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成田凌「この映画は“拡散”して初めて完成」映画『#拡散』初日舞台挨拶

第41回サンタバーバラ国際映画祭 コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門正式出品

映画『#拡散』

成田凌「この映画は”拡散”して初めて完成」

フォトセッション

映画『ゴールド・ボーイ』(2024年)で製作総指揮をとった白金(KING BAI)が自ら企画し監督も務めた映画『#拡散』が、2026年2月27日(金)より全国公開した。
また『僕がこの町で死んだことなんかあの人は知らない』(1998)でシナリオ作家協会主催・大伴昌司賞を受賞し脚光を集め、その後も『あゝ、荒野』(2017)、『正欲』(2023)、『アナログ』(2023)、NHKプレミアムドラマ『仮想儀礼』(2023)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024)など数々の作品を手掛けている港岳彦が脚本を担当。ワクチン接種をした翌朝に妻を亡くした介護士・浅岡信治(成田凌)。妻・明希(山谷花純)の遺影を掲げ病院の前で抗議を続ける姿に興味を持つ新聞記者・福島美波(沢尻エリカ)。取材中、美波が撮った奇跡の1枚の写真によって、信治は“反ワクチンの象徴”に祭り上げられていく。謎の婦人に赤間麻里子、SNSの情報を妄信して暴走する葉山役に船ヶ山哲、元看護師・井口役に鈴木志音、個性豊かなキャストが作品を彩る。コロナ禍を乗り越えてもなお、真偽不明な怪情報やフェイクニュースが世に溢れ、ネット上で拡散され、真実が覆い隠される時代。現代社会のカオスな実像を空恐ろしくなるほどのリアリティと圧巻のエネルギーで痛烈に描き切った、衝撃の社会派ドラマ。

<イベントレポート>
映画『#拡散』の初日舞台挨拶が2月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷にて実施され、主演の成田凌さん、共演の沢尻エリカさん、山谷花純さん、赤間麻里子さん、船ヶ山哲さん、鈴木志音さん、メガホンを取った白金(バイ・ジン)監督が登壇しました。

本作は、コロナ禍を乗り越えてもなお真偽不明な怪情報やフェイクニュースが溢れ、ネット上で瞬く間に拡散される現代社会のカオスな実像を、空恐ろしくなるほどのリアリティと圧巻のエネルギーで描ききった社会派ドラマです。ワクチンを接種した翌日に妻・明希が亡くなったことで、死因はワクチンにあると考えた浅岡信治が担当医師を糾弾。この出来事が、地方紙記者・福島美波の取材によりネット上に拡散され、次第に世間の渦に飲み込まれていく姿を描いています。

成田凌さま

主人公の浅岡を演じた成田さんは、冒頭の挨拶で「初日に見ていただけて本当にうれしいです。感謝しています」と観客にメッセージを送り、「そして、ステージが涼しくてエリカ様が上機嫌です。よろしくお願いします」と会場を和ませました。沢尻さんも「初日を迎えられてうれしく思っています」と感謝を伝えつつ、成田さんの発言の背景を「裏がめちゃくちゃ暑くて!」と説明。成田さんは「『暑ってやばい!涼しくして!』って(笑)」と舞台裏のやり取りを明かし、笑わせました。

話題は1月にロケ地の富山県で行われた感謝上映会のことに。成田さんは「めちゃくちゃ雪の日でしたが、人も拍手も温かくて、すごくいい反応をいただけました」としみじみと話し、さらに「自信をもってここに立たせていただけているのは、そのとき見に来てくださった方たちのおかげです」と感謝しました。

沢尻エリカさま

成田さんと沢尻さんが共演するのは、本作で2度目。成田さんは「初めて共演したのは『人間失格』で6年前くらい。こんなにがっつりお芝居するのは初めてだったので、毎日わくわくしていました」と語り、沢尻さんも「楽しかったです。付いていこうと思っていました」と応じました。また、久しぶりに共演して変わったと思うことについて、成田さんは「常に勢いがある方なので、現場にいるとすごく力を感じます」と切り出し、「沢尻さんは早めに東京に帰られたので、現場の士気はだいぶ下がりました。(笑)」と冗談交じりに明かしました。沢尻さんが映画に出演するのは、約7年半ぶり。久しぶりの撮影に「ちょっと緊張していた」と告白するも、「成田さんがすごく現場を引っ張ってくれていたので、頼もしいなって思いながらやっていました」と信頼を滲ませました。

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沢尻さんと同じ事務所の後輩である山谷さんは、憧れの沢尻さんとの共演を「夢のような時間でした」と胸いっぱいの様子を見せ、「いつか同じ舞台挨拶に立ちたいと思っていました。その夢がきょう叶ってすごくうれしいです」と涙ながらに喜びを表現。続けて「この場所でこの言葉を言うのは間違っているかもしれないですが『おかえり』って伝えたいです」とメッセージを送りました。これを受け、沢尻さんは「めっちゃうれしいです!」と声を弾ませ、撮影前に山谷さんとワークショップで会っていたことや、富山県の居酒屋でも偶然出会ったことから距離が縮まったエピソードを明かし「それから毎日ご飯やスナック、ジャズバーに行ったりするようになったんです。最後は肩を組んでホテルまで帰ったりしていました」と振り返りました。

