【第31回東京国際映画祭】新作公開記念!!「KING OF PRISM ‐PRIDE the HERO‐」上映会＆THUNDER STORM SESSION DJ Party!!! Presented by DJ KOO

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2018/11/01

Tags: DJ KOO, KING OF PRISM ‐PRIDE the HERO‐, 内田雄馬, 寺島惇太, 永塚拓馬

10月30日、EXシアター六本木にて、東京国際映画祭の特別企画である「KING OF PRISM ‐PRIDE the HERO‐」のイベント上映会が開催された。

本イベントは、KING OF PRISMシリーズ第3弾となる新作「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」劇場編集版が全4章連続公開されることを記念されたもので、出演キャストの寺島惇太（一条シン役）、永塚拓馬（西園寺レオ役）、内田雄馬（涼野ユウ役）が登壇した。
また上映後にはスペシャルゲストのDJ KOOが登場し、シリーズ内でカバーされたTRFのヒットソング「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」ほか、「ドラマチックLOVE」「Over the Sunshine!」などを披露し、会場を盛り上げた。

本作は劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、劇場版「KING OF PRISM – PRIDE the HERO – 」に続く最新作。本シリーズは、プリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが女の子をもっともトキめかせる“プリズムキング”を目指し成長していくというストーリーで、コスプレOK！声援OK！アフレコOK！という新鮮な応援上映スタイルとともに人気を集めている。

キャストの三人が登壇すると、会場からは割れんばかりの声援が。色とりどりに光るペンライトと大歓声を前に内田は思わず「これ、東京国際映画祭ですよね？」と驚きを隠せない一言。続いて寺島も「今からライブをするんじゃないですよね？」と笑いながら同調した。それぞれの自己紹介の場面では、スクリーンに映されたキャラクターにちなんだ挨拶を披露してくれた三人。なかでも西園寺レオ役の永塚が、作品にちなんだ「わんばんこ～！」という言葉を投げかけると、観客全員息ぴったりのレスポンスが返ってくるなど、イベントは暖かい雰囲気のまま進行した。

シリーズを振り返り寺島は「舞台挨拶ではじめて顔合わせだった」「応援上映もまだ皆さん戸惑っていて…」と当時の不安を打ち明けたが、会場を眺めながら「3年で仕上がりましたね（笑）」とほほ笑んだ。それに対して内田も本シリーズを「もっとも俺たちの話を聞いてくれているイベント」と表し、「何か言ったら『な～に～？』ってちゃんと返してくれる！」と嬉しそうに語った。本作に染まってしまったという寺島は「惇太さんは『何か言いたいことないの？』って時に『言いたいことがあります！』っていう癖がついている」と暴露され、「『え、フリ？』みたいに思っちゃう」と明かすと会場は大爆笑。現在収録中の最新作の話では、「ちゃんといい話してるのに、なんか笑って帰っちゃいます（笑）」と話す内田に寺島も「台本に書いてあることは大体理解できていない」と笑って同調した。そして最新作に対する「楽しみ～！」という歓声が揃うと、「練習したの？舞台挨拶三回目？」などの冗談を言って場を盛り上げた。

「今日皆さん久しぶりの応援上映じゃないですか？」と観客に尋ねた永塚は、会場からの「二日前行った」の声に「二日前！？あ、そうなんだ！」と驚きつつも嬉しそうに答えた。応援上映が初めてという観客には会場から「ようこそ！」の声が。続いて内田も「もう逃げられませんよ。沼に入ったな」などと言って笑いを誘った。
キンプリの魅力について内田は「みんなで作り上げているところ」を挙げた。「応援上映をあの形まで作り上げたのは皆さんで、そして今のこの一体感が生まれたわけじゃないですか。みんなで同じ気持ちになって、この物語の中の人たちを応援できる、その気持ちを共有できるっていう喜びがキンプリにはあるんじゃないかと思います。」とコメントした。観客からは拍手が起き、内田も「お客さんから『いいこと言う～！』って言われた（笑）」と楽しそうに話した。

イベントの中盤には上映後に開催されるTHUNDER STORM SESSION DJ Party!!! のスペシャルゲストであるDJ KOOが登場し、会場の熱気は再び最高潮に。DJ KOOは本シリーズとのつながりに対して「音楽的なサウンドでみんなが盛り上がってくれているっていうのは本当に光栄でございます。」とコメント。「映画が上映されたあとにDJやるのは生まれてはじめて（笑）」「終わった後みんな元気残ってる？！」と熱いテンションで観客を賑わせた。
寺島の「みんなに言いたいことがありまーす！」というお馴染みの掛け声によってDJ KOOによるアフターパーティーを定例開催し、さらに各キャラクターの生誕月に合わせたイベントになるという内容が発表されると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。キャスト達も「マジですごいこれ！」「これは本当にすごい！」と興奮した様子でスクリーンを見つめ、寺島は「監督が『いずれこういうときのために、各キャラクターの誕生日をばらけさせた。』と言ってました（笑）」と明かした。

最後にDJ KOOは「記念すべき最高の夜、最高のプリズムを、きらめきを。みなさんと一緒に熱く盛り上がっていきたいと思います！」と熱くコメント。寺島の「皆さんのおかげで東京国際映画祭にもキンプリがお呼ばれいたしまして、さらにこんなに盛り上がって、こんな会場で応援上映をできるということで。普段の劇場のさらに倍くらいの声で全力で応援して、全力で楽しんでいただければと思います！本日はありがとうございました！」という挨拶によって舞台挨拶は幕を閉じた。

劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」（2016年1月9日公開）、劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」（2017年6月10日）と公開され、2019年春より、シリーズ初のTV放送が決定。放送に先駆けて全4章で劇場編集版を2019年3月2日より全国で公開する。