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timelesz原嘉孝、映画初主演ベル・アクトル賞受賞!売れない芸人役に苦労「僕の感覚でやると面白くなってしまう」映画『初恋芸人』先⾏プレミア試写会

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映画『初恋芸人』の先⾏プレミア試写会舞台挨拶が、11月29日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の原嘉孝(timelesz)をはじめ、共演の沢口愛華、佐際アツヒロと、監督の夏目大一朗が登壇した。

本作は、中沢健の同名小説を原作に、恋愛経験ゼロの売れないピン芸人が初めて恋をし、成長していく姿を描く物語。主人公の佐藤賢治を原嘉孝、佐藤が恋に落ちる市川理沙を沢口愛華が演じ、さらに、温水洋一、川上麻衣子、佐藤アツヒロ、六角慎司ら実力派俳優陣が脇を固め、監督・脚本は、映画『獣手』で第 57 回シッチェス・カタロニア国際映画祭、第 28 回タリン・ブラックナイト映画祭などの受賞歴を持つ新鋭・夏目大一朗が務めた。

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売れない芸人を演じることとなった原は、「芸人さんの役を演じるのは初めてでしたが、撮影に入る前に小劇場というか、お笑い芸人さんの無料ライブにプライベートで3、4回通って、どこが原因で売れないのかとか、勝手ながら観察させていただきました。間が悪いのか?セリフのトーンが悪いのか?とか、いろんなことをヒントにしながらこの役を演じました」と明かし、「僕の感覚でセリフを読むと、どうしても面白くなってしまうので(笑)」と、おどけながらも「面白くない感じでやるにはどうしたらいいかということを、すごく悩みながら臨みました」と、役と真摯に向き合い役作りに努めた様子。

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一方で、沢口は「私が演じた市川は、作品の主軸というか、流れになっている役どころなので…」とネタバレに注意しながら、「これまでは外見に特徴があったり、“パパ活”をやっているような女の子の役が多く、ピュアなヒロイン役は初めてだったので、自分の中でちょっと恥ずかしいなぁと思っていたのですが、スタッフの皆さんやキャストの皆さんに支えられて、すごく楽しい役になりました」と笑顔を見せ、充実感を滲ませた。

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そして、原と同じく芸人の金子三郎を演じた佐藤は「芸人で大御所のポジションなんですが、自分は普段から大御所感がでないので・・・(笑)」と苦笑いしつつ、「普段は舞台をやってるので、声が大きくなっちゃうんで。今回は監督からは『抑え目に抑え目に』と言われ、大御所感を出すために細々としゃべっています」と、いつもとは違う方法でキャラクターを体現。

初の主演を飾った原は、「主演ではあるんですけども、いい意味で気負いせず、やることをやるだけという精神で臨みました。誰よりもこの作品に向き合って、佐藤賢治役に向き合った結果として作品を引っ張るっていうことに繋がると信じていたので、その姿勢で臨みました。真ん中を張るという覚悟で、また一つ成長できたかなと思います」と胸を張る。MCから「スクリーンの中に原さんがいないんです。佐藤賢治さんしかいない」と称えられると、「最高の褒め言葉です。嬉しいです。ありがとうございます」と笑みをこぼす原。

そんな原の熱演について、沢口は「本当に真摯に向き合っていらっしゃっていました。劇中に登場する芸人さん(ハニトラ梅木)との漫才やコントもめちゃくちゃ練習されていて。映像なら誤魔化せるところもあるはずなのに、一切手を抜かないし、芸人さんへのリスペクトが素晴らしいです」と、その姿勢を絶賛する。その言葉に、原は「今日はいい酒が飲めそうですね」と、ご機嫌の面持ち。

佐藤は「普段の原くんを全て隠して演じることを最後まで貫き通す、本当に難しい役だったと思います。この役を全うして凄いなと」と原をねぎらう。

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また、監督から見たそれぞれのキャストの印象について問われると、「原さんは撮影に入る前から役作りについて色々話して、コミュニケーションを取りました。ハニートラップ梅木さんと自主練しているのを見ていたので、本当に役に真摯に取り組んでいるなと。佐藤賢治は原さんとは全く真逆な役。原さんは会ったときからキラキラしていたし、ムキムキだった。(これは)佐藤賢治じゃない・・・と思ったけど、しっかり合わせて役作りして挑んでくれました。原さんに支えられたなと思っています」と感謝。

特に“声の高さ”を話しあったそうで、原は「僕は地声が低いので、ちょっとカッコよくなっちゃうんですね(笑)。(そうすると)佐藤賢治がちょっとカッコよくなっちゃうから、ちょっと高い声で」と説明した。