赤間麻里子さま

沢尻さんの話題は尽きず、撮影中の印象に残っていることでも成田さんは「やっぱり沢尻さんの話になってしまう」と前置きをし、「車内の撮影があると、スタッフさんやカメラマンさんとも距離が近くなるから、ミントタブレットを渡したんです。それが走る演技のときにずっとシャカシャカ鳴っていて、でも芝居を続けられるので『この人は集中力がすごいんだ』って思いました」と語ると、沢尻さんは「ポッケにそのまま入れっぱなしだったから…(笑)」と照れ笑いを浮かべていました。

船ヶ山哲さま

鈴木志音さま

また、劇中で主人公がSNSにハマっていく展開にちなみ、「思いのほかハマってしまったこと」についてもトーク。沢尻さんは「1つのことをやり始めるとハマっちゃう性格で、小学生ぶりに『桃鉄』をやったらあまりにもハマってしまって、永遠にやり続けてしまった」と打ち明け、「コンピューターとずっと対戦したんですが、物件を全部買い占めると、電車がゴールドになるんです。これ本当なんです。ただの暇人なんですけどね(笑)」と笑いました。これに、成田さんは「ゲームってハマっちゃいますよね。広告で出てきて、ちょっとやらないと進まないみたいなゲームにハマってしまう」と共感し、「銃を横に移動しながらゾンビをバンバン打って、アイテム取ったらまたバンバン打つというやつをずっとやって、『楽しかった』みたいな(笑)」とプレイしてしまうゲームの様子を身ぶり手ぶりで紹介しました。

白金監督

こうして、舞台挨拶は盛況のうちに終演を迎えました。最後に一言求められた白金監督は「この映画は、私の中では皆さんが見て、感想を語り合うことで始まります。だから、映画としてはまだ未完成」と述べ、「ちょっと難しいテーマかもしれないですが、今やるべき作品だと確信しています。この映画をぜひ友だちや家族に拡散していただけたらなと思います」と呼びかけました。成田さんは「とてもチャレンジングな企画だったので心が踊ったんですが、同時に少し迷う自分もいました」とオファーを受けたときの心境を吐露しつつ、「これは映画人としてこの時代にやらなければいけない作品だと思って脚本を読み進め、一目惚れをして、この作品をここにいる皆さんと作ることができた。見ていただいて、人に話していただいて、拡散していただいて、初めてこの映画は完成します」と本作への覚悟を示し、締めくくりました。
(オフィシャルレポートより)

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<Story>
富山県の小さな町で介護士として働く浅岡信治(成田凌)。ソロキャンプが趣味で寡黙な性格の彼は、派手好きでSNSでの動画配信やアイドルの推し活に夢中な妻・明希(山谷花純)との間に温度差を感じながらも、それなりに幸せな日々を送っていた。だが、2人のささやかな生活は、ある日を境に一変する。地域のクリニックでワクチンを接種した翌日、明希が自宅で帰らぬ人となってしまったのだ。失意に暮れるなか、愛する妻が亡くなった原因はワクチンにあると考えた浅岡は、妻の遺影を抱えて担当医師・高野(淵上泰史)を激しく糾弾する。対する高野は「僕にできることがあったら遠慮なく仰ってください」と言うものの、自らの非を認めようとはしない。やりきれない思いは怒りへと変わり、浅岡は雨の日も風の日もクリニックの前に立ち、無言の抗議を続ける。
そんな彼に目を付けたのは、とある事情で地方紙に異動となった記者・福島美波(沢尻エリカ)。
上昇志向の強い彼女が「反ワクチンとかどうでもいい。泣ける記事になります」と上司の反対を押し切って世に出したその記事はネットを中心に大バズし、拡散に次ぐ拡散で彼は一躍時の人に。同僚の勧めでSNSのアカウントを開設した浅岡はあっという間に万超えのフォロワー数を誇るインフルエンサーとなり、“反ワクチンの象徴”として祭り上げられていく。“民意”を得たことでSNSに取りつかれ、高野クリニックの前でライブ配信を行うなど、バッシングを繰り返すなど、日ごとにエスカレートしていく浅岡。彼のシンパが過激な陰謀論者となって暗殺事件を起こしたことで狂騒はさらに過熱し、界隈で人気の“世直し系ユーチューバー”とのコラボによって浅岡は手の付けられない存在になっていく。福島による再三の忠告も無視し、「あっという間に仕上がりましたね」と嫌味を言われても、浅岡は止まらずに突き進んでいく。そんな彼の前に意外な人物が姿を現し、衝撃的な事実を告げるのだった……。
狂気が蔓延する時代と社会に踊らされ続けた男が、混沌の果てに見た景色とは――?

【作品概要】
◎タイトル:『#拡散』
◎原案・編集・監督:白金(KING BAI) ◎脚本:港岳彦
◎キャスト:成田凌、沢尻エリカ、淵上泰史、山谷花純、赤間麻里子、船ヶ山哲、鈴木志音、DAIKI、MIOKO、高山孟久ほか
◎制作プロダクション:株式会社白菜娯楽
◎宣伝:プリマステラ /配給協力:チームジョイ 株式会社
◎小説版『#拡散』(プレジデント社) 港岳彦著
◎主題歌“sunrise” 野田愛実(avex trax)
◎公開表記:2026年2月27日(金)公開
◎配給: 株式会社ブシロードムーブ
◎コピーライト: ©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE
◎映画公式サイト:kakusan-movie.com
◎推奨ハッシュタグ:#映画拡散

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