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水上恒司、高雄国際映画祭に初参加! レッドカーペットを闊歩し、現地ファンからの熱烈歓迎に応える!映画『火喰鳥を、喰う』第25回高雄国際映画祭

タイトル

第25回高雄国際映画祭に水上恒司が初参加!
レッドカーペットを闊歩し、現地ファンからの熱烈歓迎に応える
俳優としての目標、山下美月・宮舘涼太らの印象やエピソード、
台湾の大スター・金城武に絡めた質問まで、超貴重なトークを披露!

フォトコール

この度、原浩による〈第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞・受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。現在、大ヒット上映中!
監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』(18)、『シャイロックの子供たち』(23)などを手がける本木克英。脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)などの林民夫が手がける。主演には、映画『死刑にいたる病』(22)、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)、『八犬伝』(24)、『本心』(24)など数々の話題作に出演し、今年もW主演作『九龍ジェネリックロマンス』の公開が控えるなど出演作品が目白押しの人気実力派俳優・水上恒司。

水上は本作が映画単独初主演作となる。ヒロインには、乃木坂46の元メンバーで、女性ファッション誌「CanCam」専属モデルを務め、俳優業では連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22)、映画『六人の嘘つきな大学生』(24)、TVドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」(25)、更に主演作『山田くんとLv999の恋をする』(25)などの多方面で活躍の場を広げる山下美月。二人は初の本木組の参加となる。更に先日出演発表されたSnow Manメンバーとして絶大なる人気を誇り『映画 少年たち』(19)以来本木監督とは再タッグ、映画『おそ松さん』(22)他バラエティ番組からドラマ、ソロ曲でのパフォーマンスなどの個人活動と幅広いフィールドで活躍、映画単独初出演となる宮舘涼太。豪華最旬キャストと共にかつてない驚きが待ち受けるミステリーを創造した。

信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった―。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)と探った謎の先に見たものとはー。

この度、第25回高雄国際映画祭に主演の水上恒司が登壇!

<イベントレポート>
10月10日に開幕した第25回高雄国際映画祭にて『火喰鳥を、喰う』が上映され、主演の水上恒司が現地を訪問!10日に行われたオープニングセレモニーではレッドカーペットを歩き、翌11日に行われた記者会見、上映前の舞台挨拶、上映後の観客とのQ&Aにも出席し、現地のファンから大きな歓声を浴びた。

水上さんは本作『火喰鳥を、喰う』と『九龍ジェネリックロマンス』という2作の主演映画を携えて同映画祭に参戦!10日夕方のオープニングセレモニーでは最初に『九龍ジェネリックロマンス』チームの共演陣と共にレッドカーペットを歩き、続いて『火喰い鳥を、喰う』を代表してひとりでフォトコールに臨み、レッドカーペット脇に集ったファンから大きな歓声を浴びていた。

慈濟宮②

翌11日は、2作品での舞台挨拶に記者会見と、あわただしいスケジュールをこなした水上さん。記者会見では、本作への出演について、様々な怪奇な事件に遭遇する主人公を演じることで“受け”の芝居を求められることが多くなる点に言及し「この雄司役をやることで、受け身の引き出しを新たに模索する良いチャンスだなと思いました。また、これまでミステリー映画に出るということがなかったので、そこに身を投じて、どういう作品にできるか?ということを楽しみにこの作品に向き合っていきました」とふり返った。

また、怪奇現象を描く映画ということで、撮影中におかしなことが起きたりしたことは?さらに本作に限らず、これまでに水上さんが怪奇現象に遭遇したことは?という質問には「今回の撮影中に『怖いな』と思うことはありませんでした。一番怖いのは人間だなと思っているので」と語り、さらに自身の怪奇体験に関しては「最近はないですね」と前置きしつつ「幼少期はよくそういうことをよく言っていたそうですけど、最後に経験したのは高校1年生の時でした。その時、住んでいた場所で、先輩だと思った人に『おつかれさまです』と言ったんですが、それが先輩ではなく幽霊だったという話なんですが…これについて話し出すと1時間くらいかかるので、今日はやめときましょう(笑)」と語り、会場は笑いに包まれていた。

また、ある記者からは水上さんが台湾出身の大スター・金城武に似ているという指摘も飛んだが、水上さんは「金城武さんに似ているというのは、これまでも言われたことはあります。ただ(見た目はあくまでも)DNAなので、そういうDNAを持っているということで得するという考え方、(この顔に生んでくれた)両親のおかげで、こういう仕事ができている部分があるのかもしれません。だからこそ、自分の努力をしていかないといけなくて、ただ“運が良かった”人間で終わりたくないので、人間のドロドロした汚さみたいな部分を表現できる役者になりたいなと思っています」と持って生まれた見た目ではなく、俳優としての表現力を磨いていきたいとの決意を口にする。

龍虎塔②

また、台湾の人々は高雄のことを「台湾の福岡」と呼ぶこともあるそうだが、福岡県出身の水上さんは「高雄は北九州の街並みに似ている」と印象を口にする。そして高雄で接した人々の温かさにも言及。「みなさん、すごく人間性が良くて、ちゃんと話を聞いてくれて、昨日の(『九龍ジェネリックロマンス』の)舞台挨拶で、質問の内容が鋭く、役者のことをよく聞いてくれて、すごく楽しかったです。福岡も人が温かい土地ですが、それとまた違った人の良さを台湾でより感じています」と笑顔で語った。

特にQ&Aで台湾の観客と直接触れ合えたことは、水上さんにとっても刺激的な経験になったよう。「その場で挙手して当てていくというQ&Aが新鮮でしたし、質問の内容も役のことが多くて、役者自身のことが好きということはもちろんあると思うんですが、役者がつくり上げたものに対してすごく興味を持って『あれはどういうふうにつくったのか?』、『この作品が役者としてあなたの中にどういうふうに残りましたか?』といった質問が多くて、すごく面白かったです」と充実した表情を見せる。

龍虎塔④

そして「現代においてSNSというものを介さないと、ファンの方と交わることがないので、(普段は観客の)意見などを聴くのがそこ(SNS)が主流になっていくんですね。それが(映画祭では)舞台挨拶やQ&Aで、そういう方々の意見、質問、感性や価値観を聴けるということで、そこにやりがいを感じるのは自然な流れなのかなと思います。まだ僕が“大人”になり切れてないのかもしれませんが、僕から『ああです』『こうです』と言うのが一方通行な気がしていて、僕らはあくまでもお客さんがお金を払って映画を観に来てくれることで、映画を作れているので、そういう方々の意見を聞いて、それを取り入れて、次の作品や芝居に反映していくという作り方が僕の中ではしっくりくるので、Q&Aの時間が僕は好きですね」と改めてファンと直接触れ合い、その声に耳を傾けることの重要性と意義を語った。

その後、行われた『火喰鳥を、喰う』の公式上映では、上映前と上映後の両方で舞台挨拶に登壇。上映前に水上さんが劇場に姿を見せると客席からは歓声と拍手がわき起こる。水上さんは「昨日は『九龍ジェネリックロマンス』で、そして今日は『火喰鳥を、喰う』という作品でこの場に立たせていただいて光栄です。この後の(上映後の)舞台挨拶で高雄とはいったん、さよならになってしまい、寂しい思いがありますが、みなさんとの時間を良いものにしたいと思います」と挨拶。

そして、上映後には映画を観終えたばかりの観客とのQ&Aのために再び登壇した水上さん。MCから、本作のみならず『九龍ジェネリックロマンス』、『WIND BREAKER』 の3本の映画、そしてドラマ「怪物」など次々と話題作が公開、放送されることについて「これだけ多くの作品に出演して、少し休みたいと思いませんか」というストレートな質問が飛ぶ。水上さんは「(休みは)ほしいですね(笑)」と答えつつ「これほどのオファーをいただけること、『君に任せたい』と言っていただけるのは、恵まれた環境だと思うので、いまは、もちろん心身を大事にしながらですが、場数を踏みたいと思っています。20代でその経験をして、30代から自分もみなさんも納得できる、面白い作品をつくっていきたいと思っております」と語る。

