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EXILE・黒木啓司、「役者としての成長が見られた」と監督も大満足! 映画『クロスロード』完成披露試写会 舞台挨拶!

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映画『クロスロード』の完成披露試写会が、11月16日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて行われ、主演のEXILEの黒木啓司と、渡辺大、すずきじゅんいち監督が舞台挨拶に登壇した。

本作は、青年海外協力隊(JICA)の創設50周年を記念して制作。黒木演じる主人公・沢田樹が、ボランティア活動に懐疑的な思いを抱きつつ、自分を変えるためJICAに参加し、渡辺演じる正義感の強い羽村和也とぶつかり合い、周囲の人々と関わりあいながら成長していく様を描くヒューマンドラマ。

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映画初主演を務めた黒木は、「ご迷惑をかけながらも、スタッフや共演者のみなさんに支えられながらやりきることができました」と感謝の気持ちを伝え、「色々勉強になりました。演技に対してももっと勉強したいです」と意欲を見せた。

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黒木と渡辺は今作で初共演。お互いの印象を、「渡辺さんは現地の人たちと仲良くなるのが早い! 現地の民族の方々と一緒に踊られたり、僕にも気さくに話しかけてもらい、楽しかったです」と黒木。渡辺が「黒木さんは片時もカメラを外さず、常に沢田でいることを忘れない、真面目な人ですね」と答えると、黒木は「余裕がなかっただけです」と照れた笑顔をみせた。

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そんな二人を優しい眼差しで見つめるすずき監督。「一見すると逆のキャラクターですが、役どころでも実は真面目というところが同じなんです」とし、「黒木さんは、真面目。日々演技が良くなっていった。映画を見ればそれがわかると思います。映画の面白さは撮影しながら役者の演技がどんどんよくなることで、役者が変わる醍醐味を感じられました。大満足です」と、黒木の成長ぶりに目を細めた。

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この日は『告白』などで知られ、JICAのOGでもある作家の湊かなえと、小池百合子衆議院議員がゲストとして応援に駆けつけた。湊が、協力隊員としてトンガに赴任した体験を話し、「お二人とと、黒木は、「僕は湊さんの大ファンで、『告白』も観させていただきましたし、トンガが舞台の「絶唱」も読みました。今日は僕から熱烈にオファーして来ていただきました」と興奮ぎみに明かした。

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小池議員は、「実はここだけの話、私はEXILEのファンなんです(笑)。東京ドームでのパフォーマンスも拝見させていただきましたが、血沸き肉躍る感じでした」とニッコリ。「映画を楽しく、そして考えながら拝見しました。自然な演技がとてもよかったです。青年海外協力隊の苦労や達成感が伝わってきて、楽しく、あっという間に観ることができました」と絶賛した。

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また、舞台挨拶前に公益社団法人青年海外協力協会の冨永純正会長より黒木と渡辺に感謝状が贈呈され、黒木は「ボランティアや青年海外協力隊の活動は、優しさや繊細さがある日本人であれば誰でもできる。これからももっと協力できれば」と話し、渡辺も「すごく緊張しました。この映画で終わることなく、これからもこの活動を広めていきたいですね」と意欲を示した。
最後に黒木が「本作は、青年海外協力隊50周年記念映画ですが、自分も初主演作ということで、スタッフと共演者の方々に見守ってもらいながら演じることができました。この作品を通して多くの方に海外青年協力隊を知ってもらい、ボランティアの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。みなさん応援よろしくお願いします」とPRし、イベントを締めくくった。

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舞台挨拶後の囲み会見では、「大さんはフィリピンに行ったときにお土産屋を下調べしてくれたり、最終日は朝まで飲んで民族の踊りを一緒に踊ったりして楽しかったです」と、フィリピンロケのエピソードを明かす場面も。渡辺は「ダニアレルギーが出るから毎日病院に行ってて、ベッドで寝られなかったので朝まで付き合ってもらったって話ですよ」と説明し、記者たちの笑いを誘っていた。
すずき監督は、「フィリピンの俳優たちの演技も素晴らしかった。ぜひそこもよく観て欲しい」と付け加えた。

『クロスロード』感謝状授与式

クロスロード

『クロスロード』
監督:すずきじゅんいち
出演:黒木啓司(EXILE) 渡辺大 TAO 長塚京三
アローディア 飯伏幸太<DDTプロレス/新日本プロレス> 山本未來 榊原るみ 加藤雅也(友情出演)
配給:フレッシュハーツ
公式サイト:http://crossroads.toeiad.co.jp/

11月28日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー