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釜山国際映画祭 正式招待作品『8番出口』二宮和也、日本人初となる「Actors’ House」に参加! 異国の地・釜山で、自身の俳優人生を振り返る――。

第30回釜山国際映画祭【ミッドナイト・パッション部門】正式招待作品
二宮和也、日本人初となる「Actors’ House」に参加!
異国の地・釜山で、自身の俳優人生を振り返る――。
釜山最大規模!約4,000席ある野外ステージで“神対応”
河内大和&川村元気監督と韓国ファンを魅了!!

タイトル

アクターズハウス①

2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計販売本数200万突破の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画化! 8月29日(金)より大ヒット公開中。
実写映画化が発表されて以来、「あのゲームをどうやって映画に?」と謎につつまれた映画プロジェクトとして注目を集めてきましたが、3月にわずか30秒の特報映像と俳優・二宮和也の主演情報が解禁されると、爆発的に全世界に拡散され、Xのポストが2,900万インプレッション超えをするという“異変”が発生。その他の情報は、河内大和、小松菜奈などの、数少ない出演者のみが公開されています。これまでに数々の映画を製作し、初監督作『百花』(22)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した川村元気が監督・脚本を務めた本作は、既にアジア、ヨーロッパなど100以上の国と地域での上映が決定しています。

今年5月には、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待され、二宮和也と小松菜奈、川村元気監督がフランス・カンヌの地へ。2,300人もの観客の前で世界初上映を果たし、“8分間のスタンディングオベーション”という大反響を巻き起こしました!!
以降も、第50回トロント国際映画祭【センターピース部門】、第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭【コンペティション部門】、第69回ロンドン映画祭【カルト部門】に出品が決定し、『パラサイト 半地下の家族』など近年アカデミー賞作品を次々と送り出すNEON社による北米配給が決定するなど、海外でも次々と異変を起こし続けています。
そして先日8月29日(金)に日本全国407館(IMAXを含む)で公開するや否や、公開から3日間(8月29日~8月31日)の興行収入が2025年公開の実写映画1位を獲得!(興行通信社調べ) さらに公開から20日間で、33億を突破し、日本中を無限ループに巻き込む“異変”級の大ヒットを記録しています。

公開後も快進撃を続けている映画『8番出口』ですが、
この度、第30回釜山国際映画祭【ミッドナイト・パッション部門】へ正式招待され、公式上映を実施!
大熱狂の韓国プレミアから一夜明け、二宮和也は韓国を代表する俳優陣が出演してきた人気プログラム
「Actors’ House(アクターズハウス)」に日本人俳優として初登壇しました!
9月17日から9月26日まで開幕される第30回釜山国際映画祭。『8番出口』が正式出品された「ミッドナイト・パッション」部門は、スリラー、ホラー、アクション、ダークファンタジーなど、ジャンルの垣根を超え、挑戦する作品をラインナップしオールナイトで上映する部門のこと。深夜の上映プログラムにも関わらず、いち早く話題作をチェックしようと映画ファンがつめかける人気部門のひとつです。

アクターズハウス②

アクターズハウス③

 開幕式のレッドカーペットイベント、そして深夜の公式上映を無事に終え、9月19日(金)、二宮和也が「Actors’ House(アクターズハウス)」に登壇! 「Actors’ House」は、演技力だけでなく、スクリーン内外で際立つスター性を放ち、高い評価を得ている俳優にスポットをあて、俳優自身の魅力に迫る、毎年完売必至のトークプログラムです。今年は、韓国を代表する3名の俳優(イ・ビョンホン、ソン・イェジン、キム・ユジョン)と共に、なんと日本人俳優初となる出演者として、二宮が選抜されました!
会場となる「ソヒャンシアター」は、開演前から、俳優・二宮和也の話を聞こうと熱気が充満した様子。司会者の掛け声で二宮が登場すると、「ニノ~!」と、会場中から拍手と歓声が巻き起こりました! 釜山の海を見たこと、到着した日に参鶏湯を食べたことなど、釜山エピソードで和やかな雰囲気のもと、イベントはスタートしました。

アクターズハウス④

韓国プレミアで、早速、現地の方たちの心をわしづかみにした本作。「出演しているキャストが限られている中で、一人のお芝居をする時間が長いのは挑戦だなと思ったのと、原作にストーリーがなかったため、どういう風に実写映画化するのだろうという興味が湧いたのは大きいですね」と、出演を決めた経緯について二宮が語ると、司会者から「本作は“迷う男”の出演シーンが多いことから、観客を一人称の主人公に没入させるような演技が必要だったと思います。他作品と準備する際の過程の違いはありましたか?」と質問。二宮は「脚本の製作の段階から参加させてもらったのは大きいです。一人芝居で展開を作っていく上で台本通りに演じてしまうと、台本に描かれていることと、現実で起こっていることに齟齬がうまれて…。自身で表現してやっていくしかないという中でその誤差を現場で起こしたくなかったので、脚本製作から参加させてもらいました」と、本作の脚本協力の秘密を語りました。