一人目の観客からは、映画のオープニングシーンで登場する白い服の少女や鳥、ノート、そして不気味な笑みにはどんな意味があるのか?あれは現実なのか?それとも幻想なのか?と水上さんの解釈を求める質問が。水上さんは「(答えが)僕の中にも明確にあるわけではないです。明確に説明しなくていい、疑問に思ってもらえる存在やセリフ、アクションをどれだけ残せるかというのは、一役者として目指したいところでもあります。現代は、辻褄が合っている“わかりやすさ”を求められる時代だからこそ、こういうふうに遊びを持ってつくることは憧れであったりします。僕の中では(オープニングのシーンは)単純に恐ろしさ、畏怖すべき存在です」と自身の考えを明かした。

続いて、山下美月さんのファンだという男性から、夫婦役で共演しての印象や尋ねられると「みなさんから見たら、僕も芸能界の人間かもしれませんが、その僕からしても、山下さんのアイドルとして、アーティストとして生きてこられた人生は、普通じゃないなと思います。ご自身の一挙手一投足、声や表情で目の前の方たちを魅了していくって相当なことだと思います。この映画では長野で生活している人間のところに東京から嫁いできた夕里子とダテさん(宮舘涼太)が演じた北斗のうさん臭さ――あの2人の持つ“異質さ”は、そういう(=アイドル、アーティストとして生きてきた)ところから出ているなと思ったし、すごく役に合っているなと思いました。自分の異質さを順応させようとする夕里子と、目的達成しようとする北斗というのをとても面白く見ていました」と改めて、山下さんや宮舘さんの異才ぶりを称賛する。

続いて質問した女性は、前日の舞台挨拶で水上さんが「俳優としていろいろな場所で撮影すると、その土地とのつながりが生まれる」と語っていたことに触れ、本作の長野での撮影の印象やエピソードについて尋ねた。水上さんは「ダテさんとはスタッフさんを交えて食事に行くことができました。僕は今回の撮影の前から『いつか長野に住みたいな』と思っていたんです。今回の1ヶ月半の撮影を経て、より『長野に住みたいな』と思いました。映画の最初のお墓のシーンで映っていますが、田園が広がっていて、山があって他に何もなくて、その上に入道雲が広がっている――すごく生命力にあふれた土地で、水がすごくきれいなんですね。だから蕎麦がおいしいんですが、『いつかこういうところに住みたい』と思える食べ物があり、人がいて、特に星がキレイでした」と思い出をふり返った。

そして、舞台挨拶の最後には、観客に向け水上さんは「見ていただきありがとうございました。夜も遅いのでお気をつけてお帰りください」と呼びかけ、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

劇場に足を運んだ観客からは「とても面白い映画でした。最後まで見ないと結末がわからくて、すごく面白かったです」(女性客)との声が。また、別の年配の男性は「日本で公開されたばかりの映画が台湾でこうして紹介されることが嬉しい」と語り、映画の内容についても「人間の生き方が複雑に絡まっているところが、若い人にも年齢が上の人にも共感できると思うので、どんな年代の人も楽しめる映画になっていると思う」と感想を語ってくれた。
(オフィシャルレポートより)

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映画『火喰鳥を、喰う』
<あらすじ>
信州で暮らす久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日を境に、墓石の損壊、祖父の失踪など、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。
超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)の力を借りて探った先で知る、驚愕の真相とは―

出 演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未/宮舘涼太(Snow Man)
監 督:本木克英
脚 本:林民夫
原 作:原浩「火喰鳥を、喰う」(角川ホラー文庫刊)
配 給: KADOKAWA、ギャガ
企画・制作: フラミンゴ
制作協力: アークエンタテインメント
©️ 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会

大ヒット上映中!