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二宮和也「一歩間違えたら東宝出禁・・・?」の不安も、大ヒットの報告に「東宝の正面入り口から堂々と入って行けるぞ」と満面の笑み! 映画『8番出口』 大ヒット御礼舞台挨拶

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映画『8番出口』の大ヒット御礼舞台挨拶が、9月13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の二宮和也が登壇した。

本作は、2023 年にインディーゲームクリエイターの KOTAKECREATE氏が制作し、世界的大ヒットを記録、社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」を実写映画化。今年5月には、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式待され、“8分間のスタンディングオベーション”という大反響を巻き起こした。

地下通路で異変を探し、8番出口を求めて”迷う男”を二宮和也、役柄など詳細は一切不明の“ある女”を小松菜奈、大ヒットゲーム「8番出口」の象徴とも言えるスーツ姿の”おじさん”歩く男”を河内大和が演じ、監督・脚本を川村元気が務めた。

また、日本公開を目前に第50回トロント国際映画祭(センターピース部門)にも出品され、第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭(コンペティション部門)、第35回釜山国際映画祭への出品ほか、世界100以上の国と地域での世界配給がすでに決定している本作。

8月29日(金)に日本全国407館(IMAXを含む)で公開し、3日間(8月29日~8月31日)で観客動員671,840人、興行収入9億5391万900円を記録。3日間の興行収入が2025年公開の実写映画1位を獲得し、大ヒットスタートを切った。

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この日は、たった1人でニ宮和也さん(3)が、40分間映画上映後(5)にTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7で開催する『8番出口』大ヒット御礼舞台挨拶…という語呂合わせも。

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現在全国5大都市でファンミーティングを開催している二宮。久々にファンたちと直接会う機会を得て、「嬉しかったですね。嵐で2019年に全国回った以来で。ファンミーティングで僕の記憶を取り戻す旅をしていますが、会いに行くのは6年ぶりだったのですが、凄い歓迎していただいて助かりました」と感謝。これから北海道、大阪、東京公演で待つファンには「無事にたどり着けるように頑張ります」と言い、「なんか最近大変じゃない?横山とかたどり着かなかったんでしょ? 横山の場合は他に横山会のメンバーがいたからいいけど、僕の場合はファンだけのミーティングになっちゃうから(笑)」とSUPER EIGHTの横山裕のアクシデントを引き合いに出して笑いを誘った。

“ある男”がいるものの、たった1人で通路と二宮だけのシーンがかなりの量ある映画だが、二宮にとっても新しい挑戦となったが、意外にも「1人は“自分の範疇(はんちゅう)で、自分のタイミングでできたんです」とやりやすかったようだが、かえって人とお芝居することの難しさを改めて感じたそうで、「何か話して、向こうが返してくるまで”俺の感じと違うな“と思うことがあって。ずっと1人でやっていると、もう1人も楽しいなと思って。初めて少年と会った時も、“なんだこの感じは?”みたいな。人間(と対する)ってこんなに難しいことだったんだなっていうふうに再認識して、難しさを感じて面白かったですね」としみじみ。

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撮影からの8ヶ月振り返り大ヒットした感想を聞かれると、「いや良かったですよね。最初は不安しかなくて、どうなるんだろうなと。本当に一歩間違えば・・・東宝出禁でしたよ。こっちにころんで良かった」と胸をなでおろす。周りの反応も「何かわかんないだろうなと思った方も含めてよかったとか、脚本とか話の流れが素晴らしかった、ワンシーン、ワンシーンの撮り方などお褒めの言葉をいただいております。原作には話(ストーリー)がないですから。僕にとっては奇跡は起きまくっていて、それが全ていい方向にいったなと」と満足気。「あと、95分なので、軽く観れる。上映時間が長いとスケジュールをちゃんと空けないといけないけど、おつまみ感覚で観れるんで」とアピール。会場にも8回以上鑑賞したというファンもちらほら。