アクターズハウス⑤

また、二宮が出演した過去の多種多様な作品を振り返りながら、「実際に起きた歴史の場合と、現実に存在していない物語の場合、キャラクターにアプローチする方法に違いはあるのか聞かれると、「違いですか…?」と聞きながらしばらく沈黙が続くと「頑張れ~!」「フ~!」という応援の声が。「未来に関しては“飛び過ぎないこと”が大事かなと思います。世界観は200~300年の未来だとしても、人間は5~10年しか経っていないなど、独自のルールをつくって考えています。過去に関しては、ご縁があって当時の時代設定の作品によく呼ばれるのですが、要因は当時の体型に似ているので感情移入しやすいかららしいです。それに関しては、親に感謝しています(笑)」とコメント。

アクターズハウス⑥

さらに、司会者自身が役者としての二宮が好きな理由の一つに“動き”があると語り、「作品によって多様な演技を見せてくださいますが、その都度、立っている佇まいから、体の動かし方が違うように感じます。長い間、舞台に立ってきたアーティストとしての感覚とも関係があるのでしょうか?」という鋭い質問に対し、二宮は「それはあると思います」と一言。「嵐で活動している際に、コンサート中にフリーで動く場面があるのですが、メンバー全員で同じ場所に動くと固まってしまうのでありえないんです。割とそういう力はグループ活動のお陰で自然と身についてきた気がします。行かないところに行ってみるとか、あえてそっちに行ってみるとか、空気の流れを意識しながら動くのは、グループ活動で培われた力です」と、嵐としての活動を振り返り、長年培ってきたアーティストとしての一面も語りました。

アクターズハウス⑦

そのほか、過去に出演した映画、テレビドラマについて様々な切り口で自身の歩みを振り返りながら、真剣にじっくり話していたのが印象的だった二宮。最後は場内にいるお客様が二宮に質問をするQ&Aコーナー。ある男性が「中学時代から二宮さんのファンで、現在は日本と韓国を行き来し役者をしています。アイドルとして活動しながら演技を始めて、現在までにお芝居をする上での姿勢が変わってきていると思いますが、いかがでしょうか? また、演技をする中で大切にしているポイントがありましたら教えてください」と熱心に質問するファンに対し「嵐が全盛期のときは、たくさんいる役者の中で、自分はなぜ呼ばれたのかをよく考えていました。お芝居か、メインのターゲット層を引き込みたいからか、それともバラエティ番組での宣伝でたくさん動くためなのか…冷静にとらえていました。ですが、最近はそれを全部やろうと動いている点は過去との違いですね。お芝居に関して一番大事にしていることは、ストレートに言うと“監督に言わせない”こと。キャスト・スタッフ全員が把握している中で、指示出ししても聞かないな、自信があるんだな…と、監督を黙らせられたら成功だと思っているタイプなので絶対的自信が大事なのかなと思います。もう一つつけ加えると、「おいしい」と「まずい」という2つが食にあって、おいしいものってたくさんあって、値段に差があってもおいしいものはおいしい。だけどまずいものはまずい。うまい人ってたくさんいて、下手な人って自分が不安になるくらい明確なものだったりするので、下手なものを見たほうがうまくなると思います」と相手の目を見て最後まで真剣に答えるなど、現地ファンとのあたたかい交流の場となりました。

「Actors’ House」に出演した感想を聞かれると、「本当に貴重な経験をいただきありがとうございました。やはり僕は、自分たちで手を尽くたものが世界に届く仕事をしたいと話をしていて、評価をもらうことが一つの夢でもあったので、8番がみなさんにみていただけたのが嬉しいですし、やってよかったなと思っています。これを機に、二宮が韓国にくるべきだと思っていただけるのであれば(笑)、ゲストではなく、レギュラーとしてちゃんと出演したいです。自分の韓国語で皆さんの心を掴むのが夢の一つに加わりました。、が、それは韓国側からオファーこないとはじまらないので、二宮みたいかもって思っていただけたら!嵐のことも皆さんが能動的に動いてくださったおかげだと思うので、韓国のみなさんに恩返ししたいと思っています。みなさんのお茶の間に登場するのが夢なので、これからも頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします」と笑顔で応えていました。

