第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】正式招待作品
二宮和也&小松菜奈&川村元気監督が
映画祭ラストの公式行事・フォトコールに登場!
2,300人の大歓声を浴びた上映から一夜明け、
カンヌの経験、そして作品への熱い想いを初めて語る!
©Kazuko Wakayama
地下鉄の改札を出て白い地下通路を歩いていく。天井には【出口8】の看板。しかしいつまでも出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う同じ男に違和感を感じ、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気付く。そして壁に掲示されている、謎めいた【ご案内】を見つける。通路のどこかに【異変】があれば引き返し、なければそのまま前に進む。【1番出口】【2番出口】【3番出口】……正しければ【8番出口】に近づき、見落とすと【0番出口】に戻る。次々と現れる不可解な異変を見つけ、絶望的にループする無限回廊から抜け出すことができるのか?
2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計170万ダウンロード超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画として、8月29日(金)に劇場公開する。
実写映画化が発表されて以来、「あのゲームをどうやって映画に?」と謎につつまれた映画プロジェクトとして注目を集めてきましたが、3月にわずか30秒の特報映像と俳優・二宮和也の主演情報が解禁されると、爆発的に全世界に拡散され、Xのポストが2,900万インプレッション超えをするという“異変”が発生。その他の情報は、河内大和、小松菜奈などの、数少ない出演者のみが公開されている。これまでに数々の映画を製作し、初監督作『百花』(22)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した川村元気が監督・脚本を務めた本作は、既にアジア、ヨーロッパなど20以上の国と地域での上映が決定している。
そんな映画『8番出口(英題:『Exit 8』)』が、
カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待され、
公式上映を実施! 一夜明け、フォトコールに参加した!
5月13日から5月24日まで開幕される第78回カンヌ国際映画祭。「ミッドナイト・スクリーニング」部門は、映画祭期間中、深夜に特別上映される映画枠であり、アクション・スリラー・ホラー・ドキュメンタリーなどジャンルを問わず、大胆で独創的で、常識を覆す作品が選出される映画祭の公式セレクションのひとつ。これまでに、世界的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)や第97回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表に選出された『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2024)など、注目作品を輩出してきた。
©Kazuko Wakayama
現地時間5月19日(月)深夜0:30に行われた公式上映から一夜明け、興奮冷めやらぬまま、二宮和也と小松菜奈、川村元気監督、脚本家の平瀬謙太朗はフォトコール(プレス向け撮影会)に参加! 二宮と小松は、装いを新たに、二宮はさりげなくストライプが入ったカジュアルなスーツスタイル、小松は光沢感のあるスタイリッシュな黒ジャケットで登場した。レッドカーペット、公式上映の際と比べて、緊張がほぐれて自然な笑顔の二人。多くの海外メディアに囲まれ、至るところから「NINO~!」と呼ばれている光景は、フォトコールならでは。この日は晴天に恵まれ、絶好の撮影日和となった。
フォトコール後、二宮と小松はカンヌ現地を訪れた日本のマスコミ向けの取材会に出席。レッドカーペット、公式上映、フォトコール…と、初のカンヌ国際映画祭の公式行事を無事に終えた感想について聞かれると、二宮は「無事にカンヌで上映できた喜びと、その喜びが観客の皆さんの評価に直結して良かったです。カンヌ国際映画祭に正式招待されてから本日まで、いい思い出になったのでほっとしています」。小松は「深夜上映なのに2,300人もの観客の皆さんが歓迎してくださり、楽しみに待っていてくれたのだなという嬉しい気持ちと、やはりカンヌ国際映画祭という場で初上映することに、チームみんなで喜びを分かち合えた素晴らしい時間でした」と、喜びのコメント。8分間も続いた感動のスタンディングオベーションについては「日本でもなかなか経験のできないことを海外で起こせたというのは、『8番出口』のもつ影響力。川村監督や平瀬さんをはじめ、スタッフの方たちが楽しそうにしていたのを見られたのは良かったです(二宮)」、「本当に感動しました。やはり今回、チームのみなさんと一緒に現地の反応が聞けるのは貴重な経験ですし、どのような反応がかえってくるのか気になっていましたが、観客の皆さんは真剣に観てくれていたので、心にぐっとくるものがありました(小松)」。
©Kazuko Wakayama
主演とは別に、脚本協力としても今作に参加している二宮は、公式上映を観た観客からの「ゲームを上手く映画化していて、新ジャンル系の地位を全世界で確立すると思う」「実際に通路に迷い込み、抜け出せなくなるような印象を観客に抱かせていた」「観客も一緒になって異変を探すような、映画を受動から能動の体験へと変えていた」などといった反応について「“楽しかった”と言ってもらえるのが一番嬉しいですし、それが本質であってほしいと思います。もう一回観たいとか、あのシーンを観直したいとか、ストレートに感想を言ってもらえるように、脚本づくりから携わりました(二宮)」。
今回のカンヌ来訪では映画祭への参加だけでなく、街巡りもした二人。特に印象的だった8つのエピソードを4つずつ上げるなら?という質問に対しては、「僕は飛行機でパリへ向かっている途中、初めての航路で北極の上を通り、人生初の流氷を見たこと。次は、今回初めてカンヌに訪れて、“映画『浅田家!』をパリで観ました!”と街の方に言われたこと。あとは、やはり街並みです。日本ではなかなか見られない坂道や石畳などの景色が印象に残っています。仕事で名所に訪れて、カンヌの景色を見て、あそこに映画祭の会場があるんだな…とか目視した数時間後に会場に行き、レッドカーペットを歩いたのも思い出深いです(二宮)」。
「私はレッドカーペットです。毎年、この時期にニュースなどでカンヌ国際映画祭の模様は観ていたので、まさか私がそこに参加できるとは思ってもおらず、今回の件を聞いたときはまだ実感がわかなかったです。次は、リゾート地ならではの太陽や海。光が日本とは違うのか、写真を撮っても日本とは違う写り方になるなと感じました。かっこいい写真が撮影できます(笑)。あとは、弾丸でしたがカンヌの余韻を楽しめたこと。一日一日が濃く、夢のような時間を過ごせました。お仕事で観客の皆さんと一緒に映画を最初から最後まで観る機会はなかなかないので、反応が確認できて嬉しかったです。上映前から歓声が起きるなんて日本にはない反応だと思うので、経験できて良かったです(小松)」とコメント。
今回カンヌの地で初上映、そして大絶賛の産声を上げた映画『8番出口』。日本での公開は8月29日(金)。ぜひご期待ください!!
★特報映像
<ストーリー>
異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。
作品概要
■タイトル: 8番出口 ※「8」は全角表記でお願いします。
■原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
■配給: 東宝
■監督: 川村元気
■脚本: 平瀬謙太朗、川村元気
■音楽: Yasutaka Nakata (CAPSULE)、網守将平
■キャスト: 二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
■脚本協力: 二宮和也
■公開日: 2025年8月29日(金)
■公式サイト: exit8-movie.toho.co.jp/
■公式X: @exit8_movie
■公式Instagram: @exit8_movie
■公式TikTok: @exit8_movie
■コピーライト: ©2025 映画 「8番出口」製作委員会
映画『8番出口』 それは無限にループに迷い込む、劇場サバイバル体験
2025年8月29日(金)公開