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MCから「9月12日までで動員177万人興行収入24.9億円突破しております」と報告があがると、「僕の作品の中でも一番僕が出てる時間長いのはこの先間違いないので!これで東宝の正面入り口から堂々と入って行けるぞ!ってことだよね」と満面の笑みを浮かべた二宮。

MX4D、スクリーンEX、Ultra4DX、ドルビーシネマなど様々な形態で楽しめる、通称ラージフォーマットと呼ばれる上映形態で観ることができる本作。スクリーンXは本当に通路を歩いているみたいな感じになると説明されると、「ちょっと怖い・・・」とこぼした二宮だったが、MCから促され「怖そうじゃなくて、楽しそうですよね!行きたくなりますよね。いっぱい観ちゃおうかな、二宮!」とニッコリ。

既に世界の各国でも上映もスタートしており、フランスが2位、マカオ4位、トルコ9位ほか、各国でトップ10入りしている。二宮は「この作品がそうやって評価されるのは凄く嬉しいですし、何かいろんなところで発生しそうだなと感じます。地下通路って世界共通にあるし」と世界の波及に期待大。

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改めて「二宮のキャリアの中でどのような作品になったか?」と問われると、「ヘンテコな作品だなと思います。でも狙ってヘンテコになったわけじゃなくて、そもそもどうやってもヘンテコだったっていうのがこの映画の強いところだったんだろうなと思うし、それを本当に真面目に向き合って、伝えたいことは伝えて、そういう広がりを見せていくっていう。たぶん、これから10年20年経って振り返ったときに、かなり大きな点になっているんではないかなと思いますね」と吐露した。

さらに、2択を繰り返ず”迷う男”にちなみ、二宮が2択クイズに挑戦する「二宮二択チャレンジ!二宮和也は迷う男!?迷わない男!?」を実施。8つある質問に対し、それぞれ選択を繰り広げた二宮。

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「全く出口が見えない状況に陥ったとき、諦めるか諦めないか」には「ものによるけど、(仕事なら)諦めたい。今のタイミングじゃない、縁がないなと思うタイプ」と。「いろいろ悩んだりすることもあると思うが、最終的には自分の直感を信じる? 周りの意見を聞く?」には「直感ですね」と即答。「基本的に自分が責任を取ればいい。そこでその最大のパフォーマンスを起こそうという気持ちになれるので」と説明した。

「何度も何度も繰り返すことは辛い?抵抗がない?」には「抵抗がないですね。おじさんと飲んでいると同じ話しかないよ。健康→病気→医者→お墓の話になるので、医者の話になったらタクシーを呼んでおく(笑)」と言って、会場を沸かす場面も。買い物は悩まず即決。「買いたいときに買う」、重要な局面にあっても、プレッシャーは感じるけど、緊張はしない。でも緊張感は持っていたい・・・など、二宮の本音トークを展開した。

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最後に二宮が「何度も何度も自分たちで試行錯誤しながら作っていった作品です。実は最後のラストシーンなんかは初日に撮って、中盤あたりにもう1度撮って、またそれも違うんじゃないかと終盤あたりにまた撮って今の形に収まっているんです。普段だったら、あまりやらない手法だったり作業だったりで進んでいった作品。CGに見えるけど、実際に自分が吹っ飛ばされたりしてると、やっぱり岡田准一ってすごい強いんだなと思いました(笑)。いろんな感情をこれからも渡していけたら、また観やすくなると思うので、何度も何度も観ていただきたいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

『8番出口』9月1日解禁・新ポスタービジュアル

<ストーリー>
異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。

作品概要
■タイトル:8番出口
■原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
■配給: 東宝
■監督: 川村元気
■脚本: 平瀬謙太朗、川村元気
■音楽: Yasutaka Nakata (CAPSULE)、網守将平
■キャスト: 二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
■脚本協力: 二宮和也
■公開日: 2025年8月29日(金)
■公式サイト: exit8-movie.toho.co.jp/
■公式X: @exit8_movie
■公式Instagram: @exit8_movie
■公式TikTok: @exit8_movie
■コピーライト: ©2025 映画 「8番出口」製作委員会

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