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東京⇔博多 弾丸ツアー決行!映画『グラスホッパー』生田斗真、瀧本智行監督登壇・大ヒット御礼舞台挨拶

11月7日(土)に公開を迎え、公開初日の満足度ランキング第1位(ぴあ映画生活調べ)を獲得するなど、大注目の映画『グラスホッパー』。11月17日(火)、「グラスホッパー」脱出キャンペーンで選出された上位10劇場の中から初日舞台挨拶の壇上で決定した2劇場【ティ・ジョイ博多、新宿ピカデリー】にて舞台挨拶を行い、東京⇔博多という約1,855kmの距離を移動した弾丸ツアーを敢行し無事大ヒット御礼舞台挨拶をつとめあげました。

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生田斗真:こんばんは。わざわざ『グラスホッパー』を選んで来ていただきありがとうございます。今博多から戻ってきました!間に合ってよかったです。準備する間もなく、私服で立たせていただいています。

瀧本智行監督:こんばんは。10月頭から全国キャンペーンで回らせてもらって、今日が舞台挨拶は最後になると思います。僕の何倍もインタビューを受けて、テレビのバラエティ番組とかにも沢山出てくれた生田君に拍手!

MC:ありがとうございます。改めましておかえりなさい!今日は東京⇔博多の大ヒット御礼弾丸ツアーですが、初日舞台挨拶の際の抽選で、舞台挨拶は一劇場の はずだったのが大盤振る舞いで二劇場になりました。博多はいかがでしたか?

生田:向こうが大雨で飛行機もくれたりして、本当に間に合わないかと思いました。何度もご覧いただいた方が会場に来てくれていたり、皆さん温かく迎えて下さってありがたかったです。新宿で舞台挨拶をできることも嬉しいですが、遠いところに行きたいと思って博多にも行かせていただき良かったです。

MC:公開を迎えて周りの反応はいかがですか?

生田:沢山の方々に観ていただいているという実感があります。今まであまり演じることの無かった頼りない役なので、今までと違う一面が見られたなどと言っていただけるのが役者冥利に尽きます。

瀧本監督:高校時代に好きだった女の子から、「泣いた」ってメッセージもらったのが嬉しかったです。

MC:お互いに次タッグを組むならどのような作品が良いですか?

生田:『脳男』でも鈴木、『グラスホッパー』でも鈴木という役名だったので、また鈴木という役名で鈴木三部作を完結させて欲しいです!

瀧本監督:生田君はこれからどんどん男の色気が増していくと思うから、40歳、50歳になっても撮ってみたいと思います……がもうそのころ僕は70歳か(笑)。

MC:個性的なキャストの方々と共演されていますが、特に印象に残っている方などいらっしゃいますか?

生田:浅野忠信さんは海外での経験も多いですし、僕ら30代の役者に「期待してるから、どんどん色んなことやっていいよ」と仰ってくれてご一緒するのがとても刺激的でした。

MC:ありがとうございます。それではせっかくなので、観客の皆さんから質問を受け付けたいと思います。

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※観客とのQ&A

ーー瀧本監督とは二作目ですが、『脳男』の時から変わっていること変わっていないこを教えて下さい。
生田:変わっていないのは本当に監督が妥協しないところです。OKの時は血管が切れるかと思うくらいの大きな声で「OK!」というのですが、イマイチの時は「もう一回」と言って15回くらい撮り直したシーンもあります。

瀧本監督:『脳男』では役柄のせいもあって、スタッフや他のキャストと
親密に話すということはあまり無かったですが、今回は周りに気を使ってくれる座長という感じがしました。ただ変わっていないのは、役者として自分が背負う覚悟と責任感、そしてプライドは揺るいでいないです。

ーー大変だったシーンは何処ですか?
生田:波瑠さんとの回想シーンは真夏に狭い室内で撮ったので、サウナ状態の中汗をかいちゃいけないと思いながら演じるのが大変でした。もう“無”でしたね。

ーー今回の役柄のようにオーラを消す努力はしましたか?
生田:今日は私服ですけど、普段は衣装さんやメイクさんなど色んな方の力を借りて舞台に立っています。普段家ではボサボサなので、普段の自分で鈴木の役もいけるなと思いました(笑)。

ーー自らはあまりアクションが無くて、浅野さんや山田さんのアクションを横で観ていていかがでしたか?
生田:浅野さんと山田君のアクションシーンは決闘のような肉弾戦で興奮しました。二人が小説から出てきたみたいで良いなと思いましたが、自分は役なりに走り方やサッカーボールのけり方などダメな感じに挑戦しました。

ーー映像ももちろんすごいのですが、伊坂幸太郎さんの原作も150万部を突破。映画公開週で売り上げが前週比180%になったそうです。伊坂さんの原作を映画化してみていかがでしたか?
生田:伊坂さんが原作を貸して下さったので、映画化して少しは恩返しできたかなと思うと、誇りです。

瀧本監督:3つの視点が交錯しているので映像化は難しかったですが、任せてくれたのがありがたかったです。

伊坂幸太郎よりコメント
ご来場の皆さんへ
「原作の持っている味わいを残しつつ、映画ならではの面白さになっています。恐い部分もありますが、最後はあったかい気持ちになれると思います。瀧本監督に映像化してもらえて嬉しかったです!」

生田斗真さんへ
「鈴木はこの映画の案内役です。生田さんが演じてくださったことで、可愛らしい一面、真面目な一面のある、観客が共感できる鈴木になっています。鈴木と百合子さんとのシーンはどのシーンも素敵で、あたたかい2人の雰囲気が伝わってきました。ラストシーンで、蝉と鯨の脇を通っていく鈴木の、あの怯え具合がよかったです(笑)」

MC:今日はティ・ジョイ博多とここ新宿ピカデリーのお客様1000名からコメントが到着しております。ボードに張り付いております圧巻の数です!いかがですか?

生田:凄いですね!でもみつけちゃいました!「生田斗“馬”サイコー」っ字が間違っています!まだ時々いるんですよね(笑)。

MC:選りすぐりのコメントを1,000集めてますので、後ほどゆっくご覧いただければと思います。まだまだお話をお伺いたいところですが、間もなくお時間となってしまします。最後に生田さんよりこれから映画を観る方々に一言お願いします。

生田:本当にみなさんお越しいただきありがとうございます。『グラスホッパー』をもって登壇させていただくのは今日が最後になると思います。公開はまだまだ続きますので皆さんの力で盛り上げていただければと思います!まだ『グラスホッパー』を知らないひともいると思いますので、お帰りの際は新宿の街で「グラスホッパー!」と叫んでいただければありがたいです(笑)。よろしくお願いします。

 

『グラスホッパー』
生田斗真 浅野忠信 山田涼介
麻生久美子 波瑠 菜々緒 村上 淳 宇崎竜童 吉岡秀隆 石橋蓮司
監督:瀧本智行『脳男』 脚本:青島 武『あなたへ』
原作:伊坂幸太郎「グラスホッパー」(角川文庫)
主題歌:YUKI「tonight」 EPICレコードジャパン
配給:KADOKAWA/松竹 (C)2015「グラスホッパー」製作委員会
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新宿ピカデリー他全国に て大ヒット公開中!!