映画『8番出口』の初日舞台挨拶が、8月28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の二宮和也をはじめ、共演の小松菜奈、河内大和と、川村元気監督が登壇した。
2023 年にインディーゲームクリエイターの KOTAKECREATE氏が制作し、累計販売本数190万超の世界的大ヒットを記録、社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」が実写映画化。今年5月には、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式待され、“8分間のスタンディングオベーション”という大反響を巻き起こした本作。
地下通路で異変を探し、8番出口を求めて”迷う男”を二宮和也、役柄など詳細は一切不明の“ある女”を小松菜奈、大ヒットゲーム「8番出口」の象徴とも言えるスーツ姿の”おじさん”歩く男”を河内大和が演じ、監督・脚本を川村元気が務めた。
公開のこの日、速報により金・土・日の3日間で“8億円”を目指す大ヒットスタートを切った本作。二宮は「本日は、数多く色んな種類の映画がある中から、こういったヘンテコな映画を選んだ皆さんは凄い。入口と出口が全く違う映画はなかなか」ないと思うので、この作品を共有できたということは凄い嬉しですね」と会場を見渡しながら、しみじみと語った。
川村監督も「(この作品を選ぶのは)勇気がいる選択」と二宮の言葉に乗っかりつつ、「あの(原作の)ゲームがいったいどういう映画になっているのか、さっぱり内容がわからない。ストーリーのないゲームなので。最初に二宮くんに企画書を渡したときに、凄くす不安そうな顔をされたことを思い出しました。入口の印象と、観終わったときの出口の印象がかなり違っています」とコメント。SNSでも「ゲーム好きで厳しい目で観てやると思ったら、おもしろかった」「こう来たか!」と注目が集まっている。
小松は「現場でも感じていたんですが、改めてスクリーンで観ると、ゲームの世界観、再現度が素晴らしくて、圧倒されました。自分がプレーヤーになった気分になれて、常に自分も見張られて追われているような感覚になる。疑似体験できるような新感覚な面白さがあると思います。ここはどういう意味があるのかなと考察をして楽しんでいただければ」と、自身の感想を述べながら作品をアピール。
公開日を待ち望んでいたという、河内は「あのおじさんがなぜ歩いているのか、(観た方には)ちょっとお分かりだと思います。感想を楽しみにしています」と語る。劇中には海のシーンもあるが、地下鉄通路の中だけで出番がない河内も「あのシーンは絶対に行きたいち思っていた」と、現場を訪れていたエピソードも明かされた。
「俳優さんたちの演技がすさまじかった。なかでも無限ループする空間で迷う男を演じた二宮さんの“飽きさせない男”は日本代表だと思います」という感想も届き、会場から大きな拍手が送られると、二宮は「“飽きさせない男”なんですよ」と新しい称号を得てご満悦。「原作に忠実に、その再現性をとっていたつもり。物語を大きく動かす人物で、原作を敬愛しながら、汚さずにちゃんとできるかを検証しながらやったので、そう言っていただけるとありがたいですね」と、感謝の気持ちを表していた。
当初、声だけの予定だったが、急きょ出演することになったという小松。監督と二宮が「全然シナリオ通りに進まなかった」と振り返り、小松は「これは呼ばれるなー!と思っていたので、(出演する話が来た時は)来たな!と思いましたね」とほくそ笑んだ。
一方で、河内は「(原作の)ゲームを観て、このおじさんを演るのか・・・と。どう演じるんだろうと思った。おじさんなりに歩いてその理由を探していました」と述べる。二宮との演じるタイミングにも苦労があったそうで、「必ず“迷う男”が3歩歩くとおじさんがいる」という設定があるが、河内は「二宮さんは毎回違うので、その調整が大変でしたが楽しかった」と回顧。二宮も「やったことのない、新しい感覚でしたね!」と満足気。
それでも、監督が河内を「CGみたいに撮りたかった」というが「人間、同じことをやるのは難しいことなんです」と言うと、「顔面筋肉通を起こしちゃって(笑)」と河内。「3回振り返るシーンがあるんですが、3回目は震えています。ぜひ観てみて」と監督を顔を見合わせて笑っていた。
また、日本公開を目前に第50回トロント国際映画祭(センターピース部門)、第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭(コンペティション部門)、第35回釜山国際映画祭への出品が正式に決定!映画製作・配給会社「NEON(ネオン)」による北米配給を含め、世界100以上の国と地域での世界配給がすでに決定している本作。二宮は釜山国際映画祭で「アクターズハウス」に登場することが決まっている。演技力だけでなく、スクリーンの内外で際立つスター性を持つ俳優にスポットをあてると謳われると、「いやいや・・・」という態度を見せ恐縮しながらも、まんざらでもない様子を見せ「イ・ビョンホンに一緒に写真を撮ってもらう」とはしゃぎ、会場を沸かせる。
監督はカンヌ国際映画祭の時を振り返り、「スタンディングオベーションのときはもうパニックなんですよ。でも、二宮くんはカメラに向かって投げキスをしてましたからね。是枝監督からも『ニノ、凄いね。投げキスをカンヌでやれるヤツはいない(笑)』と連絡きましたよ」と、周囲も驚くほどの大物ぶりを発揮していたようだった。
ちなみに・・・この日の”違和感”では、河内は髪を8つに結っており、二宮の公式サイトの名前が二宮ではなく”八宮(hachimiya)”となっているとのこと。ぜひ(こちらは8月29日23:59まで)チェックしてみてほしい。
<ストーリー>
異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。
作品概要
■タイトル:8番出口
■原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
■配給: 東宝
■監督: 川村元気
■脚本: 平瀬謙太朗、川村元気
■音楽: Yasutaka Nakata (CAPSULE)、網守将平
■キャスト: 二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
■脚本協力: 二宮和也
■公開日: 2025年8月29日(金)
■公式サイト: exit8-movie.toho.co.jp/
■公式X: @exit8_movie
■公式Instagram: @exit8_movie
■公式TikTok: @exit8_movie
■コピーライト: ©2025 映画 「8番出口」製作委員会
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