続けて、監督は沢口に「沢口さんだから市川理沙を演じられたんじゃないかなって、本当に思ってます」、佐藤については「アツヒロさんは、アドリブのシーンが何カ所かありました。舞台上のナレーションバックをちょっと埋めてください、ちょっとお客さんを沸かせてくださいと、無茶ぶりしたんですが、アツヒロさんが漫談というかネタを披露してくれて、それがめちゃくちゃ面白かったんです。音声は載ってないんですが」と裏話も。

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さらに、作品のキャッチコピー「彼女の笑顔が僕をヒーローにしてくれた」にちなみ、「自分にとってのヒーローは誰?」という質問が。原は「僕にとってのヒーローは、支えてくださってるファンの方」と答え、「僕は去年まで舞台を中心にやっていたので、劇場の空間で会えるファンの方々を目の前にすることがありましたが、先日アリーナツアーをやって、そこで今まで見たことない数の自分たちのファンが目の前にいた時に、これだけたくさんの人に支えられているんだと。僕が元気を与えているようで(逆に自分が)与えられているということを、本当に身に染みて感じた瞬間でした」としみじみ。

SUPER FORMULAで国内のFormula Raceアンバサダーを務める沢口は、「シリーズチャンピオンを獲った岩佐歩夢選手です」と。佐藤は原と同じく「僕もファンの方に支えられてるんで」と答える。しかし、「実は3つくらい考えていたんですが・・・」とバラし、その1つは「ONE PIECEのルフィとか」と伝えると、原たちは「間違いないヒーローです」と笑っていた。

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また、先日『ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」にて、原がヌーベル・エトワール賞 ベル・アクトル賞を受賞。企画プロデュースの小浜圭太朗と、プロデューサーの峯松里香から原にトロフィーが授与された。

受賞を受け、原は、「トロフィー嬉しいですね。本当に光栄です。それと同時に僕だけでなく、スタッフとキャストの皆さんといろんな方のお力があって受賞できたものだと思っています」と喜び、「映画はすごくパワーのあるエンタメ。僕がそんな映画の中で役を生きることで、何か1つでも皆さんの心の中に持って帰っていくものがあれば幸せです。これがスタートだと思って、またゼロから役者としてももっと映画界を引っ張っていけるような役者に将来なれるように日々精進していきます。まず今回受賞いただけたことは、僕の人生にとっても最高の1ページになりました。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」と万感の思いを吐露。

最後に、原が「この映画を観ていると、佐藤賢治にもっとやれよ、努力しろよ!とムズムズした感覚を味わうかもしれません。この作品は立ち止まっている人の背中をそっとさするくらいの感覚だと思っています。何かを頑張ろうとしている人の、ほんの少しだけど本人にとっては大きな成長の瞬間がこの映画で表現されています。ぜひ楽しんでいただければ」とメッセージを送り、舞台挨拶を終了した。

映画『初恋芸人』
<ストーリー>
彼女の笑顔が僕をヒーローにしてくれた
本作は売れないピン芸人・佐藤賢治は、怪獣ネタで舞台に立ちながらも鳴かず飛ばず。彼女いない歴=年齢で、妄想の世界にだけ居場所を見つけていた。嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで心を保ってきたのだ。そんな彼の前に現れたのが、市川理沙。佐藤を「面白い」と言ってくれる彼女との時間は、初めての恋のときめきに満ちていた。しかし、不器用な佐藤は想いを伝えられないまま、市川から距離を置かれてしまう。やがて明かされる市川の秘密――。これは、何かになりたかった人たちに捧げる、「何物でもないもの」の物語。

原作:中沢健「初恋芸人」(小学館「ガガガ文庫」刊)
出演:原嘉孝 沢口愛華 温水洋一 川上麻衣子 佐藤アツヒロ 六角慎司 ほか
監督・脚本:夏目大一朗
主題歌:「優しすぎた怪獣」Land Cell.
企画・プロデュース:小浜圭太郎 プロデューサー:峯松里香
後援:尾道観光協会 因島観光協会 協力:小学館
製作:「初恋芸人」フィルムパートナーズ
配給:ギグリーボックス
公式サイト:https://hatsugei.com
公式X:https://x.com/hatsugei (アカウント:@hatsugei)
公式Instagram:https://instagram.com/hatsugei_movie (アカウント:@hatsugei_movie)
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公式YouTube:https://www.youtube.com/@hatsugei (アカウント:@hatsugei)
公式ハッシュタグ>#初恋芸人

12月19日(金) 池袋HUMAXシネマズ、新宿バルト9ほか全国ロードショー