】
出演:長尾謙杜 山田杏奈
醍醐虎汰朗 中井友望 中川 翼 上原あまね 小林桃子 井本彩花 真弓孟之(AmBitious)
/ 忍成修吾 河井青葉 / 前田敦子
監督:廣木隆一 『月の満ち欠け』 脚本:加藤正人 加藤結子
原作:斜線堂有紀『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴
制作プロダクション:アスミック・エース ダブ
配給:アスミック・エース
コピーライト:Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会 映倫指定:PG-12
公式サイト:https://koiniitaruyamai.asmik-ace.co.jp/
公式X:@KiY_movie 公式Instagram・TikTok:@kiy_movie
10月24日(金)全国公開