無事に「Actors’ House」の出演を終え、二宮は「自分自身(二宮自身)のことを勉強してくださっていて、質問の深さというか、自分で忘れているものばかりで焦りましたが、いい時間でした。こういったいわゆる海外でディスカッションする機会はなかったので貴重な経験でした」。異国の地で、司会者と1対1のトークショーを体験したことに対し、「日本ではあまりないので新鮮でした。一般のお客様と作品を主軸に話すことが多いので、過去作品もでてくるとは思わなかったです。質問してくださった俳優をしている方は、一番前のセンターで真剣にずっと聞いてくれて、有意義な時間だったでしょうし、彼の先輩になるわけなので、言葉をもらえるのは、自分自身も励みになる、出し惜しみをしていてはいけないなと思いました」。海外への想いについては「『8番出口』は色々な国際映画祭に出品されて、色々な評価をもらえていることは、励みになります。自分がおもしろいと思っていたものは間違いじゃなかったんだなと思うと、チャレンジすべきだなと思いますね」と印象的なエピソードも交え感想を語りました。

野外舞台挨拶②

同日行われた野外ステージの登壇イベントには、二宮和也、河内大和、川村元気監督が登壇!
釜山最大規模(約4,000席)の会場に集まった観客を前に、ファンサを繰り出す“異変級”神対応が炸裂しました!!
釜山国際映画祭最大の座席数を誇る、解放感あふれる空間が特徴的な「映画の殿堂 BIFF 野外ステージ」にて、約4,500人の観客を前にトークイベントを実施。イベントには主演の二宮をはじめ、“歩く男”役で話題を呼んでいる河内大和とともに川村元気監督が登壇しました。

野外舞台挨拶①

会場に集まったファンに向けて、「本日はお集りいただきありがとうございます。作品にまつわる話を楽しくできたらと思います。(監督)」「アニョハセヨ!(こんにちは!) 作品の話をたくさんして、皆さんに劇場へ足を運んでもらえたらと思います。よろしくお願いいたします(二宮)」「アニョハセヨ! 本日はお越しいただきありがとうございます。最後まで楽しんでいってください(河内)」と続けて挨拶をし、笑顔で手を振ると、笑顔で手を振り返す大勢の観客の姿が。写真撮影OKという会場では、多くのファンが登壇者にカメラを向けており、二宮はじめ、登壇者はカメラに向かって笑顔を向けるなど神対応が炸裂! 本作を製作するきっかけや出演オファーをいただいたときの感想など、一つ一つの質問に3人は丁寧に回答していました。また、「作中の“迷う男”のように、出口を探してさまようことがあった場合、周囲を疑うタイプか? それとも、疑わないタイプか?」聞かれると「私は…信じやすいから、疑わずに進んで行っちゃうかな」という河内の回答に対し、「うーん…僕もそっちかも」と二宮が答えると、場内からは「え~!」という驚きの声が上がる一幕もありました。

野外舞台挨拶(河内大和)

野外舞台挨拶(川村元気監督)

野外舞台挨拶(二宮和也)

トークイベントの最後には「本作を製作するにあたり、日本の地下通路を旅していたら、釜山にたどり着き、みなさんと会うことができ、地下通路を歩くのも悪くないなと思います。今回の釜山国際映画祭では、日本作品もたくさん上映されているので、ぜひ観ていただけたらと思いますし、僕もまた戻って来れるように頑張りたいです」と、二宮が締めの挨拶をし、短い時間のなかで韓国のファンも魅了するトークイベントとなりました。

野外舞台挨拶④

野外舞台挨拶⑤

野外舞台挨拶③

公開からまもなく1ヵ月が経とうとしているにも関わらず、まだまだ多くの方々にご鑑賞いただいている本作。今後は第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭、第69回ロンドン映画祭が控え、世界中で“異変”を巻き起こしております! ぜひ今後の情報にも、ご期待ください!!

『8番出口』メインカット

<ストーリー>
異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。

作品概要
■タイトル:8番出口
■原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
■配給: 東宝
■監督: 川村元気
■脚本: 平瀬謙太朗、川村元気
■音楽: Yasutaka Nakata (CAPSULE)、網守将平
■キャスト: 二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
■脚本協力: 二宮和也
■公開日: 2025年8月29日(金)
■公式サイト: exit8-movie.toho.co.jp/
■公式X: @exit8_movie
■公式Instagram: @exit8_movie
■公式TikTok: @exit8_movie
■コピーライト: ©2025 映画 「8番出口」製作委員会

映画『8番出口』― それは無限にループに迷い込む、劇場サバイバル体験
大ヒット上映中!